自賠責保険はコンビニで簡単加入!手続き方法や注意点を解説

自賠責保険は車種によってコンビニで加入できることをご存知でしたか?必要者類の準備や注意点にさえ気を付ければ、ネット予約が可能な点など、自賠責保険のコンビニ加入は非常に便利なサービスです。自賠責保険の契約時には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

自賠責保険は”コンビニ”で加入や更新ができる!

すべての自動車やバイクにとって強制加入となっている、自賠責保険。 


ご存じでしょうか、 自賠責保険は車種によってはコンビニで加入や更新ができます。 


わざわざ保険会社や代理店でに出向くのは面倒ですよね。 


でも、一体コンビニでどうやって手続きすれば良いのでしょう? 


この記事では、コンビニでの自賠責保険加入について


  • コンビニで自賠責保険に加入する具体的な方法 
  • どのコンビニがおすすめ?各コンビニで加入の際に気をつけるべきこと 
  • 自賠責保険証の記載内容を間違ってしまったら、どうすればいいのか 


以上のことを中心にお伝えしていきます。 


この記事を読めば、あなたの自宅そばのコンビニであっという間に自賠責の手続きを済ませることができますよ。 


ぜひ最後までご覧ください。 

対象となるのは原付(125cc以下)と軽二輪自動車(126〜250cc)

ただし大前提として、コンビニ自賠責の対象となる車種は


  • 原動機付自転車(排気量125cc以下) 
  • 軽二輪自動車(126cc以上250cc以下) 


これらに限られます。 


それぞれにかかる自賠責保険料は、ナンバープレートの地域によって異なります。

 

本土(沖縄・離島以外)

契約月数原付軽二輪
12ヶ月7,500円8,650円
24ヶ月9,950円12,220円
36ヶ月12,340円15,720円
48ヶ月14,690円19,140円
60ヶ月16,990円22,510円


沖縄県(離島含む)

契約月数原付軽二輪
12ヶ月5,150円5,190円
24ヶ月5,280円5,360円
36ヶ月5,410円5,520円
48ヶ月5,540円5,680円
60ヶ月5,660円5,840円


沖縄以外の離島

契約月数原付軽二輪 
12ヶ月5,150円 5,520円
24ヶ月5,280円6,020円
36ヶ月5,410円6,510円
48ヶ月5,540円6,990円
60ヶ月5,660円7,460円


コンビニでは、自賠責に加入できるナンバーの地域が以下のように限られています。 


  • セブンイレブン…本土に限る 
  • ローソン…本土・沖縄・沖縄離島に限る 
  • ファミリーマート…本土・沖縄・沖縄離島に限る 


つまり沖縄以外の離島については、コンビニで自賠責に加入することができません。 


セブンイレブンに至っては、沖縄ナンバーの自賠責保険にも入れません。 


もちろんコンビニ所在地以外のナンバーでも、自賠責加入は可能です。 


とはいえ2018年現在、セブンイレブンが沖縄にないというのもその理由かもしれません。 


コンビニで扱わない地域のナンバーなら、保険会社や代理店(バイク販売店なども含む)まで出向いて加入手続きをするしかありません。

自賠責保険をコンビニで加入や更新する流れ

それではここからは、コンビニで自賠責保険に加入・更新する流れをご説明しましょう。 


事前に何を準備すれば良いのか? 


コンビニのどこで手続きできるのか? 


加入の手続きで気をつけるべきことは? 


