クレジットカード付帯のスマホ保険を徹底比較!補償内容や評判は?

クレジットカード付帯のスマホ保険を徹底比較!補償内容や評判は?-サムネイル画像

こちらの記事では、クレジットカードに付帯しているスマホ保険の紹介をします。基本的な補償内容について解説した後に、スマホ保険が付帯しているクレジットカードを5つ紹介します。また別のスマホ保険とも比較できるように比較の記事を載せているので是非ご覧ください。

▼この記事を読んで欲しい人
  • スマホ保険への加入を検討している人
  • クレジットカード付帯のスマホ保険について知らない人
  • さまざまなスマホ保険を比較して検討したい人
▼この記事をまとめると
  • 現代において必要不可欠なスマホ保険には加入しておいた方が安心
  • 高価なスマホを持っている人ほどスマホ保険が必要
  • クレジットカード付帯のスマホ保険なら手軽に加入できる
  • クレジットカードによって補償範囲や金額には差がある
  • スマホを補償するなら「モバイル保険」がおすすめ
スマホ保険について詳しく知りたい方はこちらから!

クレジットカード付帯のスマホ保険とは?


スマホ保険
とは、スマホ端末についてのあらゆるトラブルを補償してくれる保険です。


スマホを水没させてしまった、旅行先でスマホを失くしてしまった等のトラブルを経験したことがあるという人は多いのではないでしょうか。


今やスマホは、多くの人にとって、日常生活を送るうえで必要不可欠なアイテムとなっています。


クライアントと連絡が取れなかったり、仕事に必要なデータが確認できなかったりと、仕事でも困りごとが発生するでしょう。


さらにプライベートでも、待ち合わせをしたり、QRコード決済を利用できなかったりと、不便を感じることがありそうです。


クレジットカード付帯のスマホ保険であれば、保険料が年会費に含まれていることも多く、そうでなくとも月数百円程度の金額で加入ができます。


加えて、クレジットカード付帯のスマホ保険であれば、別途加入の契約手続きが不要な点がメリットです。

スマホ保険の基本的な補償内容


スマホ保険の基本的な補償は以下の4点です。

  • 故障した場合
  • 破損した場合
  • 水没など水に濡れた場合
  • 盗難・紛失の場合

スマホの故障や破損については、画面の破損といった小さなものから、電源が入らなくなった等大きなものまで考えられます。

故障・破損したスマホの状態にもよりますが、修理代は高額になるケースも多いです。そんなときのために、スマホ保険に加入していると安心です。

もちろん、スマホ保険を提供する会社によって、サービス内容は異なります。

会社によっては、紛失や経年劣化による故障などを補償適用対象外としている場合もあるため、スマホ保険に加入する前にサービス内容についてはしっかり確認しておく必要があります。

①故障

スマホ保険で基本的に補償される「故障」について解説します。


スマホを利用していると、スマホが以下の状態になってしまったことがある人は多いのではないでしょうか。

  • 電源が入らなくなった
  • 通信ができない(圏外になる)
  • 充電ができない
  • 電源が突然落ちる
  • 充電がすぐに消耗する

再起動やSIMカードの抜き差しなどで解消することもありますが、修理に出さなければ直らない故障の可能性もあります。

その場合は、契約しているキャリアに持ち込んだり、街中のショップを利用したり等有料の修理サービスを利用することになるでしょう。

スマホ保険に加入していれば、このような故障のリスクに備えることができます。

②破損

スマホ保険で基本的に補償される「破損」について解説します。


画面に保護シートを貼っていて、スマホ本体の画面が割れてしまっているわけではないのであれば、シートを買い替えるだけで済みます。


しかし、画面が破損してしまった場合は、修理に出すほかありません。


「画面の修理ぐらい」と思っている人も多いかもしれませんが、Apple公式サイトで画面の修理代を見積もってみると、以下の表のようになります。

モデル修理代(概算)
iPhone14ProMax56,800円
iPhone14Pro
iPhone14Plus
iPhone13ProMax
iPhone12ProMax
iPhone11ProMax
50,800円
iPhone14
iPhone13Pro
iPhone13
iPhone12Pro
iPhone12
iPhone11Pro
42,800円
iPhone13mini
iPhone12mini
34,800円
iPhone1128,800円


③水濡れ

スマホ保険で基本的に補償される「水濡れ」について解説します。


今では防水のスマホも増えてはきましたが、防水でないスマホを水に濡らしてしまい、使えなくなった経験がある人もいるのではないでしょうか。


お風呂で浴槽につかりながらスマホを利用したり、海や川でのアクティビティでスマホを利用したりする人については、特に水濡れによるスマホの故障リスクが高まります。


スマホが水に濡れた場合の対処法として、ネットには様々な情報があふれています。スマホ保険に加入していなければ、自分で何とかしたい気持ちになるでしょう。


一方、スマホ保険に加入しておけば、保険金を利用できるため、きちんと有料のサービスを利用して修理に出すという選択ができます。

④盗難・紛失

スマホ保険で基本的に補償される「盗難・紛失」について解説します。


スマホを盗難された場合は、手元に使っていたスマホが戻ってくるケースはまれでしょう。新たにスマホを購入する必要が出てきます。


また、スマホを紛失してしまった場合も、運よくすぐに見つかればいいですが、数日見つからなければ不便を感じ、新しくスマホを購入するという人が多いのではないでしょうか。


