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今さら聞けない!養老保険のメリットとデメリットを詳しく解説!

養老保険は生命保険よりも「貯蓄のための保険」というイメージが強いと思います。そのため、貯蓄目的で加入している人が多いでしょう。しかし、養老保険の利率は下がる一方で貯蓄性のメリットは薄れつつあります。今回は養老保険のメリット・デメリットについて解説していきます。

養老保険のメリットを解説します

保険商品の中では、知名度の高い養老保険。

ひと昔前の養老保険は利率が高く、貯蓄性能として爆発的な人気を集めていました。

そのことから加入している人も多くいらっしゃったと思います。


その名残は今の時代にもあり、養老保険を考える人もいらっしゃると思います。


しかし、予定利率の引き下げやマイナス金利の影響を受け、養老保険の貯蓄性能は昔ほどの輝きを失いつつあります


今回は、今でも根強い人気を誇る養老保険のメリットとデメリットについて詳しくご紹介していきます!




養老保険の7つのメリット

根強い人気を持つ養老保険。

利率は下がったとは言え、今でもメリットが残る保険会社も存在します。


まず、養老保険の7つのメリットを1つずつ詳しくご紹介していきます!

メリット1:元本割れリスクが低く、貯蓄性が高い

もちろん、昔の養老保険に比べたら目劣りする利率ではありますが、貯蓄性能はしっかりとあります。


保険期間中に保険料を支払い続ければ利益が出る商品の方が、まだまだ多いですので貯蓄目的としても役割りを果たしています。


※販売している保険会社によっては元本割れを起こす養老保険もありますので、しっかりと確認する必要があります。


メリット2:死亡保障がついている

養老保険に加入してから、満期保険金を受け取るまでの保障期間は死亡保険金としての性能をもっています。


そのため、満期保険金を受け取る前に契約者の方が亡くなられてしまった場合は、受取人の方が死亡保険金を受け取れる死亡保障としての役割があり、貯蓄をしながら保障の確保もできているのです。


※満期保険金を受け取った後は、保険は終了となるため死亡保険金も終了となります。



メリット3:満期時に必ず保険金が支払われる

養老保険は加入した時に、満期保険金と予定利率が決まります。


そのため、契約した後で経済不況のあおりを受け、予定利率が下がったとしても自身が加入した養老保険の利率は契約時のものが適用されるため経済状況に左右されることはありません。


さらに、満期保険金を100万で設定して加入した場合、解約せず継続していく限り満期保険金の金額が変動することもありません。


契約満了時に受け取る保険金額はしっかりと支払われるため、計画的に貯蓄していくことができます。


メリット4:昔の養老保険はお宝保険の可能性も高い

今とは違い、予定利率が良かった時代の養老保険に今でも加入し続けている人もいらっしゃると思います。


特に1986年がピークであった予定利率。

下降を始めたのは1992年からです。


それでも2000年までは利率が高い貯蓄性の商品もあったことから、2000年以前に加入している方は「お宝保険」と言えるため、解約や見直しを保険営業マンに勧められても、断りましょう。


この時に注意したいのが、貯蓄性の商品のみお宝保険だと言うことです。


貯蓄機能を持たない定期保険や医療保険は、お宝保険では無いため見直しをしても良いと考えます。


メリット5:保険料の支払いをもって計画的な貯蓄が出来る上に、万が一に備えた保障が得られる

【メリット⑤】

保険料の支払いは一定金額のため計画的に貯蓄ができる!


上記でもご紹介した通り、養老保険は死亡保障も兼ね備えています。

死亡保障と満期保険金の2つの役割を持つことから、掛け捨ての保険に比べると保険料は割高となっていますが、2つの役割を持てるため人気を集め続けるのも納得が行きます。


さらに、契約時の保険料は払込期間中に変動することは無いため、計画的に保険料を支払いながら貯蓄をしていくことが可能となります。


メリット6:法人の場合の従業員の退職金の準備ができる

【メリット⑥】

個人だけではなく、法人での活用方法もある!


養老保険の契約は、何も個人契約だけではありません。

例えば、会社名義で契約し被保険者を従業員、受取人を会社にすることで満期保険金を従業員の退職金に運用することも可能です。


そして、退職前に従業員の方に万が一があった場合、死亡保険金を遺族の方へ、慶弔費としてお渡しすることを考えることもできます。


このように様々な用途で考えることができるのが養老保険です。


メリット7:生命保険控除を使って税金対策ができ、実質利回りはさらに良い

【メリット⑦】

養老保険の保険料は生命保険料控除に該当する!


