更新日:2024/03/08
「トリカエスマ保証」のスマホのバッテリー保証は本当なのか?
2022年12月よりサービスを開始した「トリカエスマ保証」の補償内容であるバッテリー保証について詳しく解説しています。また「トリカエスマ保証」はどんな人におすすめか、おすすめできない人にはスマホ保険についても解説しているので詳しくはそちらをご覧ください。
- 「トリカエスマ保証」はバッテリーが劣化すればスマホを交換してくれるサービス
- ただ、新品と交換してくれるわけではなくあくまで中古品なのは注意が必要
- 「トリカエスマ保証」バッテリー残量が既に少ない人におすすめのサービス
- 故障や水没などの保証を求めている場合は、スマホ保険がおすすめ
- 「モバイル保険」が特におすすめ
目次を使って気になるところから読みましょう!
トリカエスマ保証とは?
「トリカエスマ保証ってどういうサービスなの?」
「どういう人が利用すべきなのか知りたい」
と思っている人も多いでしょう。
そこで、本記事では「トリカエスマ保証」の具体的な内容や、どのような人が利用すべきなのかなど解説していきます。また、代わりとなる他のサービスについても紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
まずは「トリカエスマ保証」の基本的な情報から解説します。
- 株式会社ニューズドテックが運営
- 補償内容:スマホの交換によるバッテリー保証
- プランは2種類
株式会社ニューズドテックが運営
「トリカエスマ保証」は株式会社ニューズドテックが運営するNewsdPhone(ニューズドフォン)によって作られたサービスです。NewsdPhoneは中古スマホの販売を中心として、スマホ関連の事業を展開しています。
2022年以前までの社名は「株式会社携帯市場」だったため、そちらであれば聞きなじみがある方もいらっしゃるでしょう。
株式会社ニューズドテックは他にもスマホの故障サインを見つけられる、スマホ健康診断アプリ「スマホカルテ」などさまざまなサービスを提供しています。
その中でも「トリカエスマ保証」は2022年の12月にリリースされた非常に新しいサービスです。
日本初の変わった仕組みを採用したバッテリー保証となっています。下記にサービスの特徴を詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
補償内容:スマホの交換によるバッテリー保証
トリカエスマ保証の内容を一言で簡単に説明すると、「スマホを交換することによってバッテリー劣化に対応できるサービス」と言えるでしょう。
つまり今持っている自分のスマホバッテリーを新しいバッテリーに交換してもらえるのではなく、バッテリーが劣化したスマホをバッテリーが劣化していないスマホに交換してもらえるサービスです。
これだけ聞くと「交換してくれるスマホって具体的にどういうものなの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
自分の所有しているスマホと同じ種類の在庫があれば、まったく同じ種類のスマホに交換してくれる可能性が高いです。もし在庫がなければ、同等レベルのスマホに交換してくれると認識してください。
ただ、カラーなどは指定できないため、異なるカラーになる可能性も考慮しなければなりません。
プランは2種類
トリカエスマ保証のプランは「ベージックプラン」と「プレミアムプラン」の2つが存在しています。
各プランの詳細を下の表にまとめたのでご覧ください。
内容 | ベーシックプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|
月額料金(税込) | 200円 | 500円 |
交換可能条件 | バッテリーの容量が79%以下になった場合 | いつでも交換可能 |
交換手数料(税込) | 無料 | 3,000円〜9,000円 |
交換端末のバッテリー | 80%以上 ※android/iPhoneともに | 90%以上 ※androidの場合には80%以上 |
交換端末のランク | C | AかB |
(引用:Technoedge)
比較表を見てもらえば分かるように、どちらのプランも月額数百円で利用できます。ただ、どちらのプランも「加入後3ヶ月」は免責期間として交換できない期間が存在しています。
また、3ヶ月経ったとしても「ベーシックプラン」には交換条件があるため、いつでも交換できるわけではありません。
「プレミアムプラン」に関しても、交換はいつでも可能ですが交換手数料が3,000円〜9,000円必要になります。
機種によっては割と高額な交換手数料が必要になるため、バッテリー保証に加入せずに普通にバッテリー交換をする方が良いケースもあるでしょう。
また、交換機種のバッテリー残量も100%というわけではなく消耗している点も注意してください。
加えて、プランによって交換される機種の綺麗さが異なります。交換端末のランクの詳細は「トリカエスマ保証」の「ランク別の詳しい写真」をご覧ください。
トリカエスマ保証のバッテリー交換補償って?
ここまで、「トリカエスマ保証」の基本的な内容について解説しました。
「トリカエスマ保証」はプランによって保証内容が大きく異なるため、比較表をよく確認した上で利用すべきかを考えるようにしましょう。
特に「プレミアムプラン」はいつでも交換できるメリットがある反面、交換手数料が必要になってしまうため、場合によってはお得感が少なくなってしまうケースも少なくないでしょう。
「トリカエスマ保証」を利用する上で理解しておくべき点について、もう少し深掘りして解説していきます。
- 本当はバッテリー交換ではない!
- 取り換えられるスマホは中古製品
本当はバッテリー交換ではない!
