更新日:2023/07/11
クレジットカード付帯のスマホ保険を徹底比較!補償内容や評判は?
こちらの記事では、クレジットカードに付帯しているスマホ保険の紹介をします。基本的な補償内容について解説した後に、スマホ保険が付帯しているクレジットカードを5つ紹介します。また別のスマホ保険とも比較できるように比較の記事を載せているので是非ご覧ください。
- スマホ保険への加入を検討している人
- クレジットカード付帯のスマホ保険について知らない人
- さまざまなスマホ保険を比較して検討したい人
- 現代において必要不可欠なスマホ保険には加入しておいた方が安心
- 高価なスマホを持っている人ほどスマホ保険が必要
- クレジットカード付帯のスマホ保険なら手軽に加入できる
- クレジットカードによって補償範囲や金額には差がある
- スマホを補償するなら「モバイル保険」がおすすめ
目次を使って気になるところから読みましょう!
クレジットカード付帯のスマホ保険とは?
スマホ保険とは、スマホ端末についてのあらゆるトラブルを補償してくれる保険です。
スマホを水没させてしまった、旅行先でスマホを失くしてしまった等のトラブルを経験したことがあるという人は多いのではないでしょうか。
今やスマホは、多くの人にとって、日常生活を送るうえで必要不可欠なアイテムとなっています。
クライアントと連絡が取れなかったり、仕事に必要なデータが確認できなかったりと、仕事でも困りごとが発生するでしょう。
さらにプライベートでも、待ち合わせをしたり、QRコード決済を利用できなかったりと、不便を感じることがありそうです。
クレジットカード付帯のスマホ保険であれば、保険料が年会費に含まれていることも多く、そうでなくとも月数百円程度の金額で加入ができます。
加えて、クレジットカード付帯のスマホ保険であれば、別途加入の契約手続きが不要な点がメリットです。
スマホ保険の基本的な補償内容
スマホ保険の基本的な補償は以下の4点です。
- 故障した場合
- 破損した場合
- 水没など水に濡れた場合
- 盗難・紛失の場合
①故障
スマホ保険で基本的に補償される「故障」について解説します。
スマホを利用していると、スマホが以下の状態になってしまったことがある人は多いのではないでしょうか。
- 電源が入らなくなった
- 通信ができない(圏外になる)
- 充電ができない
- 電源が突然落ちる
- 充電がすぐに消耗する
②破損
スマホ保険で基本的に補償される「破損」について解説します。
画面に保護シートを貼っていて、スマホ本体の画面が割れてしまっているわけではないのであれば、シートを買い替えるだけで済みます。
しかし、画面が破損してしまった場合は、修理に出すほかありません。
「画面の修理ぐらい」と思っている人も多いかもしれませんが、Apple公式サイトで画面の修理代を見積もってみると、以下の表のようになります。
モデル | 修理代(概算) |
---|---|
iPhone14ProMax | 56,800円 |
iPhone14Pro iPhone14Plus iPhone13ProMax iPhone12ProMax iPhone11ProMax | 50,800円 |
iPhone14 iPhone13Pro iPhone13 iPhone12Pro iPhone12 iPhone11Pro | 42,800円 |
iPhone13mini iPhone12mini | 34,800円 |
iPhone11 | 28,800円 |
③水濡れ
スマホ保険で基本的に補償される「水濡れ」について解説します。
今では防水のスマホも増えてはきましたが、防水でないスマホを水に濡らしてしまい、使えなくなった経験がある人もいるのではないでしょうか。
お風呂で浴槽につかりながらスマホを利用したり、海や川でのアクティビティでスマホを利用したりする人については、特に水濡れによるスマホの故障リスクが高まります。
スマホが水に濡れた場合の対処法として、ネットには様々な情報があふれています。スマホ保険に加入していなければ、自分で何とかしたい気持ちになるでしょう。
一方、スマホ保険に加入しておけば、保険金を利用できるため、きちんと有料のサービスを利用して修理に出すという選択ができます。
④盗難・紛失
スマホ保険で基本的に補償される「盗難・紛失」について解説します。
スマホを盗難された場合は、手元に使っていたスマホが戻ってくるケースはまれでしょう。新たにスマホを購入する必要が出てきます。
また、スマホを紛失してしまった場合も、運よくすぐに見つかればいいですが、数日見つからなければ不便を感じ、新しくスマホを購入するという人が多いのではないでしょうか。
近年のスマホの端末代は10万円近くかかるものもあり、さらにハイグレードのものだと18万程度するものもあります。
保険によって補償内容は異なりますが、スマホ保険に加入しておくことで、購入金額の一部や全額を保険でまかなうことができます。
クレジットカード付帯のスマホ保険を比較
ここからは、クレジットカード付帯のスマホ保険を比較していきます。
