更新日:2024/04/25
ライフプランとキャリアプランを考えて将来の姿を考えよう
人生や仕事においてこうありたいという理想がある場合それを達成するためには計画が必要です。理想とする姿に少しでも近づくためにライフプランやキャリアプランを立てて将来について考えてみませんか?様々な方法があるので自分にぴったりの方法を探してみましょう。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- キャリアプランとは
- キャリアプランを立てる必要性
- キャリアプランを立てるメリット
- ライフプランとは
- ライフプランを立てる必要性
- ライフプランを立てるメリット
- キャリアプランとライフプランの関係
- キャリアプランの立て方
- STEP1 将来のビジョンを具体化する
- STEP2 自己分析をして現状を把握する
- STEP3 現状と目標の差の埋め方を考える
- STEP4 最終目標までのマイルストーンを作成する
- STEP5 客観的なプランになっているか確認する
- STEP6 実際に実行
- 立場別のキャリアプラン
- 若手社員(20代)
- 中堅社員(30〜40代前半)
- ベテラン社員(40代後半〜)
- 女性
- ライフプランの立て方
- STEP1 目標
- STEP2 家族構成
- STEP3 ライフイベント
- STEP4 支出
- STEP5 収入
- STEP6 貯金残高
- STEP7 結果を確認
- ライフプランの立て方のコツ
- ① エクセルテンプレートを使う
- ② シミュレーションソフトを使う
- ③ ファイナンシャルプランナーに相談する
- まとめ:早速キャリアプランとライフプランを立ててみよう
目次
キャリアプランとは
キャリアプランを立てる必要性
何か目標を達成するために、そこまでの道筋を計画しその計画に沿って行動することで効率よく目標達成のためにやるべきタスクをこなすことができるというものです。
キャリアプランを立てる必要性は以下の通りです。
- 将来自分がこうなりたいと思う目標をはっきり自覚するため
- 目標を達成するためにやるべきことは何かを自分で考えるため
- 目標達成のために今の時点で足りていない知識やスキルに気づき、得るための努力ができるようになるため
キャリアプランを立てるメリット
キャリアプランを立てた際に得られるメリットとしては以下の通りです。
- 仕事のモチベーションが上がる
- 今自分がすべき行動がわかる
- キャリア選択の機会を活かすことができる
- 周囲からのサポートを受けやすくなる
ライフプランとは
ライフプランとは人生設計、つまりどのような人生を歩んでいきたいのか計画を立てることです。
人生の中には就職や転職といった仕事に関すること意外にもいつ結婚するか、子どもは何人ほしいか、いつ家を買うかなど生活に関する節目も数多くあります。
なんとなくではなく、計画をたてて人生を歩むことによって見えてくるものもあります。
- ライフプランを立てる必要性
- ライフプランを立てるメリット
ライフプランを立てる必要性
ライフプランを立てたほうがいいと言ってもなぜ立てたほうが良いのか、その必要性について見ていきましょう。
- ライフサイクルの変化
- 雇用環境の変化
- 社会保険制度への不安感の増加
- 家族形態の変化
ライフプランを立てるメリット
ライフプランを立てることで得られるメリットは以下の通りです。
- これからかかる支出を把握できる
- お金に対する不安が減る
- 貯金や節約のモチベーションになる
キャリアプランとライフプランの関係
キャリアプランとライフプランをそれぞれ見てきましたがキャリアプランとライフプランの関係とはどのようなものでしょうか。
キャリアプランとライフプランの関係は自転車の車輪のようなもの、どちらか一方のみではうまく動かないのです。
仕事においてこれを成し遂げたい、あれをやりたいという目標や願望を持つことは立派なことではありますが、だからといって生活に関することを疎かにしては人生に張り合いが生まれません。
反対に生活についてあれこれとライフプランを立てたとしてもキャリアプランが不十分である場合、仕事やお金の面で不安が生まれます。
つまり、キャリアプランとライフプランはどちらかだけを考えたり、別々に考えた場合整合性がとれなくなってしまいます。
生活があって仕事がある、仕事があって生活があるといったようにどちらか一方が大切、どちらかを諦めるという話ではないのです。
キャリアプランとライフプラン、両方が噛み合い同時にバランスよく動くことによってはじめて自分の人生についてよりよい方向に動くようにはたらきかけることができるのです。