近年のスマホの端末代は10万円近くかかるものもあり、さらにハイグレードのものだと18万程度するものもあります。


保険によって補償内容は異なりますが、スマホ保険に加入しておくことで、購入金額の一部や全額を保険でまかなうことができます。

クレジットカード付帯のスマホ保険を比較


ここからは、クレジットカード付帯のスマホ保険を比較していきます。


各社それぞれサービス内容に特徴があるため、あなたの生活で起こりえる可能性の高いリスクに備えたスマホ保険に加入すると良いでしょう。


以下の5つのクレジットカード付帯のスマホ保険を取り上げます。

  1. JCBスマートフォン保険
  2. スマートフォン・プロテクション(アメリカンエクスプレス)
  3. Super Value Plusお買い物安心プラン(セゾンカード)
  4. ショッピングセーフティ保険
  5. dカードケータイ補償

クレジットカード付帯のスマホ保険①:JCBスマートフォン保険

ご紹介する1つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、JCBスマートフォン保険です。


スマホの通信料をJCBカードで支払えば補償されるため、別途保険料の支払いは不要です。


補償の対象条件として、以下3点定められています。

  1. 対象のJCBカード本会員が所有するスマホであること
  2. 保険事故発生時点で、購入後24ヶ月以内のスマホであること
  3. 事故発生の時点で、スマホ通信料を直近3ヶ月以上連続で支払っていること


なお、JCBカードの中にも対象外のものもあるため、自身のカードが対象になるかは確認が必要です。


対象カードとそれぞれのカードの補償内容や限度額などを表にまとめました。

対象カード補償内容補償期間補償限度額
(1年間の通算)
JCB一般カード破損2022年10月1日~30,000円
ゴールドランクのクレジットカード、
デビットカード全般
破損2022年10月1日~50,000円
ゴールド ザ・プレミア破損2022年10月1日~50,000円
プラチナランクのクレジットカード、
デビットカード全般
破損2022年10月1日~50,000円
ザ・クラス破損、火災
水濡れ、盗難
2022年8月1日~100,000円


自己負担額は、破損・火災・水濡れの場合で10,000円盗難の場合は15,000円とされています。

クレジットカード付帯のスマホ保険②:スマートフォン・プロテクション

ご紹介する2つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、スマートフォン・プロテクションです。


クレジットカードの国際ブランドであるアメリカンエクスプレスが提供しています。


スマホの通信料をアメリカンエクスプレスで支払えば補償されるため、別途保険料の支払いは不要です。


補償の対象条件として、以下2点定められています。

  1. 事故発生時点で、購入後24ヶ月以内のスマホであること
  2. 事故発生時点で、スマホ通信料を直近3ヶ月以上連続して、お持ちのアメリカン・エキスプレスのカードで決済していること

また、故意や重大な過失による損害、経年劣化等は補償の対象外となるため、確認しておくと良いでしょう。

対象カードとそれぞれのカードの補償内容や限度額などを表にまとめました。

対象カード補償内容補償期間補償限度額
(1年間の通算)
アメリカン・エキスプレス・
グリーン・カード
破損
火災
水濡れ
盗難
9月28日~
1年間
3万円
アメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
破損
火災
水濡れ
盗難
1月1日~
1年間
5万円
プラチナ・カード破損

火災

水濡れ

盗難
4月1日~
1年間
10万円
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・

プレミアム・カード
破損

火災

水濡れ

盗難
3月9日~
1年間
3万円
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・
プレミアム・カード
破損

火災

水濡れ

盗難
2月24日午前0時~
1年間
3万円
ANAアメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
破損

火災

水濡れ

盗難
9月1日~
1年間
3万円
ANAアメリカン・エキスプレス・
プレミアム・カード
破損

火災

水濡れ

盗難
9月1日~

1年間
5万円
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・

ゴールド・カード
破損

火災

水濡れ
盗難
4月1日~
1年間
3万円

自己負担額は、破損・火災・水濡れの場合で10,000円盗難の場合は15,000円とされています。

クレジットカード付帯のスマホ保険③:Super Value Plusお買い物安心プラン

ご紹介する3つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、Super Value Plusお買い物安心プランです。


Super Value Plusとは、セゾンカードが提供する保険のオプションサービスで、セゾンカード会員限定のプランです。保険料は月額300円で、カードで購入した商品や持ち物のトラブルが補償されます。


セゾンカードを利用している人が対象となりますが、対象外のカードもあるため注意が必要です。

(参照:セゾンカード公式サイト - Super Value Plus対象外カード)