各社それぞれサービス内容に特徴があるため、あなたの生活で起こりえる可能性の高いリスクに備えたスマホ保険に加入すると良いでしょう。
以下の5つのクレジットカード付帯のスマホ保険を取り上げます。
- JCBスマートフォン保険
- スマートフォン・プロテクション(アメリカンエクスプレス)
- Super Value Plusお買い物安心プラン(セゾンカード)
- ショッピングセーフティ保険
- dカードケータイ補償
クレジットカード付帯のスマホ保険①:JCBスマートフォン保険
ご紹介する1つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、JCBスマートフォン保険です。
スマホの通信料をJCBカードで支払えば補償されるため、別途保険料の支払いは不要です。
補償の対象条件として、以下3点定められています。
- 対象のJCBカード本会員が所有するスマホであること
- 保険事故発生時点で、購入後24ヶ月以内のスマホであること
- 事故発生の時点で、スマホ通信料を直近3ヶ月以上連続で支払っていること
対象カードとそれぞれのカードの補償内容や限度額などを表にまとめました。
対象カード | 補償内容 | 補償期間 | 補償限度額 (1年間の通算) |
---|---|---|---|
JCB一般カード | 破損 | 2022年10月1日~ | 30,000円 |
ゴールドランクのクレジットカード、 デビットカード全般 | 破損 | 2022年10月1日~ | 50,000円 |
ゴールド ザ・プレミア | 破損 | 2022年10月1日~ | 50,000円 |
プラチナランクのクレジットカード、 デビットカード全般 | 破損 | 2022年10月1日~ | 50,000円 |
ザ・クラス | 破損、火災 水濡れ、盗難 | 2022年8月1日~ | 100,000円 |
自己負担額は、破損・火災・水濡れの場合で10,000円、盗難の場合は15,000円とされています。
クレジットカード付帯のスマホ保険②:スマートフォン・プロテクション
ご紹介する2つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、スマートフォン・プロテクションです。
クレジットカードの国際ブランドであるアメリカンエクスプレスが提供しています。
スマホの通信料をアメリカンエクスプレスで支払えば補償されるため、別途保険料の支払いは不要です。
補償の対象条件として、以下2点定められています。
- 事故発生時点で、購入後24ヶ月以内のスマホであること
- 事故発生時点で、スマホ通信料を直近3ヶ月以上連続して、お持ちのアメリカン・エキスプレスのカードで決済していること
対象カード | 補償内容 | 補償期間 | 補償限度額 (1年間の通算) |
---|---|---|---|
アメリカン・エキスプレス・ グリーン・カード | 破損 火災 水濡れ 盗難 | 9月28日~ 1年間 | 3万円 |
アメリカン・エキスプレス・ ゴールド・カード | 破損 火災 水濡れ 盗難 | 1月1日~ 1年間 | 5万円 |
プラチナ・カード | 破損 火災 水濡れ 盗難 | 4月1日~ 1年間 | 10万円 |
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・ プレミアム・カード | 破損 火災 水濡れ 盗難 | 3月9日~ 1年間 | 3万円 |
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・ プレミアム・カード | 破損 火災 水濡れ 盗難 | 2月24日午前0時~ 1年間 | 3万円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ ゴールド・カード | 破損 火災 水濡れ 盗難 | 9月1日~ 1年間 | 3万円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ プレミアム・カード | 破損 火災 水濡れ 盗難 | 9月1日~ 1年間 | 5万円 |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ ゴールド・カード | 破損 火災 水濡れ 盗難 | 4月1日~ 1年間 | 3万円 |
クレジットカード付帯のスマホ保険③:Super Value Plusお買い物安心プラン
ご紹介する3つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、Super Value Plusお買い物安心プランです。
Super Value Plusとは、セゾンカードが提供する保険のオプションサービスで、セゾンカード会員限定のプランです。保険料は月額300円で、カードで購入した商品や持ち物のトラブルが補償されます。
セゾンカードを利用している人が対象となりますが、対象外のカードもあるため注意が必要です。
(参照:セゾンカード公式サイト - Super Value Plus対象外カード)
