更新日:2020/05/19
事故時の、車両とガードレールの傷は車両保険で補償される?
運転操作ミスでガードレールにぶつかる自損事故の場合、車両保険は一般型かエコノミー型かで、車両が補償されるかどうかが決まります。またガードレールの傷は車両保険ではなく対物賠償保険で補償されます。いずれも等級がダウンするので、利用するかどうかを検討しましょう。
目次を使って気になるところから読みましょう!
ガードレールにぶつかったとき、車両保険で補償できるの?
車を運転していて交差点などを曲がったところで、ガードレールに誤ってぶつかってしまったという人もいるでしょう。
幸い怪我した人はいないけれども、自分の車のフェンダーやバンパーなどに傷がついたり、ガードレールが曲がることもありますが、この場合、車両の傷とガードレールの傷は車両保険で補償されるのでしょうか。
車が誤ってガードレールなどにぶつかると、警察に110番通報し警察官が来てくれるので、一般的に物損事故として受理されます。
自損事故の場合は、車両保険のタイプによっては補償されないことがあります。
また、ガードレールは車両保険ではなく、対物補償保険で補償されることになります。
この記事では、ガードレールにぶつかったときの車両保険などの補償内容やそのときの対処法について説明します。
ガードレールにぶつかる自損事故の場合、車両保険の種類によっては補償の対象外ということもある
そのため、まず加入している車両保険が一般型かエコノミー型かを確認しましょう。
傷がついたガードレールは、車両保険ではなく対物賠償保険で補償される
ガードレールは対物賠償保険で補償されることになります。
もし相手車との事故の結果、ガードレールが傷ついた場合の補償は、相手車との過失割合によって自分の過失分が決定されます。
ガードレールの修理費用
ガードレールの場合3m~4mぐらいが1セットとなっていて、弁償するとなるとかなりの金額になります。
ガードレールの金額にプラスして工事費用や人件費も加算されるので、弁償金額はだいたい10万円ぐらいになるでしょう。
ガードレールにぶつかる事故の場合、車両保険も対物賠償保険も利用すると3等級ダウンする
事故あり係数適用期間は3年ぐらい加算されることになります。
修理費はかなりの額になるケースがあるので、等級がダウンしますが修理費の分助かります。
車両保険も対物賠償保険も利用しないほうがお得になることも
保険を使用するかどうかは保険会社と相談すると良く、効率的な方を選択すると良いでしょう。
もしもの時はガードレールの修理を車両保険で支払うことができるので安心です。
ガードレールにぶつけたら、まず警察と保険会社に連絡しよう
車でガードレールを壊した場合、 まず警察と保険会社に連絡することが大切です。
道路管理者からは後日連絡があるので、復旧手続きなどに関しては警察届出時に担当者に確認するとスムーズに処理できます。
車両保険を利用することができ、対物賠償保険として適用することが可能です。
誤ってガードレールに車をぶつけた後役所の道路保全課などから電話がかかり、担当者からガードレールの復旧費用として金額が告げられるでしょう。
車の修理代と一緒になるとかなりの費用になるので、車両保険を利用すると便利です。保険会社の事故受付センターなど電話すると処置してくれます。
各保険会社の担当者が役所の担当者と打合せすると、ガードレールが復旧されたり車も無事修理が完了します。
復旧確認書などの書類が役所から郵送されるので、返送するとガードレール復旧の手続きが完了となるでしょう。
車両保険に入っておくともしもの場合に便利で、ガードレールなども修理することができます。
なお、車をガードレールにぶつけた際に保険会社に連絡したからといって、保険を必ず使用しなくれはいけない義務はありません。
保険を適用するかどうかは自由なので、ガードレールや車の修理に車両保険を使うかどうかは選べます。
念のために事故当日には保険会社に電話をしておくと安心です。
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まとめ
車を運転していて誤ってガードレールにぶつけたり、壊してしまった場合、車両保険を適用することが可能です。
対物賠償保険を適用することができ、ガードレールの修理費や車の修理費などを保険でカバーすることができます。
もし人が怪我をしてしまったなら、人身傷害保険なども適用することができるのでもしもの時に安心です。
車両保険には必ず入っておきましょう。