生命保険の初めての入り方!加入・相談前に考えておくことを解説

内容をまとめると

  • 万が一のリスクに対する経済的な備えとして、生命保険は非常に重要
  • 保険に加入する前に、保障内容や保障額、保険料について確認するべき
  • 保険を選ぶ際は、いくつかの保険会社を比較、検討した方が安心
  • 一度入った保険は、ライフスタイルによって見直していくべき
  • どんなに些細なことでも保険に関して不安や疑問があるならマネーキャリアの保険相談を利用するのがおすすめ!
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生命保険の初めての入り方!加入・相談前に考えておくことを解説


生命保険に加入してみたいけれど、入り方が分からないという方は多いのではないでしょうか。


保障内容や保険会社の種類が多すぎて、どの保険が自分に適切なのか見極めるのは難しいですよね。


この記事では

  • 生命保険の必要性
  • 生命保険の保障内容
  • 生命保険に入る前に確認しておくべきこと
  • 複数の保険会社の商品を見積もるべき理由
  • 生命保険を見直すべき理由

についてご紹介致します。


この記事を読んでいただければ、自分に適した生命保険への入り方がイメージできるようになるかと思います。


ぜひ最後までご覧いただき、生命保険の入り方について確認してください。


他にも保険ROOMでは、生命保険に関する記事や、各種保険についての記事を掲載しています。

保険の入り方についてお悩みの方は、ぜひ他の記事も参考になさってみて下さい。


そもそも保険加入は必要?どのくらいの人が加入している?

社会人になり、「生命保険にはいったほうがいいよ」と周囲から言われるようになったという方も多いのではないでしょうか。


万が一の備えが大切とは分かっていても、生命保険のメリットや入り方が分からないと尻込みしてしまいますよね。


ここでは、そもそもどうして生命保険に加入する必要があるのかについてご紹介します。

また、どのくらいの人が加入しているのかについても併せてご説明します。


生命保険加入の目的とは

人は一生のうちにどの様な危機に直面するか分かりません。

保険は、そういった事態に経済的に備える上で非常に重要です。


身体を壊したり、ケガをして仕事が出来なくなってしまったら、収入が減ると同時に医療費もかかってしまいます。

さらに、死亡した場合の残った家族への経済的負担は非常に大きいです。


こういった危険に備えた公的な保障が「社会保険」す。


ところが、不足の事態に対する全ての費用を公的な保障で補えるとは限りません。

補えない部分を補完するには、別の機関の保険にも入っておく方が安心ですよね。


そこで入るべきなのが、民間企業の保険です。


保険選びにおいて重要な点は、自分の年齢や性別、家族構成、健康上での不安に沿った選択をする事です。


例えば一家の家計を支える人は、死亡した際に家族の人生を保障できる保険を選ぶ傾向にあります。

一方で、養うべき家族が居ない場合は、自分が働けなくなった時に備えた保険を選べば十分です。


保険の選び方は、人によって千差万別です。

自分にとって大切な備えは何なのか、ご自身のライフスタイルや未来への展望を捉え直して考えてみて下さい。


保険加入のメリットについては、保険に入るのは正しい判断か紹介する記事でも詳しくご紹介しているので、是非ご覧になってみて下さい。

令和元年度調査で生命保険加入率は約80%



それでは、生命保険に加入している人は全体でどれくらいいるのでしょうか。


令和元年度の調査によると女性は82.9%、男性は81.1%の方が生命保険に加入しているようです。

男女どちらとも、80%以上の人が生命保険に加入しているんですね。


また、年齢ごとの加入率はこのようになっています。


男性女性
全体81.1%82.9%
20代58.5%59.9%
30代82.4%82.8%
40代91.0%89.0%
50代86.1%87.3%
60代82.9%84.5%


