ファイナンシャルプランナー相談は意味ない?おすすめの選び方を解説

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ファイナンシャルプランナー(FP)への相談は意味がない、無駄だと主張する人がいますが、一部の質の悪いFPを誇張した短絡的な批判でしかありません。ここでは、FP相談の内容や質の良いFPの選び方を解説し、みなさんのFP相談を意味のあるものにします。

内容をまとめると

  • ファイナンシャルプランナーの相談は担当者により知識の差があることから意味のないことだと言われている
  • しかし、実際は、信頼できる担当者を選ぶことができれば専門的な意見を得られるためおすすめ
  • ファイナンシャルプランナーを選ぶ際には専門家の経歴や口コミ情報を公開してる窓口が信頼できるためおすすめ
  • マネーキャリアでは所属FP全員の経歴や口コミ情報を見ることができる

ファイナンシャルプランナーが意味ないと言われる2つの理由

ファイナンシャルプランナー(FP)に対して、冷ややかな視線を送る人が増えています。中には、金融リテラシーの高い層を中心にFPを下に見るような考え方を持つ人もいます。 


ファイナンシャルプランナーが意味がないと言われてしまう理由は、下記の通りです。

  1. 専門性がない
  2. 人によって知識に差がある


①専門性がない

FPはお金の専門家とも言われますが、お金の中にも様々な種類があります。

  • 家計改善(損益状況)
  • ローン相談(負債比率)
  • 資産形成(株式、投資信託、不動産)
  • 相続税対策(生前贈与)
  • 保険

銀行や保険会社は、担当している分野(資産形成、税金対策、保険)ごとに専門性がありますが、FP自体には専門性がありません。また、FPという名称そのものにも専門性がないです。

国家資格「ファイナンシャルプランニング技能士」は名称独占資格と呼ばれるため、資格を取った人間しか名乗れません。一方、FPやファイナンシャルプランナーは無資格でも名乗ることができます。その点でも、専門性がないとみなされやすいです。

ただし、FPと名乗る人の名刺を確認すれば、国家資格を保有しているかどうかはわかります。「ファイナンシャルプランニング技能士」と記載されているFPだけを信用すればいい話です。 

国家資格を保有していれば全般的な金融知識は勉強しているはずなので、中立性がありライフプランや金融商品全体を考えた相談を行うことができます。

②知識のないFPもいる

仮に国家資格を持っているFPであったとしても、知識のないFPもいます。1級は実務経験が要求されるものの、2級や3級は勉強さえすれば取れます。そのため、2級や3級は大して特別な資格ではありません。


2002年度~2021年度までにファイナンシャルプランニング技能士を取得した人数は下記の通りです。

  • 2級:約47万人
  • 3級:約41万人
ファイナンシャルプランニング技能士は更新が全くないため、10年前に取った古い知識で、学んだ内容を忘れていても有効になってしまいます。

知識のないFPが生まれてしまうのは、一度資格だけ取って終わりになっているFPがいるからです。逆に言えば、同じFPでも日々自己研鑽をして知識をアップデートし続けている人がいます。

これはファイナンシャルプランニング技能士という資格そのものの問題であり、FP2級、3級を持つ人間の質が悪いわけではありません。

ファイナンシャルプランナー(FP)相談には意味がある!


人によって差があるので、ファイナンシャルプランナー(FP)相談は、相談しても意味がある人とない人にわかれます。


つまり、知識のあるFPを選べば、FP相談は意味があります。資格取得後も勉強し続けている2級以上のFPなら、下記知識は網羅しているはずです。


  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継
ここ10年で細かく制度や税率も変わったため、最新の知識を網羅しているFPなら、あなたにとって心強い相談相手になるでしょう。

特に、自ら投資をしていたり相続などの経験があるFPは、実体験に基づく知見も備わっているため、質の良いFPといえます。  

相談するべきファイナンシャルプランナーの選び方

ファイナンシャルプランナー(FP)への相談は、良いFPへ相談するのが最も大切です。


相談するべき良いFPを選ぶためのポイントを3つ解説します。


  • 金融リテラシーの有無
  • 口コミを公開している
  • 保有資格
  • 人柄や相性の良し悪し

①金融リテラシーの有無

FPの良し悪しは、金融リテラシーの有無で概ね判断できます。金融リテラシーに欠けるFPは、仮に実績豊富でも頼ってはいけません。


金融リテラシーがあるFPの特徴は、下記の通りです。

  • 企業の財務諸表を知っており、基本的な内容(P/L,B/S,CF)を説明できる
  • 節約ありきの提案をしない
  • 自己資金による投資経験があり、現在も投資している
  • 株式の年率平均リターンをすぐ言える
株式の年率平均リターンは、5%~8%程度です。米国株式の場合、直近数年では年率換算10%以上のリターンを出しています。株式のリターンを知っている独立系FPなら、運用目的で年利1%を下回るような保険を提案することはないはずです。

