Apple WatchでApple Care+は入るべきか?必要ない理由を徹底解説!

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こちらの記事ではApple WatchでApple Care+に加入するべきかどうかを補償内容や評判などを用いて解説しています。Apple Care+以外にもApple Watchで加入できる保険があるので気になる方はそちらの記事もご覧ください。

▼この記事を読んでほしい人
  • Apple Care+for Apple Watchに加入すべきか迷っている方
  • Apple Care+for Apple Watchが不要な理由を知りたい方
  • Apple Care+for Apple Watchの基礎知識を知りたい方
  • Apple Care+for Apple Watch以外の保険を知りたい方
▼この記事をまとめると
  • Apple Care+for Apple Watchは他の保険と比べてコスパが悪い
  • Apple Watchでも加入できるスマホ保険がある
  • スマホ保険の中でもモバイル保険の評判が良くおすすめ
監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

Apple Care+for Apple Watchの特徴と料金


AppleCare+ for Apple Watchは、Apple Watchの所有者にとって有用なサービスプランの一つです。この後詳しく解説していきますが、AppleCare+ for Apple Watchに加入することで、Apple Watchの保証期間を延長し、追加の技術サポートやハードウェア修理の保証を受けることができます。特にアクティブな生活をしている方や長期的な保証が必要な方、迅速な修理や技術サポートが必要な方にとって有益です。


次からは以下の内容について解説していきます。

  • 特徴①:購入後の保証期間が延長される
  • 特徴②:エクスプレス交換サービス
  • 特徴③:バッテリー交換等の製品保証
  • 特徴④:優先的なサポート
  • AppleCare+ for Apple Watchのタイプ別料金表

まずは特徴をしっかりと理解し、自分にとってAppleCare+が必要かどうかを判断してみましょう。

特徴①:購入後の保証期間が延長される

AppleCare+for Apple Watchの特徴1つ目は「購入後の保証期間が延長される」点です。


Apple Watchに限らずApple製品には1年間のメーカー保証が付帯しています。したがって1年以内の故障であれば自己負担金は発生しません。


ただ、故障内容は自然故障に限定されている点には注意が必要です。つまり、利用者の過失がない場合に限定されており、過失がある場合は保証対象外となります。


AppleCare+に加入することによってこの保証期間が延長されるわけです。また、「テクニカルサポート」に関してはApple Care+に加入することによって1年間延長されます。


テクニカルサポートとは、デバイスの使い方や機能のサポートを受けられるサービスです。ただ、このテクニカルサポートはApple製品を買ってから90日間は誰でも受けられます。


テクニカルサポートは利用する必要がない方も多いと思いますが、一応念頭に入れておきましょう。

特徴②:エクスプレス交換サービス

AppleCare+for Apple Watchの特徴2つ目は「エクスプレス交換サービスが受けられる」点です。


エクスプレス交換サービスとはApple Watchが過失や事故で故障してしまった場合、修理代金と同じ金額で即座に新しい端末と交換してもらえるサービスとなっています。


もし交換ではなく修理を行った場合、修理期間がおおよそ2週間程度必要です。2週間も手元にApple Watchがなくなってしまうのは不都合に感じる人も多いですよね。


AppleCare+に加入した恩恵として、Apple Watchが手元にない期間を極力減らすことが可能になります。

特徴③:バッテリー交換等の製品保証

AppleCare+for Apple Watchの特徴3つ目は「バッテリー交換等の製品保証が付く」点です。  


Apple Watchのバッテリー交換をしようとすると、通常12,000円程度必要になります。モデル別の詳しい交換費用は以下の通りです。

種類交換費用
Apple Watch Ultra14,900円(税込)
Apple Watch Ultra 以外の
各モデル
12,200円(税込)

AppleCare+に加入することによって、上記のバッテリー交換費用が無料になるわけです。


ただ、費用が無料になる条件は「バッテリー蓄電量が最大値の80%以下」となっている場合に限定されている点には注意しましょう。


「バッテリー蓄電量が最大値の80%以下になる期間」としては、毎日使用していればおおよそ2年程度だと言われています。ただ、充電頻度や使用方法によっては前後する点を理解しておきましょう。

特徴④:優先的なサポート

AppleCare+for Apple Watchの特徴4つ目は「優先的なサポートが受けられる」点です。


「優先的なサポート」とは電話やチャットで問い合わせを行った場合に、AppleCare+に加入していれば優先して問い合わせに答えてもらえるサービスとなっています。


Apple以外でも「電話やチャットがなかなか繋がらなくて困った」といった経験をした人も多いのではないでしょうか。


AppleCare+に加入することで電話やチャットなどもスムーズに受けてもらえるため、ストレスなく問題解決ができる可能性が高まります。

Apple Care+ for Apple Watchのタイプ別料金表

ここまでAppleCare+ for Apple Watchの特徴や保証内容を説明してきました。では実際にAppleCare+に加入するのにはどのくらいの費用が必要になるのでしょうか。