参考:生命保険文化センター 「生活保障に関する調査」


男女ともに40代で最も生命保険の加入率が高まっています。

やはり家族を支える経済的な軸となる年代は、万が一の事態で家族を守るために生命保険に加入する人が多いようです。


また20代でも生命保険に加入している人は全体の半数を上回っています。

まだ若いから病気やケガの心配はないだろうと軽く考えていては、いざという時に困ってしてしまうかもしれません。


若いうちから生命保険に加入し、必要な備えをしておくことが重要といえるでしょう。


生命保険の加入率に関しては、こちらの「日本の生命保険加入率は約8割 女性の保険加入率は上昇傾向に」の記事でも詳しくご紹介しているので、併せてご覧になって下さい。

保険に加入する前に必ず確認しておきたいこと

ここまで生命保険の必要性についてご紹介してきましたが、生命保険にはどのように加入すればいいのでしょうか。

生命保険に加入する前に確認するべきことをご紹介します。


生命保険は重要な分、しっかりと保障内容や自分の払う保険料を見極める事が重要です。

また、違反となる健康状態なども存在するので注意が必要です。


下記項目をしっかりと確認し、入り方を間違えたり想定外のことが無いようにしましょう。

①生命保険の必要な保障内容

生命保険には様々な種類があります。

ご自身のライフステージや性別、健康状態の不安などに合わせて必要な保険を選びましょう。


死亡保険

被保険者が死亡した時に保険金が支払われる。

医療保険

被保険者がケガや病気で通院や手術をする際に給付金が支払われる。

がん保険

がんになった場合に給付金が支払われる。

就業不能保険

働くことが出来ないと医師に判断され、その状態が一定期間続いた場合に給付金が支払われる。
自宅療養も給付対象。

介護保険

介護状態になった時に給付金が支払われる。

個人年金保険

老後の生活資金として保険金が支払われる。

総合保障型保険

病気やケガや死亡、がんなど、いくつかの保障をカバーする保険

また、保険にはこれらにプラスして特約をつけることが出来ます。
特約により保障内容は手厚くなりますが、保険料が高くなってしまうので注意が必要です。

特約にもいくつかの種類がありますが、ここでは最も重要な特約の1つである「リビングニーズ特約」についてご説明いたします。

リビングニーズ特約とは、医師から余命1か月の宣告を受けた場合に上限3000万円まで先に受け取る事ができる特約です。

その他の特約については、「【FP回答】生命保険のおすすめな特約の種類とは?」の記事で詳しくご紹介しているので、併せてご覧ください。

②生命保険で必要な保障額(必要額)


必要な保障額
(必要額)は世帯の構成により変化します。


独身

葬儀費用のみ必要です。
葬儀はおよそ200万~と言われているため、200万円~1,500万円(平均1,000万円)ほどです。

専業主婦

家事や育児等を考慮すると0円~1,500万円(平均700万円)ほどが目安です。

配偶者あり
葬儀と配偶者の生活費を鑑みると、500万円~5,000万円(平均1,600万円)です。

配偶者+子どもあり

葬儀に加え、配偶者と子どもの生活費が必要です。
子どもが小さいほど、将来の養育費もかかるため、余裕をもった備えが必要でしょう。
1,000万~5,000万円(平均2,200万円)ほどを考えておくと安心です。

また、家庭の状況でも変化します。
賃貸に住んでいれば、その分家賃がかかります。
子どもを公立学校に行かせるか、私立学校に行かせるかでも大きく変わるので要注意です。

家族構成や状況によって保障されるべき金額は異なります。
今は独り身でも、この先結婚や出産を考えている場合は、それらも視野に入れた方が良いでしょう。
ライフステージに応じた保険選びを心掛けましょう。

