バイクの自賠責の保険料は返金される?払い戻し額はどのくらいか

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バイクの自賠責保険を解約したら、いくら返金されるのでしょうか?バイクの自賠責保険における解約返戻金は、残存する保険期間によって変化します。この記事では、保険料の返金を受けるための条件や必要書類、また返金を受けない方がいい場合についても解説します。

バイクを売却したら自賠責保険は返金されるのか?

自賠責保険を途中解約すれば、未経過分の保険料が返金されます。

ではバイクを売却した場合、残っている期間の保険料は返金してもらえるのでしょうか。少額でも、もらえるなら、ぜひ返してもらいたいですよね。

しかし返金額がわずかな場合、労力に見合わないかもしれませんよね。
自賠責保険料がいくら返金されるのか気になるところです。

この記事ではバイクを売却したときの自賠責保険の返金について、
  • バイクの自賠責保険、具体的にいくら返金してもらえるか
  • 自分でバイクの自賠責保険を解約するときに必要な書類とは
  • 売却前に解約した方がいいのか、そのまま売却する方がいいのか
以上のことを中心にお伝えしていきます。

この記事を読めば、 バイクを売ればいくら自賠責保険料が返金されるのか、どんな方法で返金してもらえるのか、などについてお分かりいただけます。

ぜひ最後までご覧ください。

バイクを売却したときに返金される額はごくわずかである

バイクを売却したときに返金される自賠責保険料は、車に比べればかなり低額です。

原付など小さなバイクで残期間が少ないときには、本当にごくわずかになります。

それではバイクを手放したときには、いくら保険料が返ってくるのでしょうか。
具体的な金額を見ていきましょう。

原付で自賠責を1年加入していた場合、残り期間1ヶ月で返金額は210円

比較的小さなバイクである原付や125超~250cc以下のバイク(軽二輪)の返金額は、そんなに少ないのでしょうか。

12ヶ月契約における、それぞれの返金額一覧表をご覧ください。

残期間軽二輪原付
11ヶ月3,3402,280
10ヶ月3,0302,080 
9ヶ月2,7301,870
8ヶ月2,4301,660
7ヶ月2,1201,450
6ヶ月1,8201,250
 5ヶ月1,5201,040
4ヶ月1,210830
3ヶ月910620
2ヶ月610420
1ヶ月300210
※保険の始期が平成29年4月1日以降/沖縄と離島を除く

ご覧のように原付の残期間1ヶ月の返金額はたった210円と、小遣いにもならない金額です。

ただし、もし5年契約のうち4年分が残っているような場合は
  • 軽二輪…13,860円
  • 原付…9,490円
と、それなりの額になります。

このことをふまえて、バイク自賠責保険の残金を返金してもらう方法についてお伝えしていきたいと思います。

自賠責保険は2つの条件が揃っていれば返金可能である

自賠責保険の解約さえすれば、誰でも返金してもらえるわけではありません。

場合によっては、解約しても1円も受け取れないことだってあるのです。

では自賠責保険の解約で保険料を返金してもらうには、どんな条件があるのでしょうか。

1ヶ月以上の未経過保険期間が残っている

自賠責保険から返金されるのは、未経過保険期間が1ヶ月以上残ってる場合に限ります。

返金される金額は、解約手続きをした日から満期日までの期間で算出されます。

返金額は日割りではなく月割りで計算されるため、1ヶ月に満たない日にちの分は切り捨てられてしまいます。

また起算日は廃車手続きを行った日ではなく、あくまで保険会社で解約手続きをした日です。

廃車をすれば自動的に自賠責保険がストップされるわけではありませんので、ご注意ください。

バイクの廃車手続きをしたときにもらえる証明書類を持っている

もうひとつの条件は、保険会社でバイクの廃車を証明する書類があることです。

自賠責保険は強制保険ですから、確かにバイクを廃車したという証拠がなければ解約できません。

それでは廃車を証明する書類を取得する方法を、バイクの種類別にご説明します。

ここでは道路運送車両法にのっとって
  • 125cc以下のバイクを原付
  • 125cc超250cc以下のバイクを軽二輪
  • 250cc超のバイクを小型二輪
以上のように表記します。

原付

原付の廃車手続きは、市区町村役場で行います。

必要のものは以下に示します。
  • ナンバープレート
  • 標識交付証明書…ナンバープレートと同時に交付される
  • 廃車申告書…役場の窓口で受け取る
  • 本人確認書類…運転免許証・パスポートなど
  • 印鑑…認印可
書類に不備がなければ、すぐに廃車証明書が交付されます。

軽二輪
軽二輪の廃車手続きは、ナンバープレートを管轄する陸運局(運輸局)で行います。
 
必要なものは以下に示します。
  • ナンバープレート
  • 軽自動車届出済証…ナンバープレートと同時に交付される
  • 軽自動車届出済証返納届…陸運局の用紙販売所で入手
  • 軽自動車届出済証返納証明書交付請求書…一時的な廃車のみ必要、陸運局の用紙販売所で入手
  • 本人確認書類
  • 印鑑…認印可
  • 住民票…陸運局の管轄外に住んでいる場合のみ
必要事項が記入された軽自動車届出済証返納証明書または軽自動車届出済証返納済確認書が、廃車を証明する書類となります。