モデルによって費用が異なるため、詳しい金額は下記の表をご覧ください。

種類月額一括払い(2年間)
Apple Watch Ultra650円(税込)12,800円(税込)
Apple Watch Series 8550円(税込)10,800円(税込)
Apple Watch SE300円(税込)6,600円(税込)

AppleCare+の支払い方法は、月払いと一括払いの2種類です。表を見ていただければ分かるように、一括払いの方がトータルの費用は安くなります。


例えば、Apple Watch Ultraを月払いで2年間加入した場合のトータル費用は15,600円(税込)です。したがって一括払いの方が月払いよりも2,800円安くなります。


また、購入時に一括払いで2年間契約した方も2年経った後に月払いに変更することも可能です。反対に月額払いの方が一括払いに変更もできますので、もし加入する場合は必要に応じて変更するようにしましょう。

修理代金の比較

ここではApple Watchで実際に損傷した際に、AppleCare+for Apple Watchに加入していた場合としていない場合の修理代金を比較して紹介します。


今回比較対象とする機器は、Apple Watch UltraとApple Watch Series 8(GPS)とApple Watch SE(第2世代、GPS)の3種類を比較対象とします。そして画面が損傷した場合の修理費用とします。


AppleCare+に加入していない場合AppleCare+に加入した場合
Apple Watch Ultra75,800円10,700円
Apple Watch Series 8(GPS)45,800円9,200円
Apple Watch SE(第2世代、GPS)31,400円9,200円


画面が損傷しただけでApple Watch UltraではApple Care+に加入していなければ、75,800円もの修理費用がかかります。それがApple Care+に加入するだけでここまで修理費用を抑えることができます。


これだけを見るともしもの時に入るべきと考える方はいるかと思いますが、本当にAppleCare+for Apple Watchは必要なのでしょうか?

AppleCare+ for Apple Watchの加入が必要ない3つの理由

ここまでの内容で、AppleCare+ for Apple Watchの料金や概要についてはご理解いただけたかと思います。


それを踏まえても、個人的にはAppleCare+の加入はおすすめしません。AppleCare+がおすすめできない理由を3つほど紹介します。


AppleCare+に入るべきか迷っている方は、おすすめできない理由を参考に必要かどうかを判断してみてください。

  • 加入料金が高いうえに、自己負担金がかかる
  • 1契約で複数の端末を登録できる保険がある
  • Apple製品を購入すると1年間は必ず無償での保証がついてくる

①加入料金が高いうえに、自己負担金がかかる

AppleCare+ for Apple Watchがおすすめできない理由の1つ目は「加入料金が高いうえに、自己負担金がかかる」点です。


AppleCare+に加入することで、万が一故障してしまった場合でも修理費用が安くなる特徴があります。しかし、安くなったとはいえ修理費用は必要です。


また、AppleCare+の料金は決して安いとは言えません。詳しい金額は先ほど表でも紹介しましたが、モデルによっては2年間で12,000円以上必要になります。


この金額自体を見て「そこまで高くはないんじゃないか」と感じる方も一定数いらっしゃると思います。


しかし金額自体が高いというより、同じ価格もしくはより安い価格でもっと良い保証内容が含まれる保険に加入することも可能です。詳しくは後述するのでそちらをご覧ください。

②1契約で複数の端末を登録できる保険がある

AppleCare+ for Apple Watchがおすすめできない理由の2つ目は「1契約で複数の端末を登録できる保険がある」点です。


AppleCare+では1契約につきApple Watchの保証しか受けられません。しかし保険会社が提供している、スマホを保証するサービスであれば、1契約で複数端末の登録ができる保険もあります。


つまり、1つの契約でスマホ・タブレット・Apple Watchの3つの保証が受けられる保険もあるわけです。


これだけ聞くと「月額料金が高そう」と思う方も多いと思いますが、月額料金はAppleCare+とほとんど変わりません。


つまり、同じくらいの金額でApple Watch以外の端末に関しても保証を受けられます。


「月額数百円程度ならいいか」と安易にAppleCare+に加入する前に、他の保険ともしっかりと比べた上で最終的に入るべきかを判断するようにしましょう。

③Apple製品を購入すると1年間は必ず無償での保証がついてくる

AppleCare+ for Apple Watchがおすすめできない理由の3つ目は「Apple製品を購入すると1年間は必ず無償での保証がついてくる」点です。


Apple製品に関してはAppleCare+に加入しなくても1年間は無償で保証が付与されます。また、AppleCare+は購入した日から30日以内でなければ加入できない点を理解しておきましょう。


