自動車保険は途中で内容変更するには?保険会社を変えてもいいの?

自動車保険の契約途中に年齢が上がったなどで内容変更をしたい、保険料が高いから保険会社を変えたいと思う方も多いと思います。契約の途中で契約内容や保険会社を変更することはできるのでしょうか?この記事では自動車保険の契約変更・切り替えについて解説します。

自動車保険(任意保険)は途中で内容変更できる?

自動車保険の内容を途中で変更したいが、変更の仕方が分からないという人も多いと思います。


また、契約内容だけでなく保険会社も変更するときのメリット・デメリットも気になりますよね。


実は、自動車保険の契約内容を変更するには都合のよいタイミングがあったり、保険会社を変えたりするときのメリット・デメリットがあります。


この記事では、

  • 自動車保険の契約途中で内容変更することはできるのか?
  • 契約の途中で保険会社を変えることはできるのか?
  • 契約途中で保険会社を変えることのメリットとデメリットは?

について解説します。


自動車保険の内容は多岐にわたっているため、車の利用状況が変わったり、他の保険会社が新しい保険を発売すると、今の保険が最適なものでなくなる可能性があります。


そのため、保険内容を見直した際に必要であれば即座に保険の内容変更ができるよう、この記事を読んで参考にして下さい。


ぜひ最後までご覧ください。

自動車保険を途中で内容変更することは可能!

車を買い替えたりしたときは、自動車保険の契約の途中でも保険の内容変更をしなければなりません。


もし、子供が結婚を機に別居して運転者の範囲や年齢が変わったときなどはどうなるのでしょうか。


そのような場合ももちろん内容変更することは可能であり、払ってしまった保険料が安くなる場合には、払い過ぎの保険料も返金してもらえます。


他にも弁護士特約やドライブレコーダー特約などの特約を追加したい、削除したいというときも内容変更をすることができます。

ダイレクト型自動車保険の場合の変更方法

ダイレクト型自動車保険の内容変更をするときは、ホームページ上に設けられている「個人専用ページ」を利用します。


個人専用ページにログインするにはIDとパスワードが必要ですが、会社によっては証券番号や契約者の氏名、生年月日、電話番号などでもログインできるところがあります。


個人専用ページで契約内容を書き換えれば完了ですが、後日確認のために内容変更のメールが届きますので、間違いがないか必ず確認しましょう。

代理店型自動車保険の場合の変更方法

代理店型自動車保険の内容変更をするときは、電話、ネット、代理店窓口の3つの方法があります。


電話で内容変更する場合

証券に記載されている代理店に電話をして、契約内容の変更をする旨申し出て、必要書類を送ってもらいます。


そして、書類が届いたら変更事項や必要事項を記入し、必要書類があるときはそれらを同封して送ります。


また、保険会社によっては、電話だけで内容変更の手続きが完了してしまうものもあります。


ネットで内容変更する場合

ネットで手続きをする場合、「個人専用ページ」にログインして行う場合と契約内容変更のページで行う方法があります。


「個人専用ページ」にログインするにはIDパスワードが必要ですが、契約内容変更のページではその必要がありません。


ただ、契約内容変更のページでは変更のできる項目に限りがあり、「個人専用ページ」でないとできないものもあります。


どちらもアクセスして画面の指示に従って変更事項や必要事項を記入していけば完了です。


代理店で内容変更する場合

代理店で保険の内容変更をする場合、少なくとも免許証保険証券印鑑は持っていきましょう。


また、変更する内容によって必要書類がありますので、事前に電話をして確認しておくと二度手間にならずに済みます。


代理店で所定の書類に変更事項や必要事項を記入し、必要書類を提出して完了します。


代理店窓口で担当者と対面しながら内容変更すれば、ある事項の変更に伴い他にも変更になる事項がないかなども教えてくれますので安心です。

保険料が変わったらどうなる?

自動車保険の内容変更により保険料が変更になる場合、保険料を年払いにしていると過不足が生じます。


その場合には、内容変更の手続きの際に契約者の金融機関口座クレジットカードが必要になります。


払い過ぎた保険料があれば契約者の金融機関口座に振り込まれ、不足する保険料がある場合はクレジットカードで支払います。

契約の途中で保険会社の切り替えはできる?

ここまで、保険契約期間の途中で内容変更ができることを解説してきましたが、契約の途中で保険会社を切り替えるときはどうなるのでしょうか。


CMを見ていると他社の方が補償内容が良い、保険料が安い、サービスが行き届いているなどの理由で保険会社を切り替えたいと思うことはあります。


また、契約内容の変更に伴って見直しをすると他社の保険の方が最適な契約内容になるために、保険会社を切り替えたいという場合もあるでしょう。


ここでは、途中で保険会社を乗り換えることについて解説します。


自動車保険の契約途中での保険会社の切り替えは可能!

