更新日:2020/06/01
自動車保険の等級を子供に引き継ぎしよう!条件や注意点を解説!
自動車保険を子供に譲るときに、等級の引き継ぎは可能なのでしょうか。もしかしたら、あなたの自動車保険料を節約できるかもしれません。この記事では、等級の引き継ぎに関しての条件や、注意点について説明を行います。等級の引継ぎを検討される際にご活用ください。
目次を使って気になるところから読みましょう!
自動車保険を子供に引き継ぎをするのは可能なの?条件と注意点を解説!
自動車保険における保険料割引要素であるノンフリート等級制度について深く理解されていますか?
親が保持している高い等級を、子供に引き継ぐことで保険料を節約することは可能なのでしょうか。
お子さんが免許を取った親御さんには非常に気になることだと思います。
しかし、等級を子供に引継ぐには条件や注意点があります。
そこで、この記事では
- 等級を引継ぐ際の注意点や条件
- 中断証明書での等級引継ぎ条件
- 他損保間での等級引継ぎについて
について解説します。
メリットがあるということは、必ずデメリットとなる注意点があります。
ぜひ最後までご覧ください。
自動車保険の保険料を維持して子供に引き継ぐことは可能!
ご両親は、事故をしておらず「等級」が進んでいることがあります。
子供が免許を取り、自動車を購入したら、ご両親の等級が進行した契約を引き継がせたいと思うことは当然です。
なぜなら、お子さんがまだ21歳未満である場合、保険料は一番高いクラスとなります。
ご両親が35歳以上の場合は、保険料が一番安いクラスとなります。
つまり、ご両親の契約をお子さんに引き継いで、ご両親の契約を新規の自動車保険とすることができれば、保険料を抑えることができます。
自動車保険の仕組みとして、「家族」という考えかたで引継ぎができるようになっています。
その内容を順に説明していきます。
自動車保険の子供への引き継ぎには条件と注意点がある
次に引き継ぎができるのであれば、その条件の確認が必要です。
引き継ぎができる条件はわかりやすいので、きちんと理解できると思います。
ではどのような条件があるのか。
簡単に言えば「同居」の「家族」であることとなります。
その条件がそろえば、等級を引き継ぐことができます。
条件:子供に等級を引き継ぎ!条件は同居していること
子供に自動車保険の等級を引き継ぎする条件は、「同居」の家族となります。
同居している子供、配偶者(内縁を含む)、配偶者の親族、への名義変更による等級の引き継ぎはできます。
同居を確認するためには、戸籍謄本や住民票といった公的な書類(一部では、公共機関からのハガキなどにより、同居であることを認めている場合があります)による確認が必要となります。
仮に、子供であっても「別居」という状態になっていれば、等級の引き継ぎを行うことはできません。
ですので、仮に子供が車を購入したから保険と等級引き継ぎして譲ろうと思っても、別居していたらできませんので注意しましょう。
注意点:使っていない保険契約であれば中断証明書が必要である
この中断証明書を利用することも可能です。
中断証明書では、契約者名と被保険者名が記載されています。
契約社名、被保険者名が同じで住所の同じこと、が第一の条件となりますが、被保険者名にし関しては、等級の引き継ぎができる範囲での変更が認められています。
すでに自動車がなくなった後に発行された中断証明書も、生きている自動車保険と同様に条件で等級の引き継ぎができます。
同居という部分を忘れずに、手続きをしましょう。
もし、契約者、被保険者が実際に住所を変更するようなことがあった場合は、別の住所の住民となったことを住民票などで証明することにより引き継ぐことができます。
参考:実は、親子で契約する保険会社が違っても等級は引き継ぐことができる
親と子で保険会社が異なる場合には、どのような扱いになるのでしょうか。
自動車保険は、ノンフリート等級別料率という仕組みが使われています。
この仕組みを使っている保険会社であれば、自動車保険の基本の仕組みが同じことになりますので、保険会社が異なっていても等級を引き継ぐことが可能となります。
一部の共済以外の「自動車保険」と呼ばれる商品であれば、基本的に等級の引き継ぎができると考えていただいてよいでしょう。
コラム:他社でも等級を引き継げる?保険料をさらに安く!
自動車保険の等級を引き継ぐ際、他社でも引き継ぐことができるのを知っていますか?
等級を引き継ぐのに加え、自動車保険も見直せば、かなりの節約になるかもしれません!
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まとめ
この記事のポイントは
- 等級を引継ぐ条件は「同居」の「家族」
- 中断証明書での等級引継ぎ条件について
- 他損保間でも等級引継ぎは可能
の3点となります。
親子であったとしても、「同居」をしていなければ、等級の引き継ぎをする変更ができません。
子供に等級を引き継ぎをすることのメリットは、何だったでしょうか。
それは保険料を安くするためです。年齢条件は保険料に相当に影響を与えます。
親のほうが当然年齢条件から保険料が安くなりますので、そこのメリットが発生するのです。
また、すでに自動車を廃車した場合に発行された中断証明書を利用することも可能です。
あくまで同居しているという公的な資料が必要になります。
お子さんが車を購入されたときには、保険料をいかに安く抑えるかを考えておきましょう。