自賠責保険は年齢によって保険料が変わるの?年齢条件特約について

自賠責保険に年齢条件の設定はできるの?その疑問にお答えします。自賠責保険の保険料がどのように決まっているかについて、正しく理解してない方は多いようです。この記事では、自賠責保険と年齢条件の関係や設定について、詳しく解説しています。

自賠責保険に年齢条件の設定はできるの?

車に乗っている方なら、絶対に加入しなければならない自賠責保険。

自賠責保険は加入することが必須とはいえ、それでも「できるだけ保険料を節約したい…」と皆さんは思っておられるかと思います。


そこで今回取り上げるのは、できるだけ抑えたい自賠責保険・任意保険それぞれの保険料節約のために活用したい、『年齢条件』に関する、主に次のことです。


  • 自賠責保険で年齢条件の設定は可能か? 
  • 任意保険の年齢条件設定で保険料を抑えられるしくみとは?

自賠責保険という強制保険だけでなく、任意保険にしても、安心・安全のためとはいえ少なからず家計の負担となる「保険料」が占める割合を、なんとしてでも抑えたい!という方は、これからの記事をぜひご覧ください。

自賠責保険に年齢条件の設定はできません!

まず、とても基本的な点として、最初に言っておかなければならないこととして、自賠責保険に年齢条件を設定し、保険料を割り引いてもらうということはできません

それは、なぜでしょうか。

自賠責保険では年齢・等級等により保険料は変りません

すでにお分かりの通り、自動車保険のうち、私たちは自賠責保険には加入しなければなりません。しかし、各保険会社が提供している任意保険については、加入を強制されてはいません。


その分、任意保険では自賠責保険でカバーしきれない部分の保障を受けられます。


私たちが加入することのできる任意保険には主に次の二つの種類の「特約」があります。  
  • 付帯することによって、保険料は上がるが保障内容が手厚くなる特約 
  • 付帯することによって、保険料が割引になる特約(しくみ)

そもそも年齢条件は、いわゆる制限を課す『特約』の一種として考えると分かりやすく、上記に挙げたうちの2番目にあたります。


自賠責保険はあくまで最低限の補償を約束するものであり、さらに多くの保障が必要な場合は任意の自動車保険に加入する必要があります。


保障が手厚くなる特約も、対象範囲を限定することによって保険料が割引となる特約も、自賠責保険にはなく、任意保険にしかありません。


よって、自賠責保険において年齢条件を設定し保険料を割り引いてもらうことはできません。


自賠責保険の保険料は車種別に一律設定

自賠責保険における保険料は、車種別に一律の設定が行われています。 

下の図をご覧ください。

(国土交通省HP)http://www.car-hokengd.com/auto-liability-insurance/price/

【例:離島・本州以外の地域】(単位:円)

車種/契約期間3か月契約8か月契約13か月契約25か月契約37か月契約
自家用乗用自動車7,62012,01016,38026,68036,780
軽自動車(検査対象車)7,53011,75015,96025,88035,610

任意保険なら年齢条件の設定で保険料を抑えられる!

自賠責保険ではそもそも特約がないため年齢条件を設定できませんでしたが、自動車保険の中でも、個人で加入するかどうかを決める『任意保険』においては、年齢条件特約を付帯することによって、保険料を抑えることが可能です。

任意保険の保険料は若い人ほど高くなる!

具体例として、年齢条件でどのくらいの割引を受けられるのか、以下のS社における、年齢条件による自動車保険の割引率を見てみましょう。

http://www.sjnk.co.jp/hinsurance/risk/compcar/sgp/cost/

【例:新規契約における割増引率】

等級/条件全年齢補償
21歳以上補償26歳以上補償年齢条件対象外車種
6(S)28%割増3%割増
9%割引4%割引
7(S)11%割増11%割引40%割引39%割引

ご覧になって分かるとおり、年齢が若ければ若いほど、保険料が高くなっていることが分かります。


表を見ても分かる通り保険料自体は等級の影響を大きく受けますから、事故を起こさず等級を下げないことが何よりも優先されることではありますが、このように補償範囲を狭めることによって、金額を抑えることが可能なのです。

任意保険の年齢条件はこまめに見直そう!

任意保険における年齢条件は、こまめに見直すことによって、その分保険料を安く抑えることが可能です。

基本的に年齢条件は任意保険の契約途中でも変更することが可能です。


たとえば、今までは家族が一緒に住んでいたので運転が可能な家族全員が保障の対象となるように設定していたが、子どもが1人立ちし別居するなどして、対象年齢を設定する必要がなくなったとき、見直すことで保険料が安くなる場合があります。




高すぎるバイク保険に加入していませんか?

バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。


自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。


ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?


実は、バイク保険は少し条件を見直すだけで年間の保険料が1万円近く安くなることがあるのです。


ただ、自分で多くの保険会社で見積もりをして比較するのは大変ですよね。


そんな時は一括比較サービスを利用してみましょう。一括比較サービスであれば、一度の入力で多くの保険会社の見積もりを取ってくれます。


しかも何度利用しても無料です。一度利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、自賠責保険と任意保険における『年齢条件』について取り上げてきました。

この記事のポイントは、

  • 自賠責保険においては年齢ごとの料率が一定であり、年齢条件の設定ができない
  • 任意保険では、場合によって年齢条件を見直すことで、保険料を抑えることができる

という点です。


もしこれから自賠責保険・任意保険への加入を考えておられるなら、年齢条件の設定についてきちんと把握しておきましょう。


年齢のように保障の対象者を絞ることによって保険料を抑えることも可能ですので、保険ごとに比較を行う際はそういった点も考慮に入れて、できるだけ自動車保険による家計への負担を少なくしましょう。


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この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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