生命保険の保険料滞納時の対処法は?保険料振込猶予期間とは

口座の残高不足などで生命保険の保険料を滞納してしまった経験は誰もがあると思いますが、滞納してしまったときの対処方法はどうすればよいのでしょうか。滞納した後はどのくらいで失効してしまうのか、そして保険料振込猶予期間はどのくらいの期間なのかを解説していきます。

内容をまとめると

  • 保険料猶予期間は払込方法で異なる
  • 滞納時には自動振替制度・払済保険・延長保険の利用を検討する
  • 保険会社から連絡が来る 
  • 滞納してしまうのなら保険相談をして保険の見直しをしよう
  •  どんなに些細なことでも保険に関して不安や疑問があるならマネーキャリアの保険相談を利用するのがおすすめ!
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生命保険の保険料滞納時の対処法は?


生命保険の保険料をうっかり入金し忘れて引落しが出来なかったり、カードの切り替えが行われていなかったりしてカード決済が出来なかったりしたことは、誰もが経験あるのではないでしょうか。


そんなときに突然の事故や病気になってしまったら保障はどうなるのでしょうか


そして今まではきちんと払えていた保険料ですが、給料の減額など収入が減ってしまい払えなくなってしまったり、保険料が滞納してしまった場合にはどうなるのでしょうか。


そのまま放置しておいてもどうにもなりませんので、この記事では生命保険の保険料滞納時の対処法など以下のことについて解説していきます。

  • 保険料猶予期間を確認しよう
  • 滞納時にとるべき選択肢
  • 保険会社からの連絡
  • 滞納してしまった理由
保険料を滞納してしまって対処法が知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

ほけんROOMでは他にも生命保険に関する記事を数多く掲載していますので、興味のある方は読んでみてください。

生命保険の保険料を滞納してしまったら保険料振込猶予期間を確認しよう


まず生命保険を契約中は、どんなことがあってもきっちり保険料は引き落としがされていることと思います。


自分のいまの状況が変わっていない方は変わらず保険料を支払っていますが、長年加入していると、何らかの事情で保険料が家計の負担になってきてしまったという方もいらっしゃるでしょう。


そんな時ついつい保険料を滞納してしまっているという方もいらっしゃるかもしれません。


こちらのうっかりミスで保険料を支払えていない場合、多くの方は保険会社に連絡をされ、今後どうなってしまうのかを聞かれるのではないでしょうか。


多くの月払いの場合は引き落としができなければ、次の月に2ヶ月分をまとめて引き落とされることとなっています


それを超えてしまってどうしても払えなくなってしまったときには、このまま失効してしまうのかと不安になりますよね。


ただ保険には保険料振込猶予期間が設けられていますので、すぐに失効することはありませんが、払込方法によって振込猶予期間も違っています


そして具体的には保険料執行猶予期間中にどのような支払方法を取れば良いのでしょうか。 

  • 保険会社の口座に振込する
  • 口座振替
  • 保険会社に直接支払う
  • 振込用紙等を送ってもらう 

このような支払方法で滞納してしまった保険料の払込ができれば失効することはありません。そこで、ここでは払込方法ごとの保険料振込猶予期間を確認しておきましょう。


  • 月払いの場合
  • 年払・半年払の場合
  • 保険の失効

月払の場合:多くは払込期月の翌月1日から末日までに払えば良い

先に述べましたが月払いの多くの場合が、次の月の引き落とし日に保険料2ヶ月分が引き落とされます。


ですからもしも残高不足等で引き落としがされていない場合には、次の月に保険料2ヶ月分を用意しておく必要があります。


ただ保険会社によっては保険料払込猶予期間も違っていますので、確認しておくことをおすすめ致します。


ほとんどの保険会社の商品は、払込期日の翌月1日から末日までに払えば良いこととなっていますので、引き落としがされていないとわかった時点でその月に引き落とされるはずであった金額を入金しておけば安心です。


ただし、どの会社もこの振込猶予期間終了の翌日までに保険料が支払われなければ失効となってしまいます。


もしも払込期月の引き落としができていないことが確認できていなかった場合に、その次の月には知らずに1月分の入金しかしませんよね。


それでも1ヶ月分だけでも引き落とされれば失効にはなりませんが、何らかの形で保険会社側から連絡が来るはずです。

年払・半年払の場合:払込期月の翌日1日から翌々月の月単位の契約応当日まで

では、年払いや半年払いを選択している方の場合の振込猶予期間はどれくらいなのでしょうか。


月払いと同じように年払いや半年払いでも引き落としの場合、翌月に再度引き落としが実行されることとなっています。


そして振込猶予期間は、引き落としができなかった月の翌月1日から翌々月のさらに契約した日付までを設定している保険会社が多いようです。


具体的に日付けを確認してみると、たとえば、契約日が3年前の2月10日だとして、引き落とし日を3月27日に年払いや半年払い契約をしていたとしましょう。


そして、今年の3月27日に引き落としがされされなかった場合の、振込猶予期間はというと5月10日までということになります。


月払いと同様どの会社も、失効しないためには振込猶予期間終了の次の日までに振込をしなければなりませんし、特に銀行振替を選択していない場合は、この振込猶予期間を把握しておいたほうが良いでしょう。

