更新日:2018/09/07
自賠責保険の葬儀費用はどうなる?限度額より補償金がもらえる条件
死亡事故の場合、自賠責保険から補填される葬儀費用はいくらなのでしょうか?葬儀の規模により金額は様々ですし、葬儀の後もお墓や仏壇、法要、様々な費用がかかります。その上、接待費用や香典返しは費用として認められるのでしょうか?まずは自賠責保険の補償範囲から説明をします。
目次を使って気になるところから読みましょう!
自賠責保険における葬儀費用の補償について!
- 自賠責保険の補償範囲について
- 妥当な実費などの請求について
- 自賠責以外の葬儀費用基準について
自賠責保険の補償範囲について!葬儀費用は補償される?
- 傷害(ケガ)による損害:限度額は120万円
- 後遺障害による損害:限度額は等級による
- 死亡による損害:限度額は3,000万円
自賠責における葬儀費用の限度額とは?
葬儀関係費用 | 死亡逸失利益 | 慰謝料 |
---|---|---|
60万円 (原則) | 被害者の年収-被害者の年間生活費)×就労可能年数によるライプニッツ係数 | 被害者本人の慰謝料 350万円 遺族がいれば人数によって支払われます。 |
祭壇料や埋葬料、会葬礼状費など | 被害者が死亡しなければ将来得られたであろう収入額から、本人の生活費を控除して算定 | - |
社会通念上必要かつ妥当な実費は請求できる?
- 葬儀費:通夜・訪問客の接待・遺体の処置代・祭壇・火葬代
- その後の法要費:四十九日・百箇日の法要等
- 供養費:永代供養等
仏具:仏壇・仏具・墓石・墓碑建立費
自賠責で香典返し費用は認められる?
自賠責の葬儀費用基準は安い?自賠責以外の基準について!
任意保険基準の葬儀費用
弁護士会基準の葬儀費用
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バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。
自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。
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まとめ
- 自賠責保険の補償範囲は原則60万円
- 社会通念上必要かつ妥当な実費の請求ならば、上限100円までが支払われる
- 弁護士会を通せば、130万円から170万円の範囲で葬儀費用は認められる