農協の個人年金保険は予定利率変動型、実はこれがおすすめなのです

農協の保険商品というと、ほとんど思いつかないという人も多いのではないでしょうか。しかし個人年金保険など、かなりおすすめの商品も揃っています。農協という安心感のある組織が扱う、個人年金保険とはいったいどのようなものか見ていきましょう。

農協という組合に対する安心感が魅力である個人年金保険

世の中には新しい保険会社が数多く誕生していますが、やはり昔から馴染みのある会社にはリスクを少なく見る人も多いでしょう。そんな中、地元に密着している魅力がありながら、全国に支店を抱える農協のJA共済は根強い人気とも言えます。ただ、保険商品というと認知度がイマイチということもあり、個人年金保険についてもあまり知っている人は多くないのではないでしょうか。

農協というのは非営利団体です

農協が積極的に保険商品を売り出さないのには理由があります。農協というのは非営利団体であり、組合員のために存在する団体という位置づけです。平たく言えば、儲けようとしてはいけないということです。民間の保険会社は、保険という商品を売って、当然利益を得ています。その利益によって大規模な広告宣伝やTVCMを作り、広く保険商品を売っているのです。

良い内容の保険が存在する

非営利団体であるからと言って、農協の保険に魅力がないわけではありません。実はその逆で、おすすめの保険商品もあります。そのひとつが個人年金保険なのです。保険というのは、預かったお金で日本国債を購入し、運用して増やすといったことが行われてきました。しかしゼロ金利政策により運用利益は下がり続け、現在では利率のいい貯蓄性の高い保険というのはなくなってきているのです。しかし、農協の個人年金保険はその問題を解決してくれています。

農協の個人年金保険は、予定利率変動型という珍しいタイプ

農協の個人年金保険貯蓄性が高く、安心して預けることが出来る保険と言われているのです。ただ、保険ショップなどで紹介されることはほとんどなく、あまり知られていないのが現状です。そして農協の個人年金保険は、予定利率変動型といったあまり見かけない商品という特徴があるのです。

予定利率変動型にメリットはあるのか

民間保険会社の扱う個人年金保険は、加入する時点で保険の予定利率は決まっています。そのため満期になるといくらになるということも決まっており、将来の設計が立てやすいというメリットがあります。農協の個人年金保険は予定利率変動型であるため、経済によって予定利率は毎年変動します。現在日本の経済状況はいいとは言えません。そのため、予定利率変動型の個人年金保険は低い予定利率で推移しています。

最低限の予定利率は確保される

しかしいくら経済状況が悪くなったとしても、農協の個人年金保険では最低限の予定利率は確保されています。また早期解約してしまうと元本割れを起こしてしまいますが、10年を超えてからの解約なら、元本を割れることはありません。ちなみに5年までは予定利率0.50%で固定、6年目以降から利率変動が始まり、最低限の予定利率は0.75%となっています。つまり10年を超えれば元本割れはせず、少なからず上乗せはあるのです。

農協の予定利率変動型個人年金保険は、長く運用する人向け

利率変動ということは、農協の個人年金保険は経済の影響を大きく受けるということです。経済というのはずっと現状のまま推移するということはありません。個人年金保険に若くして加入した20代や30代であれば、60歳まで払い続けた場合の20~30年という間に、経済は必ず動きを見せます。当然経済が良い時代というのも出てくるわけです。

資産運用の目的を秘めた個人年金保険

目的は通常の個人年金保険と同様、老後に受け取れる公的年金への上乗せという意味ではあります。しかし経済状況により予定利率が上がる可能性もあります。そうした場合は、個人年金保険という資産を運用して、より上乗せした金額を受け取れるということになります。経済が好転しなかった場合は、上乗せ額はわずかとなってしまいますが、元本保証されているという点を考えると、投資商品よりも安心感はあるのです。

小額からも加入が出来るメリット

ただ現在の経済状況から、あまり暮らしに余裕がある方でないという人は多いでしょう。そんな人でも、農協の個人年金保険であれば、月に3000円ほどから加入することも可能です。農協で将来のために積立預金しているという感覚で個人年金保険に加入することもできるメリットがあるのです。

申し込みは簡単で、医師の検査は基本不要

農協の個人年金保険は、他にもメリットがあります。例えば、基本的には医師の検査は不要ということです。年齢制限を満たせば、簡単な告知で加入することが出来ます。また加入手続きも、全国にある農協のJA共済窓口で行うことが出来ます。身近な存在の農協で受付できるということは、安心感が高いのです。


農協

節税効果も期待が出来る

利率変動によるメリット以外にも、農協の個人年金保険は控除による節税効果を得ることが出来ます。個人年金保険控除は、一般生命保険控除とは異なる枠組みで税金の軽減を受けることが出来ることとなります。この控除は、毎年受けることが出来るため、長く加入する人にとってはより節税効果の高いものとなるでしょう。

デメリットはないの?

農協の個人年金保険は、メリットばかりが注目されがちですが、デメリットはないのでしょうか。


実は年齢により加入が出来ない場合もあります。18~50歳までという加入条件があるため、それ以外の人は申し込むことが出来ません。そして預金と違い、60歳までは解約しないことが条件とも言えるでしょう。老後の貯蓄目的ということで、途中で解約しないことが一番です。そのため、無理のない金額で加入するようにしましょう。

まとめ

農協の個人年金保険は、珍しい利率変動型となっています。経済状況が好転すれば利率が上がり、将来受け取ることが出来る金額が上がります。経済が下がった場合でも、10年を超えた場合は元本は保証されるため安心です。農協という安定感のある組合が運営しており、小額から始めることが出来るメリットもあります。あまり知られていない農協の保険商品ですが、実はおすすめの商品があるのです。

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