保険料振込猶予期間を過ぎて滞納すると生命保険は失効します

滞納期間が保険料振込猶予期間を過ぎてしまうといよいよ生命保険は失効してしまいます。

このときに万が一のことが起こってしまえば保障が受けられなくなってしまいますし、それまでに支払った保険料がすべてムダになってしまいます。

ただし、商品によっては解約返還金を受取ることができるものもありますので、保険会社に確認しておきましょう。

掛捨て保険の場合なら、失効しても健康状態が良ければまた入り直せば良いだけですが、問題は終身保険の失効です。

保険会社によっては失効してしまったら二度と復活できないという保険も存在しています。

同じ条件でまた入れるかどうかもわかりませんので、失効してしまう前の保険料払込猶予期間のうちに対処が必要です。

生命保険料滞納時にとるべき選択肢


ここでは生命保険料を滞納してしまった時にとるべき選択肢についてみていきましょう。 


各保険会社では滞納してしまった方のために救済期間が設けられていて、保険料を滞納してしまっても払込猶予期間が1月ほど設けられているため、その間に支払うことができれば変わりなく継続することができます。


それでも払込猶予期間内に支払いがされなければ、保険は失効してしまい保障が無くなってしまいます。


ただ滞納時に、

  • 保険料立て替えの自動振替制度
  • 「払済保険」「延長保険」への切り替え
これらを選択すればそのまま保険は存続できるでしょう。

保険料立て替えの自動振替貸付制度を利用する

保険会社によって名称が変わるかもしれませんが、保険料の立替ができる自動振替貸付制度を利用することができます。


この自動振替貸付制度は、保険会社が保険料を立替えることができるシステムなのですが、これには条件があります。

  • 保険会社に自動振替貸付制度の用意がある
  • 十分な解約返戻金がある
基本的には上記の条件を満たしていれば、保険会社に連絡をしなくても払込猶予期間の終了後に自動で適用されます。


多くの場合が解約返戻金がある保険といえば終身保険となりますが、保険商品にもよるためすべての終身保険に自動振替貸付制度が使えるかどうかはわかりません。

また、自動振替貸付制度の利用には、払込方法によって最低何か月分の保険料が必要かということも関係してきます。
  • 年払い・・・・1年分の保険料と利息
  • 半年払い・・・半年分の保険料と利息
  • 月払い・・・・1カ月の保険料と利息
このように、払込の保険料によって振替られる金額が変わってくるため、その保険料に見あうだけの十分な解約返戻金がなくてはなりません。

「払済保険」「延長保険」に切り替える

そのほか、生命保険料を滞納してしまったときに考えるのはもう無理だったら保険を解約してしまおうとなってしまうかもしれません。


そんなときに役立つのがいまの保険を「払済保険」や「延長保険」に切り替えて現在の契約を存続させる方法です。


払済保険

加入中の保険の保障額を下げて保障期間を変えずに保障を継続する方法で、現在解約したら戻ってくる返戻金を一時払の保険料として充当させて、今後の支払いを済ませてしまうことをいいます。


保険金額は減少してしまうことによって保障が少なくなりますし、特約も外れてしまいますが、保険料の負担はなくなるうえに解約返戻金も残ることとなるため現状が維持できることとなります。


延長保険

払済保険とは異なり保障期間を短くして保険金額はそのまま残す方法で、現在解約したら戻ってくる返戻金を一時払の保険料として充当して定期保険に切り替えることをいいます。


もちろん特約も外れて保障期間も短くはなりますが、保険金すなわち保障額の金額は変わりません。


解約を検討する前にこのような方法に切り替えられれば、どちらの方法でも保険料の負担が無くなりますし、保障は残りますので万が一のことが起こってもたちまち困るようなことにはならないでしょう。


払済保険についてもう少し詳しく知りたいという方は、下記の記事をご覧になって、参考にされてみてはいかがでしょうか。

失効する前には多くの場合保険会社から連絡があります


生命保険が失効してしまうのは自分の身に何かあった場合にはとても不安ですが、多くの場合が保険会社から連絡があります


代理店を通じて契約をした方は、1回でも引き去りができなかった時点で代理店側から連絡があるでしょう。


その他から契約をされた方は、郵送で連絡が来ることが多く下記の事項を伝える内容となっています。

  • 未払いがあるということ
  • 未払いの金額
  • 未払い分の支払期日
  • 支払方法
  • 自動振替貸付制度がある場合には、払込猶予期間を過ぎてしまえば自動的に貸付制度が適用されてしまうということ
これらの内容が表記されて登録先の住所に送られてくることが多いため、ただちに失効ということにはなりません。


また失効するまでには1月ほどの猶予がありますので、そこまであわてる必要もないでしょう。

生命保険の保険料滞納で失効してしまったら


生命保険の保険料が滞納で失効してしまったらどうなるのかが一番気になるところだと思います。


まず失効してしまったことに気がついた時点で、見直しができるかどうかを決めるうえでもっとも大事なのは健康状態に問題がないかどうかということです。

  • 一定期間内なら可能
  • 滞納してしまったら見直してみては?

