保険料の安さが人気の収入保障保険。安さの理由を解説します。

割安な保険料で必要な保障が確保できる収入保障保険は、いま人気のある保険です。収入保障保険の保険料はなぜ安いのでしょうか?保険の仕組みはどうなっているのでしょうか?この記事では、収入保障保険の基本的な知識について解説します。

収入保障保険の保険料は安い!その理由は?

収入保障保険とは、 死亡保険金を一括で受け取るのではなく、被保険者が死亡した月から契約期間終了まで毎月定額で受け取ることのできる保険をいいます。

被保険者本人に万が一のことがあったときに家族(受取人)に保険金を遺す死亡保険で、就業不能保険・所得補償保険とは異なりますので注意が必要です。 


収入保障保険は、養老保険や終身保険などと比べて保険料が安いことから、現在人気のある保険となっています。


では、なぜ収入保障保険の保険料が安いのでしょうか?

収入保障保険は掛け捨て型の定期保険だから保険料が安い

収入保障保険は、定期保険の一種です。定期保険は通常、死亡保険金を一括で受け取りますが、収入保障保険の場合は年金形式で受け取ります。 


そもそも定期保険とは、 一定期間(10年間や45歳までなど)で保障の終了する保険です。保険期間が決まっていること、解約返戻金がない掛け捨ての保険であることが特徴で、そのぶん保険料が割安になっています。


割安な保険料で大きな保障が確保できますので、子どもが小さい間など、期間限定で大きな保障を必要とする人に適する保険です。 

加入年数が経過していくにつれ保険金額は下がっていく

収入保障保険は、加入年数とともに一定の額ずつ受け取る保険金の額が下がっていきます。 

たとえば契約期間が20年の収入保障保険に加入した場合を考えましょう。


1年後に被保険者が亡くなった場合は、残り19年間保険金を受け取ることができます。しかし15年後に亡くなった場合は、5年間しか保険金を受け取ることができません。 

家族のための保険、保険料の安さで死亡保障を選ぶなら収入保障保険は最適

家族がいて死亡保障を必要とする人は、保険料の安さで選ぶなら収入保障保険がピッタリといえます。 「子どもの独立まで」「世帯主の定年まで」などの間に、必要保障額が下がることに応じて保険金額が下がっていく仕組みがとても合理的だからです。 


また、定期保険を減額更新して継続した場合の保険料と収入保障保険の保険料を比べた場合、支払う保険料の総額は収入保障保険の方が少なくてすみます。 

さらに、加入後は契約者の年齢が上がっても保険料が上がることがない

定期保険の一種であるということで心配になるのが「更新時に年齢が上がることによって保険料が高くなる」ことなのではないでしょうか? 


しかし、収入保障保険には更新がありません。

保険期間の途中で保険料が上がることはありませんので、安心して加入できます。 



保険料の安い収入保障保険の活用方法

収入保障保険の死亡保険金を受け取る場合、基本的には分割(年金方式)での受け取りとなります。 


高額な保険金を一括で受け取ると使い道や預け先に悩むことがありますが、 収入保障保険は保険金を毎月(毎年)受け取る形式ですので、保険金を計画的に使うことができます。 


また保険料が割安ですので、安くなった保険料分を貯蓄したり、老後資金の準備のために別途終身保険加入したりすることも可能です。 

受け取る保険金は”一括か年金方式”かの2つから選べる

収入保障保険の死亡保険金は基本的には年金方式で受け取りますが、一括受け取りも可能です。

ただし、一括受け取りを選択すると、年金方式で受け取る場合よりも保険金額が少なくなりますので注意しましょう。 


いったん保険金の受け取りを年金方式にしたとしても、受取期間の途中で一括受け取りに変更することが可能です。子どもの進学や思いがけないトラブルがあったときは、受け取り方法の変更を検討しましょう。 

収入保障保険は、年末調整や確定申告で保険料控除の対象になる

収入保障保険のために支払った保険料についても、他の生命保険と同じように年末調整や確定申告の際に保険料控除の対象となります。  


【生命保険料控除とは】 

支払った生命保険の保険料の額に応じて、一定の金額がその年の所得から差し引かれる制度のことです。控除がされることで、所得税と住民税の負担が少し軽減されます。 


【生命保険料控除の方法】 

10月以降、生命保険会社から「生命保険料控除証明書」が届きます。この証明書を使って、会社員であれば年末調整時に、自営業であれば確定申告時に手続きしましょう。 

参考:収入保障保険ランキングや保険料比較もあるので見てみよう

ネット上には、生命保険の保険料をランキングにしてまとめたサイトがあります。 


もちろん収入保障保険についてのサイトもありますので、「収入保障保険 比較」「収入保障保険 試算」などで検索してみましょう。その際は、保険会社の経営状態や保険の保障内容についても確認することをおすすめします。 


窓口に行く(または担当者にきてもらう)と、担当者に気を使って他社の保険と比較しづらい場合がありますが、ネットなら自分が納得するまで他社の商品も含めて検討できます。加入前の参考にしましょう。

まとめ

必要な期間、手ごろな保険料で大きな保障を確保できる収入保障保険。 


この先大幅なライフスタイルの変更(家族が増える、マイホームを購入するなど)がない人にとってはピッタリの保険です。


将来のライフプランを明確にし、基本的なしくみを知ったうえで、加入しましょう。 

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