キャリアプランの立て方
キャリアプランを立てるべきと言うものの、具体的には何をすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
- 将来のビジョンを具体化する
- 自己分析をして現状を把握する
- 現状と目標の差の埋め方を考える
- 最終目標までのマイルストーンを作成する
- 客観的なプランになっているか確認する
- 実際に実行
STEP1 将来のビジョンを具体化する
まずはじめに行うべきことは将来のビジョンの具現化です。
つまりは理想の自分とは何かを考えることです。
仕事で何を成し遂げたいか、どのようになりたいかを役職や年収など様々な面から考えてみてください。
何も今の仕事限定で考える必要はありません。
将来このような社会を実現したいからそのために転職するといった目標も立派な将来のビジョンの1つです。
自分には無理かもしれない、無謀な目標だとあきらめの気持ちになり目標を自分ができそうなレベルまで下げることは将来の自分にもいまの自分にも失礼なこと。
将来のビジョンをまずは書き出してイメージしてみることから始めてみましょう。
STEP2 自己分析をして現状を把握する
次に行うべきは自己分析からの現状把握です。
効率的に自己分析を行うことを考えるとフレームワークがおすすめです。
マインドマップ、モチベーショングラフ、SWOT分析など様々ありますが中でも分かりやすい方法は「Will.Can.Must」で考える方法です。
この方法ではWill、Can、Mustの方面から掘り下げてこれからの行動を考える方法です。
- Will:やりたいこと
どんな自分になりたいのかという願望をはっきりさせる - Can:できること
これまでの経験や所有している資格からできること、自分は他の人より優れていると考える部分をピックアップする - Must:しなければならないこと
やりたい、やりたくないといった自分の気持ちや希望ではなく社会人としてやらなければならないこと、会社からやることを期待されている内容
STEP3 現状と目標の差の埋め方を考える
現状を把握し、こうなりたいという目標を立てることができた次にやるべきことは現状と目標のギャップを縮めることです。
どのようにギャップを埋めていくのか。専門知識や語学の勉強不足の場合は学校への進学や海外留学もいいでしょう。
必要なスキルが不足している場合は能力開発を行う計画を立て、経験が不足している場合は経験を積むためにも体験学習を行う計画を立てましょう。
自分には何が足りないのか、そのためにはどのような行動を起こすべきか最適な行動を取れるように体験談や情報を収集するといいヒントが得られる可能性が大きいです。
様々な情報手段を用いて現状と目標のギャップを埋めるための最適な方法を模索していきましょう。
STEP4 最終目標までのマイルストーンを作成する
マイルストーンとはゴールまでの中間目標を意味します。
何か目標を立てた際、1つのみの目標だとすると
- 行動に際して視野が狭くなりがちになる
- 目標達成までの長い道のりで挫折しやすい
STEP5 客観的なプランになっているか確認する
目標を立て、その目標に向かうための道筋を決めた後にやるべきことは見直しにあたる確認です。
立てた計画が実現可能なものか、自分の力でできそうなことかどうかプランを見直していく必要があります。
その際見るべきポイントは客観的なものかどうかということ。
独りよがりな考えや視野ではなく客観的に見て実現可能かということを意識しましょう。
そうは言っても客観的に物事を見るということは人間にとって最も難しいことの1つ。
ここはSMART分析がおすすめです。
- Specific – 具体性は十分か
- Measurable – 進捗や結果が測定できるものか
- Attainable – 現実的に達成できるものか
- Relevant – 企業の目標に関連したものか
- Time-bound – 期限を設けているか
STEP6 実際に実行
ここまでキャリアプランの計画のために様々な段階を経てきました。
プランは計画を立てたのみではただの絵に描いた餅、実行してはじめて意味のあるものになるのです。
実際の行動に移してみましょう。
ここで注意すべきことは計画は立ててその通りに実行しておしまいという単純なものではないということです。
あくまで計画は現時点での仮説にすぎないため、行動していく途中で間違いや気になることがあればその都度軌道修正していく必要があります。
行動してこそ見えてくるものがある、考えて動きさらに動きながら見えてくるもので手直しを行うことによってよりよいキャリアプランとなるのです。
