がん保険の給付金が打ち切りに!?保険会社への対応策を解説

がん治療は高額な医療費がかかるため、がん保険に加入して備えている方もいるでしょう。しかし、がんになった際に給付金が打ち切りになることがあります。この記事では、どのような場合にがん保険の給付金が打ち切り・不支給になるのか詳しく解説します。

がん保険の給付金が打ち切りや不支給になるのはどんなとき?

日本では3人に1人が、がんで亡くなっています。

がんは、私たちにとって身近な病気の1つです。
そのため、がんになるリスクに備えがん保険に加入しているという方も多いでしょう。

あなたは「がん保険に加入しているから、いざという時も安心」と思っていませんか。

実は、がん保険による給付金は打ち切りや不支給になってしまう場合あるのです。

せっかくがん保険に加入しているのに給付金を受け取ることができなくなったら嫌ですよね。

そこで今回は、

  • がん保険の給付金が打ち切りとなった事例
  • 保険会社への対応策
についてわかりやすく解説していきます。

がん保険への加入を検討されている方も、すでにがん保険に加入されている方も、治療費が必要となる場合に備えて、ぜひ最後までご覧ください。

がん保険の給付金が打ち切りとなった実際の事例

がん保険には、給付金が打ち切りとなった事例があります。

がんによる治療費は自由診療扱いとなり保険適用外になることも多いので、高額となることも少なくありません。

そんなとき、がん保険からの給付金が打ち切りとなったら治療費を支払うことができずに困ってしまいますよね。

実際に起きた、給付金打ち切りの事例を紹介します。

【事例】がん保険給付打ち切り判決 訴え棄却

がん保険に加入していた関西在住の61歳の女性の事例です。

20年前に乳癌を経験したことから、がん保険に加入していたこの女性。
治療の副作用であるリンパ浮腫という病気に悩まされていました。

この病気は、がんの治療でリンパ腺を取ると、体液が体にたまり腕や足にむくみが出るという病気です。
治療には、毎回20万円もの治療費がかかっていましたが、がん保険による給付金があったため女性はそれを治療費の支払いに充てていました。

しかし、この女性への給付金が一方的に打ち切られてしまいます。

保険会社によると「副作用による給付金は本来約款になく、これまではいわゆるお情けで給付していたにすぎない」とのことで、「約款にないから打ち切る」というのです。

この女性は、治療費が必要なため給付金を支給してもらえるように保険会社に対して裁判を起こします。

しかし、「保険会社は給付する必要はない」と女性の訴えは棄却されてしまうのです。

この事例に関する意見・見解

先ほどご紹介した事例について、皆さんはどのように感じられましたか。

  • 約款にないのに、なぜ給付していたのか
  • 給付していたものを一方的に打ち切るのはひどい
  • マイナス金利で、保険会社の経営が悪化し、そのしわ寄せが来たのではないか
といった意見や見解が寄せられています。

いきなり給付金を打ち切られてしまった女性は、とても困ったと思います。

これからも治療は続けていかなくてはならないのに、いきなり給付金を打ち切られるような事態は避けたいですよね。

がん保険の給付金が打ち切りになったときの保険会社への対応策は?


ここまでは実際にあった給付金の打ち切りの事例を紹介しました。

がん保険による給付金を、保険会社から一方的に打ち切りにされたら、とても困りますよね。

治療費に充てている給付金がなくなれば、治療を受けることも難しくなります

保険会社による給付金の打ち切りのような事態を避けるためには、どうしたらいいのでしょうか。

まずは約款や契約内容をしっかり確認しよう

先ほどご紹介した事例について、保険会社の言い分は「約款にない給付金を支払っていたため、打ち切る」といったものでした。

がん保険には必ず約款が存在します。

約款には、「保険金が支払われる場合」「保険金が支払われない場合」について、必ず記載があります。

がん保険を契約した際には、この約款を必ずしっかりと確認しておきましょう。

また、がん保険の約款は、加入後に変更される場合もあります

最悪の事態を避けるために、契約内容については必ず定期的に確認するようにしてください。


心配な場合は弁護士に相談しよう

がん保険の給付金が打ち切りになった場合、治療費を支払うことは難しくなり、困ってしまいますよね。

また保険会社による給付金の打ち切りを受けた場合、加入者本人が保険会社と交渉しようとしても交渉に応じてもらえないことが多く、たとえ交渉に応じてもらえたとしても給付金打ち切りの決定を覆すのは非常に難しいでしょう。

こうした場合には弁護士に相談することが重要です。

弁護士を通じて、保険会社との給付金打ち切りについての交渉をやってもらうことで、交渉がスムーズに進むこともあり、問題の解決にもつながります。

がん保険の給付金が打ち切り・不支給になるケースのまとめ

今回は、がん保険の給付金が打ち切りになった事例や、打ち切りになるケースについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。

今回の記事のポイントは以下の通りです。

  1. 給付金については、打ち切りになるケースがある
  2. どのような場合に給付金を受け取れるのか、約款をしっかり確認する
  3. 給付金が打ち切りになった場合は、弁護士に相談することも検討する

がんの治療には、多額の治療費が長期的に必要になることも少なくありません。

加入している、または加入を検討しているがん保険については、どのような場合に給付金を受け取る事ができるのか、しっかりと契約内容を確認しておくことが必要です。

いざというときに困らないようにしましょう。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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