これらの疑問にお答えしていきます。 

必要書類は確認しておこう

コンビニでの自賠責保険の加入や更新には、何を持っていけばいいのでしょうか。 


加入の場合 

  • 軽自動車届出済証(軽二輪) 
  • 標識交付証明書(原付) 
  • 保険料 


更新の場合 

  • 現在契約している自賠責保険証 
  • 保険料 


軽自動車届出済証・標識交付証明書には、車台番号などが記載されています。 


また自賠責保険証にはさらに、いつ自賠責保険が切れるかということも書かれています。 


コンビニでは、以下の情報を入力することになります。 


  • ナンバープレートの番号 
  • 車台番号 
  • 契約者の郵便番号・住所 
  • 契約者の氏名 
  • 保険開始希望日時 


自宅とコンビニを無駄に往復することがないよう、これらをきちんと準備しておきましょう。

自賠責保険の加入や更新は”店頭設置の端末やコピー機”を使用する

自賠責保険の加入や更新は、店頭に設置されている端末やコピー機から手続きできます。


コンビニで加入できる保険会社と、対応するコンビニをご紹介します。


  • あいおいニッセイ同和損保…ローソン(Loppi) 
  • 東京海上日動…ファミリーマート(Famiポート) 
  • 三井住友海上…セブンイレブン(マルチコピー機) 


ローソン 

ローソンの端末Loppiに行き、トップ画面右下のLoppi保険サービスをタッチ。 


個人情報やナンバープレートの番号といった必要な情報を入力します。 


Loppiから申込券が出力されるので、それをレジに持って行き精算します。 


申込券の有効時間は30分ですのでお早めに。 


自賠責保険証明書・ステッカー・自賠責保険のしおり・保険約款・自賠責保険についての案内をレジで受け取ったら終了です。 


ファミリーマート

複合端末Famiポートのトップ画面から申込・請求をタッチして必要事項を入力します。 


Famiポートから申込券が出力されるので、それをレジに持って行き精算します。 


自賠責保険の支払いはファミマTカード非対応です。 


ステッカーと自賠責保険のしおりが入った「自賠責保険書入れ」と、自賠責保険証明書をレジで受け取ったら終了です。

セブンイレブンでは”ネット予約”ができる!

セブイレブンで自賠責保険に加入すると、満期が近づくと案内ハガキが届きます。 


ハガキにIDとパスワードが記載されているので、それを手続きのときに持っていきましょう。 


また新規加入の場合は、インターネットで予約登録をすることが可能です。 


新規加入のためのIDとパスワードが発行されるので、それをメモしてておきましょう。 


その後に店頭へ行き、マルチコピー機にIDとパスワードを入力して払込票を受け取ります。 


この予約システムは、セブンイレブンの大きな長所です。 


端末の前でもたついて、後ろの客に舌打ちをされることもありませんね。 


レジでステッカーと自賠責保険のしおりを受け取ったら再度マルチコピー機に戻り、画面操作で自賠責保険証明書をプリントアウトしたら終了です。 


セブンイレブンでは、nanacoカードでの支払いも可能です。

手続き後に必ず”ステッカー(保険標章)”と”自賠責保険証明書”を確認

いずれのコンビニの自賠責保険でも、手続き後にはステッカーと自賠責保険証明書の内容を必ず確認しましょう。 


ではもしも記載の情報が間違っていたら、どうすればいいのでしょうか。 


内容を訂正して、自賠責保険証明書を再発行する必要があります。 


再発行の手続きは、コンビニや代理店ではなく保険会社の営業店に出向かければなりません。 


郵送での手続きはできませんのでご注意ください。 


再発行には、以下のものが必要です。 


  • 訂正が必要な自賠責保険証明書 
  • 軽自動車届出済証・標識交付証明書など、車台番号が確認できる書類 


特に識別の決め手である車台番号が間違っていたら、最悪の場合は事故を起こしたときに保険金が下りなくなります。 


面倒でも、すぐ再発行の手続きを行いましょう。 

自賠責保険の手続きで注意すること

コンビニで自賠責保険の手続きを行うに当たって、気をつけるべきことが二点あります。 


  • コンビニでの自賠責保険の支払いに、クレジットカードは使えない 
  • ステッカーを紛失したとき、コンビニでの再交付はできない 


これらのことです。 


クレジットカードについては、ちょっとした裏技もお伝えしていきます。

コンビニ手続きの場合自賠責保険料は”カードでは支払えない”

