自賠責保険の更新方法とは?必要書類や更新場所、注意点まで解説!

自賠責保険の更新は何から行えばいいのでしょうか?この記事では、自賠責保険の更新方法について、必要なものやタイミング、更新場所まで徹底解説します。特に、便利なネットやコンビニでの更新方法についての解説は必見です。ぜひ最後までご覧ください。

自賠責保険の更新はどこでできる?タイミングは?詳しく解説

運転主であればだれもが加入しなければならない『自賠責保険』。


今あなたは、『自賠責保険の更新』について知りたい、と思っておられる事でしょう。


自賠責保険の更新時期が近付いてきてから、なんとなく「更新しなきゃ」と考え出す方が多いと思います。

しかし、更新が初めての場合は、何から行えば良いのか分からない方が多数いらっしゃることでしょう。 


そこで今回は、『自賠責保険の更新』というテーマに基づいて、 

  1. 自賠責保険の更新に必要なもの(書類)とは何か? 
  2. 実際に更新はどこでできるのか? 
  3. 更新手続きを行う際に注意すべきこととは? 


以上のことを中心に解説していきます。 


この記事を読んでいただければ、いざ自賠責保険の更新時期となったとき、何から始めれば良いか迷わず、貴重な時間を無駄にせずに済むでしょう。 


ぜひ最後までご覧ください。

自賠責保険の更新に必要なもの

これから初めて自賠責保険の更新時期を迎える、という方は、まだ何もわからない状態かもしれません。


もしかすると、新車を買ったばかりで、しばらくは安全に運転することで精一杯、という方もおられるでしょう。


自賠責保険の契約について、基本的に難しいことは何もありませんが、自賠責保険の更新を行うためには、更新に必要な「もの」と、契約が行える「場所」を知っておく必要があります。 


これから、その点についてそれぞれ取り上げていきます。

自賠責保険更新に必要な書類

まず、更新に必要な「もの」の部分です。


自賠責保険の更新に、必要な書類は…


  • 自賠責保険証明書
  • 車検証(車検対象の車種のみ)


基本的には、これだけです。

正式名称は『自動車損害賠償責任保険証明書』であるこの書類は、車検期間の間、自賠責保険に加入していることの証明となるものです。

自動車や250cc以上のバイクなど、車検のある自動車の場合、自賠責保険の更新は「車検時」に、一緒に行うことができますし、車検費用の中に含まれています。

ただし、後ほど取り上げますが、250cc以下のバイクや、原付など、車検が必要のない車種の場合、追加で必要な書類が発生します。

自賠責保険の更新ができる場所

では次に、実際に自賠責保険の更新ができる「場所」について知っておきましょう。


自賠責保険の更新手続きが可能な場所は、以下の通りです。


  • 郵便局 
  • コンビニエンスストア 
  • 保険会社の窓口
  • (インターネット手続き)

これらの場所で自賠責保険の更新手続きを行うことができます。

実際に保険会社の窓口へ行き手続きを行うことも可能ですが、身近にコンビニや郵便局がある場合は、そちらを利用した方が便利です。

また、インターネット上で手続きが可能な場合もあります。

自賠責保険の更新は車検の有効期限と調整することを検討してみて

まず覚えておきたい点として、自賠責保険の契約期間は、車検の期間(車検を受けてから、次の車検までの期間)を含んでいる必要があります。 


もし、少しでも車検期間が含まれていないのであれば、自賠責保険のサポートを受けることはできません。


先ほど取り上げたように、本来自賠責保険の加入と更新は、車を購入した際、また車検時に行ってくれます。 

車検の有効期限と自賠責保険の契約年数が同じであるなら、わざわざ自分で更新を行う必要もなく、考える必要もありません。 


ですから、手間を省く、という意味でも、自賠責保険の加入について、わざわざ自分で行わなくても良いように、車検の有効期限と合うように調整することができるでしょう。

自賠責保険の更新は、バイクだとコンビニやネットでできる!

先ほど何点か挙げた、自賠責保険の更新を行える場所の中で、最も便利で早い方法は、近所のコンビニで行う方法でしょう。


バイクや原付を利用している方は、自賠責保険の手続きが行える、対象となっているコンビニに必要書類を持参するなら、コンビニで手続きを行うことができます。




ただし、どの車種でも行えるわけではなく、コンビニで手続きが行える車種は限定されています。

対象となるのは原付(125cc以下)、軽二輪自動車(126〜250cc)

コンビニで実際に自賠責の手続きが行えるバイクには条件があり、『126~250cc 』のバイクが対象となります。 


原付の場合は、そもそも125cc以下の二輪自動車が「バイク」ではなく「原動機付自転車」、と呼称されています。 


【よりベストな方法】

  • 車検が必要な自動車、バイク→車検時に行うと便利 
  • 車検が不要な250cc以下のバイク、原付→車検が無いのでコンビニ・ネット等の方法で行う 


このように、それぞれ一番便利で手早い方法を用いることによって、自賠責保険の更新忘れで、いつの間にか期限が切れている…という事態を避けることができます。 


ちなみにコンビニで手続きを行う場合、以下の書類が必要となります。 


「自賠責保険証明書」に加えて… 

  • 原付:標識交付証明書 
  • 250cc以下のバイク:軽自動車届出済書 


手続きを行う際は、忘れないようにしましょう。

車検証に変わる重要なステッカーが交付される

車検のある自動車や250cc以上のバイクは、車検時に『車検証』が交付されます。


車検証は運転免許証のように常時携帯している必要があり、、提示を求められたときにすぐに提示できなければなりませんから、多くの方が車のダッシュボード等に置いたままにしています。


