竜巻や突風による住宅被害は火災保険で適用される?

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竜巻や突風はアメリカでしか起きないと思われがちですが、近年日本でも各地に起きていて、風災による住宅被害は凄まじいものです。その家の被害をカバーしてくれるのが、火災保険です。しかし被害額が20万未満の場合は、保険金が適用されない場合もありますので注意が必要です。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

竜巻や突風による住宅被害は火災保険で適用できる


竜巻や突風と聞くと、アメリカなど海外で起きるものだとイメージされがちですが、ここ近年、日本各地でも起きることが増えてきました。


また日本では、台風の被害も増えてきたので、その時の住宅被害は、イメージを遥かに超えるほど凄まじいものです。


そんな時に火災保険が適用されるのか?気になるところですよね。


今回の記事では、

  • 竜巻による住宅被害は火災保険に適用される?
  • 竜巻・突風被害による火災保険補償額はいくら下りる?
  • 竜巻被害に遭った時の火災保険の申請方法とは?
をわかりやすく解説していきます。

いつどこで起きるかわからない竜巻や突風などの風災が起きてしまった時のために、ぜひ参考にしていただきたい内容になっています。


ぜひ、最後までご覧ください。

竜巻による住宅被害は火災保険にどこまで適用される?


結論から言いますと、竜巻突風などによる住宅被害が起きた場合、火災保険が適用されます。


しかし〝保険の適用範囲はどこまでなのか?〟〝いくらくらい補償されるのか?〟が気になるところですよね。

以下のこの3つに重点を置いて、補償や適用範囲をもう少し詳しく解説していきます。


  • 竜巻による火災保険の補償はどこまで適用される?
  • 火災保険の補償対象は住宅以外にはどこまでカバーされる?
  • 竜巻による車の被害にあった場合は保険で補償される?

竜巻が起きやすい時期なども記載してますので、参考にしてくださいね。

 

ご自分に合う補償内容を見つけて、ぴったりな保険を選ぶきっかけにしていただければ幸いです。

竜巻は風災被害になる!火災保険の補償の受け取りが可能

火災保険は、火事の時に適用される保険ですが、火事以外の竜巻や突風などの風災被害に関しても補償の対象になっています。


竜巻によるどのような被害が出た時に、補償を受けられるのか?

具体的な事例をあげて、見ていきましょう。


  • 竜巻による突風で屋根瓦が破損してしまった
  • 竜巻によって飛ばされてきたものが家に衝突して破損してしまった
  • 竜巻によって窓ガラスが割れて部屋の中に雨風が侵入することで家電製品が壊れた
しかし、以下の場合には補償の対象外になります。
  • 以前から屋根瓦が剥がれそうになっていたものの、そのまま放置していたことで
    竜巻によって、屋根が飛ばされてしまった場合。(かつ、隣人の家に屋根瓦が衝突した場合も同様)
この時の補償対象になるかどうかの判断ポイントは、竜巻による被害なのか?自己責任による被害であるか?です。

火災保険の補償対象は住宅以外にもカバーされる

火災保険は、住宅の建物以外にも補償対象とされているものがあります。


それが、〝家財〟と呼ばれるものです。

家財とは、「家から持ち出せるもの」全般で、主に以下のものが対象になります。


  • ソファ、テーブル、照明・暖房器具、じゅうたん、タンスなどの家具全般
  • コート、スーツなどの衣服
  • 食器類、調理器具などの台所用品
  • テレビ、PC、書籍などの趣味娯楽グッズ
  • 駐輪場に停めてある自転車
  • 30万未満の貴金属や美術品などの高騰品
1つの価格が、30万未満の貴金属や美術品などの高騰品に関しては、明記物件といって別途お手続きが必要になります。

しかし、30万以上となる冷蔵庫やテレビなどの家電製品の場合は、家財として補償対象になるので、判断に迷う場合には、火災保険内容を見直してみたり、担当者に問い合わせてみましょう。

参考:竜巻による車の被害にあった場合は自動車保険で補償される

竜巻などの風災が起きてしまった時には、住宅はもちろん、屋外に停めていた車は、より大きな被害に遭うことが想定されます。

火災保険に関して、自転車は保険適用されるのか?気になるところですよね。

自動車は家財には入らず、基本的には火災保険の補償対象外になります。
代わりに、自動車保険での補償対象になるため、注意が必要です。

しかし、竜巻による車の被害でも補償の対象になるケースがあるので、ご紹介します。

  • 竜巻によって飛んできたものが車に当たった
  • 車が飛ばされた
  • 横転した際に隣の車を傷つけてしまった
(参考:ソニー損保より)

