子宮筋腫だとがん保険に入れない?子宮筋腫があっても入れる医療保険をご紹介

子宮筋腫と診断されて、初めて保険の加入を検討される方もいらっしゃいますよね。「子宮筋腫ってどんな病気?」、「子宮筋腫になってからがん保険に加入する場合の条件はある?」、「がん保険の落とし穴は?」など、女性だからこそ抱えるお悩みを解決していきます。

子宮筋腫になっていてもがん保険に加入はできる


子宮筋腫は無症状の場合もありますが、頻尿月経痛便秘貧血などの症状を起こします。また、妊娠を考えている女性にとっては、不妊の原因になることもあるので気になっている方も多いかと思います。


対処法には「経過観察」「薬物療法」「手術療法」がありますが、手術ともなると大きな費用がかかります。そのため、「子宮筋腫になっていてもがん保険に入れるのだろうか」と不安なのではないでしょうか。


実は、子宮筋腫があってもがん保険に加入することはできます


この記事では、

  • そもそも子宮筋腫とは何か?
  • 子宮筋腫でもがん保険に加入できる条件
  • 加入が難しいケース
  • がん保険の落とし穴
  • 医療保険との違い

について解説していきます。


この記事を読んでいただけたら、子宮筋腫などの女性特有の病気にかかった時に困らないがん保険の選び方を検討するうえで参考になるかと思います。ぜひ最後までご覧ください。

そもそも40代女性の4人に1人がかかる子宮筋腫とは

女性特有の病気の中でもっとも罹患率の高い子宮筋腫は、今や40代女性の4人に1人がかかるといわれています。

20代女性の罹患率も高くなってきているところを見ると、20代〜40代女性の身近な病気と考えられるでしょう。

子宮筋腫とは、子宮の中にできる良性の腫瘍のことです。


悪性の腫瘍とは異なるため、「すぐに治療しないと命に関わる」ということはありません。


定期的に検査を受けて経過を見ていけば、手術を受けることなく一生つき合っていける病気でもあります。


子宮筋腫は閉経を迎えると自然と小さくなり、治療を必要としなくなる方もいるようです。


子宮筋腫には、主に3つの種類があります。


  1. 筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)…子宮の筋肉の中にできる筋腫であり、子宮筋腫全体の60〜70%を占めています。大きさは、大豆くらいのものから握りこぶし程のものまであります。いろいろな箇所に複数個できることが多いのも、この筋腫の特徴です。
  2. 漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)…子宮の表面を覆う漿膜にできる筋腫で、子宮の外側に飛び出すようにできます。こちらは子宮筋腫全体の20〜30%ほどです。漿膜下筋腫の中には、子宮と茎のようなもので繋がってできる「有茎漿膜下筋腫」があり、まれに茎がねじれて激痛を伴うこともあります。漿膜下筋腫は、大きくなるまで気づかないことが多いようです。
  3. 粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)…子宮の内側を覆う粘膜のすぐ下にできる筋腫です。子宮筋腫全体の10%程度ですが、1番症状が出やすい筋腫であり、月経時の出血量が増えたり、不妊などの原因となったりすることがあります。中には漿膜下筋腫のように「有茎粘膜下筋腫」ができることがあり、これが子宮の外に押し出された状態を「筋腫分娩」といいます。月経は子宮内の不要なものを排出する作業ですから、子宮が筋腫を異物と判断し、外に押し出そうとします。それにより激しい月経痛を伴うことがあります。


子宮筋腫は、多発性筋腫といって、上記3種類の筋腫が併発することが多いとされています。

子宮筋腫でもがん保険に加入することができる条件

まず、子宮筋腫でもがん保険に加入できる条件は主に2つあります。

  • 子宮筋腫がみつかってから1年以上経過観察中の方
  • 完治してから3ヶ月以上経過した方


他にも、


  • 健康診断で指摘されたのみの方
  • 手術は受けていないが、治療を始めて6ヶ月以上経過した方


もがん保険に加入できる可能性が高いです。


では、それぞれの加入条件について詳しくみていきましょう。

子宮筋腫が見つかって1年以上経過観察中の人

子宮筋腫は良性の腫瘍です。

一方で、悪性のものを子宮肉腫といいます。

両者はとてもよく似ているため、内診、超音波検査、血液検査、MRI検査を用いても、子宮筋腫であるか子宮肉腫であるか断定することはできません。

一定期間中に、子宮筋腫ではみられない早さで大きく成長してしまうと子宮肉腫の可能性があるなど、子宮筋腫には経過観察が必要です。

ある程度の期間に経過観察し、子宮肉腫の可能性が低くなれば、保険会社にとってもリスクが低くなるため、がん保険に加入しやすくなるのだと考えられます。

完治してから3ヶ月以上経過した人

子宮筋腫の手術後、細胞検査により、摘出された筋腫が子宮肉腫であるかどうかを調べます。

この検査で初めて良性か悪性か判断できるため、「子宮筋腫だと思って治療を受けていたが子宮肉腫だった」という場合もあるのです。

子宮肉腫でないと分かれば、保険会社にとってもリスクが低くなりますよね。

このように、完治から一定期間が経過した方については、がん保険に加入しやすくなることが分かります。


がん保険は、単純にがんに備えるだけでなく、生命保険や医療保険との保障のバランスを考える必要もあり、自分だけで選ぶのが非常に難しい保険なので、まずは保険のプロに相談するのがおすすめです。


