更新日:2023/01/25
一人暮らしでガス代8000円~1万超えるのは高い?原因はプロパン?
一人暮らしのガス代、8000円だと高いのか安いのかよくわからないという人もいるでしょう。しかし光熱費であるガス代は毎月かかってくるので安いに越したことはありません。今回は一人暮らしのガス代についてと、節約方法を紹介していきます。
- 一人暮らしをしていてガス代が気になる方
- 一人暮らしのガス代が高いかもと不安に思っている方
- ガス代の節約方法を知りたい方
- 一人暮らしのガス代の平均
- 8000円~1万円かかるガス代は高いのか
- ガス代の節約方法
目次を使って気になるところから読みましょう!
一人暮らしでガス代8000円~1万超えるのは高い?
石油情報センターによると、プロパンガスを使用した一人暮らしのガス代の平均金額は4610円です。
つまりガス代が8000円~1万円を超えるとなると非常に高いといえます。
一人暮らしをしているとガス代の金額を誰かと比較するのは難しく、高いのか安いのかあまりわからないことが多いでしょう。
また、実家にいたときは光熱費に無関心だったという人もいるため、8000円かかったとしてもこんなものかと見直さずに放置しているケースもあるはずです。
しかし一人暮らしで毎月8000円~1万円のガス代がかかっているなら、年間に10万円以上もの金額を支払っていることになります。
光熱費として当たり前に払っているガス代でも10万円を超える出費となると、一人暮らしをしている人にとって痛手です。
しかも光熱費はガス代だけではなく、ほかに水道代や電気代も含まれています。
そのほかに家賃や食費など生活するうえで多くの出費がかかるので、少しでも節約しておきたいところです。
ガス代が毎月8000円~1万円を超えているときは、一度見直す必要があるでしょう。
補足:一人暮らしでガス代8000円~1万超えるのは冬でも高いの?
ガス代は夏場よりも冬場の方が高くなりますが、それでも8000円以上かかっていては高すぎます。
石油情報センターによると、冬場の12月~2月に使用したガス代の平均金額は5890円です。
冬はどうしてもお風呂を沸かしたり、ガスを使った暖房器具を使用したりするので、ガス代が高くなるのは当たり前です。
先ほどお話した4610円よりも少し高くはなりましたが、それでも8000円はかかりません。
夏場よりお風呂を沸かす回数が増えたからか、それとも暖房器具を長時間使ったからかと楽観視せずに、高すぎる場合は何らかの対策をとることが大切です。
一人暮らしでガス代が8000円~1万超える原因はプロパン?都市ガスじゃないから?
集合住宅によく使われているプロパンガスは、都市ガスよりも料金が高くなる傾向にあるのです。
まずガス代は基本料金と従量料金(ガスの使用量×適応単位料金)を足したものから算出できます。
東京ガスのガス料金表によると、2020年5月の段階ではガスの基本料金は759円、単位料金は141.65円です。
仮に5㎥のガスを使用したとすると759+141.65×5からガス代は1467円となり、プロパンガスよりもはるかに安いことがわかります。
しかし都市ガスでないからと諦めてはいけません。
プロパンガスでも上手に節約することで、ガス代をおさえることができます。
一人暮らしでガス代が8000円以上かかっている人は、これから紹介する節約方法をぜひ実践してみてください。
一人暮らしでガス代が8000円~1万超える場合の節約方法
一人暮らしのガス代が8000円以上かかる場合はどうしたらいいのか、ここからは節約方法を紹介していきます。
都市ガスに比べるとプロパンガスはどうしてもガス代が高くなってしまいますが、単に使用料が多いこともあればガスの単価が高いケースもありえるのです。
ガス代の高さに悩む人は以下4つの対策をとってみましょう。
- 値引き交渉をしてみる
- 安いガス会社に変更する
- シャワーの時間を短くする、回数を減らす