また、竜巻による損害で車両保険を費用した場合は、翌年に1等級ダウン、事故あり係数適用期間は1年加算される形になります。

一方で、相手方の賠償で保険を使用した場合には、翌年は3等級ダウン・事故あり係数適用期間は、3年加算されることになります。

竜巻で損害が起きた場合は、まずは保険会社に連絡しましょう。

竜巻・突風被害による保険補償額は2つの種類から支払われる

竜巻・突風被害による被害は、火災保険で適用されることがお分かりいただけたかと思いますが、ここからは〝保険補償額はいくら下りる?〟について解説していきます。


火災保険で支払われる保険金は、大きく分けて以下の2つです。

  1. 新価と時価(保険金の算出方法)
  2. 免責金額(自己負担額)
新価・・・竜巻被害によって必要となる、家財の買い直しや建物の修繕費用のこと
時価・・・新価から経年劣化等により、価格が下がった分を差し引いた金額のこと

現在、火災保険を契約する際には、何もしなければ〝新価〟に設定されていることがほとんどです。竜巻被害で起きた損害分を受け取れるシンプルな設定になっています。

続いて、免責金額(自己負担額)は、火災保険の契約時に設定されていることがありますが、免責金額を設定すれば、保険料は安くなります。

しかし、窓ガラスが数枚割れた程度の免責金額が修理費用よりも高い場合は、保険金は受け取れない仕組みになっているため、注意が必要です。

竜巻・突風被害による受け取れる保険補償額の事例を見てみよう

竜巻や突風の被害によって受け取ることができる保険金は、どれくらいなのか?

具体例を挙げてみます。 


 もし、免責金額が10万円であれば2,000万円の建物が全壊した場合は、


  • 2,000万円(建物)-10万円(免責金額)=1,990万円 

 受け取れる金額は、1,990万円です。 


 しかし、3万円の窓ガラスが割れた場合になると、


  •  3万円(窓ガラスの修理費用)-10万円(免責金額)=-7万円

このように、修理費よりも免責金額の方が高くなってしまう場合には、

保険金が下りませんので、事前にこれらの内容を把握しておきましょう。

注意:損害額が20万未満の場合は保険金が支払われない

昔の火災保険の風災補償の場合、フランチャイズ方式という契約になっていることがあります。その場合、


  • 損害額20万円未満の場合は、保険金を支払わない。

という契約内容になっています。


ですので、竜巻の被害で、窓ガラスが割れて損害額が10万円だった場合は、損害額20万円以下になるため、保険金を受け取ることはできません。


しかし、窓ガラスや家財等を含め、30万円の損害額になった場合は、損害額が20万以上になるため、30万円満額の保険金を受け取ることができます。

参考:日本での竜巻(風災)被害事例

竜巻や突風の被害は、アメリカなどの海外などで起きるイメージが多いかもしれませんが、実際に日本ではどれくらいの件数の被害があるのでしょうか?気になるところですよね。


日本では、年に23件もの竜巻の発生があると確認されています。


発生場所住宅半壊住宅全壊
千葉2312
宮崎34879
愛知30940

(参考:気象庁より)


データを見てみると被害地域に偏りはなく、全国各地で起きていることがわかります。

発生時期に関しても、季節問わず発生しています。


しかし、積乱雲が発達しやすい台風の季節に発生件数が多くなっています。


また、竜巻は、発達した積乱雲にともなう強い上昇気流による雲の渦巻きであるため、黒い雲や雷だけでなく、場合によっては、大粒の雨やひょうが降り出すこともあるので、注意が必要です。


台風よりも被害が大きくなるため、火災保険に加入しておけば安心ですね。

竜巻被害で保険金を受け取ろう!火災保険の請求方法5ステップ

竜巻による破損汚損が起きてしまった場合の火災保険への申請方法を紹介します。


以下のステップで進めると、比較的スムーズに保険金が受け取れるので、参考にしてください。

大きな流れは、以下の5つのステップになります。


  1. 保険会社に連絡する
  2. 必要書類を提出
  3. 保険会社による現地調査
  4. 審査
  5. 保険金が支払われる
被害に遭ったら、すぐに保険会社に連絡をしましょう。

この際に、「契約者名、保険証券番号、損害発生日時、状況説明」を聞かれることが多いので被害状況を写真に収めておいたり、保険証券番号を手元に置いておくとスムーズです。

その後、保険会社から書類が送られてくるので、必要事項を記載し返送します。
この時、被害内容を証明する書類である「罹災証明書」と業者から取り寄せる「修理見積書」が必要になります。

また、写真も必要になることもあるので、あらかじめ被害状況をスマホなどで撮影しておきましょう。

そして、保険会社から調査員が派遣され、保険金を支払うかどうかの審査が行われた後、審査が通った段階で保険金が支払われることになります。

まとめ:火災保険で竜巻被害を補償しよう


今回の記事では、


  • 竜巻の突風による住宅被害時は火災保険に適用される
  • 車の損害は火災保険適応外となるが、車両保険で補償される
  • 竜巻による住宅が破損汚損した場合の火災保険の申請方法
をお伝えしました。

日本のどの地域においても被害が起きる可能性があるので、火災保険に加入しておくと安心です。

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