ドル建て保険の為替手数料を減らす方法について解説します!

ドル建て保険といっても、様々な保険会社で取り扱いがあり、様々な種類があります。加えて、ドル建て保険に否応なしに付いてくる為替手数料についても、保険会社によって、そして、保険の種類によって、異なってきます。見落としがちな為替手数料をしっかり理解した上での加入を!

ドル建て保険の為替手数料を減らすための方法とは



ドル建て保険の為替手数料を減らす方法としては、まず最初に、極力、為替手数料の安い保険に入ることが大前提となります。


加えて、ドル建て保険は、円から外貨、外貨から円にするときに為替手数料が発生するものです。


つまり、保険料を支払う際と、保険金を受け取る際の、入口と出口の両方で発生してきます。


入口と出口でかかってくるドル建て保険の為替手数料。


極力、最小限に抑えられる工夫をしていきましょう。

ドル建て保険は、円から外貨、外貨から円にするときに為替手数料がかかる

先にも述べたように、ドル建て保険は、円貨から外貨、外貨から円貨にするときに為替手数料がかかります。

例えば、保険料を毎月、円預金から払うドル保険に加入したとします。


その場合は、毎月、円貨から外貨に保険料が払い込まれる際に、為替手数料が発生するわけです。


例えば、1ドル110円の相場で、払込保険料を支払ったとします。


しかし、1ドルあたり、0.5円の為替手数料が発生する場合、実質の契約者が負担する払込保険料は、合計で110.5円となるわけです。これが入口の手数料です。


加えて、出口の手数料というのは、外貨で増えた保険金を、円預金口座に受け取る際に発生するものです。


例えば、1ドルあたり、0.5円の為替手数料が発生する場合、0.5円分の手数料が差し引かれた後の円での保険金額が、口座に振り込まれるということになります。

ドル建て保険の支払い方法による為替手数料の違い

ドル建て保険の保険料の支払い方法によって、入口の為替手数料は異なってきます。

詳しくは以下で説明していきますが、より、為替手数料が少なくて済む方法を選択しましょう。



通常通り、現在の口座から引き落としのタイミングで換金する場合

通常通り、現在、銀行や、証券会社で保有している円預金口座から、引き落としをされる場合は、引き落としのタイミングにより、為替手数料が発生します。

月払いであれば、毎月の引き落とし日、半年払いであれば、半年に一度の引き落とし日、年払いであれば、年に一度の引き落とし日、一括払いであれば、一括で支払った日に徴収されるということになります。


一括払いであれば、払い込むドル建ての保険料が、月払いで納めるよりも、お得になっているものが多いため、その分為替手数料も安く済み、より節約できる形となります。

為替手数料の安い銀行でドルに換金後、ドル口座を開設し、そこから引き落とす場合

例えば、銀行でドル建ての普通預金なり、定期預金なり作成するとします。

その際に、もちろん円から外貨にお金を切り替えるわけですから、そこで為替手数料が発生します。


この為替手数料が安ければ安い程、契約者としては負担が少なくて済みます。


加えて、円預金口座からのドル建て保険の保険料の引き落としだと、為替手数料が円から外貨に変換する際に発生してしまいますが、先にも述べたように、外貨預金口座からの引き落としで、外貨から外貨へのシフトだと、ここで為替手数料は発生しないこととなります。


ですので、円から外貨に変換する際の為替手数料よりも、安いドル口座を開設して、そこから引き落とした方が、契約者の負担は少なくて済むことになり、より節約できる形となります。

保険料をクレジットカードで支払い、ポイントを獲得する場合

ドル建て保険の中には、クレジットカードでの支払いが可能なものもあります。

クレジットカードは、各クレジットカード会社が、それぞれの還元率で、契約者にポイントを付与します。


普段、クレジットカードを持っていても、中々使わない方も多くいらっしゃると思います。


しかし、そんな方でも、ドル建て保険の保険料をクレジットカード払いにすることで、少なからず、その引き落とし分については、クレジットカードを利用したことになり、その分、ポイントが付与されます。


そのポイントはまた、例えばスーパーでの買い物、ネットでの買い物等、商品券への交換など、また現金化していけるわけですので、クレジットカード支払いにすることは、かなりお得となります。


ですので、ドル建て保険の保険料をクレジットカードで支払うことにより、より節約できる方法もあります。

銀行ごと、保険会社ごとの為替手数料一覧

銀行ごとに、外貨預金口座に入金する際の為替手数料は異なってきます。

そして、保険会社ごとに、ドル建て保険の為替手数料は異なってきます。

よって、ドル建て保険を検討する場合は、銀行ごと、そして保険会社ごと、それぞれにかかってくる為替手数料をしっかりと把握した上で、極力手数料負担を抑える工夫をして、ドル建て保険に加入するようにしましょう。

保険会社ごとの為替手数料はリンクのサイトも参考にしてみてください。

まとめ

金利が良いからとドル建て保険を進められて、実は知らない間に為替手数料が大きくかかっていた、なんてことが結構あると思います。

見落としがちな為替手数料。


今後、ドル建て保険を検討する方は、しっかりとこの点を把握した上で、加入し、後悔のないようにしていきましょう。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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