この程度の知識すらないFPなら、話を聞く価値すらありません。知っているのに提案している場合、独立系を装って保険会社から手数料を報酬として受け取っている可能性も考えられます。

②口コミを公開している


ファイナンシャルプランナーの中には、実際に相談した方からの口コミを公開している場合があります。


このようなFP相談窓口では、担当者の専門性が高いことに加え、信頼性があるためおすすmです。


マネーキャリアでは、専門家の口コミを掲載しています。また気になる専門家を指名できるので、気になる方は以下からご覧ください。

③保有している資格

保有している資格も確認しましょう。FPに関わる資格は、様々な種類があります。


  • FP1級(1級ファイナンシャルプランニング技能士)
  • CFP(FP1級に準ずる更新必須の民間資格)
  • FP2級(2級ファイナンシャルプランニング技能士)
  • AFP(FP2級に準ずる更新必須の民間資格
  • FP3級
FPの最高ランクはFP1級、またはCFPです。FP1級やCFPだから質が良いとは言い切れませんが、ランクの低い資格から選ぶよりは良いFPの確率は高いでしょう。

④人柄・相性

スキルや知識だけでなく、人柄や相性も重要です。FP相談は、お金という一般的にデリケートな部分を第三者に話さなければいけません。


FPには守秘義務があるので、相談内容を勝手に漏洩されることはありませんが、それでも人柄や相性が悪ければ話しづらいでしょう。お金に関する問題が話しづらくなると、本質的な解決につながらなくなってしまいます。


いくらスキルや知識が豊富なFPでも、相性が悪ければ良い相談にはなりません。そのようなFPは、あなたにとって良いFPとは言えません。


少なくとも、接していて不快感がないFPへ相談すべきでしょう。

おすすめのファイナンシャルプランナー相談先3選!

ファイナンシャルプランナーに相談したいと思っても、どこへ相談すればいいか分からない人も多いでしょう。


ここでは、おすすめの相談先を3つ紹介するので、自分に合う相談先を選んでみてください。


  • マネーキャリア
  • マネードクター
  • 保険見直し本舗

①マネーキャリア

マネーキャリアは、LINEによる分かりやすい日程調整を可能にしており、対面でも原則47都道府県に出張相談を行っています。相談内容は事前にヒアリングするため、内容に合ったFPを選んでくれます。


相談満足度は93%と相談者からの評判も非常によい相談先です。


基本事項詳細
相談方法対面(訪問)
オンライン(ZOOM)
費用何度でも無料
店舗数なし
取扱保険会社数40社
予約方法LINE


②マネードクター

マネーキャリアは、訪問だけでなく店舗での相談もできます。自宅への訪問やカフェでの相談を嫌う人にとっては、マネードクターは一つの選択肢になるでしょう。ただし、地方の県では1ヵ所しかなくアクセスしづらい場合がある点には注意が必要です。


また、電話でも予約ができるので、インターネットが苦手な人でも助かります。

 

基本事項詳細
相談方法対面(訪問、店舗)
オンライン
費用無料
店舗数100社以上
取扱保険会社数31社
予約方法Web、電話


③保険見直し本舗

店舗や対面での相談に特に力を入れているのが、保険見直し本舗です。43都道府県に328店舗あり、店舗のない山形県、秋田県、福井県、奈良県では訪問サービスを実施することで47都道府県対応にしています。


オンライン相談も対応しており、専用URLにアクセスするだけなので、アプリのインストールや設定などの手間がかかりません。


基本事項詳細
相談方法対面(訪問、店舗)
オンライン
費用無料
店舗数328店舗
取扱保険会社数40社以上
予約方法Web、電話

ファイナンシャルプランナー(FP)相談とは?【基礎知識】

ファイナンシャルプランナー(FP)相談とは、そもそもどんな相談でしょうか。


FPは「お金の専門家」とも呼ばれます。お金の専門家に相談することによって、個々の家計やライフプランの見直しを行い、金銭的に豊かな未来を実現することを目標にしている相談です。


ただし、お金に関することなら何でも相談できるわけではなく、税理士や弁護士の業務に抵触しない範囲に限られます。 


ここでは、FP相談について下記の通り解説します。

  • FPに相談できる内容
  • FPの種類
  • FPのメリット・デメリット     

ファイナンシャルプランナーに相談できる内容

ファイナンシャルプランナー(FP)に相談できる主な内容は、下記5つです。


  • 保険の見直し
  • ライフプランの設計・見直し(家計、教育資金、老後の生活資金)
  • 住宅ローン
  • 資産運用
  • 税制(税理士法に抵触しない範囲に限る)  
この他にも、弁護士法に違反しない範囲で相続に関する相談もできます。FPは、家庭のお金に関することであれば、一般論的な相談はできるとみなしてよいでしょう。

家庭内では目を背けたり争ったりするお金のことでも、FPという第三者が加わることで解決しやすくなります。

ファイナンシャルプランナーの種類

ファイナンシャルプランナー(FP)には、大きくわけて2種類います。


  • 企業系FP:銀行、証券会社、保険会社に所属するFP
  • 独立系FP:特定企業に属さないFP  
企業系FPは、特定商品への専門性は高いですが中立性は欠けます。どちらかといえば、所属企業の商品を販売する営業員に近い存在です。

