定期保険には更新があります。更新できない場合をご存知ですか?

定期保険には更新があります。更新は10年間ごとにやってきます。それまでの間に病気になったらどうなるのでしょう。更新できないといったことが発生するのでしょうか。定期保険の仕組みを理解すれば、更新できない、といったトラブルは防止できます。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

定期保険に加入中、病気にかかってしまったら更新できないの?

定期保険とはどのような生命保険でしょうか。

定期という文字が示すとおり、「一定の期間」を保障する生命保険となります。


通常は10年とか15年という期間に、万一(死亡)の事故が発生したときに保険金を請求することができます。


目的としては、一定期間に高い保障となる生命保険です。保険料を安くするために掛け捨ての保険となっています。


10年の期間が過ぎてしまうと、定期保険はそこで終了とはならず、契約を続けるために更新を行います。

健康保険は加入時には、健康体である必要がありますが、すでに加入している定期保険で病気になった、などの場合に更新できないということがあるのでしょうか。



ほけんROOMでは他にも保険に関する記事や、どの保険相談窓口を選べば良いかと言った記事を公開しておりますので、お悩みの方はそちらも合わせてご覧ください。




定期保険加入時の更新について注意点について分析!基本的には更新可能!

定期保険に加入してから10年、あるいは15年が経過すると更新しませんか、と生命保険会社から連絡が来ます。


更新とは、加入時の保障額を同額のまま、さらに10年、あるいは15年続けることになります。

保険料は、もともと最初の十年間で計算されていますので、更新時の年齢にて保険料が決定することとなります。


生命保険は加入時に、健康状態によっては「お断り」となることがあります。


更新のときには、健康状態で更新できない、ということはありません。

ただし、更新時の年齢により保険料が決定されるので、保険料がたかくなっていきます。

10年ごとに保険料は上がっていくが保障そのものは更新して継続していくことが可能!

書き方が重複してしまいますので、10年更新の定期保険として説明を行います。

定期保険は10年の更新のときに、保険料が上がります。

更新ですので、保障はそのまま継続されます。

生命保険に加入するときに重要視されるのは、おそらく「保険料の高さ」であると思います。

高い保険料は嫌だ、でも保障は高くしてほしい、という気持ちから定期保険を活用している人が多いことと思います。


加入した当時は、保険料は安くできています。実は契約時に10年ごとの予想保険料が書かれているのですが、それに気づけない契約者もいらっしゃいます。


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定期保険には更新限度があり、一定の年齢以降は更新できないことも

定期保険は、いつまでも更新できるものではありません。一定の年齢に達するところで更新できないこととなります。

更新できないケースとすれば、保険の満期を超えることができない、ということがあります。

60歳満期で契約をしていれば、60歳を超える年齢で更新できないとなります。

また、加入されている保険契約によって、更新に限度年齢を設けている契約などもあります。

時期によっては80歳を越えられない等で記載されていますので、一度確認されてみてはいかがでしょうか。

定期保険は基本的に更新ごとに保険料が高くなるので更新の前には注意が必要と言える

定期保険は、更新を行えば間違いなく保険料が高くなります。

その理由は、「更新時」の年齢にて保険料が計算されるから、となります。

生命保険は、若いうちに契約を行うと保険料が安くなります。

年代別の死因をみると、若いうちは「事故死、自殺」が多く、年齢が高くなると「病死」が増えます。

年齢が高くなると「死亡する確率」が高くなっていきます。

そのため、生命保険料は高く設定されます。


保険料が高くなってしまうのをどうにかしたいという方は、保険のプロに相談されてみてはいかがでしょうか。


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定期保険は保険期間が切れる数週間前に解約する旨を伝えておかないと自動的に更新できないことも?

現在の定期保険は、自動更新型となっています。解約をしようとすれば、一定の時期より以前に保険会社に通知する必要があります。

また、自動更新でない契約であれば、保険会社に更新する旨を伝える必要があります。


いずれの場合であっても、国内生命保険会社であれば、新商品に換えませんか、という連絡が更新の時期よりも前にあります。そのときに更新する、とはっきりいっておきましょう。

新商品のほうが魅力的であれば、そちらに変更するということもできます。


定期保険の保険期間についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

更新型の定期保険の場合、更新時は告知・審査ともに不要で更新が可能!


定期保険の更新の際には、契約時に行ったような告知、審査はありません。

保険の契約時の告知、審査が有効となっていますので、告知によって更新できない、というようなことはありません。


しかし、契約締結時に告知する内容に違反があった場合は契約できません。

たとえば、本来なら審査を通過できないような健康状態であったにもかかわらず、加入するために告知を違えた場合には、告知義務違反となります。


この告知義務違反は、生命保険会社に対して詐欺を働いていると考えられます。

告知義務違反だけなら刑事罰には問われませんが、保険金を請求した状態となれば保険金詐欺として刑事罰対象となります。

更新時、保障額のアップは不可能だが、減額は可能なことも

更新時に保障額をアップすることができるか、という照会があります。

単純にその契約で保障額をアップすることはできません。

保障額がことなるため、更新できないですね。


ただし、不足していると考えられている保障額を「新規に買い足す」という方法はあります。

更新の時期に合わせて、新たな定期保険を購入するという方法になります。


このときは新規扱いとなりますので、告知や審査が必要となります。

更新時の健康状態や告知、審査によっては、契約ができない、契約が成立しないということが発生します。


この場合には、素直に保障額のアップはあきらめましょう。

もともと、異動では保障額をアップすることができないということが前提ですので。


さて、保障額のアップができないことはわかりましたが、次にでてくるのは「保障額を下がられないか」という相談になります。

減額、と言っていますが実際には、一部解約となります。

1000万円のうち400万円を解約して、600万円に減額する、というイメージです。


減額を行う理由としては、「保険料のアップに耐えられない」とか「住宅を購入し、団体信用保険に加入した」ことにより保障が不要になった、ということが考えられます。


契約によっては、一部解約が認められていないなどがあります。ご自分の契約を一度確認されるとよいでしょう。


保険料の減額についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

参考:定期保険は何歳まで自動更新出来るかを前もって調べておこう!

定期保険は何歳まで自動更新できるか前もって調べておきましょう。

基本的には、定期保険は80歳まで更新が可能となっています。つまりそれまでは更新できないという心配が特にありません。


生命保険会社や契約によっては80歳という年齢になっていない契約があります。

ご自分の契約がどのようなタイプのものであるか、を把握しておかないと、「万一」の事故の際に「思っていたような保険金ではなかった」という悲劇に起こるかもしれません。

まとめ

定期保険は、一定の期間に高い保障を備え、保険料を安くするために掛け捨てとなっている保険です。


一定の期間を経過すると更新を行うこととなります。

更新は、保障額をかえずに、更新時の年齢にて保険料が決定されるようになっています。

つまり、更新時には告知や健康状態の審査がなく、健康状態によって更新できない、ということはありません。


更新時の年齢にて保険料を決定することから、保険料はかならず上がることとなる保険です。


高い保障が必要な期間(お子さんが独立するまで)では、活用しやすい保険となっています。

すでに契約されている方も多い保険だと思いますが、あなたの契約は何歳まで続けられますか?

いつまで更新がありますか?予想される更新後の保険料はいくらですか?


定期保険は便利な保険ですので、内容を理解したうえで活用しましょう。


また、新規加入のご相談や見直しの際には、無料保険相談を是非ご活用ください。

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