更新日:2023/11/29
老後資金の貯め方・作り方はこれがおすすめ!家計管理のポイントも紹介
老後資金を貯めようとしてもなかなか貯金が上手くいかないという人も多いです。老後のために貯金する方法はいくつかあるため自分にぴったりの方法を探して早い段階から備えておくべきです。老後のための貯金をする上で行うべき家計管理のポイントも紹介していきます。
- 老後資金おすすめの貯め方・作り方を知りたい人
- 貯金が上手くいかずに悩んでいる人
- 資産運用の方法について知りたい人
- 家計管理のポイントを知りたい人
- 老後資金を貯めるおすすめの方法
- 老後資金の貯め方・作り方のメリットやデメリット
- 家計管理のために押さえておくべきポイント
- 老後資金の不安をプロに相談するメリット
内容をまとめると
- 老後資金のおすすめの貯め方・作り方は預貯金だけではない
- つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するメリットは大きい
- 働く期間を長くするのもおすすめ
- 老後資金を効率よく貯めるには家計管理が鍵
- 家計管理のコツや自分に合った老後資金の貯め方を知りたいなら、プロに個別相談するのがおすすめ
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 老後資金は結局いくら貯めればいい?目安は1ヶ月に20万円前後
- 老後資金の貯め方・作り方おすすめ5選|メリットとデメリットも解説
- 老後資金の貯め方①:預貯金で確実に貯める
- 預貯金で確実に貯めるとは
- 預貯金で確実に貯めるメリット
- 預貯金で確実に貯めるデメリット
- 老後資金の貯め方②:つみたてNISAを利用する
- つみたてNISAを利用するとは
- つみたてNISAを利用するメリット
- つみたてNISAを利用するデメリット
- 老後資金の貯め方③:iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用する
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するとは
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するメリット
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するデメリット
- 老後資金の貯め方④:財形貯蓄制度を利用する
- 財形貯蓄制度を利用するとは
- 財形貯蓄制度を利用するメリット
- 財形貯蓄制度を利用するデメリット
- 老後資金の貯め方⑤:働く期間を長くする
- 働く期間を長くするとは
- 働く期間を長くするメリット
- 働く期間を長くするデメリット
- 老後資金を効率よく貯める!今日からできる3つの家計管理ポイント
- ポイント①:普段の生活にかかる支出を把握する
- ポイント②:現時点でいくら資産があるか把握する
- ポイント③:節約のためにはまず固定費を見直す
- まとめ:老後資産の貯め方・作り方だけでなく日々の家計管理も重要!
目次
老後資金は結局いくら貯めればいい?目安は1ヶ月に20万円前後
費目 | 65歳以上無職世帯 |
---|---|
食費 | 65,804円 |
水道光熱費 | 19,845円 |
交通・通信費 | 26,795円 |
交際費 | 19,826円 |
教育娯楽費 | 19,658円 |
保険医療費 | 16,057円 |
その他 | 56,405円 |
消費支出計 | 224,390円 |
非消費支出計 | 31,160円 |
支出計 | 255,550円 |
上記のデータは、総務省が2020年度に二人世帯を対象に家計調査を行ったときのものです。
老後に必要な資金は人それぞれのため、全ての人に当てはまるデータではありません。
ただし平均的なデータを知ることで、具体的にどのくらい貯めればいいのか想像がつくのではないでしょうか。
具体的に老後の生活をイメージしながら、自分に合った老後資金の貯め方・作り方を選択することがおすすめです。
老後資金の貯め方・作り方おすすめ5選|メリットとデメリットも解説
老後の生活に備えて老後資金を貯めようとしても、いざ貯金をしようとなると日々の生活の出費もあるためなかなか簡単なことではありません。
老後資金として最低限の生活を送るために2,000万円以上の貯金があることが望ましいと頭では分かっていても、なにせ大きな金額です。
なかなか計画通りの貯め方できないことが多いですよね。
