更新日:2023/07/14
スマホ保険にバッテリー交換はある?スマホ保険の補償内容を徹底解説
こちらの記事では、スマホ保険にバッテリー交換補償があるか解説しています。結論から言いますと、スマホ保険にはバッテリー交換補償はありません。ですが、それ以上に補償内容が充実しているのがスマホ保険の特徴です。スマホ保険の加入を検討している方は参考にしてください。
- スマホ保険にバッテリー交換が含まれているのかが気になっている人
- バッテリー交換時に補償してくれる保険やオプションがあるのかを知りたい人
- バッテリー交換や端末破損時の修理費用が不安な人
- スマホ保険・キャリア保証のほとんどにはバッテリー交換保証は含まれていない
- スマホ保険は破損や汚損、水濡れやデータ復旧など幅広いケースに対応
- 高い修理費用の補填、スマホ以外の電子機器を補償といったメリットを得られる
- スマホの修理費用が不安な方は保険への加入がおすすめ!
- その中でも評判がいいのは「モバイル保険」
目次を使って気になるところから読みましょう!
- スマホ保険にはバッテリー交換補償はない!
- スマホ保険にバッテリー交換補償が無い理由
- そもそも補償内容にバッテリー交換保証が付いているのは珍しい
- スマホ保険の基本的な補償内容
- スマホ保険の基本的な補償内容①:破損・汚損、水濡れ、故障などの修理費用
- スマホ保険の基本的な補償内容②:盗難・紛失の際の購入費用
- スマホ保険の基本的な補償内容③:データ復旧の費用補償
- バッテリー交換補償はないが、スマホ保険に加入することはおすすめ!
- おすすめな理由①:高額な修理費用補償
- おすすめな理由②:スマホ以外の端末も補償可能な保険が!
- 評判がいいのは「モバイル保険」
- バッテリー交換補償が必要な方はメーカーなどの保証に加入しましょう
- まとめ
目次
スマホ保険にはバッテリー交換補償はない!
スマホ保険は様々なトラブルの保障を行ってくれますが、バッテリー交換には対応していません。そのため、バッテリーが故障した場合は自費で修理する必要があります。
バッテリーは消耗品です。長く使えば使うほどバッテリーの寿命に近づき、充電をしてもすぐに電池残量がなくなるといったトラブルが起こるようになります。
端末に問題がなければバッテリー交換をすることがおすすめです。バッテリーを替えればこれまで使っていた端末を引き続き使えるので、機種変更もせずに済みます。
ただし、前述したようにスマホ保険にはバッテリー交換補償がないので、交換にかかる費用の全額を負担しなければなりません。
その他にも、ひび割れや変色といった経年劣化によるトラブルも補償対象外です。消耗品の交換や経年劣化による補修には保険は使えないと思っておいてください。
スマホ保険が対応するのは端末の破損や故障といったものなので、補償内のトラブルが起きた時のみ利用しましょう。
スマホ保険にバッテリー交換補償が無い理由
先ほどご覧になったと思いますが、バッテリーは消耗品であり時間が経つごとに劣化していくものです。つまり経年劣化は故障ではないのです。
この後スマホ保険の補償内容について解説しますが、破損・水濡れなどの事故や盗難・紛失といった過失が補償内容になっています。そのためバッテリー交換などの自然故障は補償の対象外となるのです。
しかしメーカー保証であれば、条件はありますがバッテリー交換などの自然故障に対応している保証もあります。
そもそも補償内容にバッテリー交換保証が付いているのは珍しい
端末の破損や故障に備える保険は数多くあるものの、その中にバッテリー交換保証が含まれているものはほとんどありません。
スマホ端末用の保険にはスマホ保険の他に、キャリアが用意するオプションもあります。キャリア別に補償内容が異なるため、加入前に確認しておきましょう。
キャリアの中にはバッテリー交換保証を用意しているものもありますが、ごく一部です。大半はバッテリー交換を対象外としているので注意しておいてください。
スマホの使用頻度が高ければ高いほど、バッテリーの寿命は短くなります。電池の持ちが悪くなるとこまめに充電しなければならないので、不便さを感じるでしょう。
また、電池の持ちが悪いと緊急時に使えない恐れもあります。そのため、モバイル充電器などを持ち歩かなければならなくなります。
補償には対応していないものの、寿命が近付いてきたのなら早めに交換することがおすすめです。
全額自己負担は経済的につらいですが、いつでも使えるよう新しいバッテリーに交換しておきましょう。
スマホ保険の基本的な補償内容
スマホ保険はスマホの様々なトラブルを補償してくれる嬉しい保険です。
スマホを使っていれば、端末が破損したり故障したりすることもあるでしょう。その他にも、落下によって液晶が割れてしまうトラブルも珍しくありません。
トラブルが起きても、保険に加入していなければ全額自己負担での修理となります。トラブル内容によっては費用が高額になるので、修理をしたくてもできないかもしれません。
保険に加入しておけば修理費用を補償してもらえるので安心です。高額の費用を請求されても、保険で賄えるので痛手も少なく済みます。
スマホ保険はキャリアが用意するオプションよりも幅広いトラブルに対応してくれるので、どんな内容かを確認しておきましょう。
