火災保険の保険金請求・申請のコツって?請求のコツを使った申請例

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火災保険の保険請求・申請にはコツがあります。請求のコツは、被害写真を用意したり、家財保険をかけているかなどの契約内容の確認、見積書を外部の業者に作成してもらうなど多岐に渡ります。申請代行サービスの利用による保険金請求もありますが、近年詐欺が横行しているため注意が必要です。

火災保険の保険金請求・申請のコツって?

もし自宅が損害を受けた時に役に立つのが火災保険です。

ですが火災保険に加入していたとしても、火災保険の使い方をきちんと把握している方はあまりいないのではないでしょうか。実は保険金をもらうのにはいくつかのコツがあります。

今回はそんなコツを踏まえて

  • 火災保険の保険金請求・申請方法
  • 保険金請求時のコツを9つと裏ワザ
  • 保険金請求代行による詐欺
を中心にまとめていきます。

こちらの記事を読めば、万が一損害を受けてしまった時に火災保険の保険金受け取りをスムーズに行うことが出来ます。
ぜひ最後までお読みください!

火災保険の保険金請求・申請の方法



火災保険の保険金の請求・申請方法を解説していきます。

  • 保険会社へ連絡
  • 保険金請求に必要な書類が保険会社から送付
  • 書類を記入し提出
  • 保険金受け取り
以上のような流れで保険金を請求していきます。

まず損害を受けたことを保険会社に報告します。ここで契約者名保険証番号損害を受けた日にち、状況をできる限り報告しまう。この時に保険金の受け取りまでを担当者の方に聞いておくといいでしょう。

報告をした後に保険会社から保険金受け取りに必要な書類が送付されます。もしわからないところがあれば保険会社の方に確認してください。
次に保険会社から送付された書類を提出します。書類の中にはご自身で用意するものもありますので、必ず保険会社からの指示にしたがってください。

書類提出後、審査をし保険金を決定いたします。保険金は早くて1ヶ月前後で受け取れることが多いです。

参考:火災保険の保険金請求時の必要書類

では火災保険を請求するときの必要書類とはどのようなものでしょうか?必ず必要なものから事例によっては必要となるものを解説していきます。

保険金請求書
保険会社から送付されますので記入して提出。
罹災証明書損害の内容を証明する書類です。管轄の消防署などで発行されます。
写真損害の箇所の写真を残しておきます。
修理見積書修理業者からいただきます。

以上が必要書類となります。

必ず損害の証明となるものが必要なことがわかりますよね。しっかり証拠を残すことで妥当な保険金を受け取ることが出来ます。わからなければ保険会社の方に問い合わせてみるといいでしょう。


また損害状況によって、不動産登記簿謄本印鑑証明書なども必要になる場合があります。ですので必ず保険会社の方の指示にしたがってください。

注意:3年以内であれば修理後でも請求可能

損害を受けてから3年以内であれば保険金の請求が可能です。万が一修理してしまっていても当時の証拠が残っていれば受け取ることが可能です。これは保険法によって決められていることです。


ですが保険金の請求には必要書類を提出必要があります。ですので、証拠の写真修理証明書などがあるか確認しましょう。もし資料が足りない、不安な方は加入している保険会社に問い合わせて聞いて見てください。


もしかしたら保険がおりないと思っていたものが保険の対象となるかもしれませんので気になるものがあれば一度相談して見ましょう。

火災保険の保険金請求・申請時の9つのコツを紹介

保険金を速やかに受け取るにはどうしたらいいでしょうか。また保険金が納得の金額受け取れるようにするにはどうしたらいいでしょうか。


これからその疑問に答える火災保険の保険金請求時のコツを9つご紹介していきます。コツを知っておくだけで理不尽な保険金の減給や支払いの遅延から免れられます。


保険金請求のコツ①事故の報告を保険会社にすぐにする

自然災害による損害は速やかに保険会社に報告をしましょう。自然災害による災害は時間と共に風化し証明が難しくなってしまいます。報告が遅れれば遅れてしまうほど保険金の受け取り金額も低くなってしまう可能性もあり、最悪受け取れない場合もあります。


大きな自然災害が起きてしまいますと、保険会社への問い合わせが一気に増えます。ですので連絡がつくにくくなってしまったり混み合い保険金の受け取りが遅れてしまします。ですが諦めずに連絡を取ってください。もし繋がりにくい場合には先に必要書類を準備できる範囲は準備しておくといいでしょう。


また地震による災害は地震保険に加入していなければ補償対象にはなりません。ですので火災保険と合わせて地震保険に加入することをおすすめいたします。

保険金請求のコツ②必要書類の不備をなくす

提出書類の不備がありますと、また返送されて訂正して送付しなければなりません。なのでできるだけ必要書類の不備は無くしたいものです。また不備があると保険金が減らさせたり受け取れなくなってしまいます。