現在の生活を送りながら、老後の生活に備えるためにおすすめの貯め方があります。
- 預貯金で確実に貯める
- つみたてNISAを利用する
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用する
- 財形貯蓄制度を利用する
- 働く期間を長くする
老後資金の貯め方①:預貯金で確実に貯める
預貯金で確実に貯めるとは
この際おすすめの方法は、老後資金用の口座と日々の生活用の口座と分けて貯金するという貯め方です。
銀行の口座を老後の資金用に分けて作り、毎月いくら貯金するといった目標をたてて決まったタイミングで作った口座に入れていきます。
この方法であれば、複雑な制度もなく込み入った知識も不要です。
預貯金で確実に貯めるメリット
預貯金で確実に貯めるデメリット
老後資金の貯め方②:つみたてNISAを利用する
つみたてNISAを利用するとは
つみたてNISAとは、積立投資専用の少額投資非課税制度のことです。
これまでのNISAと同様投資で得た利益を非課税で受け取ることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
・運用で得た利益は非課税 ・好きな時いつでも引き出せる | ・iDeCoと比べて節税効果は小さい |
つみたてNISAを利用するメリット
中には投資で運用している資金を引き出すことができるタイミングが制限されているものや、決められた時期まで引き出すことができないものもあります。
一方、つみたてNISAの場合は好きなタイミングで引き出すことができます。
つみたてNISAを利用するデメリット
つみたてNISAを利用するデメリットとしては節税効果があまり期待できないことです。
下記で取り上げているiDeCoに比べて節税効果が小さく、節税効果を求めて行う人には不向きということが挙げられます。
老後資金の貯め方③:iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用する
iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するとは
iDeCoとは個人型確定拠出年金、つまり自分で準備する年金としての貯め方です。
公的年金や企業からの退職金などのみでは将来の生活に不安を感じるという人が、自分で掛け金を拠出し運用方法を選択し将来に備えるのです。
自分が出した掛金とその運用益の合計した金額をもとに給付を受け取ることができます。
そのため、老後の生活に不安がある人、ゆとりある生活を送りたい人におすすめと言えます。
iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するメリット
iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するデメリット
また数十年という長い期間運用するため、日々の生活費用にゆとりのある人が適している貯め方と言えます。
老後資金の貯め方④:財形貯蓄制度を利用する
財形貯蓄制度を利用するとは
財形貯蓄制度という言葉を耳にしたことがあるという人も多いと思いますが、財形貯蓄制度は用途や目的によって以下の3種類に分かれています。
- 一般財形貯蓄
- 財形住宅貯蓄
- 財形年金貯蓄
中でも老後資金を貯めるために行うものは財形年金貯蓄です。
払い出し時期や利用条件に条件がなく自由度が比較的高い一般財形貯蓄や、マイホームの購入などといった住宅に関わるものの資金のために貯蓄を行う財形住宅貯蓄とは異なります。
財形貯蓄制度を利用するメリット
財形貯蓄制度を利用するデメリット
老後資金の貯め方⑤:働く期間を長くする
働く期間を長くするとは
一般的に定年は60歳までという企業が多くありますが、中には定年の年齢を伸ばしたり定年の制度を撤廃するという企業もあります。
希望者は定年を過ぎた後も延長雇用で働くことができる企業も増えてきました。
定年を伸ばしたり制度を撤廃するなど工夫をこらす企業も増えてきた今、健康面などに事情がなければこの制度を利用する方法もあります。
元気なうち、働けるまではしっかり働くことで老後資金を貯めていこうという考えもありでしょう。
働く期間を長くするメリット
また老後の年金の受給年齢を繰り下げることによって受給額を増やすこともできます。
生活様式の変化や医療の発達により健康寿命も伸びてきた今、少し長めに働くという選択もおすすめです。
働く期間を長くするデメリット
老後資金を効率よく貯める!今日からできる3つの家計管理ポイント
