子宮筋腫でも入れる保険を紹介!入院/手術費用の自己負担を避ける保険

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子宮筋腫により、保険に加入できるか心配な方は多いのではないでしょうか。実際に、子宮筋腫の治療中の入院/手術費用の自己負担は、厳しく子供を諦める方や子宮がんのリスクを負いながら放置する人は多いです。今回、子宮筋腫でも加入できるがん保険、医療保険、生命保険を紹介します。

子宮筋腫は保険に入れないの?加入できる保険を紹介!

女性の方であれば、子宮筋腫をご存知の方は多いと思われますが、具体的にどのような病気かご存知でしょうか。 


子宮筋腫は比較的ポピュラーな病気で、30歳以上の女性の20~30%の方が子宮筋腫を持っているといわれています。


子宮筋腫の詳細については後でご説明しますが、ほとんどが良性のもので自覚症状もほとんどないため、気づかない方も多く、そのまま放置している場合もあります。

しかしながら、子宮筋腫が大きくなることによって、不妊につながる場合もあるのです。

 

また、不妊治療中に子宮筋腫が発覚、悪化する場合もあり、子宮筋腫の手術、入院を余儀なくされる場合もあります。


不妊治療はもちろん中止ですし、手術費・入院費が別途でかかりますので、不妊治療中は医療保険に加入する方が多いようです。


今回この記事では、

  • 子宮筋腫とは?
  • 子宮筋腫の入院・手術の費用
  • 子宮筋腫でも入れる保険

についてわかりやすくご説明していきますので、是非最後までお読みいただければと思います。


また、今すぐ不妊治療中のケガや手術に備えたい方は、下記ボタンの詳細をご確認ください。

子宮筋腫とは?

子宮筋腫とは子宮にできるこぶのことで、上でも少し述べましたが、そのほとんどが良性だといわれています。 


30歳以上の女性の20~30%が子宮筋腫を持っていると言われ、最も多いのは40代、30代、50代の順で、35歳~50代が80%を占めています。 


これは、子宮筋腫の発育に女性ホルモンのエストロゲンが関係しているからだといわれています。 

従って、エストロゲンの働きが活発になる時期に筋腫も大きくなり、閉経とともに小さくなります。 


以下で、子宮筋腫についてさらに詳しく見ていきましょう。

子宮筋腫とはどんな病気?

我々素人にとって、「病気」と「疾病」に違いがあるのかピンときませんが、厳密には病気と疾病には以下のような定義の違いがあります。 


病気とは、病にかかっている状態のことで、例えば、原因がわからなかったり、検査で異常がないにもかかわらず、具合が悪い状態であれば病気といいます。 


一方、疾病は客観的な要因によって、体内の機能に異常や異変が起きている状態のことをいいます。 


子宮筋腫ができる原因はよくわかっておらず、そのほとんどが良性なので、特に異常というわけでもないということもできます。 


従って、上記の病気の定義をふまえると、病気としての子宮筋腫とは、特に異常があるわけではないが、月経痛や貧血、頻尿、排尿困難、便秘、腰痛などの症状を発症する状態といえるでしょう。

子宮筋腫とはどんな疾病?

上で述べた「病気」の定義には、原因がわからないなどあいまいな要素がありますが、一方の「疾病」には、客観的な要因があってそのために体内の機能に異常や支障が生じている状態をいいます。

つまり、疾病は、何かの原因のせいで体の機能が損なわれているという因果関係が成立しています。
 


子宮筋腫は自覚症状のない場合も多いのですが、筋腫のできる場所や大きさによって、痛みや出血、不妊の原因になることがあります。

このような状態になると、疾病としての子宮筋腫であるといえます。

つまり、痛みや出血を起こしたり、不妊の原因が、子宮筋腫の大きさやできる場所であることが客観的にわかっているからです。 


例を挙げると、子宮筋層の間に筋腫ができる「筋層内筋腫」は、筋腫が大きくなることによって、痛みや月経過多の症状がみられます。

また、子宮筋層の内側にできる「粘膜下筋腫」は、大きさに関係なく痛みや出血、着床障害などの不妊の原因となることがあります。

手術が必要な時って?

上の子宮筋腫の疾病の例として「筋層内筋腫」や「粘膜下筋腫」を挙げましたが、粘膜下筋腫の場合は手術による治療が必要となります。
 


その他に、以下のような場合も手術が必要となります。

  • 子宮の大きさが握り拳以上の大きさ、またはそれ以下でも症状が重い場合 
  • 筋腫の発育速度が早い場合 
  • 筋腫が壊死したり、筋腫分娩が起きた場合 
  • 閉経後の筋腫で、圧迫症状のある大きな筋腫、または大きくなる傾向があり悪性化が疑われる場合
     


また、手術による治療以外には以下の治療法があります。 

  • 経過観察 

日常生活に支障がない程度の筋腫で、定期的に検査をしながら経過をみていきます。 


  • 薬物療法 

以下の2つの治療法があります。

【対症療法】

筋腫そのものを治療するのではなく、発症する症状を和らげる治療法です。 

【ホルモン療法】

女性ホルモンを抑えるためのホルモン剤を使います。

ただし、体の負担も大きく、更年期障害のような副作用が出る場合もあります。

【子宮筋腫の手術費用と入院費用】自己負担はきつい!

