更新日:2019/03/27
自賠責保険で物損は補償される?任意保険との補償内容の違いとは?
自賠責保険で物損事故は補償されるのでしょうか?また物損事故後に怪我や後遺症が発覚した場合は、人身事故に切り替えできるのでしょうか?この記事では、自賠責保険の補償範囲についての説明から、任意保険の重要性まで解説していきます。
目次を使って気になるところから読みましょう!
自賠責保険で”物損”は補償されるの?
- 自賠責保険で『物損』は補償される?
- 物損事故後に、怪我や後遺症が発覚した場合は自賠責は適用にならない?
- 物損事故の被害者になってしまった時、どうすればいい?
自賠責保険では物損事故による修理代は”補償外”
自賠責保険で補償されるのは”対人賠償”
- 被害者が事故によって死亡した場合
- 被害者が事故によって後遺障害(後遺症)を負った場合
- 被害者が事故によって怪我をした場合
- 車両が全損となった
- 事故で車と接触し、修理が必要となった
- 車で店舗・家屋に衝突して損害を負わせた
- 車で公共のガードレールや電柱に衝突して損害を負わせた
物が破損して”ケガをしていなければ物損事故”となる
しかし、物損事故後にケガや後遺症が発覚した場合は?
事故から1週間以内に病院で入手する診断書を”警察へ届ける”
- 症状が、事故と因果関係があることが証明される必要がある
- 事故発生から長い期間が経過している場合、切り替えられない場合がある
警察が対応できないなら保険会社へ”人身事故証明入手不能理由書”を提出
- 事故証明書が入手できなかった理由
- 当事者または目撃者等の氏名・住所・電話番号
物損事故の被害者になってしまったら?
加害者との連絡手段の確保と”交通事故証明書”を用意しよう
物損事故に備えて、任意の自動車保険は検討しておこう
参考:自賠責保険からおりる保険金の上限について
- 死亡:3000万円
- 傷害(けが):120万円
- 後遺障害(要介護):第1級・4000万円、第2級・3000万円
- 後遺障害(要介護ではない):第1級・3000万円~第14級・75万円
高すぎるバイク保険に加入していませんか?
バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。
自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。
ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?
実は、バイク保険は少し条件を見直すだけで年間の保険料が1万円近く安くなることがあるのです。
ただ、自分で多くの保険会社で見積もりをして比較するのは大変ですよね。
そんな時は一括比較サービスを利用してみましょう。一括比較サービスであれば、一度の入力で多くの保険会社の見積もりを取ってくれます。
しかも何度利用しても無料です。一度利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 自賠責保険で補償対象となるのは『対人』賠償のみで、『物損』は補償されない
- 『物損』扱いの事故後に、怪我・後遺症が発覚した場合は、病院で診断書をもらい、警察に提出することによって『人身』事故へ切り替えることは可能
- 事故に遭ったら、必ず『事故証明書』が用意できるようにし、被害者は加害者の身元を控えておく