原則として、コンビニの自賠責保険加入や更新の支払いにクレジットカードは使えません。 


それぞれのコンビニで、自賠責保険の支払い事情はどうなっているのでしょうか。 


  • ローソン…クレジットカードはもちろん、提携先であるドコモのdカードも不可。 
  • ファミリーマート…クレジットカード・Tポイントカードともに不可。 
  • セブンイレブン…やはりクレジットカードは不可だが、 電子マネーnanacoで支払い可能。 


nanacoでの自賠責保険支払いには、nanacoポイントがつきません。 


とはいえ、ちょっと得する裏技があります。 


nanacoへのチャージにはクレジットカードが利用できるのです。 


つまり間接的に自賠責保険の支払いにカードが使えることになります。 


しかもクレジットカードの中には、nanacoチャージでポイントがつくものもあります。 


ポイントがつく年会費無料の代表的なカードと還元率をご紹介しましょう。 


  • リクルートカード…1.2% 
  • タカシマヤセゾンカード…1.0% 
  • Yahoo! JAPANカード…0.5% 
  • セブンゴールドカードプラス…0.5% 
  • ファミマTカード…0.5% 


つまりリクルートカードで軽二輪60ヶ月の自賠責保険料を払ったなら、 


22,510×0.012=270.12 


270円も還元されることになります。  


通常の利用でも同じ1.2%という高還元率を誇るリクルートカードは、普段使いにもおすすめのクレジットカードです。 


ただしリクルートカードによる電子マネーのチャージには、月3万円の上限が設けられているのでご注意ください。

ステッカーを紛失した場合は”コンビニでの再交付はできない”

何年も雨ざらしにしているうちに、いつの間にか自賠責ステッカーが剥がれて無くなってしまったということもあるかもしれませんね。 


またステッカーが傷ついて数字などが読めなくなってしまったり、引っ越しでナンバープレートを交換することもあるでしょう。 


自賠責ステッカーの紛失・汚損・交換には、どのような手続きが必要なのでしょうか。 


ステッカー再発行の手続きについてご説明しましょう。 


まず再発行できる場所は、自賠責保険証明書に記載されている保険会社の営業店窓口です。 


コンビニやバイク販売店などの保険代理店では、ステッカーの再発行はできません。 


手続きに必要なものは、汚損と紛失で異なります。 


シールの現物がある場合(汚損) 

  • 自賠責保険証明書 
  • 保険契約者の印鑑 
  • ステッカーの現物 


シールの現物がない場合(紛失)  

  • 自賠責保険証明書 
  • 保険契約者の印鑑 
  • 運転免許証・パスポート・健康保険証など、本人確認できるもの

高すぎるバイク保険に加入していませんか?

バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。


自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。


ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?


実は、バイク保険は少し条件を見直すだけで年間の保険料が1万円近く安くなることがあるのです。


ただ、自分で多くの保険会社で見積もりをして比較するのは大変ですよね。


そんな時は一括比較サービスを利用してみましょう。一括比較サービスであれば、一度の入力で多くの保険会社の見積もりを取ってくれます。


しかも何度利用しても無料です。一度利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

コンビニでの自賠責保険加入についてお伝えしていきましたが、いかがだったでしょうか。 


この記事のポイントは 


  • コンビニで自賠責に加入できるのは、原付と250cc以下のバイクに限られる
  • 必要書類を用意してコンビニの端末を操作すれば、すぐ加入できる 
  • 記載内容の間違いやステッカー紛失の対応は、保険会社の営業店で行う必要がある 


以上のことでした。 


自賠責保険未加入運転には、 


  • 違反点数6点により30日の免停 
  • 1年6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金 


これらの厳しい罰則がもうけられています。 


たとえ自賠責に加入していても、ステッカーを貼っていなければ30万円以下の罰金です。


あなたのバイクは、自賠責保険やステッカーは大丈夫ですか? 


今日にでもナンバープレートをチェックしてみてくださいね。 


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されています。 


ぜひご覧になってください。

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