パソコン保険のおすすめは?ノートpcにモバイル保険が選ばれる理由

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リモートワークから会社に出勤して働く形に徐々に戻りつつありますが、それでもパソコンを使用する機会はまだまだあると思います。そこでもしものときのためにパソコンの保険に加入することをおすすめします。この記事を参考にしてご自身に合った保険に加入してみてください。

▼この記事を読んで欲しい人
  • パソコンの故障による有償修理に備えたい方
  • パソコン保険の補償内容を知りたい方
  • パソコンの保証でどの保険に加入したらいいのか分からない方
▼この記事のまとめ
  • パソコン保険はパソコンの種類や希望する補償範囲によって選び方が変わる
  • メーカー保証、火災保険、スマホ保険でパソコンを補償することが可能
  • スマホ保険ならノートパソコンだけでなくスマートフォンも補償してくれる
  • 保険を選ぶ際は一つの保険で複数の端末を補償してくれるものを選ぶと便利
  • 中でもモバイル保険がおすすめ
ノートパソコンも保証するスマホ保険とは?

パソコンを補償してくれる3つの保険


早速ですが、パソコンを補償してくれるおすすめの保険の紹介をしていきます。パソコンは、高額になってきているので、もしもの事を考えて補償に入っておくことをおすすめします。


しかし、どの保険がいいのか分からない方もいると思います。こちらの記事では以下の3つの保険が、パソコンの補償として最適だと考えています。

  1. スマホ保険
  2. 火災保険
  3. メーカー保証

これら3つの選択肢をそれぞれ解説していきます。

①:スマホ保険(モバイル保険)

スマホ保険とはこの記事で最初から言及している「モバイル保険」に当たる保険です。スマホ保険では、主にスマートフォン等のモバイル機器への補償が中心となります。


モバイル保険では、

  • 故障
  • 破損・汚損
  • 水濡れ・水没
  • データ消失
  • 紛失・盗難

主に上記のようなケースにおいて、発生した修理費(保険会社が設定している自己負担額を除く)を補償してくれます。


細かい条件は保険によって異なりますが、端末を落下させて画面が割れた場合や、水をこぼして電源が付かなくなった等のトラブルで有償修理となったケースに対応可能なほか、メーカーで修理が不能と診断されたケースでも補償してくれるので安心です。


スマホ保険では一般的に「無線通信が可能な端末」が保障対象となります。対象となる端末には、

  • ノートパソコン(Wi-Fi・SIM通信対応)
  • iPhone・iPad
  • Androidスマートフォン・Androidタブレット
以上の端末が含まれます。

ただしスマホ保険によってはパソコンは補償されなかったり、キャリアと契約している端末は加入できない場合があります。また補償対象となる端末が「発売から1年以内」など制限が設けられていることもある点には注意が必要です。

②:火災保険

実は火災保険でもパソコンの補償を受けられる場合があります。火災保険でパソコンが補償されるためには、

  • 建物だけでなく「家財」も保障範囲に含めている
  • パソコンの故障原因が自身の過失によるものではない(火事や地震等である)
  • パソコンがデスクトップパソコンまたは一体型パソコンである
このような条件を満たす必要があります。

火災保険における「家財」の補償とは、火災や地震、上階からの水漏れや落雷など、不可避の事象によって故障・破損した家具・家電等を補償してくれるものです。


火災保険では家財とみなされるデスクトップパソコンおよびモニター類が補償対象となりますが、(一部の保険を除き)携行可能なノートパソコンは補償されない場合が多いです。同様の理由で、スマートフォンやタブレット端末も補償されません。


また家財は「建物」だけを保障範囲に設定した場合は補償されない点には注意が必要です。火災保険でパソコンを補償してほしいなら、必ず家財も保障対象に含めましょう。

③:メーカー保証

パソコンを新規で購入した場合、必ず1年間の「メーカー保証」が付帯されています。これはノートパソコン・デスクトップパソコンどちらでも共通しており、故障した場合に無償で修理したり部品を交換してもらうことが可能です。


くわえて家電量販店や公式ネットショップ(正規代理店等)で購入した場合は、延長保証を付帯できる場合もあります。通常は1年しか保障されないところを、3年・5年といった長期間に渡って保障してくれるので安心できます。