養老保険を考えるときは、利率ばかりに目が行ってしまいがちですが、実は養老保険の保険料は一般の生命保険料控除として申告することができます。


毎月の保険料の金額に応じて控除額は異なりますが、毎月8.000円以上の保険料を支払っている人は、満額の生命保険料控除を受けることができます。


この生命保険料控除をすることで節税もできるため、実際の利回りはもっと良くなります。


養老保険の7つのデメリット

ここまでは養老保険のメリットについて、1つずつ詳しくご紹介してきましたが、もちろんメリットばかりではありません。

では、次に養老保険の7つのデメリットについて1つずつ詳しくご紹介していきます。

デメリット1:保険料が高い

最近では、掛け捨て保険が人気を集めていますが、これは安い保険料で大きな保障が持てる~といった理由があります。


反対に養老保険は、死亡保障と満期保険金の2つの役割をもつ「生死混合保険」に分類されているため、保険料は割高となっています。


掛け捨ては死亡時のみに適用される保険で満期保険金は無く、解約時の返戻金も無いに等しいシンプルなもの。


一方、養老保険は「満期でも死亡しても〇〇万円受け取れる」保険です。

さらに貯蓄保険ですので、解約返戻金を発生するため保険料はどうしても割高になります。


デメリット2:高額の保障は期待できない

デメリット1でご紹介した通り、貯蓄性のある保険商品は保険料が割高です。


例えば1000万や3000万のような大きな保障を持とうとすると、保険料は支払い不可能に近い程高くなるため、多くの方が100~500万円以内の養老保険に加入しています。


大きな保障を考えている人には不向きな保険です。


デメリット3:満期後は保障がなくなり、一生涯は保障されない

養老保険の保障期間は契約時に決めますが、10年から長くて30年と一定期間のみとされています。


一定期間過ぎると満期保険金を受け取り、この保険金を受け取った瞬間に保障はなくなります。

終身保険のような一生涯の保障を考えている人には養老保険とは別に保険を検討する必要が出てきます。


デメリット4:加入時の告知結果によっては加入できないことも

養老保険は貯蓄と考える人が多いですが、死亡保障も同時に持つことになるため、通常の生命保険と一緒で、加入時に健康状態を告知する必要があります。


告知の内容によっては、契約できない可能性もあります。


デメリット5:保険の見直しがしずらい

お宝保険である養老保険に加入している人の一部に、見直しを勧められるケースも聞いたりしますが、基本的には養老保険の見直しはしません。


養老保険から養老保険へ見直しすることはなく、基本的には全く別の生命保険を勧められます。


もし養老保険の見直しを勧められた場合、今まで貯蓄してきた保険料の一部だけ引き出し、残り部分は見直し後の保険の割引へと割り当てられてしまいます。


それ以外には養老保険の満期が来たら、新しい養老保険に加入するイメージとなります。

新しく契約するとなると、加入する年齢で保険料が計算されるため、今までかけてきた保険料よりも各段に保険料が上がる可能性があります。


デメリット6:インフレリスクに弱い

養老保険のような貯蓄性の商品は、経済状況に応じて予定利率が上がったり下がったりするほど、影響を受けやすい商品です。


契約した時の予定利率は満期保険金を受け取るまで保障されますが、検討している最中の場合、4月になって利率が下がってしまうこともあります。


デメリット7:現在金利が低いため、貯蓄性が乏しい場合もある

2000年頃までは魅力的な養老保険が各社で取り扱われていましたが、最近では養老保険を販売していない保険会社が出てきているほど、利率は低迷しています。


経済状況の中にあるマイナス金利の影響は大きく、しっかりと確認しなければ元本割れを起こす場合もありますので、内容はしっかりと確認しましょう!


養老保険で得する人、法人の特徴とは?

多くのメリットとデメリットが混合する養老保険。

しかし、活用方法によっては得をする商品です。

では、どういった人が得をして、どんな特徴があるのかご紹介していきます!

学資保険として子どもの教育資金を確保したい人

学資保険の契約は0歳~約7歳までです。

しかし、これまでの期間に何らかの理由で学資保険に加入しなかったけど、やっぱり子どものために貯蓄を始めたい!こんな人におすすめです。


お子様の教育資金が必要な時期に合わせて保険期間を設定して加入すれば、銀行で貯めるよりも得をします

個人年金保険として老後の資産を作っておきたい人

個人年金も加入しているけれど、養老保険まで考えられる人にはお得な養老保険。

個人年金は、年金形式で保険金を受け取るケースが多いですが、養老保険は満期保険金を一括で受け取るタイプがほとんどです。

一時金で受け取れれば、老後の資金として色々な活用方法が可能となります。


年金以外にも老後の蓄えを…と考えている人にもおすすめできます。


法人の場合、退職金などに応用したい法人

会社によっては、退職金積立のようなものもありますが、それとは別に従業員の為に養老保険に加入すれば、満期保険金を退職金に充てることもできます。

そのため、退職金積立を行っていない法人の場合、養老保険の活用はお得です。

保険料の1/2の額を損金に算入できることによる節税効果の恩恵を受けたい法人

養老保険は契約形態によって、1/2を支払保険料計上にできるため、節税対策をうけることができます。

この恩恵が受けられるのは法人のみ!法人契約の特権です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?


今はけっして利率が良い!と、言える時代ではありませんが、それでも養老保険は価値のある商品がまだまだ存在します。


メリット・デメリットをしっかりと理解した上で、加入を検討しましょう!

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