自動車保険の契約途中で保険会社を切り替えることは可能です。


また、このとき保険料に大きな影響がある等級も引き継がれます。


ただし、保険会社を切り替えるときには、新旧の保険期間に空白期間ができないことと重複期間が生じないことが重要です。


空白期間の間に事故を起こすと当然ながら補償は得られず、7日を過ぎると等級が引き継がれなくなってしまいます。


重複期間があると、双方に保険料を払わなければなりませんが、保険金が双方から降りず保険料が無駄になります。

同じ補償内容でもダイレクト型の方が安くなることが多い

自動車保険は大きく分けてダイレクト型代理店型があり、一般にはダイレクト型の方が保険料が安くなります。


また、安くなるといって必ずしも補償が薄くなるわけではありません。


安くなる理由は、保険料には人件費や事務経費が含まれていますが、ダイレクト型は代理店型に比べ人件費や経費を削減できるからです。


一例としてダイレクト型と代理店型の保険料を比較してみました。

見積もり内容ソニー損保東京海上日動
車種クラウンGRS202クラウンGRS202
等級1616
年齢条件26歳以上26歳以上
免許の色ゴールドゴールド
事故有係数適用期間0年
0年
使用目的家庭用家庭用
走行距離区分7000㎞以下7000㎞以下
運転者本人・配偶者本人・配偶者
車両保険175万円135万円
対人・対物補償無制限無制限
人身傷害補償3000万円3000万円
弁護士特約ありあり
保険料53,500円63,930円


この例ではダイレクト型の方が10,0430円、約16%も安くなります。

途中で保険会社を切り替えるとどうなる?デメリットは?

自動車保険の契約途中で保険会社を切り替えることができることは分かったが、途中解約はやはりデメリットが大きいのではないかと不安に感じます。


契約途中で切り替えるときに注意しなければならないことは、前述の契約の空白期間、重複契約のほかに等級の引継ぎ方解約返戻があります。


一方、切り替え先の保険会社によっては、契約後の保険料が安くなる、サービスが良くなる、補償が手厚くなるなどのメリットがあることも考えられます。


ここでは、デメリットについて解説します。

デメリット1. 等級の進みが遅くなってしまう

保険料を決める大きな要因である等級は、保険会社が変わっても等級は引き継がれます。


また、この等級は1年間事故を起こさなければ1等級上がり、逆に事故を起こせば3級ダウンします。


ところが、保険期間の途中で保険会社を切り替えるときには、等級について少し注意が必要です。


保険期間の途中で保険会社を切り替えると、等級は引き継がれますが、その等級の始期は引き継がれず、切り替えた時点から新たに1年が経過しないと等級は上がりません。


つまり、契約始期から11か月目に保険会社を切り替えると、切り替え先での1年と合わせて1年11か月で等級が上がることになります。


さらに、7等級以上の等級が引き継がれるためには、前の保険を解約した翌日から7日以内に次に保険に加入する必要があります。


ちなみに5級以下の等級は、前の自動車保険を解約後13か月以内に新しい自動車保険に加入すると、その等級と事故有係数適用期間が引き継がれます。

デメリット2. 支払った保険料は満額では返金されない

保険期間の途中で保険会社を切り替えると、保険料を一括払いしている場合、解約返戻金は返ってきますが、未経過分の保険料が満額で返金さるわけではありません。

その解約返戻金を計算する際の「短期料率」を示します。
解約までの期間短期料率
7日まで10%
15日まで15%
1か月まで25%
・・・・・・
11か月まで95%
12か月まで100%
短期料率は保険会社によって異なる可能性がありますので、解約のときは保険会社に確認してください。

短期料率から解約返戻金の額の計算は、

解約返戻金=年間保険料x(1ー解約までの期間に応じた短期料率)

となります。

契約開始から1か月以内に解約したときは、残り11か月もありますが、年間保険料の75%しか返金されません。

乗り換えるメリットは何?

契約期間中に保険会社を切り替えるメリットはあるのでしょうか。


乗り換えるメリットは、保険料が安い、魅力的なサービスがある、事故対応が良いなどがあります。


特に、保険料は前述したようにダイレクト型の方が安くなる場合が多いです。


今の自動車保険を解約して一時的に保険料の損をしても長い将来を考えると、ここで安い方の保険に切り替えた方がお得であることは自明でしょう。

1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?


もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。


  • 加入してから一度も自動車保険を見直していない
  • 車を購入する代理店で加入した
  • 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。


以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!

まとめ:途中で内容変更や会社の切り替えはできる!

ここまで途中で自動車保険の内容変更をしたり、保険会社を切り替えることについて解説しましたが、いかがでしたか。


今回の記事のポイントは、

  • 自動車保険は途中で内容変更できる
  • 保険料は変更内容に応じて返金、追加支払いとなる
  • 保険会社も途中で切り替え可能
  • メリット:料金が安くなる、自分に合った補償内容にできるなど
  • デメリット:等級の進みが遅くなる、保険料は満額返金されないなど

でした。


自動車保険の契約内容は複雑であるため、年数がたつと自分に最適だった内容が自分に合っていない内容になっている可能性があります。


また、車の買い替え家族構成の変化、生活スタイルの変化が起きたときは途中でも内容を変更しなければなりません。


そのようなときは契約内容の変更がスムーズできるよう、この記事を読んで参考にして下さい。


ほけんROOMではこの他にもお役に立つ情報を多数掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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