また、盗難時のリスクを考えて、普段は自宅保管しておき、出かけるときに毎回自宅から携帯していく、という方もおられます。


運転免許証と同等、ということは、不携帯の状態で止められたらどうなるか…というのはすでに皆さんがよく理解しているところです。


しかし、車検のない車種に関しては車検証を交付することは当然できません。


そこでその場合、車検証の代わりに、『自賠責保険ステッカー』が交付されることとなります。


このステッカーは、自賠責保険に加入していることを証明するためのものです。


ですから、自動車の運転手が運転時、車検証をいつも携帯するのと同じように、ナンバープレートにいつも貼り付けておく必要があります。


もしこの『自賠責保険ステッカー』が貼られていないと、30万円以下の罰金が課される場合もありますので、忘れずに必ず貼り付けておくようにしましょう。


自賠責保険の更新について注意してほしいこと

では最期に、実際に自賠責保険の更新を行おうとするとき、注意しなければならない点について考えてみましょう。


普段利用している車種によって、注意しなければならない点は少し異なるようです。

車検が不要なバイクは、自賠責保険への更新のし忘れに注意

『250cc以下のバイク』や『原付』など、車検が不要な車種に関しては、自動車のように車検時に更新を行う、ということはできません。 


保険の期限について通知が来ると、忘れていても気付けるかもしれませんが、それでも忙しかったりすると、放置してしまい日にちが経過してしまうことはありえます。 


実際に、しばらくの間バイクに乗っておらず、期日を勘違いしていたり、または完全に失念していたりなどの理由で、知らないうちに保険の期限が切れていた、それですぐにコンビニへ直行した…という経験をした方がおられます。 


更新手続きは自分で行う必要がありますから、更新を忘れていると乗ることはできなくなりますし、またその状態で知らずに乗ってしまうと、たとえうっかりだったとしても、自賠責保険への未加入ということで、免許が剥奪になる可能性もあります。 


ですから、車検が不要な車種に乗っている場合、自賠責保険の更新忘れには十分注意するべきです。

ステッカーや自賠責保険証明書の再発行はコンビニではできない

次に注意したい点として、契約時に交付される『自賠責保険証明書』や、『自賠責保険ステッカー』を、紛失してしまった場合です。 


契約・更新がコンビニでできるのだから、保険証の再発行もコンビニで…というわけには、実はいきません。 


『自賠責保険証明書』や『自賠責保険ステッカー』を再発行してもらうには、以下の方法を取る必要があります。 


【自賠責保険証明書・ステッカーの再発行】 

  • 方法:加入している保険会社に証明書の再発行を依頼 
  • 場所:窓口(代理店ではない) 
  • 必要書類:印鑑・本人確認書類 


証明書を持っていない状態、またはステッカーを張っていない状態では公道を運転することはできません(罰則の対象となります)。


何らかの理由でステッカーが損傷していたり、原型をとどめていなかったりしても問題です。


紛失した場合、また損傷してしまった場合は、そのまま運転せずに、速やかに再発行手続きを行うようにしましょう。

車検切れの状態では自賠責保険へ更新も加入もできない

車検は、私達が普段から利用する自動車が、いつも安全な状態であることを確認するために必要不可欠なことです。


これは根本的なことですが、車検が必要な車種は、以下のスパンで検査を受けることが義務付けられています。


【車種ごとの車検有効期限】

(車種)車検1回目~2回目車検2回目以降
普通自動車3年2年
軽自動車3年2年
大型特殊自動車2年2年
二輪自動車(250cc以上)3年2年


普通自動車だと初回から次の車検まで3年、それ以降は2年が有効期限となります。


もしこの期限が切れてしまうと公道で運転はできず、もし行った場合は罰則の対象となります。


また、車検が切れている状態では、自賠責保険へ加入することも、更新することもできません。 


車検は当然ながら『車』に対して行うものですし、自賠責保険も「運転手」ではなくこちらも『車』に対して掛けるものです。 


ですから何よりも、車検が必要な車種は、車検を受けることを忘れないように注意すべきです。

高すぎるバイク保険に加入していませんか?

バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。


自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。


ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?


実は、バイク保険は少し条件を見直すだけで年間の保険料が1万円近く安くなることがあるのです。


ただ、自分で多くの保険会社で見積もりをして比較するのは大変ですよね。


そんな時は一括比較サービスを利用してみましょう。一括比較サービスであれば、一度の入力で多くの保険会社の見積もりを取ってくれます。


しかも何度利用しても無料です。一度利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ここまで自動車保険の更新について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 


今回のこの記事のポイントは、 


  • 自賠責保険の更新には、『自賠責保険証明書』が必要 
  • 車検がない車種は『軽自動車届出済証』、『標識交付証明書』が追加で必要 
  • 自賠責保険の更新は、車検時に行える 
  • 車検がない車種の更新(契約)は、コンビニ、郵便局、ネット手続きも可能 
  • 更新を行うのを忘れたり、証明書やステッカーを紛失した状態で公道を走ると処罰の対象となるので注意 


以上の点になります。 


今まで何度も自賠責保険の更新を行ってきた、という方も、これから初めて行う、という方もぜひこれらの点を把握しておき、スムーズに更新が進められるように準備しておきましょう。 



ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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