子宮筋腫の場合でも、手術による治療が必要な場合があることがおわかりいただけたと思いますが、それを考えるとやはり、医療保険に加入しておくのが安心です。 


手術には、筋腫だけを摘出する筋腫核出術と、子宮を全摘出する子宮全摘術があります。 

それぞれの概算の費用の目安としては、
筋腫核出術が保険適用で、約12万円~20万円、子宮全摘術が保険適用で約20万円程度となっています。 


また太ももの付け根から血管カテーテルを挿入し、筋腫を縮小する、UAE(子宮動脈塞栓術)という治療法もあり、費用は保険適用で約15万円です。 


さらに、FUS(集束超音波治療)という、MRIで患部を撮影し超音波で組織を焼灼させる治療法もあります。

費用は保険適用外で約50万円です。 


いずれにしても、これらの費用の他に、入院するとなると差額ベッド代や食費、家族などのお見舞いの交通費など、出費がかさみます。 

その費用を全て自己負担する場合、家計への影響も大きくなってしまいます。

子宮筋腫が不妊症の原因になり手術を決意する人が多い



子宮筋腫は、そのほとんどが良性でまた自覚症状もない場合、そのままにしておく方も多いのですが、冒頭でも述べましたが、子宮筋腫が大きくなることによって不妊につながる可能性があります。 

また、筋腫ができる場所によっても、以下のように不妊の原因になる可能性があります。


  • 筋腫により子宮内膜が圧迫されて血流が悪くなり、胚が発育しづらくなる 
  • 筋腫が卵管を圧迫し、卵管の内腔が狭くなったり、つまってしまう
  • 筋腫によって卵管が引き伸ばされて、精子、卵子、受精卵、胚が運ばれにくくなる 
  • 筋腫が子宮内腔にできると胚の着床を妨げる


従って、それまでは子宮筋腫があっても気にしていなかった方でも、妊娠を希望するタイミングで、子宮筋腫の手術を決断する方も多いといわれています。


ただそうなると、不妊治療の費用に加え、子宮筋腫の入院費、手術費など、かなりの出費が出てしまい、それらを全て自己負担するのはかなり経済的にも影響が出てしまうでしょう。


そのような状態を避けるためにも、不妊治療中に入れる保険の「子宝エール」への加入を検討されることをおすすめします。

子宮筋腫でも加入できる可能性のある保険(医療保険、生命保険)を紹介

上で不妊治療中でも入れる「子宝エール」という保険をご紹介しましたが、その他にも子宮筋腫でも入れる医療保険もあります。


引受基準緩和型保険という保険で、持病を持っている方、入院や手術などの既往歴がある方でも入りやすい保険です。


以下のような3つの質問の回答が全て「いいえ」であれば、加入できます。

(※ 保険会社によって、若干内容を異なります)  


  • 3ヶ月以内に、医師から入院・手術などをすすめられたか 
  • 過去2年以内に病気やケガで入院や手術をしたことがあるか 
  • 過去5年以内に、がん(上皮内新生物含む)・肝硬変・統合失調症・認知症・アルコール依存症で、入院や手術をうけたことがあるか 


 どのような保険があるか、以下で具体的に見ていきましょう。 

医療保険キュア・サポート・プラス(医療保険/がん保険含)

オリックス生命の医療保険キュア・サポート・プラスには、基本プランと生活習慣病充実プランがあり、その違いは入院給付金の支払限度日数の違いです。

 

  • 基本プラン:1入院60日まで、通算支払限度日数は1,000日まで 
  • 生活習慣病充実プラン:三大疾病は日数無制限、それ以外の七大生活習慣病は1入院120日まで


基本保障の内容は 

  • 入院給付金:3,000円・5,000円・10,000円 (1日目から60日)
  • 手術給付金:3万円(入院)/1.5万円(外来)・5万円(入院)/2.5万円(外来)・10万円(入院)/5万円(外来) 
  • 先進医療給付金:先進医療の技術料を通算2,000万円まで実費で支給 (全コース)
  • 先進医療一時金:先進医療給付金の10% (全コース)


この他に、以下のような特約を付加することも可能です。 

  • 重度三大疾病一時金特約(がん・脳卒中・急性心筋梗塞) 
  • がん一時金特約 
  • 通院治療支援特約 
  • 入院一時金特約 
  • 終身保険特約(死亡保険金)
     


例えば、基本プラン・日額5,000円コースで、骨折で手術を受け、30日間入院した場合の給付金は、 

  • 手術給付金:5万円 
  • 入院給付金:5,000円×30=15万円 
  • 合計:20万円 

となります。
 


女性の年代別の基本プランの保険料は以下のとおりです。 

※ 入院日額5,000円・月払い・終身払い・保険期間:終身 

年齢保険料
30歳2,910円
40歳2,966円
50歳3,562円
60歳4,448円

終身医療保険フレキシィゴールドエス(医療保険/がん保険含)

