学生でも医療保険に入るべき?学生のための総合共済を知ろう

医療保険とは万が一に備えて加入しておくべき社会人のマストアイテムと言えるでしょう。しかし、学生にとって毎月の保険料の支払いは苦しいものがあります。そもそも学生が民間の医療保険に入るべきなのでしょうか。そこで今回は学生が入るべき保険についてまとめました。

学生は医療保険は必要なの?

医療保険は、ケガや病気で入院・通院した場合の大切な保障ですが、「保険に入るのは社会人になってから」と考える方は少なくありません。 


小さな子供ならまだしも、学生にもなれば、危険なことは自分で判断できますし、大きな病気にかかることが少ないため、「医療保険で備える」といった考えを持つ方は少ないでしょう。 


しかし、学生ならではの病気やケガというものがあります。 


例えば、一人暮らしを始めて偏った食生活を送ったために体調を壊したり、海外旅行先で病気になってしまったり、部活でケガをしてしまったりなど、医療機関にかかるケースは想像以上にあります。 


そこでここでは、


  • 医療保険はなんのためにあるのか 
  • 学生は医療保険に入るべきか 
  • 学生のみが入れる「学生総合共済」とは 
  • 学生総合共済の加入方法 


以上のことを中心に解説していきます。 


この記事を読んでいただければ、「学生が医療保険に加入する必要があるのか」を考える際の参考にしていただけることと思います。 


ぜひ最後までご覧ください。

そもそも医療保険はなんのためにあるの?

医療保険にはさまざまな種類があり、細かく分類すると相当な数になってしまいますが基本的な医療保険の役割は2つあります。

一つはケガや病気への備え、もう一つは貯蓄性です。

ケガや病気というのはいつなるかは分かりません。


油断していて交通事故に会った時の手術代、若くしてガンになってしまい高額な入院費を支払う羽目になってしまうなど多くのケースが考えられます。


その際に何百万円という費用をいきなり用意するのは難しい話です。


そのため医療保険に入り毎月一定額の保険料を支払い、万が一の時に備えるという目的があります。


医療保険の場合、終身型にすることでお金を貯めておくことができます。


ケガや病気への備えのつもりで毎月1万円の保険料を支払っていたとしても、そのすべてが保険料になっているのではなく一部が貯蓄として積み立てられています。


満期や契約解約時に積み立てられた金額が返還される仕組みとなっています。




しかし、この医療保険の仕組みは収入がある一般的な社会人を想定して作られています。


収入がある人がケガや病気を患ってしまうとその間の収入がなくなり治療費や家計に無理が生じます。


そのため医療保険というモノが必要になってくるのです。

結局、学生は医療保険に入るべき?

結局のところ学生は医療保険に加入すべきなのでしょうか。

答えはNOです。

民間の医療保険に学生が入る必要はありません

むしろその保険料は自己投資に使って自分を成長させるべきでしょう。

学生が民間の医療保険に入らなくても良い理由は2つあります。


  1. 若さゆえの健康状態
  2. 経済的損失が少ない

若いからだというモノはそれだけで価値があるものであり、病気やケガをしたとしても回復するのが早いです。


そのため高額な民間の医療保険に入って、かかりもしない病気の保障をかけても意味がありません。


また、学生では収入が少なく入院期間中の経済的損失は微々たるものでしょう。


そのため学生に医療保険の魅力である経済的な保障はあまり効果のないものになってしまうのです。

学生しか入れない学生総合共済って?

民間の医療保険に加入しなくてもいいですが、やはり万が一の時には備えておきたいものがあります。

学生とはいえケガや病気と無縁なわけではありません。

しかし、学生には学生総合共済という素晴らしい保険に加入する権利があります。


学生総合共済とは生協が提供している学生同士による助け合い制度です。


この制度は一定額の掛金を準備し加入者である学生はもちろん、学生の扶養者に万が一のことが発生した際に共済金として保険金が支払われます。


この学生総合共済には生命共済と火災共済があります。


生命共済ではケガや病気への保障がなされ入院日から200日までが保障され、日額10000円が支給されます。


火災共済は火災や水漏れ、盗難などの被害に対して保険金が支払われます。


賠償責任への保障は1200万円までです。

保険料は民間医療保険のものと比べて安い?

