悪性リンパ腫はがんの一種!がん保険で保障されるか詳しく解説

日本人の2人に1人は罹患し、3人に1人は亡くなると言われている病気「がん」。「胃がん」や「肺がん」はがん保険で適用されるのはなんとなくイメージがつきます。では「悪性リンパ腫」は?「リンパ腫」のように、「がん」とつかない病気もがん保険の対象となるのでしょうか?




▼この記事を読んで欲しい人

  • がん保険で悪性リンパ腫が保障されるかどうか知りたい人
  • 今後悪性リンパ腫に罹患したときのためにがん保険への加入を考えている人

▼この記事を読んでわかること

  • 悪性リンパ腫のしくみ
  • 悪性リンパ腫に備えてがん保険に加入しておくことのメリット

内容をまとめると

  • 悪性リンパ腫は多くのがん保険で保障される
  • 悪性リンパ腫は血液のがんであり、初期症状が現れにくい
  • 悪性は性質の違いで「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」に分けられる
  • 同じ血液のがんでも「白血病」や「多発性骨髄腫」とはがん化する部位が異なる
  • がん保険のことについてさらに詳しく知りたいなら「マネーキャリア」がおすすめ!あなたにとってベストながん保険を提案してくれます!
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

悪性リンパ腫はがん保険で保障される可能性が高い!


将来がんになったときの治療費をカバーできるがん保険では、一般的に「悪性リンパ腫」も保障の対象となります。


がん保険では主に「悪性新生物」が保障対象となりますが、「悪性リンパ腫」も「悪性新生物」に含まれるからです。


保険に加入するメリットは、健康保険が適用されても必ず発生する「自己負担額」をカバーできることです。


実際に悪性リンパ腫に罹患するとどれくらいの治療費がかかるのか、実際に悪性リンパ腫罹患した方の中には、治療費合計で約500万円、保険適用されたうえで150万円近くの自己負担額となった例があります。


しかしその患者は高額医療費制度で30万円の払い戻し、さらにがん保険に加入していたので、約250万円以上の保険金を受け取ることができました。


公的な「高額医療費制度」は確かに一定額以上の医療費がカバーされますが、保険に加入していることによって、

  • 入院時:入院給付金
  • 通院時:通院給付金
  • 手術等の治療時:治療給付金(手術給付金)
  • 先進医療利用時:先進医療給付金
主にこれらの保険金が支払われるため、自己負担分を大幅に軽減できます。

悪性リンパ腫の基礎知識


悪性リンパ腫への罹患に備えるためにがん保険に加入するメリットを考えるうえで、まずは悪性リンパ腫がどのような病気であるのかを知っておく必要があります。


そこで次からは悪性リンパ腫の基礎知識として、

  • 悪性リンパ腫は血液のがん
  • 悪性リンパ腫の症状
  • 悪性リンパ腫の一般的な治療方法
これらの点を解説していきます。

悪性リンパ腫は血液のがん!

悪性リンパ腫は血液のがん(造血器腫瘍)に分類されるがんです。


血液中の「リンパ球」ががん化する病気であり、腫瘍は扁桃腺、胸腺、脾臓などのリンパ系組織に表れます。


国立がん研究センターの統計によると、2018年における患者数は男性が「19,106人」、女性が「16,670人」となっており、胃がんの罹患者数が「86,905人」であることを鑑みると、他のがんよりも罹患率がかなり低いがんであることがわかります。


罹患率は男性の方が高く、85歳以上では人口100万人に対しておよそ100人が罹患するとされており、男女比はおよそ3対2です。


悪性リンパ腫の患者数は年々増加していますが、死亡率は医療技術の発達によりほぼ横ばいとなっています。

悪性リンパ腫の症状

悪性リンパ腫の主な症状は、リンパ説部位に「しこり」という腫瘍が発現しますが、触れても痛みがないため単に「腫れているだけ」と思い込んでしまう場合があります。


悪性リンパ腫に罹患した場合、しこり以外にどのような初期症状が現れるのかというと、

  • 発熱
  • 体重の減少
  • 大量の寝汗
主にこれらが初期症状としてみられます。

リンパ節付近のしこりとともにこれらの症状がみられる場合、まずは血液検査や尿検査、胸部X線検査などの一般検査を行ったのち、病理組織診断により悪性リンパ腫との診断が確定されます。

悪性リンパ腫はどの程度の範囲まで腫瘍が広がっているかでステージが決まり、
  • Ⅰ期(限局期):1箇所のリンパ節(臓器)に腫瘍がみられる
  • Ⅱ期(限局期):2箇所以上のリンパ節(臓器)に腫瘍がみられる
  • Ⅲ期(進行期):横隔膜の両側、上半身と下半身どちらにも腫瘍がみられる
  • Ⅳ期(進行期):複数の臓器、血液中など広範にがんが広がっている
可能な限り限局期、いわば早い段階に治療を始めることが重要です。

悪性リンパ腫の一般的な治療方法

悪性リンパ腫の治療法は、基本的に他の種類のがんと同様です。


ただし、後ほど解説する「悪性リンパ腫の種類」によって、選択される治療法は異なってきます。


主な治療法としては、

  • 化学療法(抗がん剤)
  • 放射線療法
  • 手術療法
このようなものが挙げられます。


比較的病期(ステージ)の進んでいない、Ⅰ・Ⅱ期のホジキンリンパ腫は抗がん剤による化学療法と放射線治療を行い、Ⅲ・Ⅳ期のホジキンリンパ腫は主にドキソルビシンやビンブラスチンなどの抗がん剤で治療するのが主流です。


これに対し、抗がん剤の効きにくい非ホジキンリンパ腫は主に放射線治療を主流とし、化学療法では抗がん剤にプラスしてリツキシマブという分子標的療法を行います。


悪性リンパ腫のうち、ホジキンリンパ腫は抗がん剤がよく効き、非ホジキンリンパ腫は抗がん剤が効きにくいというデータもあります。

悪性リンパ腫は2種類ある!