Super Value Plusお買い物安心プランで補償される内容は以下のように規定されています。

  • 日本国内・海外を問わず、補償開始日以降にセゾンカードで購入した商品が購入日から180日間に破損・盗難などにより損害を被った場合
  • 日本国内において外出中に携行品(居住している住宅外において身につけているもの)が破損や盗難などの偶然な事故により損害を被った場合

スマホは常に持ち歩いていることが多いため、2つ目の「携行品」に該当するケースが考えられます。

補償内容の詳細は以下の表にまとめました。

補償内容補償限度額自己負担額
カードで購入した商品
(購入から180日)
100万円1,000円
携行品10万円1,000円

クレジットカード付帯のスマホ保険④:ショッピングセーフティ保険

ご紹介する4つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、ショッピングセーフティ保険です。


イオンカードが提供する保険サービスで、補償内容は以下のようになっています。

  • イオン銀行が発行したクレジットカードでクレジット決済により購入した1品5,000円以上の商品が対象
  • 偶然による事故(破損事故、火災事故、盗難事故)で購入日から180日以内に被害を受けた場合に補償

イオンカードは年会費無料ショッピングセーフティ保険に加入するための保険料も不要です。

スマホ端末を購入する際に、対象カードとなるイオンカード等でクレジット決済しておけば、1つ目の条件に該当します。

また、2つ目の条件として、購入から180日以内に破損してしまった場合にのみ補償されるため、JCBやアメリカンエクスプレスの補償には劣っているといえます。

また、対象カードと年間限度額を表にまとめました。

対象カード年間限度額
イオンカード・提携カード50万円まで
イオンゴールドカード300万円まで

クレジットカード付帯のスマホ保険⑤:dカードケータイ補償

ご紹介する5つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、dカードケータイ補償です。


ドコモの提供しているサービスで、対象者はdカード(dカードゴールドを含む)を契約している本会員、家族会員となります。dカードケータイ補償のための保険料は不要です。


dカード携帯補償では、スマホ端末が偶然の事故や紛失・盗難または修理不能となってしまった際に、新たに購入する費用の一部を補償してくれます。

(参照:dカード公式サイト - dカードケータイ補償)


対象カードと補償金額等を表にまとめました。

対象カード年会費補償金額補償期間
dカード永年無料最大1万円補償対象となるスマホ端末の購入後
1年以内
dカード
ゴールド
11,000円最大10万円補償対象となるスマホ端末の購入後
3年以内


購入できる新端末は、以前使っていたものと同一機種・同一カラーと限定されますが、dカードゴールドであれば最大10万円補償される点は魅力的です。

他のスマホ保険とも比較してみましょう!


ここまで、クレジットカードに付帯しているスマホ保険を紹介してきました。


クレジットカードに付帯しているスマホ保険の魅力はやはりお手軽さでしょう。


すでに使っているクレジットカードがスマホ保険をサービスとして提供している場合もあるため確認してみてください。


一方、スマホ保険には、他にもいくつか種類があります。大きく3つ紹介します。

  1. キャリアの提供するスマホ保険
  2. 保険会社の提供するスマホ保険
  3. スマホ端末を作っているAppleやGoogleによるスマホ保険

1つ目、キャリアの提供するスマホ保険について解説します。


mineo、povo、ahamo、LINEMO、UQ mobile、楽天モバイルなどそれぞれのキャリアでスマホの補償に関するサービスを提供しています。自身が利用しているキャリアが提供しているサービスを一度確認してみると良いでしょう。


2つ目、保険会社の提供するスマホ保険について解説します。


スマホ保険中でも特に評判の良い、「モバイル保険」という、さくら少額短期保険株式会社が提供するスマホ保険を紹介します。

保険料700円/月
保険期間無期限
補償内容外装破損、水濡れ、盗難、故障など
補償台数3台まで
補償金額年間最大
10万円まで
このように、保険会社が提供するサービスでは、クレジットカード付帯のスマホ保険よりも保険料が割高にはなりますが、補償台数が3台までなど補償される範囲も広くなります。


3つ目、AppleやGoogleの提供するスマホ保険について解説します。


Apple社の提供する「Apple Care」は日本でも利用できるサービスです。iPhoneをはじめとするApple社のスマホ端末等を使用している人は補償内容を確認してみてください。


また、Google社も「Google Preferred Care」というサービスを展開しています。ただし、現在はまだ日本ではサービスを利用できません。気になる人は今後のサービス展開の動向を確認しておきましょう。

スマホ保険について詳しく知りたい方はこちらから!

まとめ:クレジットカード付帯のスマホ保険について


本記事では、クレジットカード付帯のスマホ保険について紹介してきました。


今やスマホは仕事や生活に欠かせないものとなっているため、故障や盗難のリスクにも備えておくと安心でしょう。


特に、ハイグレードモデルや最新モデルのスマホ端末については修理代も高額となる傾向があります。そのようなスマホ端末を利用している人は、スマホ保険で備えておくことをおすすめします。


手軽にスマホのトラブルに備えたいという人は、クレジットカード付帯のスマホ保険を検討するのが良いでしょう。


ほけんROOMでは、他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ他の記事も読んでみてください。

ランキング