不備がおこるポイント3つ

損害箇所の写真添付忘れ

損害が受けたことを証明する大事な資料です。こちらを忘れると証明が出来ませんので保険金が妥当な金額受け取れません。
謄本の添付忘れ
”戸籍謄本””登記簿謄本”は契約者本人確認のために必ず必要な書類です。こちらの提出がないと「代理人が申請しているのではないか?」と疑いをかけられてしまいます。それによって保険金が正しく支払われなくなってしまいます。

書類の訂正時

書類を記入している時に間違ってしまった場合は必ず訂正印を押してください。訂正する時は、訂正箇所を二重線で消し訂正印の押印が必要です。

保険金請求のコツ③家財保険にも加入?契約内容を確認しておく

保険金を請求する時にあらかじめご自身の契約内容を確認しましょう。補償内容を把握していなければ保険金が正しく支給されない場合も出てきます。

自分が選択した補償内容が建物と家財のどちらもなのか、それとも片方だけなのか把握していますか。建物だけの場合や家財だけの場合や損害を受けたものによっては保険対象外となることがございます。そのほかにも自己負担額(免責額)はいくらなのか、特約はつけていたのかなども知っておいてください。もしわからない場合は契約書類などを確認するか、直接保険会社に問い合わせるのでもいいでしょう。

保険金請求のコツ④事故発生日を明確にしておく

損害を受けた日にちがいつなのか?原因は何なのか?を必ずわかるようにしておきましょう。ですが中には自己発生日が不確定なものがあります。それが自然災害と盗難被害です。

自然災害

自然災害による被害は本当に自然災害によって受けたものなのか、いつの災害によるものなのかわからず特定しづらいのが特徴です。
わかりづらい例で言うと台風の後に自宅の周りのフェンスが壊れていたとします。この場合いつと言う証明が難しいですよね。この時の様な場合には気象庁のホームページなどで近くの天気・風速・降水量などの情報を確認して記録しておくといいでしょう。
データが細かければ細かいほど信憑性は高まります。

盗難被害

盗難被害は実際に盗難に遭ったことを証明しなければなりません。当然、いつ被害に遭ったのかわからない場合が多いですよね。盗難されたものが高価なものであれば、購入した店舗に履歴が残っていたり購入した時のレシート、クレジットカードの履歴で証明することが出来ます。これらの履歴が無い場合でも、購入時の箱や、ご自身が着用している写真などがあれば証明出来ます。

保険金請求のコツ⑤被害箇所の写真を多くとっておく



損害箇所の写真があるだけ証明ができます。ですので写真は少なくとも5枚は取りましょう。写真での証明がきちんとあると保険会社にも伝わりやすく、保険金も正しい額を受け取れるはずです。また撮り方のコツは損害箇所だけではなく損害していない箇所の写真も撮っておくことです。これはどのぐらい損害を受けたか見比べるために必要となります。そのほかにも建物全体、損害を受けた家財の全体も撮っておいてください。


実際に被害写真を利用した申請例をご紹介します。

台風(風災)による被害の事例

沖縄在住 M.Tさん女性
台風によって自宅の塀が吹き飛ばされ破損してしまいました。急いで保険会社に連絡をし必要書類と写真を10枚ほど送付しました。写真は損害部分と損害を受けていない部分と両方送りました。後日、証明するものがきちんとあったので保険金が降りたそうです。

落雷による被害の事例

栃木県在住 S.Aさん男性
落雷によって自宅の窓ガラスが割れてしまいました。そのままでは危険なので証拠写真を撮影したのち修理業者に修理を依頼しました。後日、被害当時の写真と修理後の写真と被害を受けていない窓の写真を15枚ほど保険会社に送付しました。その後修理費用は全て保険金で賄えたそうです。

保険金請求のコツ⑥信頼できる担当者・修理業者に依頼する

火災保険に加入するときには信頼のできる担当者が付いてくれるところを選びましょう。また連絡もマメに取れ迅速な対応ができる担当者にお願いすることによってスムーズび保険金の申請が出来ます。ですから依頼するこちらの方もなるべく早く返事はする様にしましょう。上手く状況が伝わらないと正しい額の保険金が計算されにくくなってしまいます。


修理業者も信頼できる業者を選んでください。自然災害が起こった際に各所で修理業者を必要とします。そこで悪い業者は修理費用を高く見積もって儲けようとしてきます。他の業者に頼もうとしても「他も同じ金額ですよ。」など「どこっも忙しくて私たちの業者くらいしか空きがありませんよ。」などと嘘を付いてくる可能性もあります。また中には保険金を不当に請求させようとしてくる詐欺紛いのことをしてくる業者もいます。一番いいのは信頼できるのは前から知っている業者や口コミで調べるのもいいと思います。