- お風呂の場合は追い焚きを使わないようにする
では、それぞれ詳しく解説していきます。
値引き交渉をしてみる
集合住宅だから値引きはできないだろうと決めつけず、一度ガス会社に交渉してみましょう。
プロパンガスは事業者によって料金に変動があるため、ガスの単価が高い場合があります。
ガス会社によっては話すら聞いてくれないところもありますが、毎月8000円以上かかっているのならダメもとで相談しても損はありません。
しかし、中には値引き交渉をする勇気がない人もいるでしょう。
そんなときは一般社団法人プロパンガス料金消費者協会で無料相談できます。
都道府県別でプロパンガスの適性価格が見られるため、比較しながら検討することが可能です。
ガス料金の無料診断もできるので、ガス代が8000円を超えている場合は一度相談してみてはいかがでしょうか。
安いガス会社に変更する
一人暮らしをしている場所が集合住宅だったとしても、安いガス会社に変更することは可能です。
ガス会社と契約を結んでいるオーナーの同意が得られれば、より良いガス会社に変更できるのです。
ただし、実際に変えることになると手間や費用はオーナーの負担となります。
単にガス代が8000円以上かかって高いからという理由では、了承してくれないでしょう。
そんなときは、手続きを代行しくれたり解約金を代わりに払ってくれたりしてくれる販売店を伝えて、心理的負担を減らしてあげることがおすすめです。
また一人ではなく、ほかの入居者と協力して行うことで説得しやすくなります。
シャワーの時間を短くする、回数を減らす
一人暮らしでガス代を節約するためにシャワーだけを使っている人は、時間と回数に注意することでガス代の節約になります。
一人暮らしならお風呂を沸かすよりもシャワーの方がガス代はお得です。
しかし頭や体を洗っている間に流しっぱなしだったり、朝と夜に2回シャワーを浴びていたりするとガス代はもちろん、水道代も多くかかってきます。
そのためせっかくシャワーで節約しているつもりでも、浴びている時間や回数が多いとガス代はなかなか減りません。
特に冬場は体が冷えるため高めの温度設定で長時間シャワーを浴びると、ガス代が8000円を超える可能性も出てきます。
そのためシャワーは寝る前だけにする、こまめに止めるなど少しのことを意識して使うようにしましょう。
またシャワーの温度を1℃下げるだけでも効果が期待できます。
お風呂の場合は追い焚きを使わないようにする
寒い冬は熱い湯舟につかりたいという人も多いですが、ガス代節約のために追い炊き機能は極力使わないようにするのがおすすめです。
お湯を沸かし直す追い炊きは当然ガスを使うので、使わない場合と比較すると当然8000円以上かかってくる場合があります。
追い炊きをしなくても良いように、お風呂を沸かしたらすぐに入るようにしましょう。
もし時間的に難しいときはお風呂のふたを利用してお湯が冷めない工夫をすることで、追い炊きをする必要がなくなります。
またお湯の入れすぎや温度の上げ過ぎに注意することで、一層ガス代を節約することが可能です。
一人暮らしをしていて追い炊きを頻繁に使う人は、一度お風呂の入り方を見直してみることが大切です。
まとめ:一人暮らしでガス代8000円~1万超えるのは高い?原因はプロパン?
一人暮らしでガス代が8000円~1万円かかるのは非常に高いということを解説してきました。
今回の記事のポイントは以下の6つです。
- 一人暮らしでガス代8000円~1万超えるのは高い
- 原因はプロパンガスにある
- 賃貸物件でも値引き交渉をしてみる
- 安いガス会社に変更するようにオーナーに相談してみる
- シャワーの時間を短くする、回数を減らす
- お風呂の場合は追い焚きを使わないようにする
ガス代は単に使い過ぎている場合もあれば、ガス会社の単価が高いケースもあります。
一人暮らしをする中でできる節約方法を試すことはもちろん大切ですが、もっと安いガス会社を探してオーナーに相談するの1つ手段です。