このほかにも、「生命保険の必要保障額はいくら?平均金額や計算方法を解説!」の記事でより詳しくご紹介しているので、こちらも併せてご覧ください。

③生命保険に毎月払うことのできる家計に見合った保険料

保険の入り方として、最も慎重に見極めなければならない事の1つに、月々の保険料があります。


悪い保険の入り方としては、保険会社の営業担当者に勧められるがまま保険に加入し、納得がいかない保険料を毎月払い続けることです。


例えば、「あなたなら月々このくらいなら払えますよ」という基準で提示された保険料は、本当にあなたにとって必要な保険でしょうか。


大切なことは、自分がどの様な保険に入りたいのかというプランを、具体的に伝える事です。


例えば、「入院したら1日1万円欲しい」「死亡した場合家族に3000万は残したい」など、数字まで具体的ならなお良いでしょう。


良い営業担当者であれば、希望を元に加入すべき保険のプランと家計に見合った保険料を提案してくれるはずです。


もし営業担当者がいい加減だったり、保険の知識が足りないと感じたら、担当者の変更や保険会社の変更を検討しても良いでしょう。


保険はあなたの人生にとって重要なものです。

考えなおしたり、組み替えたりしながら共に一生を設計します。


信頼でき、良好なコミュニケーションを取れる担当者を見つける事も大切です。

希望にあった保険の入り方を実践しましょう。

④違反になることもある告知や健康状態について


生命保険に加入するには、保険会社が定める条件や健康状態を全て満たす必要があります。


そのため、生命保険に加入したいのであれば、自分の傷病歴などを保険会社に正しく告知する義務があります。


もし偽った申告をした場合、

  • 生命保険契約を解除される
  • 保険契約が取り消しになる

といった事態に陥ってしまいます。


前者の場合は、未経過分の保険料を解約返還金として受け取ることができますが、それまで払い込んだ保険料が全て返ってくるわけではありません。


また後者の場合は返還金は一切受け取れません。


このように、虚偽申告をした場合の損失は膨大です。

必ず正しい内容を申告するようにしましょう。


申告事項には、例えば下記のようなものがあります。

  • 身長・体重・喫煙歴
  • 過去3か月以内に医師による診察・投薬・検査があったか
  • 過去5年以内にケガや病気で入院しているか

これらは申告内容のほんの一部に過ぎません。

他にも、妊娠の有無や人間ドッグの検査結果など様々な項目があります。


虚偽申告をした場合、給付金を受け取る際の調査や、別の保険商品に加入した際の調査により嘘はすぐにバレてしまいます。

医療機関や健康保険組合に調査が入る場合もあります。


虚偽申告による損失を被らないためにも、申告事項はありのままを記入するようにしましょう。


生命保険加入の際に複数の保険会社を見積もった方が良い理由

保険の入り方には様々な種類があり、保険会社によって保険料も違います。

そのため、一つの保険会社から自分の希望にあった保険を見つける事は難しいものです。


さらに、保険会社が倒産するリスクだって考えられます。

一つの保険会社にばかり目をむけるのではなく、いくつかの保険会社の経営状況などを確認した上で保険を選びたいですよね。


ここでは保険の種類や、保険会社の状況の見極めかたについてご紹介します。

保険商品は様々で1社から自分にぴったりの保険を見つけるのは難しいから

生命保険には掛捨て型貯蓄型の2つの入り方が存在します。

自分に適した入り方はどちらなのか、疑問に思う方も多いですよね。


貯蓄型

一生涯の保障を付けられる、終身保険です。

解約の時に解約返戻金が返金されます。

払ったお金に対する返金のパーセンテージが返戻率です。
支払いが全て完了した後に解約すると、100%を超えることがあります。

逆に、支払い完了前に解約をすると、100%を下回ってしまう恐れがあるので要注意です。

返金を利用して貯蓄的な役割を果たします。
しかし、保険料は掛捨て型と比較して割高です。

掛捨て型

一定の期間だけ保障を付けられる、定期保険です。

大抵、解約返戻金は返ってきません。
もしくは、返ってきても非常に少ないです。

その分、毎月の保険料が安いため、生活に負担をかけにくいと言えるでしょう。