保険金請求のコツ⑦保険金が少ないと思ったら抗議する

保険金額は保険会社の方が提出された必要書類を元に契約内容と照らし合わせて算出します。その出された保険金が少ないと思ったら異議申立てすることも可能です。契約者から異議申し立てを出された場合、保険会社は再審査を行います。保険会社も「なぜその保険金額になったか。」根拠がある上で定時しています。ですのでそれに反論できる根拠ある持論がなければなりません。


また保険金額が銀行に振り込まれたか確認しましょう。何らかのシステムエラーで少ない金額が振り込まれている可能性もあります。

保険金請求のコツ⑧見積書を作成!予め業者に見積もりしてもらう

次に保険金を多くもらえる裏ワザをご紹介します。

保険金を請求する前に予め何社か業者に見積もりをもらってください。複数の見積もりの中で金額が一番高いもので見積もりすれば高い保険金額になります。

中でも見積もりを頼んだ方がいい箇所としては比較的費用の掛かりそうなところです。

仮設足場、屋根、瓦、カーポート、フェンス、門や塀、ベランダ、外壁などの被害は見積もりをとってもらうのがいいでしょう。


また査定額をあげるポイントを紹介して行きます。

  • 不測事態工事だということを伝える
  • 部品修理の項目は部品交換にしてもらう
  • 見積もりを材工で出してもらう、部材も分けて明確にしてもらう
  • 納得のいかない箇所は再度見積もりを頼む
実際に査定の見直しをして査定額が上がった事例もあります。ですので少しでもおかしいなと思ったら査定のし直しをしてもらいましょう。

保険金請求のコツ⑨鑑定人がみるポイントを抑える

保険金の請求をしますと鑑定人が保険会社から派遣されます。鑑定人によって保険金の査定が行われます。

鑑定人がみるポイントは

  • 被害箇所の見積もり
  • 同じ品の価格
  • 修理方法と業者
  • 不要な施工がないか
などがあります。

鑑定人によっては説明がわかりづらかったり、きちんと被害箇所を確認しないなど不信感を抱いた場合は鑑定会社を変えてもらうことも可能です。

注意:火災保険の保険金請求・申請代行サービスによる詐欺が横行

火災保険に関する詐欺が多発しています。保険金の代行で請求・申請のサービスを使った詐欺が横行しています。そもそも保険金の申請代行は許可されているのか?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は保険金の申請の代行は違法ではありません。ですが申請代行を利用して詐欺を働く業者もいます。また違う観点から見ると違反行為にもあたります。 


 まず合法の申請代行を解説します。 
  • 保険金の申請代行が完全に無料 
  • 保険金の申請代行に手数料がかかる
 修理工事と合わせてではなくて完全無料、または手数料を払っていれば合法な代行と言えるでしょう。 

 では違法な申請代行の解説をします。 
  •  保険金の申請代行代が修理工事と一緒に申し込むと無料になる
  • 嘘の報告をするように頼まれる  
 以上の手口を利用した場合は違法の可能性があります。修理工事と一緒に申し込むことで保険金の申請代行が無料になるのは疑った方がいいでしょう。また契約者に保険金を誤魔化す様にお願いをしてくる業者もいますので注意してください。 

 現在では保険金の請求・申請代行サービスの多くが違法業者によって行われています。

火災保険の保険金の請求・申請代行はきちんとした方法であれば法には触れません。ですが保険会社との契約違反になってしまいます。それは火災保険加入時に契約内容の中に”契約者のみが保険金を請求できる”という規約が必ずあるためです。 ですので、できるだけご自身で保険金は請求しましょう。

まとめ:火災保険の保険金請求のコツを掴んで保険金をスムーズに受け取ろう

いかがでしたでしょうか。火災保険の保険金の請求方法のコツは理解できましたか。

今回のポイントは

  • 火災保険の保険金の請求方法
  • 請求をスムーズにする9つコツ
  • 違法業者には騙されない
  • 火災保険の保険金請求は自分で申請する
でした。

ポイントを全てクリアすればスムーズに保険金を受け取ることがだきます。また今回の記事で何を用意すればいいのかもわかりましたよね。もし3年以内に自然災害などで修理したものがあれば一度保険金が支払われるのか調べてみるといいと思います。火災保険の使い方がわかれば節約にもなりますよね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。ほかにもほけんROOMではみなさんの役に立つ記事をご用意してます!


この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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