ここで3つの補償内容について解説していきます。
スマホ保険の基本的な補償内容①:破損・汚損、水濡れ、故障などの修理費用
スマホ保険では、端末の破損や故障といったよくあるトラブルの補償に対応しています。また、水没や汚損にも対応しているので、幅広いケースで補償してもらえるでしょう。
スマホは電子機器なので、ちょっとした衝撃を受けただけで内部が破損する恐れがあります。液晶が割れ、画面が見づらくなってしまうケースも珍しくありません。
また、お風呂に持ち込んで落としてしまった場合には、すぐに端末が使えなくなってしまいます。
日々の中にスマホが壊れてしまうきっかけは数多くあるので、すぐに対応できるようにしておくことがおすすめです。
しかし、保険未加入だと突然の故障に対応できません。端末の破損や故障、水濡れといったトラブル修理は高額になることも多々あります。
高すぎる費用を用意できなければ端末は壊れたままなので、日常生活に不便さを感じてしまうでしょう。
スマホ保険であれば破損・故障・汚損・水濡れといったよくあるトラブルを補償してもらえるので、費用を気にせずすぐに修理に出せます。
スマホ保険の基本的な補償内容②:盗難・紛失の際の購入費用
スマホを盗まれてしまった、またはどこかに落としてしまった際の補償も受けられます。
外出時にスマホを持ち歩く人も多いでしょう。常に持ち歩いているものなので、トイレやお店の中など、うっかり忘れてしまうこともあるかと思います。
また、ポケットやカバンに入れておいたはずのスマホがいつの間にかなくなっていれば、盗難の可能性も出てきます。
落とし物の場合はお店や交番に届けられる可能性があるものの、盗難の場合は戻ってこないと思っておきましょう。
スマホは解約手続きをすればいいですが、不便なく生活を送るには早めに新規端末を契約しなければなりません。
しかし、新規契約の際は端末費用や諸費用など高いお金が必要になりますので、すぐには対応できないという人も多いでしょう。
スマホ保険は盗難・紛失時の新規端末契約費用も補償範囲内としているため、加入していれば費用を気にせず契約できます。
総額を負担してくれる保険は少ないですが、一部を補償してもらえるので、自己負担は大きく減るでしょう。
スマホ保険の基本的な補償内容③:データ復旧の費用補償
スマホ内部のデータ復旧も補償内となっているので、端末の破損や故障だけでなく、データ復旧も同時に依頼できます。
スマホ端末に強い衝撃が加わった、またはお風呂などに落として水没してしまったときは、内部のデータがまとめて消えてしまう恐れがあります。
電話帳や写真など、スマホにしか登録していない情報はデータが消えると取り返しがつきません。
家族には連絡ができても、多くの友人や知人に連絡ができなくなるといったトラブルが起こるでしょう。
その際はデータ復旧を依頼すれば、端末に登録されていたデータを取り戻せます。
スマホ保険はデータ復旧も補償内としていますので、端末修理と一緒にデータ復旧もお願いしましょう。
写真や動画、連絡帳のデータをあらかじめバックアップしている人はさほど多くありません。
バックアップをしたことがなく、今後もする予定がない方は万が一に備えてデータ復旧対応の保険に加入することがおすすめです。
加入しておけばトラブルの際に焦る必要もないので、慌てずデータ復旧を依頼できます。
バッテリー交換補償はないが、スマホ保険に加入することはおすすめ!
スマホ保険はバッテリー交換保証がないため、バッテリーが寿命を迎えても補償を受けられません。
しかし、バッテリー交換以外の様々なトラブルに対応しているので、加入しておいて損はないでしょう。
キャリアが用意する保障に関するオプションは、破損や故障であっても補償対象外となるケースが多くあります。
スマホ保険はキャリアが対象外とするケースでも補償の対象となる場合も多いので、幅広いケースで修理費を補えるのです。
スマホのヘビーユーザー、または壊れてしまったときの修理費用が不安な方は、ぜひ加入を検討してみてください。
ここからは、なぜ保険がおすすめなのか、その理由を解説します。理由に魅力を感じた方は、条件に合う保険を探してみましょう。
おすすめな理由①:高額な修理費用補償
スマホ保険に加入しておけば、高額の修理費用を恐れることもなくなります。すぐに費用を用意できない方にとって大きなメリットだと言えるでしょう。
端末の修理費用は内容によっては高額になります。例えば、スタンダードモデルを修理する場合は以下です。
修理内容 | 修理費用 |
---|---|
液晶の修理 | 20,460~25,960円 |
バッテリー交換 | 11,110~11,550円 |
基盤の修理 | 29,150~34,100円 |
参考:NTT DOCOMO
液晶のひび割れを修理する場合は20,000円以上、内部の基盤を修理する場合は29,000円以上の費用が発生します。
バッテリー交換でも10,000円以上の費用がかかるため、ヘビーユーザーは頻繁に費用を捻出しなければなりません。
スマホ保険はバッテリー交換には対応していないものの、そのほかの幅広いトラブルに対応しているので、液晶修理や基板修理の際には補償を受けられます。
修理費用全額、または一部を補ってもらえるので、自己負担分も少なく済むでしょう。
おすすめな理由②:スマホ以外の端末も補償可能な保険が!
