自動車保険の補償の1つ!レンタカー特約は本当に必要なのか徹底解説

自動車保険の補償の1つ、レンタカー特約は所有車両を修理中の間に使える車が提供されるという特約です。自動車保険にあるレンタカー特約は金額が高くいてしまうのも事実です。レンタカー特約は必要なのか不必要なのか、今回はレンタカー特約について徹底解説していきます。

レンタカー特約をつけていれば何が安心!?

自動車保険を検討する上で気になるのがレンタカー特約です。

レンタカー特約をつけておくと、車を修理している間は代車として使うことができます。


レンタカー特約をつけておくことによって、万が一のサポートの幅が広がります。 


しかしながら、レンタカー特約は意外と割高であるのも事実です。レンタカー特約は自分の状況をみながら付帯する特約と言えます。

レンタカー特約をつけていたAさんのお話

ある寒い冬、走行中にスリップした車がAさんの車に衝突してしまいました。

毎日通勤や買い物で使う大事な車が不意な事故により使えなくなってしまったのです。


当然、車を毎日使っているので明日から何かしらの車が必要になります。


ですがAさんは自動車保険をしっかりかけいただけでなく、レンタカー特約をつけていたことにより、事故当日から車をレンタルすることができました。

自動車保険のレンタカー特約は本当に必要な特約なのか

このようにレンタカー特約はいざというときにとても役に立つ特約といえます。

また、近年事故が増えていることもあり、自動車保険業界全体ではレンタカー特約が必要になる旨を説明し、レンタカー特約をつけることを推奨しています。


この記事では、レンタカー特約の必要性を議論するために

  • そもそもレンタカー特約の補償内容や保険料の相場
  • レンタカー特約の必要性が高い人とそうでない人の特徴

この2点から徹底検証していきたいと思います。

事故時レンタカー特約とは何か

簡単にまとめると車両修理期間中、レンタカーを借りることができる特約のことです。

自動車保険を検討するときに必要であればつけられる特約となります。 

よく耳にするのは、「事故が起きても自動車保険担当店から代車を借りられるから大丈夫!」というお話です。


代車の数はお店によって決まっていますし、小規模ディーラーや代理店では代車がないということもあります。


代車が無い、となると日々の生活はどうなるのか?明日からの仕事とは?と、途方に暮れてしまうでしょう。


日々の生活に車が必要な人こそ、レンタカー特約はつけるべき特約と言えます。


また、お使いの車が事故や故障により修理が必要な場合、その修理期間中はレンタカーを借りることができますが、借りるためには車両保険をつけていないと使えないというデメリットもあります。 

レンタカー特約の基本的な補償内容と補償金額

では、レンタカー特約の基本的な補償内容と補償金額について述べていきます。

レンタカー特約補償内容 

  1. ご契約のお車が事故や故障で走行不能になった場合、使用30日を限度にレンタカーを使用できる。
  2. 修理の場合、修理が完了するまで使用30日を限度にレンタカーを使用できる。
  3. 契約車両が盗難にあった場合にレンタカーを使用できる。

レンタカー特約補償金額

レンタカー特約を利用するにあたり金額は1日7,000円限度となっています。

1日7,000円×使った日数分の補償金額がおりるようになっています。

1日7,000円だと、車両クラスでいえばセダンタイプまで借りることができます。例えば軽自動車を乗っていた方がランクの上の車を運転できたりもします。

レンタカー特約の補償条件・免責事項

レンタカー特約を使用するために必要な条件もあることを覚えておきましょう。
  1. 車両保険をつけていること。(ただし保険会社によってはつけなくても加入できる)
  2. 契約車両が自力走行不能であること。
  3. 契約車両がレンタカー特約の対象車であること。
  4. 使用日数は30日が限度となること。
  5. 日額オーバー分は自己負担となること。 

レンタカー特約は良い条件ばかりではありません。


上記のようにデメリットもあることを頭の中にいれておきましょう。


レンタカー特約の平均的な掛け金

費用は月々約1,000円

レンタカー特約の平均的な掛け金ですが、月々約1,000円程度となります。


ただしこのレンタカー特約は自動車保険会社によって金額がまちまちです。


また、沢山ある自動車保険会社により、レンタカー特約以外にも代車提供特約という補償もあります。


自動車保険会社によってはこのように内容も異なることがありますので、必要であればその都度担当者に聞いてみると良いでしょう。

自動車保険にレンタカー特約が必要な人の特徴

毎日車を使う人はレンタカー特約をつけよう!

以下、自動車保険にレンタカー特約が必要な人をまとめてみました。

  • 通勤で使う人
  • 車が無いと買い物へ行けない人
  • 家族で1台しか車を所有していない人
  • 週に4日以上車を乗る人
  • 福祉車両や商用車など特別な車を利用している人

レンタカー特約は、車を普段から使う頻度が高い人ほどつけるべき必要な特約と言えます。


また、福祉車両やキャンピングカーなど特殊な車両の場合だと、ディーラーや代理店でもそれらに代わる代車を置いている所は多くありません。 


簡単な代車なら担当代理店においてあるかもしれませんが、自分が必要としている車に見合う代車があるのかが重要になります。


そこでレンタカー特約をつけておくことにより、自分にとって必要な車をレンタルすることができるのです。 

不必要な人の特徴

では逆に、レンタカー特約が不必要な人はどのような特徴があるのかを箇条書きでまとめていきます。
  • 週に1、2日しか車を運転しない人
  • 車を何台も所有している人
  • 担当してくれているお店の代車を使うことができる人
  • 月々の金額を安く抑えたい人

特に、月々の自動車保険料を安くしたい人はレンタカー特約を外しましょう。


レンタカー特約費用は月々約1,000円と言っても年間にすると1,2000円にもなります。


自動車保険にだけお金をかけるわけにはいきませんし、よほどのお金持ちでもない限り年間1,2000円という金額はけして安くはありません。

コラム:自動車保険の保険料が3万円も安くなる?

皆さんは自動車保険の一括比較見積もりサービスをご存知ですか?


普通、自動車保険の見積もりは各保険会社でそれぞれ行わなければなりませんが、一括見積もりを使えば、20社近くの保険会社を一気に見積もることができるのです。


その上、自動車保険の保険料が年間にしておよそ3万円以上も安くなる可能性もあります。 


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まとめ:自動車保険の掛け金を抑えたいなら不必要

自動車保険料に影響するレンタカー特約をつけるつけないでは、金額に差がでてきてしまいます。

自動車保険でレンタカー特約をつけておくと安心ではありますが、2台車を所有している人や、会社が家から近い人、特に月々の自動車保保険料を安くしたい人はレンタカー特約をつける必要はありません。


もし、月々の自動車保険料は安くしたい、でもレンタカー特約をつけたい!という人は代車を出してくれるディーラーや代理店を探してみると良いでしょう。 


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。  

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