更新日:2022/05/31
5人家族で生活費20万は高い?20万以下で生活する方法も解説
5人家族の毎月の生活費の平均額は月33.6万円なので、20万円はかなり安いです。5人家族が月20万以下で生活するには固定費の節約が鍵となります。この記事では、5人家族が生活費を20万円かそれ以下にできる節約方法を解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
目次を使って気になるところから読みましょう!
5人家族で生活費20万は高い?
5人家族の生活費の平均は約33.6万円なので、20万円はかなり安いと言えます。
あくまで目安になりますが、下記の表は平均的な5人家族の生活費の内訳です。
項目 | 金額 |
---|---|
家賃・住宅ローン | 約1.5万円 |
食費 | 約9.5万円 |
水道光熱費 | 約2.5万円 |
家具・家事用品 | 約1.5万円 |
衣類代 | 約1.3万円 |
交通・通信費 | 約5万円 |
教育費 | 約3万円 |
趣味・娯楽費 | 約3.1万円 |
交際費 | 約1万円 |
保険・医療費 | 約1.4万円 |
その他雑費・用途不明 | 約3.8万円 |
合計 | 約33.6万円 |
(参照: 「家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表」e-Stat)
ご自身の家計と照らし合わせていかがでしたでしょうか。
ただ仮に5人家族で生活費が平均以下だとしても、子供が3人いると教育費等たくさんお金が必要になってきます。
将来のことを考えて、できるなら生活費を20万円以下にしたいと考えている家庭もあるでしょう。
では、実際にどうすれば生活費を20万年以下にすることができるのか?5人家族に効果的な節約方法をこれからご紹介します。
5人家族で生活費20万以下にする節約方法は?
生活費は固定費と変動費の2種類に分けられますが、5人家族が生活費20万以下を目指すなら固定費を減らすことが優先です。
- 家賃
- 水道光熱費
- 生命保険料
- 通信費
電気代の節約方法電気代の節約方法
5人家族に効果的な電気代の節約方法は以下のようなものです。
- 電力会社の見直し
- 契約アンペアの見直し
- 古い家電を買い替える
一般的に電気代は使用量が増えると割高になるため、5人家族は電気代が高くなりがちです。
しかし電力自由化で参入した新電力の中には、料金単価を大手よりも安く設定している会社もあります。
5人家族で生活費20万円以下を目指すなら電力会社の見直しは必須です。
また、電気料金は契約アンペアが少なくなるほど基本料金が安くなります。
5人家族の必要アンペア数の目安は50〜60アンペアですが、ドライヤーや電子レンジなどアンペア数の高い家電を同時に使わなければアンペア数を減らすことも可能です。
10年以上前の冷蔵庫やエアコンは省エネ性能が新型に比べて劣るので、電気代に少なからず差が出てきます。生活費を20万円以下にしたいと考えているならば、買い替えも視野に入れましょう。
ガス代の節約方法
ガス代の節約では、使用湯量とガスコンロの使用時間を減らすことがポイントです。
具体的な節約方法は、
- お風呂の湯量と温度を下げる
- 節水シャワーヘッドを使う
- 煮込み料理は圧力鍋や保温性の高い鍋で調理する
があります。
ガス使用量のおおよその割合はお風呂8:キッチン2なので、生活費20万円以下が目標ならお風呂での節約が特に大事です。
お風呂の湯量を減らし温度を1〜2℃下げると、ガス代の大きな節約になります。
ただ、追い焚きは余計にガス代がかかるので温度を下げるのは無理のない範囲で行いましょう。
5人家族は作る量も多く料理に時間がかかります。特に煮込み料理は長時間ガスコンロを使用します。そのような時に保温性の高い鍋や圧力鍋を使えば半分以下の加熱時間で作れるので、生活費20万円以下に大きく近づきます。
水道代の節約方法
5人家族が水道代を節約するためには、水を流したままにしないことです。
節約するには、
- 止水ボタン付きの節水シャワーヘッドを使う
- トイレ用の節水アイテムを設置する
- 皿洗いはため洗いか食洗機を使う
上記の方法がおすすめです。
特にシャワーは1分で約12Lの水を使うので、5人家族全員が流したままにするとかなり水道代が上がってしまいます。
節水シャワーヘッドだけでも30〜80%ほど節水できますが、生活費を20万以下にするなら止水ボタンでこまめにシャワーを止めることを徹底しましょう。
トイレを流した後、最後のチョロチョロと出ている水を止める節水アイテムは生活費20万円以下を目指すなら取り入れたいアイテムです。
食洗機は手洗いの6分の1の水量でお皿を洗えます。
初期費用はかかってしまいますが、トータルでは食洗機を使った方が安くなります。
まとめ:5人家族で生活費20万は高い?
今回は、5人家族で生活費を20万円以下にするための節約方法について解説しました。
20万円以下は5人家族の平均額と比べるとかなり安いので一見むずかしいと感じるかもしれませんが、固定費を見直せば生活費を大きく減らすことは可能です。
特に家族の人数が多いほど節約効果が高くなる水道光熱費は、5人家族で生活費20万円以下を目指すならまず見直したい固定費です。
今回ご紹介した水道光熱費の節約方法にはすぐに実行できる方法も多いので、生活費を20万円以下にしたいと考えているご家庭は、ぜひ今日から始めてみてはいかがでしょうか。
- 子供3人の5人家族の方
- 5人家族で生活費を節約したい方
- 水道光熱費を削減したい方
▼この記事を読んで分かること