更新日:2021/09/15
個人年金保険は契約中に保険料を増額して増額年金を計画できる!
個人年金保険は老後の資産形成のための保険です。生活に余裕があれば個人年金保険の増額を検討することもできますが、保険料を増額することによる影響について、税金など様々な方面にしっかりと知識を持ってから判断をするようにしましょう。
内容をまとめると
- 個人年金保険は保険料を増額して受け取る年金を増やせる
- 加入した時期によっては高金利のまま保険料の増額が可能
- 個人年金保険の増額以外にも金融商品はある
- 保険や金融商品に迷ったらマネーキャリアでプロに相談するのもおすすめ
- マネーキャリアはオンラインで相談でき便利
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 個人年金保険を保険料を増額する場合の理由は主に2つ!
- 理由①将来の年金額を増やしたい
- 理由②生活に余裕が出て保険料を増やせる時
- 個人年金保険を増額する方法に関する知っておくべき基礎知識
- 加入した当時の予定利率のまま保険料を増額できる
- 税金控除については保険の専門家や保険会社の担当者に相談!
- 個人年金保険を増額する場合に知っておくべき2つの注意事項
- 注意事項①増額のしすぎは負担増になって中途解約のリスクがある
- 注意事項②節税効果には上限額がある
- 最適な個人年金保険のプランならまずはマネーキャリアの無料相談!
- 自分の生活に見合った個人年金保険を考えることが重要!
- 余裕資産の使い道はしっかり検討する!個人年金保険以外の使い道
- 無理のない範囲内で運用することが最も大切
- 個人年金保険の増額に関するまとめ
目次
個人年金保険を保険料を増額する場合の理由は主に2つ!
個人年金保険の保険料を増額できることを知っていますか?
個人年金保険を契約後、保険料の支払いをしている最中に保険料の増額を行うことができます。
保険料を増額することで何かいいことがあるのでしょうか。
個人年金保険を増額する理由は以下の通りです。
- 将来の年金額を増やしたい
- 生活に余裕が出て保険料を増やせる時
理由①将来の年金額を増やしたい
個人年金保険を増額すると将来の年金額を増やせます。
個人年金保険は将来に備えての積立なので、単純に積立額を増やせば将来受け取れる年金の金額は増えますよね。
現時点で家計に余裕があって、将来のためにもう少し積立額を増やしたいと考えているのならば保険料の増額もいいかもしれません。
特に、固定金利で個人年金保険に加入している人は、加入当時の高金利を継続したままに保険料を増額できる可能性もあります。
保険料を増額した分だけ利息分が増えるので、高金利の固定金利で個人年金保険に加入している人は増額を考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん、現在の支払っている保険料を無理に増やせない人や、受け取り予定の年金額に納得がいっている人などは無理をしてまで増額する必要はありません。
自分のライフスタイルや収入に合わせてじっくり考えてみてくださいね。
理由②生活に余裕が出て保険料を増やせる時
生活が落ち着いたり収入が上がったりしたタイミングで、保険料の増額を検討する人もいます。
保険料は将来のための積立になりますが、今の生活を脅かしてまで支払いをする必要はありません。
今の生活も大切に、それでいて将来のために少しずつ積み立てをしていくのが基本です。
しかし、生活に余裕が出てきてもう少し支払い額を増やせるということであれば、保険料の増額を検討してみてもいいかもしれませんね。
今使わないお金であれば、将来のために保険の積立に回して、将来的に残るお金を少しでも多くしておくと安心です。
今の生活やそれを維持するのに必要な金額などをしっかりと考えて検討してみてください。
個人年金保険を増額する方法に関する知っておくべき基礎知識
個人年金保険を増額する際の基礎知識をご紹介します。
具体的には以下の通りです。
- 加入した当時の予定利率のまま保険料を増額できる
- 税金控除については保険の専門家や保険会社の担当者に相談!
加入した当時の予定利率のまま保険料を増額できる
昭和から平成初期のバブル時代に契約された個人年金保険は、予定利率が5%以上のものもあり、そういったものを俗に「お宝保険」と呼ぶこともあります。
マイナス金利政策時代の近年では考えられないほど利率が高いですよね。
個人年金保険を増額する場合、契約時の予定利率のまま保険料を増額できることがあるのでお得です。
もしも昔に加入したままほったらかしになっている個人年金保険がある場合、ぜひ約款を一度確認しておくのがおすすめです。
「保険料の増額可能」という旨が約款に記載されている場合、当時の予定利率のままに保険料を増額できる可能性が高いからです。
自分の加入している個人年金保険をぜひチェックしてみてくださいね。
税金控除については保険の専門家や保険会社の担当者に相談!