一方で、独立系FPは中立的な立場で様々な商品へアドバイスできます。商品を売ることで報酬を得てはいるものの、特定企業の商品を売らないといけない状況ではないので、純粋にFPが相談者に適正と思われる商品を提案できます。

ファイナンシャルプランナーに相談するメリット・デメリット

一般的に、ファイナンシャルプランナー(FP)相談といえば独立系FPへの相談を指します。企業系FPでは提案に偏りが出てしまうからです。


FPに相談することによって、商品ありきの提案や解決策ではなく、相談者目線に立ったライフプランの設計や現状のライフプランに対する問題点も洗い出しやすくなります。


一方で、独立系FPへの相談にはデメリットが2つあります。

  • 良いFPを探すのは難しい
  • 独立系と見せておいて実態は金融機関とつながっている場合がある
FPは人数も多いため、良いFPを探すのは簡単ではありません。合う合わないもありますし、金融知識についても個人差が大きすぎます。中には、独立系FPと言いながら実態は保険商品にしか詳しくない人もいます。

相談だけをFPが担い、金融商品の購入は金融機関にあっせんしている場合もあります。この場合の独立系は形だけであり、結局は提携している金融機関の商品を購入させるための相談でしかありません。

ファイナンシャルプランナー相談の疑問点

ファイナンシャルプランナー(FP)相談について、初めての人が持つ疑問点を5つまとめました。FPに対する疑問解消に役立ててください。


  • 相談相手は誰にするべき?
  • 無料相談でも怪しくない?
  • しつこい営業・勧誘はあるの?
  • 相談の流れは?
  • 時間や回数はどれくらいかかる?

Q.1 相談相手は誰にするべき?

特段の事情がない限り、独立系FPへ相談すべきです。


ただし、独立系FPでも下記のようなFPへの相談は控え、当たってしまったら担当変更をお願いしましょう。


  • 金融リテラシーに欠けているFP
  • 明らかに特定金融機関との連携が見えるFP

Q.2 無料相談でも怪しくない?

FPへの相談料を無料にしているのは、相談者が納得の上で金融商品を買って頂いた場合、金融機関からFPへ報酬が入る仕組み(成功報酬型)だからです。


転職活動時に転職エージェントへ相談料を払う必要がないのと似ています。



独立系FPによっては、成功報酬型ではなく初めから相談料を取ったり、2回目以降の相談を有料にする場合もあります。

Q.3 しつこい営業・勧誘はあるの?

基本的にはありません。万が一そのようなFPがいた場合は、FP事務所や提携先の企業へ苦情を言いましょう。


事務所や提携先企業からペナルティが課され、担当FPの変更にも対応してくれます。しつこい営業や勧誘がなかったとしても、FPによる相談が満足出なかった場合は遠慮なくその旨を申し出ましょう。


 FPへの評価制度があり、原則として相談者から評価の低いFPはペナルティを課される仕組みです。このような評価制度によって、FPの質をある程度担保している事務所や企業がほとんどです。

Q.4 ファイナンシャルプランナー相談の流れは?

概ね下記のような流れで行います。


  1. 相談者の悩みや希望のヒアリングと目標の具体化
  2. 家計や資産の現状把握と分析
  3. 目標へ向けた課題や障害になるものの確認
  4. 課題や障害への対策やプラン策定
必要に応じて、相談後もアフターサポートを行うことがあります。

Q.5 ファイナンシャルプランナー相談の時間や回数はどれくらいかかる?

1回あたりの相談時間は1時間半程度が目安です。通常、ファイナンシャルプランナーに相談に来る人で1回で済む例は少なく、複数回に分けて面談を行います。  


たとえば、1回目で現状把握と分析まで行い、2回目で課題への対策やプランの策定を行うといった流れです。


複数回に分けて面談することで、家族でお金に関して考えるきっかけになり、より課題や解決策が具体的になります。  

まとめ:FP相談で迷っているならまずはマネーキャリアがおすすめ!

この記事では、ファイナンシャルプランナー(FP)相談について解説しました。


  • FP相談が意味ないという主張は表面だけを見た批判でしかない
  • 基本的な金融リテラシーを持ち、相性の良いFPへ相談すべき
  • FP相談は無料でも安心して受けられる
  • 強引な勧誘は基本的にはなく、万が一あった場合は担当FPを変更できる
FPへの相談は意味があります。たしかに、勉強不足で自己の利益しか考えない質の悪いFPもいますが、質の良いFPもいます。マネーキャリアは、5年~15年在籍している経験豊富なFPと提携しているため、経験の浅い新人FPが担当することはありません。

相談満足度98.6%のマネーキャリアに相談して、将来への不安や家計改善、資産形成に役立てていきましょう!

総合的にみたおすすめの保険相談サービスはこちらで解説しています。

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