スマホ保険にはタブレットも補償内としているものがあります。タブレットを頻繁に使う機会がある方も、補償内であれば安心して使えるでしょう。
スマホ保険はその名の通り、スマホのトラブルに備える保険です。そのため、スマートフォン端末はすべて対象となります。
しかし、中には複数台の端末を補償するものや、スマホ以外の端末トラブルにも対応するものがあります。
対象となる機器には以下のようなものがあります。
- タブレット
- スマートウォッチ
- ゲーム機器
- ビデオカメラ
いずれかを持っており、トラブルに備えたいと考えている方は複数台の端末を補償してくれるプランを用意する保険を選んでください。
そちらを選べばすべてのトラブルに対応できますので、万が一の故障や破損時も安心です。
一点注意したいのが、すべての保険が幅広い端末を対象としているわけではないことです。
持っている機器が補償外だとまた他の保険を探さなければなりませんので、スマホ以外の機器も加入する場合は対応範囲が広い保険を見つけておきましょう。
評判がいいのは「モバイル保険」
ここまでスマホ保険がおすすめな理由を解説してきました。ここでは具体的にどのスマホ保険がおすすめなのかを紹介します。
加入者からの評判が良く、補償の幅も広い「モバイル保険」がおすすめです。「モバイル保険」とはさくら少額短期保険が提供しているスマホの損害補償に関する保険です。
ここではそんな「モバイル保険」の特徴の一部を紹介します。「モバイル保険」のデメリットも含めてもっと詳しく知りたい方は、別の記事で解説をしているのでそちらの記事をご覧ください。
- 月額700円で最大10万円まで補償
- スマホ以外の端末と3台までまとめて契約することができる
- 契約期間の上限が無い
バッテリー交換補償が必要な方はメーカーなどの保証に加入しましょう
これまで使っていたスマホはバッテリー交換をする機会が多かったという方は、交換保証が付属しているオプションを契約してください。
iPhoneユーザーはAppleCare+に加入できます。「for iPhone」と「盗難・紛失」の2つが用意されており、どちらにもバッテリー交換保証が付属しています。
補償はどんな状態のバッテリーでも受けられるわけではありません。保持容量が本来の容量80%未満となっているバッテリーが対象です。
参考:Apple(日本)
「ほけんROOM」では「Apple Care+が必要か」というスマホの保証で「Apple Care+」に加入することが最適かどうか解説している記事があります。気になる方はそちらをご覧ください。
その他のキャリアが用意する補償プランには、残念ながらバッテリー交換が含まれていません。
しかし、キャリアでは機種交換ができますので、長く端末を使っているのであれば端末本体の交換を検討してみてはいかがでしょうか。
日常生活の中で起こりやすいトラブルはスマホ保険に、バッテリーに関する補償はキャリアが用意するオプションで対応しましょう。
幅広いトラブルに対応できるようにしておけば、万が一の際も安心です。
まとめ
スマホ保険はバッテリー交換保証に対応していないため、寿命を迎えたバッテリー交換にかかる費用を補えません。
しかし、これはキャリアが用意するほとんどのオプションも同様です。
一部バッテリー交換に対応するオプションもありますが、対応機種が限られている、または要件を満たさなければ保険金が下りないので注意しましょう。
スマホはバッテリー交換だけでなく、液晶のひび割れや本体の破損、水濡れなど様々なトラブルが起こる恐れがあります。
そうした幅広いトラブルが起こっても、保険に入っておけば安心です。
スマホ保険は携帯会社が用意するオプションよりも幅広いケースに対応しているので、修理費用を受け取れる可能性が高いからです。
端末の修理費用は機種によって異なります。
ただし、どの機種であっても数万円の修理費用を請求される恐れがあるので、壊れてしまうと高額の費用を支払わなければなりません。
支払い負担を抑えるにはスマホ保険への加入がおすすめです。万が一の際はお金を受け取れるので、高い修理費用を補えます。
これまでに何度もスマホを壊したことがある、または高額の修理費用をすぐに用意できないと不安に思う方は、ぜひ保険への加入を検討してみてください。