このように、入り方によって月々の支払いや、将来的に享受できるお金は違います。
現在のご自身の経済状況や、将来を見据えて検討しましょう。


こちらも是非、参考にされてみて下さい。

マネーキャリアの無料保険相談を利用するのもおすすめです。
オンラインや訪問で気軽にご相談頂けます。

生命保険会社の安全性も1つの決定要素になるから

保険の入り方として、加入する保険会社の安全性を確認する事は重要です。


保険会社が倒産する可能性は否めません。


保険会社が倒産した場合、「保険契約者保護機構」によって保険契約は保障されますが、保険金を満額受け取れない可能性があります。


せっかく加入した保険にもかかわらず、必要な時にお金を受け取れなくなってしまっては困りますよね。


ここでは、保険会社の安全性を見極めるのに役立つ2つの基準をご紹介します。


「格付け」

格付けとは、保険会社が保険金を支払う能力の信用度によってつけられる等級の事です。
民間の格付け会社が行っており、格付け会社のホームページなどによって見ることが出来ます。

また、保険会社に直接連絡し「格付けはどうなってますか?」と直接訪ねるのも良いでしょう。

「ソルベンシーマージン比率」

ソルベンシーマージン比率とは、保険会社の健全性を測る1つの指標です。

保険会社が通常の予測を上回る損害に直面した際、保険金を支払う余力がどの程度あるのかを数値化したものです。

この数値が200%以上であれ安心できると言われています。

複数の保険を検討するには無料保険相談の利用がおすすめ

ここまでお読みになっていかがでしょうか。


「告知や手続きが上手くできるか心配」

「複数の保険会社を検討するといっても、いくつもの資料を見るのは大変」

「保障の種類が多くて自分に適切な保険が分からない」


と不安に思われた方も多いのではないでしょうか。

そのような方には、無料で出来る保険相談がおすすめです。


マネーキャリアの無料相談では、保険の入り方や適切な見極め方までプロがしっかりサポートいたします。


オンラインで手軽に行える他、無料で出張相談にも全国対応しています。

ベテランの専門家が、納得いくまで何度でも相談にお乗りするので安心です。


保険の入り方について考え始めたこの機会に、ぜひ利用されてみてはいかがでしょうか。

1度加入したら定期的な見直しが必要!

ライフステージや生活様式によって、必要な保険や手厚くしたい保険は変化していきます。


一度加入したらおしまいにするのではなく、定期的に保険の見直しを行う事が重要です。

ここでは保険を見直す際のポイントをご紹介します。


保険を見直す際の1つ目のポイントは、加入してる保険の保障内容が現在の生活に適しているかという点です。


例えば、保険加入時は独身だった人が、結婚をして子供が生まれたとします。

その場合、これまでより死亡保険や医療保険を手厚くする必要があるかもしれません。


また年齢と共に、介護保険やがんの特約など新たな保険を検討する場合もあるでしょう。


2つ目のポイントは保険料の金額が適しているかという点です。


例えば、これまで終身型に加入していたけれど保障内容が過大すぎると感じた方は定期型に見直すことで保険料が抑えられます。


また、不必要な特約により保険料が高くなっている場合もあるでしょう。


このように現在の生活を見直す中で、保険への入り方を常に改善していく事が望ましいです。

まとめ

生命保険の入り方や、加入・相談前に考えておくことについてご紹介いたしました。


今回の記事のポイントは、

  • 万が一のリスクに対する経済的な備えとして、生命保険は非常に重要
  • 保険に加入する前に、保障内容や保障額、保険料について確認するべき
  • 保険を選ぶ際は、いくつかの保険会社を比較、検討した方が安心
  • 一度入った保険は、ライフスタイルによって見直していくべき

でした。


生命保険の入り方には様々な種類があります。

今回の記事でご紹介した点に注意しながら、ご自身の生活にあった保険の入り方を検討されてみて下さい。


また、既に保険に入っている方も、保険内容は現在の自分にあっているかどうかを見直してみてください。


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