勘違いしないで欲しい点として「トリカエスマ保証」は「スマホのバッテリー交換サービス」ではありません。
つまり「今使っているスマホのまま、バッテリー交換をして欲しい」と思っている人には不向きなサービスとなってしまいます。
スマホのバッテリー交換をするのではなく、あくまで電池の劣化したスマホを他のスマホと交換してくれるサービスです。
「別に端末を交換しても大丈夫」という人は利用しても問題はありませんが、今のスマホに思い入れがあったり、色にこだわりがあったりする場合には利用を控えた方が良いかもしれません。
バッテリー交換サービスではなく、「バッテリーが劣化したスマホをよりバッテリー容量が高いスマホに交換してくれるサービス」だと認識しておいてください。
取り換えられるスマホは中古製品
注意点として「交換してもらえるスマホは新品ではなく、あくまで中古品」と理解しておきましょう。中古品であるため、今使っているスマホよりも傷が付いたものやすり減っているものに交換される可能性もゼロではありません。
プランによってどの程度のスマホと交換してくれるのかは異なるため、「できるだけ綺麗なスマホに交換して欲しい」と思っている人は「プレミアムプラン」を利用してください。
ただ、「プレミアムプラン」はスマホ交換にかかる費用が3,000円〜9,000円必要になります。
「ベーシックプラン」に関しては無料でスマホを交換してくれますが、交換端末のランクはCと高くはありません。「Cって具体的にどの程度なの?」と気になる人は「トリカエスマ保証」の「ランク別の詳しい写真」をご覧ください。
交換費用がかかったとしても新しい機種と交換して欲しいと思う人は「プレミアムプラン」を利用しましょう。逆に「使えれば別に気にならない」と思う人は「ベーシックプラン」の方がおすすめです。
「トリカエスマ保証」はどんな人におすすめ?
最後に、「トリカエスマ保証」がどのような人におすすめできるのかについて解説します。サービス内容が少し特徴的なので、向き不向きが存在していると言えるでしょう。
サービスの基本内容を理解し、プランの比較を行なった上で自分に合っているかどうかをよく考えてみてください。ただ、ここまでを踏まえて「加入すべきか迷うな」と思っている人もいらっしゃるでしょう。
万が一迷っているのであれば、少なくとも下記の特徴に当てはまっているかどうかを確認してください。特徴に当てはまっているのであれば利用を検討するのも良いと思います。
スマホのバッテリー残量が既に低い状態の人
「トリカエスマ保証」を利用すべき人の特徴は「使っているスマホのバッテリー残量が既に低い状態の人」です。
「トリカエスマ保証」の交換条件として、「ベーシックプラン」ではバッテリーの残量が指定されています。つまり、そこまでバッテリー残量が減っていない人が加入したとしても意味はありません。
「プレミアムプラン」であればいつでも交換できますが、少なくとも「電池の残量がまだ90%程度」の人はまだ様子見で良いと思います。「トリカエスマ保証」にはサービス加入条件はないため、いつでも加入できるのでご安心ください。
ただ、注意点として「加入後3ヶ月以内」は交換ができない点には注意しましょう。つまり「ベーシックプラン」であれば少なくとも600円(200円 × 3ヶ月分)を払わなければ交換できないわけです。
「プレミアムプラン」では5,500円を追加で払えば3ヶ月以内の交換も可能ですが、追加費用を払うのであればそもそもバッテリー交換を正規店に申し込む方が満足感が高いと思います。
スマホの保証についても調べてみる!
「バッテリー保証は付けたいけど、端末交換はちょっと嫌だな」と思われた人もいらっしゃると思います。バッテリー保証のサービスは「トリカエスマ保証」だけではありません。
例えば、Appleが提供している「AppleCare+ for iPhone」に加入すればバッテリー交換の費用が無料となります。ただ、「AppleCare+ for iPhone」はスマホの購入後60日以内しか加入できません。
つまり、そもそも中古品である場合や既にスマホ購入から60日以上経過している場合には加入できないわけです。今からスマホを購入する人や購入後間もない人は「AppleCare+ for iPhone」の利用を検討してみてください。
また、「バッテリー交換以外に、故障や水没などを保証して欲しい」と思っている人はスマホ保険の利用がおすすめです。
スマホ保険の中には1つの保険でスマホの故障だけではなく、複数端末を同時に保証してくれるケースも珍しくありません。ただ、バッテリー交換を保証内容に組み入れている保険はほとんどないです。
以上を踏まえて「トリカエスマ保証」に加入すべきか、それとも他のサービスで代用すべきかどうかを検討してみてください。
故障や水没を補償するなら「モバイル保険」がおすすめ
故障や水没などの損害を補償するなら「モバイル保険」がおすすめです。
「モバイル保険」は、さくら少額短期保険が提供しているスマホの損害を補償する保険です。
こちらの保険にはバッテリー交換補償はありません。基本的にスマホ保険にはバッテリー交換補償がありません。しかし、損害を補償する面ではこちらの「モバイル保険」は人気があり評判がいい保険です。
「モバイル保険」のメリットは、いくつかありますがここでは3つ厳選して紹介します。「モバイル保険」のデメリットも含めて詳しく知りたい方は、「モバイル保険のデメリットについて」からご覧ください。
それでは、以下がメリットの一部です。
- 1契約で3台まで同時に補償可能
- 最大10万円まで補償
- スマホ以外の端末もまとめて補償できる
まとめ
今回は2022年12月に新しくリリースされたバッテリー保証サービス「トリカエスマ保証」について解説しました。
「トリカエスマ保証」は今までに無い新しい形のサービスで、バッテリー容量が減ったら機種を交換してくれます。
ただ、交換にあたって注意すべき点なども存在しているため、一概にすべての人におすすめはできません。
また、バッテリー交換だけではなくスマホの故障などにも対応したい場合はスマホ保険への加入がおすすめです。スマホ保険はスマホトラブルに対して幅広く対応してくれるため、ぜひ利用を検討してみてください。
ほけんROOMではこの他にも、スマホ保険や生命保険などさまざまな保険について解説しています。
保険は選び方一つで満足度が大きく変わるサービスです。自分に合った保険を選び、日々の不安から解消されるように知識を付けていきましょう。
迷っている保険などがあればぜひ他の記事を参考にしてみてください。
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