ただしメーカー保証や延長保証も万能ではなく、

  • 故障・破損・汚損の原因が自分自身にある場合
  • メーカーの保証範囲外の使い方をした場合
  • 自分自身でパーツを交換・オーバークロックした結果故障した場合
以上のケースでは無償修理ではなく有償修理となってしまいます。

メーカー保証や延長保証では有償修理となってしまうケースに対応したいなら、修理費を実費で保障してくれるモバイル保険やパソコン保険にも加入することをおすすめします。

Macbookを持っている方は、「Apple Care+」に加入しているもしくは、加入することを検討している方が多いかと思います。「ほけんROOM」では「Apple Care+が本当に必要か?」という内容を解説している記事を公開しています。

気になる方は上記からご覧ください。

パソコン保険の選び方


先ほどまで、パソコンを補償することの出来るおすすめの保険について解説してきました。しかしどの保険に入ったらいいのか分からないといった方や、保険の選び方に不安があるといった方もいるでしょう。


そんな方々のためにここからはパソコン保険の選び方について解説していきます。


そこでまずはパソコン保険の選び方について、

  1. ノートパソコンかデスクトップパソコンか
  2. パソコン以外の端末も補償したい
  3. パソコンの操作方法などのサポートが欲しい

以上のポイントをそれぞれ解説していきます。

パソコン保険の選び方①:ノートパソコンかデスクトップパソコンか

パソコン保険は、所有しているパソコンがノートパソコン・デスクトップパソコンどちらかによって選ぶ保険が変わります。


基本的に持ち運んで使うノートパソコンは、Wi-Fiや5G等の無線通信が可能です。そのためスマートフォンも補償対象に入る「モバイル保険」に加入することで補償される場合が多いです。モバイル保険は無線通信が可能な機器を補償対象としているからです。


それに対してデスクトップパソコンは「パーツ交換に対応してくれるかどうか」が、パソコン保険を選ぶ際のポイントとなります。モバイル保険で「無線通信が可能なデスクトップパソコン」が補償対象に入っているケースでも、「メモリが破損した」とか「電源ユニットが壊れた」等のパーツ故障に関しては補償の対象外となる可能性があります。


デスクトップパソコンはノートパソコンと異なりパーツ交換による修理が容易であるため、パーツの破損交換も補償対象となるパソコン保険に加入する方が良いでしょう。

パソコン保険の選び方②:パソコン以外の端末も補償したい

パソコン保険への加入を検討している方は、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット機器も補償してほしい、と考えているかもしれません。


その場合はスマートフォンを中心としたモバイル機器を補償してくれる「モバイル保険(スマホ保険)」が有力な選択肢となります。モバイル保険では、

  • スマートフォン(Android・iPhone)
  • タブレット(Android・iPad)
  • スマートウォッチ・スマートグラス
  • 完全ワイヤレスイヤホン
  • ルーター・モバイルルーター
  • ドライブレコーダー
  • ワイヤレスセキュリティカメラ

一例としてこのような端末を補償に含められます。私用と仕事用に分けている場合など、複数の端末を所有している方におすすめです。


ただしモバイル保険を選ぶ場合は、保険がノートパソコン(またはデスクトップパソコン)を補償対象に含めているかどうか事前に確認しましょう。スマートフォン専用のモバイル保険ではパソコンが補償対象外となっている場合があるからです。

パソコン保険の選び方③:パソコンの操作方法などのサポートが欲しい

パソコン保険の中には、端末の補償だけでなくパソコンの操作方法や初期設定・セキュリティ設定に関するサポートを受けられるものがあります。パソコンをほとんど使ったことがない初心者の方は加入しても良いかもしれません。


パソコン保険にサポートサービス等のオプションを付与する場合、基本的には「補償のみ」の保険よりも月額保険料が高くなります。人によっては全く必要なく余計なコストとなる場合があるため、本当に必要かどうか見極めてから加入しましょう。

ノートパソコンを補償するならモバイル保険がおすすめ!


