【商品券が禁止に】金券目当てに保険の見直し相談すると後悔するかも

金融庁の方針で、保険の無料相談で商品券(金券)8000円分がもらえる!のキャンペーンが規制されましたが、現在では豪華和牛やカタログをプレゼントされるようです。ただ、商品券や牛肉目当てで保険相談はおすすめしません!プレゼント目当てがちょっと危険な訳を解説します。

商品券・金券・プレゼント目当てで保険相談するのはおすすめしない

保険相談が無料できるどころか、商品券(金券)などのプレゼントがあるという広告をみかけたことありませんか?
これは、保険の見直しを検討されている方にとってはとてもお得な相談サービスかと思います。

しかし、このサービスの1~2時間程度の面談でプレゼントをお目当てにし、もらえるという点だけで保険相談をお申込みになられる方もいるでしょう。


そのようなプレゼントだけを目当てにされる方は、損をするかもしれません。

この理由を詳しくみていきましょう。

保険の無料相談で商品券(金券)をプレゼントするのは禁止された

2017年4月、ついに以前から報道されていたように金融庁の指導によって、保険販売の現場による商慣例であった謝礼として商品券(金券)を渡すことを全面的に禁止する方向になりました。

いわゆる「特別利益の提供」と言って、簡単に言えば、保険の販売側が顧客にお金やもので契約を獲得するのは良くないという考え方のことです。


商品券(金券)の規制は販売現場の透明性を高めることになりますが、保険会社や代理店のこれまで商慣行を見直すのは容易でありません。

商品内容や、保険募集人の質で勝負することで、本当に必要な補償や特約は何かという点が浮き彫りになることでしょう。 

代わりに保険無料相談で、牛肉やお米、家電などのプレゼントを行なっている

商品券(金券)はNGになりましたが、牛肉やお米、家電などのプレゼントはOK(OKよりグレーです)なので、商品券の代わりとしてプレゼントしているようです。


慎重な保険会社・保険代理店などは、牛肉・お米・家電ではなく比較的安価なそれでいて多くの家庭で使われている日用品に変えているところや、「もれなく」ではなく、「抽選」としているケースもあります。


(画像をタップすると詳細が出ます)

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保険相談はファイナンシャルプランナーの質が最も重要!

お目当てのプレゼントが商品券か否かというよりも、時間を割いて真剣に保険の見直し相談するのであれば、対応してくれるファイナンシャルプランナーの質が最も重要です。

ファイナンシャルプランナーの質の違いで起こることを具体的に挙げてみます。

  • 社会保障など公的制度の知識が薄く、小さなリスクに対して保険料を払ってしまっている
  • 税金面の知識がなく、節税という観点からお得なアドバイスをもらうことができない
  • がんなどの万が一の大きな病気になった時に、実は保障されない免責条件のある保険商品であった

などです。特に3つ目に関しては、加入時には分からず、加入したことを後悔したり、保険会社に対して不信感を感じたりする人が後を絶ちません。


やっぱり、数千円くらいのギフトよりも、ファイナンシャルプランナーに相談して、それによって節約できたり、安心な保障となった方が良いと思いませんか?

また、ファイナンシャルプランナーも人間ですので、相性がよくないケースもあると思います。
しっかり相談を受けて、最適な保険を提案してもらえ、そして節約もできたら、そんなファイナンシャルプランナーに出会えたら、商品券(金券)などのプレゼントよりもお得なことではないでしょうか。

初対面でもこの方は信用できそうと思ってもらえるファイナンシャルプランナーは、しっかり相談者のこれまでのこと、現在、今後どのようにされたいかのかという未来のことを会話の中で情報収集し、もちろん不快な思いもさせることなく時間が進んでいきます。


お目当ては、プレゼントだけではなく、第二の目当てとして、知識はもちろんファイナンシャルプランナーの知識や人間性にも注目してみてはいかがでしょうか。


保険相談の結果、自分に最適でない保険料であったら損をする可能性大

人間性はとても良いと思って相談すすめ、提案された保険商品が、ご自身やご家族にとって保障内容が合っていても保険料がちょっと・・・と思いましたらしっかりその旨を伝えたほうが良いでしょう。


間違っても疑問を持ちながら契約することの無いようにしてください。
相談をお受けするファイナンシャルプランナーは、多くの場合複数の保険商品を取り扱いすることができる保険募集人です。


最適ではない商品を提案された場合は、その理由をしっかり伝え、代案が出てこないようであればお断りする勇気も必要です。

保険の商品券・金券・プレゼント目当てで加入しない方が良い理由

このように、商品券(金券)などのプレゼントがある保険相談であっても、あくまでもメイン(目当て)は保険の相談です。

お目当ての商品券(金券)などのプレゼントは、場合によってもらえない人もいます。
それは、担当するファイナンシャルプランナーには周知されているいくつかの条件があるからです。

プレゼント目当ての方には利用規約によりプレゼントをもらえなくなる可能性がある

もちろん、保険にお困りではない方にお目当ての商品券(金券)などプレゼントをしても保険会社・保険代理店にはなにもメリットがありませんので、明らかに商品券(金券)などのプレゼントを目当てにしている方はもらえない可能性が高いのです。


その他には以下のような条件が設定されているケースがあります。

  • 保険相談を目的としていない場合
  • 「いたずら」や「ひやかし」と判断された場合
  • 保険相談に必要な情報提供や十分な相談時間(1~2時間程度)を確保していただけない場合
  • 無職(主婦・年金生活者を除く)、同業者
  • 職業、申告内容、訪問対象外地域、その他サービスが提供できない場合
  • 20歳未満(親権者が同席される場合を除く)
  • プレゼント対象は1世帯1回(面談に至らなかった場合は対象外)
  • 申し込み内容に虚偽があった場合
  • 日本国内にお住まいではない場合
  • 無料保険相談が申し込み日から〇日以内の面談ができなかった場合
また、時には「飲食店等で面談される場合に、自身の飲食代支払いに同意いただけない場合」という条件も設定されていることがありますので、商品券(金券)などのプレゼント目当ての方はもらえない可能性が高いことがお判りいただけるかと思います。

まとめ:商品券・金券・プレゼント目当てでの保険相談はやめておくべき!

まとめとしては、商品券(金券)などのプレゼントだけを目当てで保険相談をすることは、せっかくの貴重な時間を無駄に費やすことになりかねないばかりではなく、もし途中で気が変わり保険も見直しをしたくなった場合、ご自身やご家族のために最適な保険商品であるか思い付きでの判断になってしまいかねません。

現在加入している保険商品は、本当に自分や家族に合っているのだろうか?他の人に比べて、保険料は高くないだろうか?もっと他に良い自分に合った保険商品はないのだろうか?
無料相談できて、プレゼントももらえるサービスに出会った際には、せっかくですからこの機会に第一の目当てを保険見直しプラス第二の目当てをもらえたらプレゼントと思って真剣に検討してみるとメリット倍増かもしれませんね。
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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