Super Value Plusお買い物安心プランで補償される内容は以下のように規定されています。
- 日本国内・海外を問わず、補償開始日以降にセゾンカードで購入した商品が購入日から180日間に破損・盗難などにより損害を被った場合
- 日本国内において外出中に携行品(居住している住宅外において身につけているもの)が破損や盗難などの偶然な事故により損害を被った場合
補償内容 | 補償限度額 | 自己負担額 |
---|---|---|
カードで購入した商品 (購入から180日) | 100万円 | 1,000円 |
携行品 | 10万円 | 1,000円 |
クレジットカード付帯のスマホ保険④:ショッピングセーフティ保険
ご紹介する4つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、ショッピングセーフティ保険です。
イオンカードが提供する保険サービスで、補償内容は以下のようになっています。
- イオン銀行が発行したクレジットカードでクレジット決済により購入した1品5,000円以上の商品が対象
- 偶然による事故(破損事故、火災事故、盗難事故)で購入日から180日以内に被害を受けた場合に補償
対象カード | 年間限度額 |
---|---|
イオンカード・提携カード | 50万円まで |
イオンゴールドカード | 300万円まで |
クレジットカード付帯のスマホ保険⑤:dカードケータイ補償
ご紹介する5つ目のクレジットカード付帯のスマホ保険は、dカードケータイ補償です。
ドコモの提供しているサービスで、対象者はdカード(dカードゴールドを含む)を契約している本会員、家族会員となります。dカードケータイ補償のための保険料は不要です。
dカード携帯補償では、スマホ端末が偶然の事故や紛失・盗難または修理不能となってしまった際に、新たに購入する費用の一部を補償してくれます。
対象カードと補償金額等を表にまとめました。
対象カード | 年会費 | 補償金額 | 補償期間 |
---|---|---|---|
dカード | 永年無料 | 最大1万円 | 補償対象となるスマホ端末の購入後 1年以内 |
dカード ゴールド | 11,000円 | 最大10万円 | 補償対象となるスマホ端末の購入後 3年以内 |
購入できる新端末は、以前使っていたものと同一機種・同一カラーと限定されますが、dカードゴールドであれば最大10万円補償される点は魅力的です。
他のスマホ保険とも比較してみましょう!
ここまで、クレジットカードに付帯しているスマホ保険を紹介してきました。
クレジットカードに付帯しているスマホ保険の魅力はやはりお手軽さでしょう。
すでに使っているクレジットカードがスマホ保険をサービスとして提供している場合もあるため確認してみてください。
一方、スマホ保険には、他にもいくつか種類があります。大きく3つ紹介します。
- キャリアの提供するスマホ保険
- 保険会社の提供するスマホ保険
- スマホ端末を作っているAppleやGoogleによるスマホ保険
1つ目、キャリアの提供するスマホ保険について解説します。
mineo、povo、ahamo、LINEMO、UQ mobile、楽天モバイルなどそれぞれのキャリアでスマホの補償に関するサービスを提供しています。自身が利用しているキャリアが提供しているサービスを一度確認してみると良いでしょう。
2つ目、保険会社の提供するスマホ保険について解説します。
スマホ保険中でも特に評判の良い、「モバイル保険」という、さくら少額短期保険株式会社が提供するスマホ保険を紹介します。
保険料 | 700円/月 |
---|---|
保険期間 | 無期限 |
補償内容 | 外装破損、水濡れ、盗難、故障など |
補償台数 | 3台まで |
補償金額 | 年間最大 10万円まで |
3つ目、AppleやGoogleの提供するスマホ保険について解説します。
Apple社の提供する「Apple Care」は日本でも利用できるサービスです。iPhoneをはじめとするApple社のスマホ端末等を使用している人は補償内容を確認してみてください。
また、Google社も「Google Preferred Care」というサービスを展開しています。ただし、現在はまだ日本ではサービスを利用できません。気になる人は今後のサービス展開の動向を確認しておきましょう。
まとめ:クレジットカード付帯のスマホ保険について
本記事では、クレジットカード付帯のスマホ保険について紹介してきました。
今やスマホは仕事や生活に欠かせないものとなっているため、故障や盗難のリスクにも備えておくと安心でしょう。
特に、ハイグレードモデルや最新モデルのスマホ端末については修理代も高額となる傾向があります。そのようなスマホ端末を利用している人は、スマホ保険で備えておくことをおすすめします。
手軽にスマホのトラブルに備えたいという人は、クレジットカード付帯のスマホ保険を検討するのが良いでしょう。
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