老後のためにお金を貯めようと決意したとしても、日々の生活でなにかと物入りであるため上手に貯金ができないという人も多いはずです。
日々の生活で精一杯で貯金にまで手が回らないという人も少なくはないです。
貯金のためには家計管理がカギとなります。
家計管理という言葉からカッチリした小難しい、面倒なものというイメージがある人もいるでしょうが、今日からすぐにできる家計管理のポイントを押さえれば貯金がしやすくなります。
- 普段の生活にかかる支出を把握する
- 現時点でいくら資産があるか把握する
- 節約のためにはまず固定費を見直す
ポイント①:普段の生活にかかる支出を把握する
まずは手始めに、普段の生活にかかる支出を把握することから初めてみることをおすすめします。
普段の生活にかかる支出を把握するために、レシートを保管することや家計簿をつけることを始めていくことがおすすめです。
家計簿をつけるとなると少し難しそう、作業の手間が多くて面倒だと思いがちです。
しかし最近ではスマートフォンアプリなど便利な手段も増えてきたため、気軽に支出の管理をすることができます。
自分の生活の中で、何にどのくらいの費用がかかっているのかというところまでを細かく把握出来ている人は案外少ないものです。
日々の生活の中で自分でも気が付かないうちに何かと出費はあるものですよね。
普段の生活にかかる支出の内容や重要度などを細かくチェックし、全体像を把握することが必要と言えます。
自分でも気づいていなかった出費に気づくことで、節約するべきところが見えてくることから支出を押さえるきっかけになります。
ポイント②:現時点でいくら資産があるか把握する
現時点でいくら資産があるかを確認し把握することは、マラソンで例えるならば立ち位置を確認することと言えます。
現時点での立ち位置を把握した上でどこに向かうか、目的地にたどり着くためにはどのように歩むべきかを考え進んでいくものですよね。
貯金や資産管理においても同じことが言えます。
現時点で資産がどれ位あるかをチェックすることによって、お金の動きなどをリアルにイメージすることができます。
現時点では少ないということに気づき、ショックを受けたという人もいると思います。
それでも、気づいたことがまずはスタートラインに立てたことだということです。
資産を把握した日がスタートラインに立った日です。
早い段階でいくら資産があるかを把握しておくことをおすすめします。
ポイント③:節約のためにはまず固定費を見直す
見れば見るほどすべてが必要な出費に見えてきてしまうものです。
節約しようとしてもまずはどこから節約すべきか、節約の方法やお金の貯め方が分からなくなってしまったという人もいるはずです。
節約をする上で削ることができるポイントは固定費であることが多いと言えます。
何かと当たり前のように感じている通信費や保険料などは前から支払っていたから、なんとなくという気持ちで支払っていることもあります。
しかし必要な支出であればいいのですが不要な支出は少しでも減らすためにも、一旦本当に必要な出費なのか考えてみましょう。
固定費に関しては生活の変化に応じて定期的に見直しを行い、今の時点で必要か不要かを細かく検討する機会を設けるべきです。
生活において見直すべきだが意外と見落としがちなものの1つに保険料があります。
ライフプランの変化や生活の変化によって、必要な保障などは変わってくるものであります。
そのため、定期的な見直しを行うことで無駄なくいざというときのために備えることができます。
保険料やプランの見直しにおすすめしたいものがマネーキャリアです。
相談経験が豊富なプロが多数在籍しているため、老後資金の貯め方はもちろんのこと、節約のヒントとなる知識や経験が豊富です。
困った際はぜひマネーキャリアにご相談ください。
まとめ:老後資産の貯め方・作り方だけでなく日々の家計管理も重要!
老後のために生活費を用意すべきということは分かってはいるものの、貯め方も分からず何から初めて良いのか分からないという人も多いです。
現時点でどのくらいの資産があるのか、無駄な出費となっているものはないか見直していくことで老後資金貯金のためのスタートラインに立つことができます。
いきなり貯金しようとしても上手くいかないこともあるため、どのように貯金していくかという計画をたてることから考えていきましょう。
今は貯金の方法は多数あるため、自分にぴったりの方法がきっと見つかります。
生活に関するお金についてはマネーキャリアに相談すると、第三者のプロの目線から必要な工夫やおすすめの方法を知ることができるものです。
相談料は無料で納得できるまで何度も相談できるため、初めての人でもお気軽にご相談ください。