どのがん保険がいいのか、自分にあったがん保険はどれかを納得できるまで無料で何度も相談できるので、大変おすすめです。 


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子宮筋腫でがん保険に加入しにくくなる条件

反対に、子宮筋腫が原因でがん保険に加入しにくくなる条件も主に2つあります。

  • 3ヶ月以内に通院、診察、投薬を受けている方
  • 治療を始めて6ヶ月以内の方


他にも、


  • 子宮筋腫がみつかって1年未満の方
  • 子宮筋腫がみつかってそのまま放置している方
  • これから手術を受ける予定の方


などが当てはまります。


では、条件の詳しい内容についてご説明していきましょう。

3ヶ月以内に通院、診察、投薬を受けている場合

  • 経過観察ではなく、現在進行形で通院・治療している
  • これから手術を受けることになっている
  • 子宮筋腫がみつかっていても、定期的に医師の診察を受けていない

以上の場合は、がん保険に加入しにくくなります。

子宮肉腫である可能性が高いうちは、保険会社にとってもリスクが高くなってしまうからです。

治療を始めて6ヶ月以内の人

子宮筋腫がみつかった方の中には、投薬治療を勧められる方もいます。

薬にはいろいろな種類がありますが、それらの投薬期間はだいたい6か月です。


投薬治療しても再発することがあるため、さらに強い薬で治療を開始するか、手術を勧められる可能性があるからです。


やはりこの場合も、保険会社のリスクが高くなってしまいますので、がん保険の加入は難しいです。


いずれにせよ、保険会社によってはさらに厳しい条件を提示してくる場合もあるので、保険会社へ相談してみることをオススメします。


日常生活において、保険のことが話題になる機会は少ないかもしれませんが、信頼できる担当者を知り合いから紹介していただくのが1番の近道かもしれませんね。

子宮筋腫でもがん保険に加入できた人の体験談

最初はただの貧血かと思っていたのですが、健康診断で毎年のように要検査の指摘を受けたので、病院で診察してもらうと子宮筋腫と診断されました。


でも、普段は出血も痛みもなく、生活にもそれほど支障はなかったので、しばらくは様子をみていました。


しかし、もし症状が悪化して手術することになったら入院しないといけないし、お金もかかるなと思って、保険に入ることを検討しました。


がん保険に入る時には、告知が必要です。告知をしないで申し込むと後々問題になるので、きちんと申告しましょう。


前述のように子宮筋腫でがん保険に入りにくい場合もありますが、一定期間、医師のもとでしっかりと経過を見てから申し込むと、問題なく加入できる場合が多いようです


加入に当たっては、

  • 1日あたりの入院給付金の金額をいくらにするか
  • どんな特約をつけるか
  • 手術給付金は必要か
  • 保険料払込期間はいつまでにするか
などを決めて保険料をシミュレーションし、毎月の支払いに無理がないように見積もりました。

また、それぞれの保険会社で商品の特徴が違うので、複数の会社を比較検討することをオススメします。

子宮筋腫があっても入れる可能性が高いがん保険をご紹介

あとで詳しく述べますが、子宮筋腫は良性の腫瘍です。そのため、悪性のがんを対象とする多くのがん保険では子宮筋腫の治療費などは保障されません。


しかし、女性特有の病気を保障するがん保険もいくつかあります。その中でも、アクサダイレクト生命の終身医療女性プランは手厚いサポートがあるのでオススメです。


その主な特長は次の8つです。


【1】がんや女性特有の病気に手厚く対応

女性特有の病気ではウィッグや衣服・下着など女性特有の出費がかさみ、自己負担が高額になるケースがあります。


そのため、基本保障で通常のケガや病気に対応するとともに、特約で女性特有の病気を基本保障と同額の「女性疾病入院給付金(最高15,000円)」を追加で保障しています。


【2】病気・ケガによる入院保障が充実

生活習慣病や精神疾患、ケガなどの入院は総合的にカバーされています。また、3大疾病で入院した場合には、それ以降の保険料の払込みが免除されるうえ、保障は一生涯続きます。