スマートフォンと同様に、持ち運びが可能であり単体で無線通信が可能なノートパソコンを補償してほしいなら、スマホ保険(モバイル保険)がおすすめです。


スマホ保険がおすすめできる理由について、

  1. 複数の端末を補償してくれる
  2. 起こりやすい事象によるトラブルの多くに対応している
  3. 加入者が好きなオプションを選択できる
以上の点をそれぞれ解説していきます。

おすすめの理由①:複数端末補償が可能

スマホ保険がおすすめできる1つ目の理由は、パソコン単体だけでなく複数の端末を補償してくれるという点です。


例えば最大3台まで補償してくれるスマホ保険では、

  • 自分用のノートパソコン
  • 自分用のスマートフォン
  • 画面拡張用のモニター
以上のように計3つの端末を補償対象に含めることができます。組み合わせは自由であるため、故障した場合に修理代金が高くなる端末を優先的に含めることができるでしょう。

また複数端末補償が可能なスマホ保険では、自分が所有する端末だけでなく同居する家族が所有する端末も含められる場合があります。例えば、
  • 自分用のパソコン
  • 配偶者のスマートフォン
  • 子どものゲーム機
このような端末の組み合わせ方も可能です。

ちなみに、無条件でどのような端末も補償に含められるわけではありません。「発売から1年未満であること」や「国内で販売されている純正製品」などの条件が付されていることがある点には注意しましょう。

また、複数端末を補償に含める場合は機器それぞれの保証書が必要です。メーカー保証で修理不能と判断された場合もそれを証明する書類が必要となります。

おすすめの理由②:よく起こることが予想される損害にほとんど対応している

スマホ保険では「発生しやすい」事象による故障や破損に対応しているため、ある程度リスクが高いとされる使い方をしていても補償してくれる場合が多いです。


起こりやすい事象の一例としては、

  • ノートパソコンの上にコーヒーをこぼしてしまい電源が付かなくなった
  • スマートフォンを地面に落として画面にヒビが入り操作不能になってしまった
このようなケースが挙げられます。どれも所有者自身に過失があるためメーカーでは有償修理となる可能性が高いですが、たとえ有償になっても修理費が補償されます。

この「過失」に関してはそれぞれの保険によって基準が異なりますが、基本的には
  • 利用者が故意に壊した場合
  • 利用者の改造が原因である場合
  • 同じ箇所を何度も破損させた場合
  • 製品が原型を留めていない場合
  • 「破損」内容が小さな汚れや小さなキズである場合
上記のようなケースを除き補償されます。例えば「過失」による破損や故障が補償される保険であっても「故意」の破損や故障はたとえスマホ保険でも補償されません

また、一見して故障と分からないような小さな汚れや細かいキズが付くことも「よく起こること」ではありますが、補償されない場合が多いです。

おすすめの理由③:自分に合ったオプションで補償を選択できる

スマホ保険の中には、基本保障に加えていくつかのオプションを付帯できるものがあります。


例えばあるスマホ保険では、基本プランと保障が充実したプランどちらを選ぶかによって適用される保障が次のように変わります。

補償内容Aプラン
月額470円
Bプラン
月額200円
破損・汚損
水濡れ
故障
データ復旧
盗難・紛失
保険金額最高10万円最高5万円

この保険のように、スマホ保険はプランの選択やオプションの追加によって補償内容に幅をもたせられる場合もあります。保険によってはプランによって保険金の上限額が変わる場合もあります。


一般的なWindowsノートパソコンや、iPhoneなど近年販売されているスマートフォンは本体代金および修理費が高額になりやすいものが多いため、可能な限り自己負担額を軽減できるプラン選択・オプションの追加を行うことをおすすめします。

パソコンも保証できるスマホ保険について!

「モバイル保険」が特におすすめ!

沢山スマホ保険はありますが、ここでは「モバイル保険」をおすすめします。「モバイル保険」とは、さくら少額短期保険が提供しているスマホの損害補償になります。


ここではいくつかある「モバイル保険」の特徴を3つ厳選して紹介します。

  • 月額700円で3台まで補償可能
  • スマホ以外の端末も補償できる
  • 最大10万円まで自己負担金0円

まだこちらでは紹介しきれない特徴やメリットがあります。また「モバイル保険」にもデメリットはあります。「モバイル保険」のデメリットも含めて詳しく知りたい方は別記事で公開しているのでそちらをご覧ください。

まとめ


パソコンはスマートフォンと同様に精密機器であるため、どれだけ慎重に扱っていても壊してしまうリスクがあります。特にノートパソコンは防水に対応していない端末が多いため、水濡れや水没のリスクはスマートフォンよりも大きいです。


メーカー保証や延長保証だけで十分だと考える方も多いですが、利用者自身に過失がある故障の場合は修理費が高額になりやすいため、パソコン保険に加入することで有事に備えておくことをおすすめします。

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