生命保険に通院保障の特約は必要?見落としがちな特約に注意!

最近の新しい生命保険の中で通院特約というものは一般的に付帯することが多いのですが、この通院特約というのは入院し退院した後の通院費用を保障してくれるものです。今回は生命保険の中でもこの通院特約について詳しく解説していきたいと思います。

生命保険に通院特約は必要なのか

生命保険に加入する際に、ご自身の保険の内容について詳しく考えることが多いと思います。

たくさんの特約があって、一つ一つ考えていくと、もし自分が病気になった時に必要なのではないかと思い、たくさんの特約をつけてしまうこともあるでしょう。

モデルプランなどを見ていても最初から特約が付加されているパターンもあるので、あまり深く考えないこともあるかもしれません。


今回は数々の特約の中から、通院特約についてくわしくご紹介をしていきたいと思います。

生命保険の通院特約とは


風邪をひいて病院に行き、診てもらった後に薬をもらうこともあるでしょう。

通常私たちは病院に行くことを通院と呼ぶことがありますが、生命保険の中での通院特約というのは実はある条件で病院にかかった時に給付されるものとして位置づけられています。

生命保険の中での通院特約というのは、病気やケガなどが原因で病院に入院をして、そののち退院した後に、入院の原因となった病気やケガを治療するために病院に行った場合、通院給付金が受け取れるという仕組みになります。

生命保険の通院特約の保障内容

通院特約は1日あたりいくらという計算で給付がされるため、給付金請求をするには、通院した日数などの確認を各自で書き留めておくことが必要となります。  

最近では、退院後の通院だけでなく入院する前に同じ病気で病院に通っている場合も対象となっている会社もあるようです。 


つまり、通院特約というのは、治療が目的で病院に通ったというわけでは給付金が下りないわけです。 


各保険会社が定める入院給付金の対象となる病気やケガで入院して初めて通院特約というものが発生するということを覚えておきましょう。



通院特約の値段


たとえば医療保険や共済などあらかじめ保障の中に組み込まれているのであれば、通院特約一つだけの値段というのは把握することができませんが、自由に特約を選ぶことのできる生命保険であれば一か月あたりの通院特約の保険料というものを知ることができます。

現在の生命保険は通院特約というもの自体数が減っているということもあります。

それではA会社の生命保険を例に詳しく見ていきたいと思います。


条件:女性・28歳・入院給付金の日額1日あたり5,000円

特約:病気やケガで入院した時、5日未満であれば一律2.5万円

   5日以上の場合は一日あたり5,000円

   手術は内容によって1回につき2.5万円~20万円

   放射線治療給付金1回につき5万円

   

上記のような条件である時、

・通院特約を付けた場合

一か月あたりの保険料は1,835円


・通院特約を付けていない場合

一か月あたりの保険料1,380円


という保険料となります。つまり通院特約の一か月あたりの値段は1,835-1,380で455円となる計算になるわけです。


今回のシミュレーションでは入院した場合の1日あたりの給付額を5,000円で設定して計算をしてみましたが、一日当たりの給付額を1万円に設定することもできます。


そういった場合は、それぞれの給付額が2倍となり、もちろん通院した場合の日額も1日あたり1万円となります。その際の保険料は月々3,670円となる計算になります。通院特約を付けないで加入された場合は月々の保険料は2,670円となるわけです。

通院した場合の保障内容

それでは生命保険の通院特約の値段がわかったところで、内容を確認していきましょう。

このプランのA社の場合は通院特約が、退院後だけでなく入院前の通院についても保障されるプランとなっています。


・入院する前の60日

・退院した後の120日間の間で30日までが1日5,000円通院給付金として保障されます。



生命保険の通院特約は必要なのか

それでは、この通院特約が必要なのか不要であるのか、わからない方も多いと思います。


ケガや病気がもとで入院をした場合の、前後で保障されるというのは、電車やタクシーで病院に通う際、またはご家族のお見舞いなどで通われる方への交通費をまかなえるものとして有効に活用することができる、という考えもあります。

通院費は、入院後の通院しか保障されない


通院特約については、取り扱う保険会社によって条件はさまざまです。先ほど保険料をシミュレーションしたA会社は退院後の通院だけでなく、入院する前の通院も保障されていました。

つまり、これから生命保険にご加入する方、もしくは現在どこかの保険にご加入している方であれば、通院保障がついているのかいないのか、通院特約がついているのであれば入院前もしくは入院後何日まで保障されるのかというのをしっかりと確認する必要があります。


通院特約は限度日数が決まっている

そして通院特約というものは日数に関しても各保険会社さまざまですので、ぜひ通院保障の限度日数を確認することが大事です。

生命保険の通院特約に加入するよりも

28歳女性で毎月500円程度の通院特約を付加するのかというのを考えると、必要、不要なのかわからなくなってくることもあると思います。

ただ生命保険の中の医療保険の分野以外でも、病院に行って治療を受けた通院について保障されるものがあるというものを覚えておく必要があります。

通院保障を共済保険で安く備える

例えば病気は該当しませんが、ケガのみで考えた場合、損害保険の中の傷害保険でカバーすることもできます。傷害保険の場合は入院をしてもしなくても、ケガをして治療をしに病院へ行った場合支払われるというものです。

さらに共済を使うという方法もあります。A共済は病気やケガによる入院保障もついていて、さらに事故による通院であれば一日あたり1,500円が保障されるというものです。


共済や損害保険を使って通院の保障を準備しておくということであれば、その通院が病気・ケガ・事故などそれぞれどのタイプに使えるものであるのか、一日あたりいくら給付金が出るのか、何日まで保障されるのかをしっかりと考えていく必要があります。


さらに生命保険の中では通院特約という名前でなく、退院給付金と呼ばれる特約もあります。病気やケガで入院した後に退院した場合に給付金が下りるというものです。こういった特約が付いている場合は、その給付金を利用して通院費に充てるという考え方もあります。

まとめ

今回は生命保険での通院特約について解説しました。最近では医療の進歩もあり、入院日数が少しずつ減ってきている傾向にあると言われている反面、その後の通院は増えていくと考えられていることもあります。

特にガンなどの大きな病気にかかった時に、退院後の通院というのは多くの方が経験しているところなのではないでしょうか。

病気だけでなくケガが原因で入院した場合も、その後のリハビリ等で通院することも考えられますので、そういった場合には通院特約が重要になってくることもあるでしょう。


いずれにしても、元の健康な体に戻るには時間がかかることもありますので、入院後の通院は入院前と比べてお金がかかると予想されます。


反対に、大きな病気になった時に保障されるもので十分、保険料はできるだけ安く抑えたい、その他の出費がたくさんあるので、最低限の保障だけでいいということであれば、通院特約は不要だと考えられることもできます。


いずれにしても、年齢や性別によってその時の必要な保障というものは人それぞれ変わってくるものですので、数年に一度は生命保険の見直しというものをしてみてはいかがでしょうか。

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