共済による保険料はかなり安く設定されています。

生命共済であれば年間12800円(月額約1067円)で済み、火災共済ならば年2000円と保障内容から見るとかなり良心的な保険料となっています。


民間の医療保険でしたら共済の年間費用を月額で支払わせるものもあります。


また、民間の医療保険はここまで保障内容が広くありません。

学生総合共済には入るべき?

学生総合共済は民間の医療保険に比べると格安の保険料で提供されています。

保険の大切さを噛みしめるためにも加入しておいた方が良いでしょう。


また、学生は回復力があると言っても限度がありますし若さからくる注意不足から思いもよらないような損害を被ることがあります。


部活や大学(防衛大学)によっては免責となってしまう可能性もありますが、もしものためにも学生総合共済は加入しておくべきでしょう。

自分に合った共済の選び方

共済の中には生命共済と火災共済があると言いましたが、自宅から通われている学生の方は生命共済のみで大丈夫でしょう。

なぜならば火災共済に入るのは自身が所持している資産に関してかけられる保険であり、自宅通いの場合では自宅の保証人はご両親になっているはずです。

そのためご両親が火災保険などに加入していることが考えられ、火災共済が使用できないと考えられるためです。



学生総合共済にはどこでどうやって加入する?

学生総合共済に加入するためには次のような流れがあります。
  1. 生協の組合員になる
  2. 学生総合共済加入申込書を請求
  3. 加入申込書に記入
  4. 加入申込書と初年度掛金の支払
  5. 保障開始と共済証書の発行

この手続きはすべて大学内の生協窓口で行えます。


何か分からないことがあれば生協窓口に質問するとよいでしょう。


また保障開始は支払日の翌日あるいは指定日の午前0時から有効となります。


共済証書などの書類は約1か月後に扶養者の下へと郵送されるので契約内容を確認しておきましょう。


大学に生協があるなら生協で手続きをしよう

大学構内に生協があることで学生総合共済の手続きは簡単に済みます。

何しろ大事な保険内容が2つしかないので迷うこともありません。

1つ問題があるとすれば大学に生協がない場合です。


生協に加入していない大学の学生は当保険に加入できません。


この場合、2通りの解決策があります。


1つは2親等以内の親族が通う生協加盟の大学で加入するという方法です。


この方法ですと学生賠償責任保険・扶養者死亡保障保険には加入できませんので注意してください。


もう1つの方法としてインターカレッジコープに加入することです。


各地域にはインターカレッジコープの支店があります。


一般的には申込用紙を記入し出資金を支払えば加入完了となります。


出資金は5000円ですが卒業時に返還されます。


詳しくは各地域の支店で詳細をご覧ください。

まとめ:学生が医療保険に入る必要はない

学生の医療保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 


今回のこの記事のポイントは、 


  • 医療保険には「ケガや病気への備え」と「貯蓄性」という2つの役割がある 
  • 学生は、健康状態や経済的損失という面から見て医療保険に加入する必要があまりない 
  • 学生には生協が提供している「学生総合共済」がおすすめ 
  • 学生総合共済は、保険料が安く充実の保障内容となっている 


です。 


学生のうちは、病気やケガをしてしまっても、若さゆえに回復が早く、また入院した場合などでも経済的損失が大きいわけではありませんので、医療保険に加入する必要はあまりないといえます。 


しかし、学生生活を送る上で、病気やケガのリスクは誰にでも等しくありますので、万が一の時に備えて、学生総合共済に加入しておくことをおすすめします。 


楽しいキャンパスライフを送るためにも、安心できる保障をつけておくことは大切なことですね。 


なお、ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。 

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