個人年金保険を増額した場合の税金控除については、自分で判断できない場合は保険の専門家や保険会社の担当者に相談することをおすすめします。
生命保険控除は加入している保険の量や金額によって、控除額が異なります。
個人年金保険を増額すると年間に支払う保険料の総額が上がるため、思ったような生命保険控除を受けられない可能性もあります。
生命保険控除を期待している人は、個人年金保険を増額する前に自分の加入している保険を見直し、増額額も含めて税金の控除額を確認しておくのがおすすめです。
自分で判断できない場合や、誰かに相談したい場合はぜひ保険の専門家や保険会社の担当者に相談してみてくださいね。
個人年金保険を増額する場合に知っておくべき2つの注意事項
個人年金保険の増額は上手に使うとメリットが大きいと言えるでしょう。
しかし、増額については注意しておくべきこともあります。
具体的には以下の通りです。
- 増額のしすぎは負担増になって中途解約のリスクがある
- 節税効果には上限額がある
注意事項①増額のしすぎは負担増になって中途解約のリスクがある
個人年金保険を増額すると、当たり前ですが月々に支払う保険料が上がります。
「昔加入した個人年金保険の金利が高くて増額するとお得になるから」「一時的に生活に余裕ができたので保険料の支払いに回したい」などといった理由で安易に個人年金保険の増額をしてしまうと、月々の支払が困難になってしまう場合も。
将来のために積み立てをしようと思って、今の生活に負担をかけてしまっては意味がありません。
今の生活と将来に必要な金額をしっかりと考えて、無理なく保険料を支払い続けられる範囲の金額になるように設定しましょう。
月々の保険料が支払えないからと言って中途解約をしてしまっては、なんのために積み立てをしてきたのかわかりませんよね。
注意事項②節税効果には上限額がある
個人年金保険の保険料は生命保険料控除の対象となり、節税効果が期待できます。
しかし、生命保険控除は上限があり、支払っているすべての保険料に対して控除が期待できるとは限りません。
個人年金保険を増額してもなお生命保険控除を受けたい人は、自分の加入している保険と支払っている保険料の総額をしっかりと考えて、控除の上限を超えないように調整しましょう。
最適な個人年金保険のプランならまずはマネーキャリアの無料相談!
個人年金保険の増額をはじめとした、自分に適した保険について判断しにくい場合はプロに相談をしてみて話を聞いてみるのもいいでしょう。
手元にある余剰資金を果たして本当に個人年金保険の増額に充てていいのか、他の金融商品に投資した方がいいのかなど、保険のプロに相談することで自分のライフスタイルなどに合わせた商品を提案してくれます。
保険の相談は無料で行っているところも多くあり、店舗に来店しなくてもオンラインで相談をしてくれるところもあります。
都合に合わせて使いやすい相談窓口を選んでくださいね。
マネーキャリアはオンラインで保険の相談をしてくれるので都合がつきやすく便利です。
もちろん相談料は無料で、あなたにあった商品を提案してくれますよ。
自分の保険について迷ったらぜひ一度相談してみてくださいね。
自分の生活に見合った個人年金保険を考えることが重要!
個人年金保険を最大限活用するために、自分の生活や自分のライフスタイルに合った保険を考えることが重要です。
増額することでメリットが高いと考えるのであれば、増額を検討するのも賢い方法のひとつと言えるでしょう。
ただし、月々の支払が負担になってしまい中途解約になってしまうなんてことはないように気を付けてくださいね。
増額を検討している場合は無理のない範囲で考えるのが大切です。
余裕資産の使い道はしっかり検討する!個人年金保険以外の使い道
余剰資金が発生した場合、個人年金保険以外に投資する選択肢もあります。
個人型確定拠出年金(iDeCo)や株式投資、投資信託など、個人年金保険以外の金融商品もたくさんあります。
個人年金保険に比べてリターンが多いこともありますので、市場金利などと比較してどちらに投資するのがいいのかをしっかりと見極めましょう。
ただし、リターンの多い金融商品はリスクを伴いますので、自分がどれだけリスクに対して許容できるのかもしっかりと考えた上で検討しましょうね。
余剰資金を個人年金保険の増額一択で考えるのではなく、色々な選択肢の中から自分に合った方法を選びましょう。
無理のない範囲内で運用することが最も大切
金融商品を購入する際は、生活に負担をかけるなど無理してまで買う必要はありません。
個人年金保険はもちろん、株式投資など他の金融商品すべてに通ずる鉄則です。
生活費を切り崩してまで投資に回す必要は一切ありませんので、必ず余剰資金を投資に回すようにしましょう。
また、個人年金保険は長期投資が前提の金融商品です。
継続して長期的に保険料の支払いをしていけるように、無理のない範囲で支払える額を設定すると安心ですね。
個人年金保険の増額に関するまとめ
個人年金保険の増額をすることで、将来受け取れる年金が増えます。
ただ、何度もお伝えしますが生活に支障をきたしてまで増額をする必要は一切ありません。
増額をすることで、今の生活はどうなるのか、リスクとリターンのバランスをしっかりと確認した上で検討することをおすすめします。
本当に増額をした方がいいのかなどが自分で判断できない場合などは、保険の相談窓口や保険会社の担当者に相談するなどして、プロの意見を聞きつつ検討するのもいいでしょう。
個人年金保険に限らず、他の金融商品に余剰資金を回すのもひとつの手です。
しっかりと検討して、後悔のない選択をしてくださいね。
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