つまり、最初の1年間は保証が付いておりAppleCare+に加入する必要がそこまでないにもかかわらず、加入可能なのは購入した日から30日間だけというわけです。


2年目からAppleCare+に加入できれば良いのですが、現状そのような契約方法は行えません。

AppleCare+ for Apple Watchについての評判


ここからはAppleCare+ for Apple Watchの加入を検討していた方で、加入するのをやめた人も意見をみてみましょう。


ここまでの内容でまだAppleCare+に加入すべきかどうか判断できていない方は、他の方の意見を参考にしてみることがおすすめです。


口コミを見る限りは「Apple Watchに保険は必要ない」という方と「AppleCare+に入るのであれば他の保険に入る」という方の2つに分類されていることが分かります。


もちろん、Apple Watchはモデルによって高額なものも存在しているため、不安になる方も多いでしょう。


ただ、AppleCare+は値段の割に保証内容が良いとは言えないのが現状です。もし保険を考えている方は他の保険を比較してみてください。

30代男性

別の保険の方が自分には合っていた

別の保険で、Apple Watch以外も保証内容に含まれているところがありました。結果的に同じ金額で複数端末が保証されて安心です。

20代女性

Apple Watchに保険は必要ない

Apple Watch SEを購入したものです。Apple Watch自体の価格がそこまで高くなかったため保険に入るほどでもないなと思いました。

40代男性

自己負担が発生するのが懸念点

修理の際に自己負担が発生してしまうのが気になってやめました。他の保険では無償で修理できる場合もあったため、結果的にはそちらに加入しました。

Apple Watchでも加入できるスマホ保険と比較してみる!


「どうしても何かしらの保険に入りたい」と思っている方は民間保険とも比較してみるのがおすすめです。


他の保険の選び方は以下の3つを参考に選んでみてください。

  • 保険金の上限で選ぶ
  • 保険の補償範囲の広さで選ぶ
  • 自分のスマートフォンに合った保険を選ぶ
民間保険の中にはAppleCare+と異なり、修理の際に自己負担金が発生しない保険も存在しています。ただ、修理費用が高額な場合は自己負担が発生する可能性もあるため、保険金の上限については確認しておきましょう。

また、保険によってはApple Watchだけではなく他の端末も同時に保険の補償範囲内になるものも存在しています。AppleCare+と同じくらいの価格で同時に複数端末の保険に加入できるのはありがたいですよね。

最後に自分のスマートフォンが保険の補償端末の対象かどうかについても確認しておきましょう。iPhoneであれば大抵の保険で対象だと思いますが、他のスマートフォンでは対象外の可能性も考えられるわけです。

民間のスマホ保険の他に、携帯キャリアの保険も存在しています。ただ、スマートフォンの購入時しか加入できない点はあらかじめ理解しておきましょう。

Apple Watchでも加入できるスマホ保険を知りたい方はこちらから!

モバイル保険がおすすめ!


スマホ保険の中でも「モバイル保険」は加入者からの評判がよくおすすめです。


「モバイル保険」はさくら少額短期保険が提供しているスマホの補償サービスです。


ここでは「モバイル保険」の特徴の一部を紹介します。もっと詳しく知りたい方は「モバイル保険」のデメリットも含めて紹介している記事を公開しているのでそちらをご覧ください。

  • 月額700円で最大10万円まで補償
  • 1契約で3端末同時に補償することができる
  • スマホ以外の端末も補償可能

まとめ


最後までご覧いただきありがとうございます。


AppleCare+ for Apple Watchは月額料金がそこまで高くないため、安易に加入してしまう人も多いです。


しかし、総合的にみてAppleCare+はおすすめできる保証内容だとは言えません。ただApple Watchの万が一のトラブルに対して保険をかけておきたいと思う方もいらっしゃるでしょう。


そのような方は他のスマホ保険を検討してみてはいかがでしょうか。同じ金額でApple Watch以外にもスマホやタブレットなども保証内容に含まれる保険もあります。


またApple Watch以外にもiPhoneにおいて「AppleCare+」が必要かどうか解説している記事を公開しているのでそちらが気になる方はそちらの記事もご覧ください。


ほけんROOMでは他にも保険の記事を随時投稿しています。保険は選び方1つで非常にお得になる場合も多いです。


保険に対する正しい理解と知識を身につけておきましょう。

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