立場別のキャリアプラン
キャリアプランは立場や年齢によって異なるもの。
なぜなら年齢や置かれている立場によって見えているものは変化し、それによって考えややるべきことは変化するからです。
立場別のキャリアプランとしてはおおまかに次のように分けることができます。
- 若手社員(20代)
- 中堅社員(30〜40代前半)
- ベテラン社員(40代後半〜)
- 女性
若手社員(20代)
社会人デビューして間もない若手社員のキャリアプランとして意識すべきことは
- ロールモデルを見つけること
- 広い視点でキャリアを積むこと
中堅社員(30〜40代前半)
中堅社員として、社会や会社での仕事がある程度分かってきた段階で意識するべきこととしては以下の通りです。
- キャリアプランの見直し
- 自分の得意なこと、会社に対して自分が何をしたいかとを確認
ベテラン社員(40代後半〜)
40代後半からは会社でいえばベテラン社員という扱いになるでしょう。
これまで新入社員、若手、中堅と経て様々な経験やスキルを磨いてきたことで見えてくるものがあるベテラン社員として会社や社会から求められるものは大きく異なってきます。
今までの経験や人脈を生かして、事業を推進していく力が求められ始めると言えます。
これまで経験してきたもの、スキルなどは多種多様なものであるはず。
それらを活かし1つの物事にとらわれることなく広い視野を持って経験や人脈などをフルに活用して社会や会社に貢献していくことが求められます。
女性
女性は男性と比べて働き方は多様であると言えます。
どのタイミングで結婚するか、子どもは何歳を目安に考えているかなど考えることは様々であり、どのような人生を歩み仕事をしていくのかというのは一概に言えません。
結婚や出産、育児もあるため仕事のことのみを考えるというわけにはいきません。
どのようなキャリアプランで進めていくべきか、自分の希望やパートナーとの関係、希望もあるでしょう。
女性として働く上でパートナーとも十分に話し合う必要があります。
ライフプランの立て方
人生どのように生きていきたいかという事を考え、自分なりにライフプランを考えますがいきなりうまくいくことは少ないでしょう。
将来こうなりたいという将来設計、収入や転職、収入や支出など考えるべき視点は様々ですがまずは立てる際に押さえるべきポイントについてです。
- 目標
- 家族構成
- ライフイベント
- 支出
STEP1 目標
ライフプランとして人生設計を立てる際に必要なものは目標です。
つまりこうなりたいというゴールを定め、それにたどり着けるように行動すること。
この際ですので、自分の理想としていることや願望を洗い出してみてください。
それを達成し手に入れるためにはどうすべきかというところまで目標として定めるのです。
人生における目標としてキャリアデザインやライフデザイン、ファミリーデザインなどを考えていきましょう。
STEP2 家族構成
ライフプランを立てるにあたって家族構成は押さえるべきポイントといえるでしょう。
自分のみならず家族のライフプランも考慮するために洗い出すことによって家庭全体で必要な資金やイベントが見えてくるものです。
家族構成に加えて年齢も一緒に書き出していきましょう。
学校の卒業や就職など年齢によって訪れるライフイベントも数多くあります。
それらのライフイベントに対応できるように現時点で何ができるのか考えることが重要といえます。
STEP3 ライフイベント
人生におけるライフイベントも意識したライフプランを立てることが大切です。
生きていく上で訪れるライフイベントは数多く、就職・退職・給食・転職・独立開業 結婚 出産 子どもの入学・卒業から始まり、細かな出費が関係するライフイベントとしては習い事 自宅購入 車購入・買い替え 旅行等娯楽などもあります。
いつどのタイミングでこれらのライフイベントがあるか、またこのライフイベントには資金がどの程度必要になるかなどを知識として押さえておくべきです。
STEP4 支出
ライフプランを立てる際に意識すべき支出としては以下のものがあげられます。
- 生活費(食費・光熱費・通信費)
- 住居費
- 車両費(ローン・自動車保険料・ガソリン代 など)
- 教育費
- 生命保険料
STEP5 収入
ライフプランを考える際自分や家族の収入も考慮する必要があります。
自分のところにどれくらいの収入が入ってくるかを知ることで今後の生活で何にいくら必要なのか、そしてそのためにはどのくらいの金額が足らないのかと実感をもって計画を立てることができるようになります。