すでに名前が何度か挙がっていますが、悪性リンパ腫は2つの種類に分類されます。


次からは、

  • ホジキンリンパ腫
  • 非ホジキンリンパ腫
それぞれの種類でどのような違いがあるのかを解説していきます。

①ホジキンリンパ腫

悪性リンパ種のうち、発病時に「ホジキン細胞」がみられる悪性リンパ腫が、「ホジキンリンパ腫」に分類されます。


ホジキンリンパ腫は、

  • 古典的ホジキンリンパ腫
  • 結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫
この2つに分類され、さらに古典的ホジキンリンパ腫は、
  • 結節性硬化型
  • 混合細胞型
  • リンパ球豊富型
  • リンパ球減少型
以上4つの型があります。

欧米では悪性リンパ腫のうち3割がこのホジキンリンパ腫とされていますが、日本では全体の10%未満と、割合はかなり少ないです。

ホジキンリンパ種は、痛みが現れないことが多いためしこり以外の初期症状で発見することが難しく、主に頸部のしこりで発病に気付くことが多いです。

②非ホジキンリンパ腫

ホジキンリンパ腫以外の悪性リンパ腫を「非ホジキンリンパ腫」といいます。


悪性リンパ腫に罹患する人のうち、9割がこの非ホジキンリンパ腫です。


非ホジキンリンパ腫は、

  • T細胞・NK細胞リンパ腫
  • B細胞リンパ腫
主にこの2つに分類されます。

「T細胞・NK細胞リンパ腫」はさらに、
  • 成人T細胞リンパ腫
  • 節外性NK細胞・T細胞リンパ腫・鼻形
  • 腸症関連T細胞リンパ腫
  • 単形性上皮向性腸管T細胞リンパ腫
  • 末梢性T細胞リンパ腫・非特定型
  • 血管免疫芽球性T細胞リンパ腫
  • 乳房インプラント関連未分化大細胞リンパ腫
主にこのような種類に分けられ、ここでは挙げきれないほど、数多くの種類に分類されています。

「B細胞リンパ腫」も同様に、
  • 慢性少リンパ急性リンパ腫
  • 脾辺縁帯リンパ腫
  • 脾びまん性赤脾髄小型B細胞リンパ腫
  • リンパ形質細胞性リンパ腫
  • 節性辺縁帯リンパ腫
  • 濾胞性リンパ腫
  • びまん性大細胞型B細胞リンパ腫・非特定型
  • MALTリンパ腫(粘膜関連リンパ組織型節外性辺縁帯リンパ腫)
これら非常に多くの種類に分類されます。

非ホジキンリンパ腫は、リンパ腫の種類によって大きく進行速度が異なり、たとえば「MALTリンパ腫」は進行が遅いですが、「成人T細胞リンパ腫」はかなり早く進行し、治療が遅れると危険です。

保障内容でわからないことは保険のプロに無料相談!


これからがん保険への加入を考えている方は、悪性リンパ腫に備えるのであればいったいどこの保険会社・プランが良いのか迷うかもしれません。


ほとんどのがん保険では悪性リンパ腫が保障対象となっているとはいえ、保障内容はがん保険の種類や選ぶプランによって大きく変わるため、自分にとってベストながん保険を選びたい、と考えることでしょう。


そこで利用できるのが、保険相談サービスの「マネーキャリア」です。


マネーキャリアでは、保険のプロである「FP(ファイナンシャルプランナー)」に、何度でも無料で相談し、ベストな保険を提案してもらえます。


各がん保険ごとの保障内容の違いはもちろん、どうすれば保障と保険料のバランスを上手く取れるか、という点などについても相談できます。


これからがん保険への加入を考えている方は、ぜひ一度「マネーキャリア」に相談してみてはいかがでしょうか。

【参考】白血病と多発性骨髄腫とは?


悪性リンパ腫と混同してしまいがちな、同じ血液の病気である「白血病」と「多発性骨髄腫」という病気があります。


白血病が悪性リンパ腫と異なるのは、がん化するのが白血球であるという点です。


さらに、白血球の中でも「B細胞(の形質細胞)」ががん化するのが「多発性骨髄腫」です。


白血病と多発性骨髄腫、どちらも正常に血液が生成されなくなることにより、

  • 動機や息切れ
  • めまい
  • 貧血
  • 鼻血・出血斑
  • 発熱
  • 吐き気
  • 歯茎の腫れ
徐々にこのような初期症状が現れはじめます。

白血病の主な治療方法は化学療法ですが、多発性骨髄腫の場合は、
  • 65歳未満:経過観察中後治療が必要であれば化学療法、幹細胞移植を行う
  • 65~75歳:上下どちらかの治療が適しているかその都度判断される
  • 75歳以上:幹細胞移植ができないため、主に化学療法を用いる
このように年齢によって選択される治療法が変わります。

まとめ:悪性リンパ腫はがん保険で備えられる!


今回はがん保険で悪性リンパ腫に備えることについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


悪性リンパ腫は発症率こそ他のがんより低いものの、罹患しても進行していることに気付きにくい危険な病気でもあります。


悪性リンパ腫を発病したときの金銭的リスクに備えたいならぜひがん保険に加入して、安心して治療を受けられる準備をしておきましょう。


ほけんROOMではこの記事以外にも役に立つ記事が多数掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください。

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