終身保険の払込期間を短くできる?保険期間の変更も可能!?

終身保険は長く掛けることになりますが、その間に支払いの面で払込期間を短縮したり、保険期間も短く変更できないだろうかと思う人もいるでしょう。そんな際に解約しなくても払込期間を変更できる方法があります。終身保険の種類から詳しく見てみたいと思います。

終身保険の保険期間や払込期間を変更したい場合について解説!

終身保険は、一生涯の保障を得るための保険で長い保障が嬉しい保険ですが、長く掛けているうちに途中で保険料が払えなくなることもあるでしょう。また、早く払ってしまいたいと思うこともあるでしょう。



終身保険の保険期間や払込期間を変更したいと思った場合についてどうしたらいいかについてご紹介します。そんな時にも対応できる終身保険がありますので検討してみませんか。

保険期間や払込期間を変更したい場合は?

保険料の支払いが大変になった時に具体的に保険期間や払込期間を変更することができるのだろうかと思いますよね。終身保険でも途中で保険期間を短くしたり、払込期間を変更したり、保険金額を変更することで、支払いを軽減し、保障を継続することができます。

終身保険の主契約の種類によって延長・短縮できるものがある

終身保険の契約によっては支払いを切り上げても保険を違う形で延長できるものがあったり、保険期間を短縮できたりするものがあります。


終身保険には、「払済保険」「延長(定期)保険」があり、これらの保険の契約の場合には、保険料が払えなくなっても解約返戻金を使って保険を延長したり、払込期間を短縮するように変更することができますので活用してみませんか。

終身保険の延長や変換制度、延長保険によって保険期間を変更できる

「払済保険」の場合には、保険料が払えなくなっても解約返戻金を使って保障期間は終身で変えずに、保険金額を減らすことで対応できるようになります。

最初に付けていた特約はなくなってしまいますが、「払済保険」に変更することで終身保険を継続することが可能となります。



また「延長(定期)保険」は、解約返戻金を元に終身保険ではなく定期の保険にすることで延長できる保険です。この場合、保障金額はそのままとなり、保険期間が短縮されます。ただし、満期金はなくなります。



一生涯ではなく定期の期間の保障が行われることになります。



いつまでの保険期間になるかについては解約返戻金の金額次第で決まっていきます。解約返戻金が多ければ保険期間は長めになります。保険期間が変更になることで対応してくれる保険です。

払込期間の変更によって保険料の総支払額も変わるので注意が必要!

払込期間は、支払いの状況によって人それぞれ短縮したいと思ったり、長くゆっくり払っていきたいという人もいるでしょう。終身保険の払込期間を変更すると保険料の総支払額もそれに応じて計算され変わってくることになります。

払込期間を長くした場合の保険料の総支払額に注意!


  • 払込期間を短くした場合は、短い間に保険料を払込、保険料の総支払額は割安で済みます。例えば30歳~50歳までの期間保険料を支払った場合は、毎月の保険料は高くなるのですが、短期間の払込で終了します。
  • 払込期間を長く設定した場合は、長く保険料を払込、保険料の総支払額は割高になる計算になります。例えば30歳~80歳まで支払った場合、毎月の保険料は安いのですが、長期の払込が必要で総支払額としては高くなります。

この払込期間の変更によって大きく保険料の総支払額が変わってきますので慎重に計算をしてみることが大切です。


払込期間を長くする場合の注意点とどんな時におすすめかについて

長い払込期間に設定した場合には、仕事を何歳まで行い、収入の面でどうなるのかといった長期的なことをしっかり考えた上で本当に支払うことができるのかを検討することも必要です。



また、例えば途中で他の保険へ移行したと思っている場合などはとりあえず保険料を安くするために長期の払込期間にしておくのもいい方法でしょう。

保険期間や払込期間の違いとは?



終身保険の場合は、一生涯の保険期間がありますが、一生涯保険料の払込を行う場合と払込は60歳や65歳などで終わる場合があります。

終身保険では、一生ずっと保険料を払込まなければならないというのも大変ですので払込を早めに切り上げる人も多くいます。年金暮らしになってからの支払いは大変ということで早く支払い終えたいと思う人が多いようです。

つまり、終身保険では保険期間と払込期間が違うことが生じます。保険期間は一生涯続いても払込期間は早めに終わることがあります。このことについても少し詳しくご紹介したいと思います。


保険期間とは、保障を開始してから終了するまでの期間のこと

保険期間というのは、保険の保障を開始してから終了するまでのこととなります。つまり、終身保険の場合は、保険期間は一生涯ということになり、亡くなるまで続きます。

保障を継続させるために保険料を支払う期間を払込期間といい、保険期間とは必ずしも一致しません

払込期間というのは、保険の保障を得るために保険料の払込を行う期間のことで、保障を得ている期間、ずっと払込んでいるとは限りません。

払込期間と保険期間が一致しない場合

具体的に説明しますと、終身保険の一生涯の保険期間に対し、払込期間が一生続くのであれば、保険期間と払込期間は一致しますが、60歳や65歳と払込年齢が決まっている場合は保険期間と払込期間は一致しないことになります。


終身保険は保障は一生涯ですが、払込期間は早めに完了し、60歳や65歳などの定年までに払込期間を終えたいという人も多くいます。ずっと高齢になっても保険料を払っていくのは大変でしょうから払込期間と保険期間が一致しないことが生じます。

保険期間よりも短い期間で支払う短期払い

払込期間と保険期間の関係において、保障のある保険期間よりも短い期間で支払うことを短期払いと言います。短期払いに変更した場合は、毎月の保険料は高いのですが、払込期間が短くてすみますので総支払額は割安で済みます。

短期払いへの変更もお得ですので余裕があるという方は考えてみましょう。またどのくらいの短期で払うのかも試算して計画立ててみましょう。

加入時に保険料の総額を払い込む一時払いなど支払いの方法がある

また、加入した時に保険料を一括で払ってしまうことも可能です。(一時払い終身保険)
この方法に変更しますと一番お得な金額になり、総支払額が最少額で済みます。


使わないまとまったお金がある場合は契約時に払ってしまう一時払いも活用してみるとお得です。どのくらいお得なのか総支払額を契約時に試算してもらうのもいいでしょう。


一時払い終身保険についての詳細は以下の記事をご参照ください。

一時払い終身保険まるわかり。メリット・デメリット・活用法徹底解説

加入時に選択する払込期間によっては保険料負担を軽減することができる

加入時にこうした短期払いや一括払いなどを選択することで毎月の負担は大きいものの払込期間が短くなり、全体としての保険料の総支払額を減らすことができます。


短い払込期間で払ってしまうように最初の契約で変更しておくと保険料負担を軽減することができます。あとで支払いが大変ということにならないように、最初に余裕がある場合は、払込期間を短くしておく短期払いや一時払いへの変更を検討してみることもおすすめします。

まとめ:終身保険の払込期間の変更したい場合について

いかがでしょうか。終身保険は長い一生涯の保障が安心で嬉しいものです。ただ、払込期間が長い場合は、途中で支払いが大変になることもあるでしょう。

保険期間や払込期間を変えたり、保障金額を変更したりすることで対応することも可能です。全て解約してしまわないで払済保険や延長(定期)保険にしてみませんか。


また、終身保険の払込期間は短い方が保険料の総支払額としてはお得ですので、できれば早めに支払いを終えておくように変更したりするのもあとで困らない方法と言えます。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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