メットライフ生命の終身医療保険フレキシィゴールドエスの基本保障には以下の保障があります。 

  • 入院給付金:3,000円・5,000円・10,000円 (1日目から60日)
  • 手術給付金:3万円(入院)/7.5千円(外来)・5万円(入院)/1.25万円(外来)・10万円(入院)/2.5万円(外来) 
  • 放射線治療:3万円/5万円/10万円 
  • 骨髄ドナー手術(1回のみ):1.5万円/2.5万円/5万円 
  • 先進医療給付金:先進医療の技術料を通算2,000万円まで実費で支給 
  • 先進医療一時金:先進医療給付金の5%


この他に、以下のような様々な特約も準備されています。

  • 健康祝金 
  • 三大疾病の入院延長保障 
  • 短期入院定額保障 
  • 退院後の通院保障 
  • がん一時金 
  • 骨折一時金 
  • 介護一時金 
  • 認知症一時金


給付支払の例として、日額5,000円で、骨折で手術を受け、30日間入院した場合、

  • 手術給付金:5万円 
  • 入院給付金:5,000円×30=15万円 
  • 合計:20万円 

となり、上の医療保険キュア・サポート・プラスと同じ金額になります。


次に、年代別の女性の月額保険料を見てみます。 

※ 入院給付金:5,000円・月払い・終身払い・保険期間:終身(先進医療給付:10年更新)

年齢保険料
30歳3,306円
40歳3,596円
50歳4,251円
60歳5,461円


最初のキュア・サポート・プラスと比較すると、各年齢とも割高になっているようです。

不妊治療中でも加入可能:子宝エール(医療保険/がん保険/死亡保障)

子宝エールは先の2つの保険とは少し異なり、不妊治療中の方を対象にした医療保険です。 

また、女性特有の疾病の保障を手厚くしている点が特徴です。
 


基本保障の内容は、以下のとおりです。
 

  • 入院給付金(5日以上、1日目から60日):5,000円 
  • 女性疾病の入院給付金(5日以上、1日目から60日):10,000円 
  • 手術給付金:10万円 
  • 死亡保障:なし/100万円/300万円

日額5,000円で、骨折で手術を受け、30日間入院した場合の給付金は、 
  • 手術給付金:10万円 
  • 入院給付金:5,000円×30=15万円 
  • 合計:25万円 
となり、3つの保険の中で最も高額になります。 
ただし、子宝エールの入院日額が5日以上からとなっているので、5日未満の入院の場合は支払われません。

入院給付金:5,000円月払い・終身払い・保険期間:終身、死亡保険なしの年代別の月額保険料は、以下のとおりです。 

年齢保険料
30歳1,850円
40歳1,730円
50歳1,830円
60歳2,310円

ご紹介した3つの保険の中で最も割安な保険料になっていることがわかりますね。

注意:子宮筋腫に対する保険の告知義務

冒頭で、子宮筋腫はそのほとんどが良性で自覚症状などがない場合もあるため、そのままにしている方もいらっしゃることを述べました。 


しかしながら、だからといって医療保険の加入の際に、告知しなくてよいわけではないのです。

きちんと告知していないと保険金がもらえないばかりか、保険契約そのものが解除されることにもなってしまいます。 


また、治療法のひとつとして、定期的に状態を確認していく経過観察という治療方法があることも述べましたが、子宮筋腫があって経過観察している状態でも正確に告知することが必要です。 


経過を観察しているだけで、特に治療をしているわけではないのだから告知しなくてもよいだろう、などと自己判断するのではなく、正直に現在の状態そ告知する必要がありますので、注意してください。


不妊治療中の方は、告知義務により、医療保険に断られるケースが多いので、上記で述べた子宝エールの保険に加入することがおすすめになります。

まとめ:子宮筋腫の保険は加入できるが、注意点がある!

子宮筋腫について、色々な側面からご説明してきましたが、最後に主なポイントをおさらいしておきましょう。 


  • 子宮筋腫とは、そのほとんどが良性で、自覚症状がない場合もみられる 
  • しかし、子宮筋腫が不妊の原因になることもあり、それがきっかけで手術する人も多い 
  • その場合、不妊治療の費用に加え、子宮筋腫の入院・手術費用も必要となる 
  • 合計すると高額になるため、医療保険で対応する方がよい
     
  • 子宮筋腫でも入れる保険としては、オリックス生命のキュア・サポート・プラス、メットライフ生命のフレキシィゴールドエス、アイアル少額短期保険株式会社の子宝エールがある
     


いかがでしょうか。 


子宮筋腫はそのほとんどが良性で、30歳以上の女性の20~30%の方が子宮筋腫を持っているともいわれているほど、ある意味ポピュラーな病気です。

ただ、不妊の原因につながることもあります。

 

しかし、子宮筋腫があっても入れる保険はありますので、必要以上に心配しなくてもよいでしょう。 


気になる方は、ご紹介した保険の詳細をもう一度チェックしてみてくださいね。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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