現在働いている人については自分の月々の給料がいくらかということに加え、税引き後の手取り額やこれから先の収入の上がり幅も考慮した上で計画を立てるとより現実に近い計画を立てることができるでしょう。
STEP6 貯金残高
貯金残高もライフプランを立てる際に意識すべき内容です。
現時点で貯金がいくらあるのか全額を把握することは、これから先必要となる資金の総額と共にいくら不足しているのか、そしてその不足を補うために何をすべきかを考える上で重要な事項となってきます。
最近行う人が増えつつある資産運用もこの貯金残高に加えるべきかどうか迷う人もいると思いますが運用資産も含めて考えてください。
初年度のみの数字でかまいません。
初年度以降は仮数字で計算を行うという前提から運用資産については初年度のみのデータで十分です。
STEP7 結果を確認
ライフプランを立てた後確認することを忘れないようにしましょう。
立てた計画通りに進んでいるか、進んでいない場合何が原因で収入支出などに問題はないかなどを見直していき計画通りに進めるにはどうすべきか考えることが必要。
ライフプランは自分1人のみの問題ではないので夫婦で共有し、共通認識を持つようにすることが重要です。
計画を立てた後は数年ごとに見直しを行ってください。
時に自分たちのみの視点ではなく第三者の視点や意見を取り入れるのも一つの手です。
ライフプランの立て方のコツ
ライフプランを立てる際正しい知識を持たずにただなんとなく立てているとイメージが湧かないばかりか、これからの人生においても参考にならないライフプランになってしまいます。
ライフプランを立てる際のコツとしては
- エクセルテンプレートを使う
- シミュレーションソフトを使う
- ファイナンシャルプランナーに相談する
① エクセルテンプレートを使う
エクセルのテンプレートを活用する方法がおすすめです。
エクセルのテンプレートを使用することによって以下のようなメリットがあります。
- 計算が早く正確
- 表が見やすくわかりやすい
- テンプレートに入力するのみなので簡単
② シミュレーションソフトを使う
シミュレーションソフトを使うことによって簡単にライフプランを作成することができるので、自分でパソコンを使い表を作ることに不安を感じていたりする人や忙しい人にもおすすめです。
シミュレーションソフトからの質問に従って家族構成や年齢、収入などを次々と入力することによって最適な数字をはじきだした上であなたの人生のシミュレーションを行ってくれます。
中でもおすすめできるシミュレーションソフトは以下の通りです。
シミュレーションソフトは出てきた結果から家計などの見直すべきポイントが一目瞭然です。
出てきた結果を銀行や相談窓口に持って行くことでよりスムーズに相談を進めることができるというメリットがあるため、相談窓口に行く前段階でお試し感覚で使ってみるのもおすすめです。
③ ファイナンシャルプランナーに相談する
やはり自分1人では限界があるでしょう。
本格的にライフプランを立てていきたいと考えた場合はライフプランを立てる際に必要な保険や家計管理、資産運用などの知識が豊富であるプロに相談することをおすすめします。
ファイナンシャルプランナーと一口に言えど町中には沢山のファイナンシャルプランナーが溢れていますが、どの人に相談しても同じということはありません。
自分のこれからの人生に関わることだからこそ、相談する人は慎重に選ぶべきです。
おすすめはマネーキャリアのファイナンシャルプランナー。
知識が十分に備わっていることはもちろ、相談経験が豊富なため様々なパターンの相談に乗ることができます。
相談の予約から相談はオンラインで完結、相談は納得できるまで難度でも無料で行えるということからも迷ったらマネーキャリアがおすすめ!
まとめ:早速キャリアプランとライフプランを立ててみよう
キャリアプランやライフプランを立てることは一見すると面倒なことのようにも見えますが、これからの人生をよりよいものにしていくためにもぜひやっていただきたいことです。
ここでポイントとなるのは、キャリアプランとライフプランについてどちらか一方ではなく両方取り組むということ。
プランを立てるのが難しいという問題や、本当にこれであっているか不安と感じた際はぜひマネーキャリアにご相談ください。
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自分の人生、こうなりたいと望むばかりでは実現しないもの。
実現するために計画を立てて、強い意志をもって行動に移していなければなりません。
キャリアプランとは将来の目標をたて、それを実現するためにはこれからどのような経験を積んでいくべきかリストアップし計画立てたもののこと。
今回はキャリアプランについて以下の内容