小型二輪

廃車手続きは、軽二輪と同じく陸運局で行います。

必要なものは以下に示します。
  • ナンバープレート
  • 理由書…理由があってナンバープレートが返せないときに必要、陸運局で入手
  • 車検証
  • 軽自動車税申告書…陸運局の用紙販売所で入手
  • 抹消登録申請書…陸運局で入手
  • 手数料納付書…陸運局で入手します
  • 350円分の手数料印紙を貼り付ける
  • 印鑑…認印可
  • 住民票…陸運局の管轄外に住んでいる場合のみ

廃車手続き後に陸運局から交付される自動車検査証返納証明書が、廃車を証明する書類となります。

自賠責保険の解約返戻金は少額のため、業者が手続きを案内しない場合もあるので注意しよう

前述したように、バイクの自賠責保険返戻金は車に比べて低額です。

それゆえに、査定の際に買取業者がまったく保険料の返金手続きについて触れないこともあります。

少額とはいえ金銭的価値のあるものを無いことにされるのも、何だか釈然としませんよね

疑問点がある場合は、遠慮なく業者に尋ねてみてください。

自賠責保険の返金額はごくわずかのため、そのままにしておくほうが良い

バイクを売却するときには、自賠責保険について二つの選択肢があります。

  1. 自分で解約手続きをして返戻金を受け取ってから売却する
  2. 保険期間が残ったままの状態で売却する

どちらでもかまわないのですが、ここではぜひ「2.保険期間が残ったままで売却する」ということをおすすめしたいと思います。

これはメリットとデメリットを天秤にかけた上での結論なのですが、具体的にその理由をご説明していきたいと思います。

自分で廃車手続きをして返金を受けてから業者に買取り依頼するのは面倒

  • 原付の廃車手続きは役場でできて簡単だが、返戻金が少ない
  • 軽二輪・小型二輪は比較的返戻金が多いが、陸運局までわざわざ出向く必要がある
バイクの廃車と自賠責解約には、こんなジレンマがつきまといます。

しかも手続きできる時間帯は、役場が平日の8:30~17:00ごろ、陸運局は平日9:00~16:00までという不親切さ。

さらに軽二輪小型二輪は、廃車手続き自体に5~6時間かかります。

その後に保険会社と解約のやり取りも必要なわけですから、全体の労力としても決して少なくはありません。

これらの面倒な手間を考えれば、バイク自賠責保険の返金を自分で行うのはあまり得策とはいえないでしょう。

保険が少し残っているときは、そのまま見積もり査定をしてもらおう

その方の価値観にもよりますが、原付なら2,000円・軽二輪と小型二輪なら5,000円程度が廃車手続きを自力で行うボーダーラインではないでしょうか。

通常の買取業者は後日廃車証明書を送ってくれますが、返金額がこの額以下なら廃車と解約は諦めてしまった方がいいかもしれません。

そのまま見積もりしてもらった額で良しとしましょう。

保険期間が残っている時は見積もり金額に加算してくれる

「それなりの返金額になるはずなんだけど、自分で手続きをするのは難しい」という方はどうしたら良いのでしょうか。

そんな場合には、ぜひ買取業者に自賠責保険残期間の買上げについてご相談ください。

すべての業者ができるわけではありませんが、バイク買取価格に自賠責の返金相当額を上乗せしてくれる可能性があります。

結論としては、この方法がもっとも売り主にとって損のないやり方であるといえます。

高すぎるバイク保険に加入していませんか?

バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。


自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。


ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?


実は、バイク保険は少し条件を見直すだけで年間の保険料が1万円近く安くなることがあるのです。


ただ、自分で多くの保険会社で見積もりをして比較するのは大変ですよね。


そんな時は一括比較サービスを利用してみましょう。一括比較サービスであれば、一度の入力で多くの保険会社の見積もりを取ってくれます。


しかも何度利用しても無料です。一度利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

バイクを売却したときの自賠責保険の返金についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。

この記事のポイントは、
  • 自賠責保険を解約すれば残期間に応じて保険料が返金される
  • ただし250cc以下のバイクで残り期間が1年未満なら、返金額はごくわずかである
  • 自賠責保険を解約した上で売却も可能だが、残保険料を上乗せした額で買い取ってもらえる可能性もある
以上のことでした。

バイク買取のありがちなトラブルとして「廃車代行すると言っていたのに、売却後しばらく経ったら以前の通り税金の請求が来た」というものがあります。

悪質な買取業者が廃車の手続きを怠っているケースがあるのです。

買取り時にいつ廃車するかを確認し、その時期になっても連絡が来なければ早急にあなたから問い合わせしましょう。

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この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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