一定期間内なら復活の手続きが可能なことも

まず知っておいていただきたいのは、たとえ失効してしまっても失効状態は解約状態とは違いますので、一定期間内であれば復活の手続きができるかもしれません。


もちろん保険会社や保険商品にもよりますが、この失効状態中は保障の対象外となっています。けれども、失効から3年以内ならば復活が可能となっている商品が多いようです。


その滞納してしまった理由にもより、この保険をどうしても続けたいというのであれば、この一定期間中に何らかの行動を起こさないと復活はできなくなってしまいます。


ただし一定期間中の復活を行う場合には、失効期間中の保険料の支払いはもちろんのこと、改めて告知や審査が必要になったりすることもあります。


詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてご覧ください。

滞納してしまった場合は一度保険を見直すのもおすすめ

もしも生命保険料を滞納してしまった場合に、滞納した期間の保険料を一括で支払ってといわれてしまったらそれも少し苦しいと感じますよね。


それならばいっそ保険の見直しを考えてみませんか。


同じような条件や保障で、保険料が割安になることもありますので、一度保険証券を見直してみましょう。


ただどこの保険を契約すればわからないという方もいらっしゃるでしょう。


そんなときに活用していただきたいのが保険相談です。たとえばいま加入中の保険証券を提示して、これと同じ保障で保険料が安くなるような保険を探したいと相談すれば、必ず欲しい保険を見つけてもらえます。


マネーキャリアならオンラインで相談もできますので、一度相談してみてはいかがでしょうか。

滞納してしまった理由によって対策は違います!


ただ生命保険料の滞納は、滞納してしまった理由によって対策が違ってきます。


それはうっかりタイプか故意に滞納してしまったかにもよりますが、どちらにしても見直さなくてはなりません。

  • 支払い方法の見直し
  • 保険自体の見直し
  • 保険相談の利用

クレジットカード払いで未払いの場合は支払い方法を見直す

生命保険料の支払いは通常銀行引落しか、最近増加傾向のクレジットカード払いがほとんどだと思います。


契約当初は保険料の引落しをクレジットカード払いにしておけば、カードのポイントも貯まりお得感があるように思いますよね。


ところが、クレジットカードの引き落としができなかった場合、クレジットカード自体の信用を損ないかねてしまいます


クレジットカードの場合は、すでに1月の誤差が生じているため1回引落しができなければ、信用情報に傷がついてしまう恐れがありますので、事前に必ず確認をして支払方法を見直しましょう。

そもそも保険料が生活費に合っていない場合は保険自体を見直す

もしも生活がだんだん苦しくなってきたとか、今までのような収入が見込めなくなってしまったという方には、生命保険料はただの足かせにしかならないかもしれません。


そこでそもそも保険料が生活費に見あっていない場合には、保険自体の見直しをすることをおすすめ致します。


どうしても今の保険料ではキツイと感じられている方の対策方法として、

  • 解約して解約保険金を受取る
  • 保障内容を見直し現在の保険料を下げる
  • 他の保険会社の保険料の低い商品に乗り替える
上記のような方法で対処できますので、思い立ったら1日でも早く行動を起こすことが必要です。


保険料が高いばかりに生活がひっ迫するようなことがあれば元も子もありません。


保険料が高いと感じる人は関連記事がありますので、ぜひ参考にしてご覧ください。

失効してしまいそうでどうしていいか分からないときは保険相談を利用しよう


滞納が続いてしまい、そのまま放っておけば当然生命保険は失効してしまいます。


そんな状態に陥っているという方で、どうしていいかわからないときはぜひ保険相談を利用してみましょう。


見直すにしてもそのまま残すにしても、現在の家計の状況やなぜ滞納することになったのかを把握して、今後どうしていきたいかということを考えなければなりません。


ただ考えてもどうしていいかもわからないし、自分にとって一番良い方法を見つけるのも大変ですから、それを手助けしてくれる保険のプロに任せてみてはいかがでしょうか。


一緒にこれからどんな保障が必要なのかいまの保険は残しておくべきなのかなどを、丁寧に説明してくれますので、ぜひ無料保険相談の利用をおすすめ致します。

まとめ

ここまで生命保険の保険料滞納時の対処法、そして保険料振込猶予期間を解説してきましたが、解約を考えられていた方は参考になったのではないでしょうか。

  • 保険料猶予期間は払込方法で異なる 
  • 滞納時には自動振替制度・払済保険・延長保険の利用を検討する
  • 保険会社から連絡が来る 
  • 滞納してしまうのなら保険相談をして保険の見直しをしよう
滞納したからといってすぐさま失効にはなりませんから、再度家計と保険を見直してみるのも一つの方法ではないでしょうか。


いくら保障が充実しているからといっても、家計の範囲内で支払いができなければ生活を持続していくうえでも意味がありません。


よくわからないまま保険に加入されていたり、とりあえず加入しているという方はぜひ無料の保険相談を活用して自分に合った保険を保険のプロと一緒に探してみてはいかがでしょうか。


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