【3】お手頃な保険料

掛け捨て型で、かつ、保険期間中は保険料も上がらないのでお手頃な保険料で一生涯の保障に備えられます。

たとえば、

  • 保険期間・保険料払込期間:終身
  • 入院給付金日額5,000円、Ⅰ型(入院・手術を保障)、先進医療特約、3大疾病保険料払込免除特約、女性疾病入院特約を付加
の場合、

加入年齢月額保険料
20歳1,629円
30歳2,001円
40歳2,562円
50歳3,764円
60歳5,830円
となります。

【4】退院後の通院費用にも対応

厚生労働省「平成29年患者調査」によると、退院後約8割の方が通院されています。通院支援特約を付加しておけば、治療費だけでなく、病院までの交通費など治療費以外にも備えられます。

【5】入院の有無にかかわらず、手術を受けた時の費用をカバー
Ⅰ型(入院・手術を保障)の特約を付けた場合、入院の有無にかかわらずに、以下の手術給付金が受け取れます。

手術手術給付金
入院あり入院給付金日額の10倍(最大15万円)
入院なし入院給付金日額の5倍(最大75,000円)

【6】そのほかのオススメのポイント
先進医療による療養を受けた時には、通算2,000万円までの実費と先進医療一時金10万円が受け取れます。また、給付金を受け取る事態が起こらなければ、3年ごとに5万円の健康祝金を受け取ることもできます。

【7】無料付帯①セカンドオピニオン
治療方法は日進月歩で進歩しているので、医師や医療機関によっても見解が違うケースがあります。各専門分野の総合相談医がセカンドオピニオンとして対応し、納得のいく治療法が選択できます。

【8】無料付帯②24時間365日の電話相談
24時間365日、医師や看護師に電話で相談することができます。急な発熱への対処法やケガの応急手当の方法、夜間・休日に診察してくれる病院を知りたい時などに便利です。

いざという時に充実な保障を受けられるように、ぜひ加入しておくことをオススメします。

子宮筋腫はがん保険で保障されないので注意!子宮筋腫が保障されるのは医療保険

子宮筋腫になってから、がん保険の加入を検討されているあなた。

がん保険にも落とし穴があります。

子宮筋腫による治療費は、がん保険では保障されません。


子宮筋腫は良性の筋腫で悪性ではないため、がん保険の適用外になってしまうからです。


子宮筋腫の治療費を保障してくれるのは医療保険なので、間違えないようにしましょう。

子宮筋腫の保障は医療保険で

子宮筋腫について保障してくれるのは、医療保険です。

しかし、子宮筋腫になってから医療保険に加入するのは、がん保険に加入するより難しいです。

なぜなら、がん保険の保障範囲は「がんのみ」である一方で、医療保険の保障範囲は「病気やケガ」という非常に広い範囲だからです。

もし子宮筋腫の方が医療保険に加入する場合は、

  • 特定部位不担保
  • 特定疾病不担保

という条件つきで加入できることがあります。

「2〜5年間は、子宮筋腫の悪化や子宮の病気については保証しません」という条件です。

「子宮筋腫が心配だから医療保険に加入したい」と思っている方には残念かもしれません。


しかし、医療保険の加入は、健康であることが第1条件です。


自分の身に何かが起きてから、生命保険の必要性を感じる方が多いのも事実ですね。


ただし、子宮筋腫や子宮以外についての治療費は保証してくれるので、今からでも医療保険の加入を検討されてみてはいかがでしょうか。


  • どうしても子宮筋腫や子宮について保障してほしい方
  • 医療保険の加入も難しい方


は、引受緩和型の医療保険を検討してみるのも手です。


引受緩和型の医療保険は、持病や既往症がある方でも加入できる保険です。


引受基準が緩和されている代わりに保険料が割増されていたり、加入から1年は補償額が減額されていたりします。


「自分はもう医療保険に加入できない」と諦めずに、保険会社へ相談してみてください。

まとめ:子宮筋腫でもがん保険に入れる

子宮筋腫になったときのがん保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、


  • 子宮筋腫でもがん保険に入るための条件
  • 子宮筋腫でがん保険に入りにくくなる条件
  • 子宮筋腫を保障してくれる医療保険


です。


子宮筋腫はあくまで良性の腫瘍であって「がん」ではないので、基本的に、子宮筋腫自体ががん保険の加入へ影響することはありません。


しかし、実際に手術したり経過観察したりするまでは子宮筋腫との判別が難しい「子宮肉腫」という腫瘍があります。


子宮肉腫は悪性の腫瘍なので、子宮肉腫がみつかればまずがん保険には加入できません。


そのため、子宮筋腫の方は、経過観察などで「子宮肉腫である可能性は低い」と診断できなければ、がん保険に加入することは難しくなります。


よって、子宮筋腫がみつかった後でもがん保険に加入したいという方は、一定期間の経過観察や完治のための手術を受けるようにしましょう。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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