更新後すぐに車を手放すことに。自動車保険の解約は出来ますか?

自動車保険の契約更新後、解約不可能期間ってあるんでしょうか?更新後すぐの解約で保険料はどれくらい返ってきますか?無事故割引はどうなるんでしょう?自動車保険にもクーリングオフはありますか?解約に関するいろいろな「?」にお答えします。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

自動車保険を”更新後すぐに解約”できるの?

・車を手放すことになった

・車の買い替えといっしょに自動車保険も変更したい


・いま入っている自動車保険を更新後、もっと安い保険料の商品をみつけた


これらの理由で更新後すぐ自動車保険解約をしたい。


でも、可能でしょうか?


この記事では、自動車保険を更新後すぐに解約することは可能なのか、そしてもし可能な場合の注意点を解説します。

ぜひ最後までご覧ください。



自動車保険の更新後に解約することは”可能”

自動車保険を解約するタイミングに制限はありませんので、更新後すぐに解約することは可能です。


ただし原則、申し出をした日以降の日付からの解約となりますので、解約する日(=解約日)が決まったら速やかに代理店や保険会社への連絡が必要です。


また解約日までで保険の効力は終わってしまいますので、引き続き他の保険に入る時には、新しい自動車保険の開始日(=始期日)を解約日と合わせなければいけません。

自動車保険に解約時の”違約金はない”

自動車保険には解約をすることによるペナルティは、更新後すぐかどうかに関係なく基本的にありません。

したがって更新後すぐに解約しても、更新後しばらくしてから解約しても、違約金を取られることはありません。


それでは支払った保険料は、どれくらい返ってくるのでしょう?

自動車保険の更新後すぐの場合、解約返戻金は期待できない

自動車保険の解約返戻金は保険の始期日から解約日までの期間に応じて計算されます。

また保険料が一括払いか、月払いで計算方法が変わります。


一括払いの場合、保険の始期日から解約日までの期間に応じて設定された短期率により解約返戻金が計算されます。


短期率は始期日から解約日までの期間が短いほど返戻率が低くなるように設定されているため、更新後すぐの解約は、しばらくたってからの解約より結果的に支払う保険料は割高となる、と言えます。


月払いは保険の始期日から解約日までの端数を繰り上げた月数分の保険料しかかからないのが一般的ですが、保険会社によっては例外もありますので注意しましょう。

参考:自動車保険の解約から加入まで期間が空くなら”中断証明書の発行”を忘れずに

自動車保険には等級別料率制度を用いて、無事故の期間に応じて保険料を割り引く仕組みがあります。


保険の加入者それぞれの無事故の期間を現すのが割引等級で、無事故の期間が長いほど割引率が高くなり保険料が値引きされます。


車を手放す等の理由で解約後すぐに保険に入らない場合、そのままではそれまで自分が持っていた割引等級は失われてしまいます。


それを防ぐために必要なのが、中断証明書発行です。


この手続きを行っておけば発行後10年間、次に保険に加入する際、割引等級の引継ぎが可能になります。


違う保険会社でも割引等級は引き継げます。


またご本人以外の同居の親族でも中断証明書を使用しての、割引等級の引継ぎが可能です。

自動車保険にもクーリングオフ制度はある

自動車保険の契約後に、契約の解除いわゆるクーリングオフを行うことも可能です。


保険契約の申込日または、クリーンオフに関する説明書類の受領日のいずれか遅い日からその日を含めて8日以内に申し出ることが可能です。

ただしクーリングオフを行える条件は限定されています。

ただし、自動車保険を含む保険業法のクーリングオフ制度は基本的に”1年以内の契約は対象外”

自動車保険のクーリングオフは、保険業法上では保険期間が1年を超える契約に限定されています。

つまり最も一般的な保険期間1年の契約は、クーリングオフの対象外となるんです。



自動車保険会社が”独自のクーリングオフ”を行う場合もある

しかし、保険期間1年の契約も対象にする独自のクーリングオフ制度を設けている保険会社もあります。

独自のクーリングオフ制度を設けているのは、補償内容などを自分で調べて契約する、通販型の自動車保険を扱っている保険会社に多いようです。


契約の際、その保険会社が独自のクーリングオフ制度を設けているか、注意して確認してください。

ただし、自動車保険の”更新後”に対応するかは保険会社による

”更新後”をクーリングオフの対象にするか、は保険会社によって対応が分かれるところです。

前の契約を引き継いで次の契約をする、というのが契約の更新です。


まったく新しい契約ではないのでクーリングオフを適用する理由にならない、という考え方で、”更新後”の契約はクーリングオフは期間にかかわらずクーリングオフの対象にならない、という保険会社も少なからずあるようです。

コラム:解約後の自動車保険、どうする?

自動車保険を解約した場合、車の運転を続ける方は万が一に備えてまた新たな自動車保険に備えると思います。 


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まとめ

いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントをまとめると、以下のようになります。


  • 更新後すぐでも自動車保険を解約できます。 
  • 更新後すぐの解約は戻ってくる保険料は低めに抑えられます。 
  • 更新後すぐであっても、クーリングオフを出来るケースはかなり限定されます。 
  • 解約後、しばらく自動車保険に加入しない時は中断証明書の発行を忘れずに。

更新後すぐの解約はデメリットが多く、あまりお勧めできません。

保険の見直しは、車の購入などのくるまにかかわるイベントともあわせて、余裕をもった期間で計画的にすすめていきましょう。

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