滋賀県で自転車保険の加入義務化はいつから?未加入だと罰則はあるの?

滋賀県での自転車保険加入義務化はいつから?なぜ自転車保険は義務化されたの?自転車保険に入らないと罰則はあるの?この条例には強制力はなく対象者に個人賠償責任保険が義務化されています。この記事ではおすすめの自転車保険の選び方をご紹介します。

滋賀県での自転車保険加入義務化はいつから?


ここ数年の間に、自転車が人をはねて死亡させる事故をニュースでよく目にしますね。


自転車の車両保険が普及していない時代は、小学生が起こした事故によって両親が約1億円近い金額を背負うことになり、話題になったこともありました。


頻繁に自転車による事故が相次ぐと、いつ自分が加害者になるか分かりませんし、なんらかの対策をしておかなければその後の人生設計さえも狂ってしまいます。


そんな時代背景を受けて、滋賀県では県民の皆さんに自転車保険の加入を2016年2月26日に義務化しました。


そこで今回の記事では

  • 滋賀県で義務化された自転車保険について
  • 滋賀県で始まった自転車保険はどの範囲まで強制力があるのか
  • 自転車保険の必要性
  • お得な自転車保険への加入の仕方
についてご説明します。

滋賀県では2016年2月26日から自転車保険加入が義務化

滋賀県では2016年2月26日から「滋賀県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制度化されました。


自転車は小さなお子さんからお年寄りまで幅広い年代の方が利用されているため、自転車保険の義務化に対しては賛否両論いろいろな意見があったのが現状です。


そんな滋賀県民の意見に対して、どうして滋賀県は自転車保険を制度化したのでしょうか。


そこで、この章では

  • 自転車保険が義務化された背景
  • 具体的な内容
  • 加入対象
について詳しくご紹介します。

どうして自転車保険(個人賠償責任保険)が義務になったの?


滋賀県が県民に自転車保険の加入を義務化した背景には、全国エリアで自転車による事故が頻発して起こっていたためです。


しかも、いずれのケースも死亡事故や重篤な怪我を追わせるような内容のものであり、加害者が被害者に対して死亡補償や医療費などの高額な金額を補償する必要がありました。


しかし、加害者の中には小学生、中学生、高校生といった未成年の場合もあり、数百万、数千万円単位の金額をすぐに準備することは難しいですよね。


そのような場合に保険に加入しておくと、スムーズに被害者をサポートでき、加害者個人の金銭的な負担を少しでも軽減できます


そこで、滋賀県では不測の事態に備えて県民全員に自転車保険加入の努力義務を呼びかけ、制度化したのです。

滋賀県での条例の内容と対象者について

具体的に滋賀県で定めた「滋賀県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の内容について見ていきましょう。

  • 自転車利用者・・・自転車通勤・通学、生活手段として自転車を利用する者は保険に加入する必要性がある
  • 自転車を使用する事業所・・・仕事で自転車を使用する場合は保険に加入する義務がある
  • 自転車販売業・レンタルサイクル事業者・・・自転車を販売、貸し出す際には、購入者またはレンタルする者が保険に加入しているかどうかを確認する義務があり、未加入時には加入をすすめる必要性がある
つまり、自転車で通勤、通学をしているビジネスマン、学生、日常生活で自転者を使っている個人及び法人、事業者など、滋賀県民全員が対象です。

自転車保険に入らないと罰則はあるの?

「滋賀県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」に従わず、自転車保険に未加入のままで自転車を運転しても罰則にはなりません


滋賀県のホームページでは「罰則は設けませんが、みなさんがルールに従って安全に運転してくださいね」という趣旨のコメントを掲載しており、あくまで個人の努力義務にとどめています。


そのため、滋賀県民の自転車保険加入率は2021年1月時点で68.5%と伸び悩んでいるのです。


しかし、罰則がないからといって自転車保険に加入しなくても良いという訳ではありません。


小学生高学年の男子児童が女性をはね、その女性が寝たきりになる重度な過失事故では、母親に約9,500万円もの賠償が命じられたケースもあります。


自転車の乗る人は、万が一の事故に備えて保険に加入することが大切です。


現在滋賀県では個人、法人に関係なく、自転車を利用する全ての県民が保険に加入し、加入率がアップするように新たな条例化を模索しています。

少しでも自転車に乗る機会があったら自転車保険に入ろう


自転車は免許が必要ないので誰でも手軽に乗ることができ、自動車に比べて車両価格も安いため「自転車保険なんて必要ない」と考える方もいます。


しかし、自転車も自動車と同じように人をはねて死亡事故重度な後遺症を負わせるリスクがあるのです。


そのようなトラブルの加害者になってしまった時に、被害者への補償義務があるため、少しでも自転車を運転する機会がある方は自転車保険への加入が必要です。


そこで、予想不可能な自転車事故に備えて

  • 個人賠償責任保険の重複
  • 自転車保険を選ぶ際に必要なサービス
  • TSマークとは
についてご説明します。

個人賠償責任保険が重複すると料金を多く支払うことになる

既に自動車保険火災保険傷害保険に加入しているという方は、個人賠償責任が特約として付いている場合があります。


もちろんこちらの個人賠償責任で自転車事故もカバーできますが、内容によっては補償限度額が設定されていたり、対象が限定されている場合があるので注意が必要です。


この機会に補償限度額が無制限であるか、対象範囲について一度確認してみてはいかがでしょうか。


また補償範囲が広い個人賠償責任に加入している場合は、重複して自転車保険に加入していないかの確認も必要です。


同じ内容の個人賠償責任保険にいくつも加入していても、支払われる補償額は実際の請求額のため、保険料を無駄に払い過ぎて損をする場合があります。


内容が重複している個人賠償責任保険に加入している可能性がある方は、保険会社に確認してみると良いですね。

示談交渉サービスがついていると安心

自転車事故が起きた際、加害者と被害者でのやり取りがしづらく、円満解決が難しいケースがあります。


場合によっては法廷での和解や、裁判による最終判決に発展するケースも考えられます。


そんな時示談交渉サービスを付けておくと、経験豊富なスタッフがあなたに代行して話を進めてくれるため、お互いに冷静に考えて対応でき早期解決が見込めます。


一方で、事故の加害者になってしまった時に不安や悩みも相談できるため非常に心強いですね。


また、家族で自転車保険に加入する場合には、それぞれ単独で加入するよりも同居する家族や別居している子供までトータルでカバーできるタイプを選ぶと保険料を安く抑えることができます


共済、県民共済などをはじめ、各保険会社からも多数の自転車保険が販売されているので、この機会に比較検討してみてはいかがでしょうか。

TSマークで自転車保険の義務化に対応できるの?

TSマークは自転車整備士が整備点検をした自転車にのみ貼られるシールで、以下の保険が付随されています。

  • 傷害保険
  • 賠償責任保険
  • 被害者見舞金(赤、第2種のみ)

さらにTSマークは以下の2種類があり、第3者への補償額が大きく異なります。

  • 第1種TSマーク(青)・・・賠償補償の限度額は1千万円
  • 第2種TSマーク(赤)・・・賠償補償の限度額は1億円
自転車事故の高額賠償の事例では、男子小学生で9,521万円、男子高校生で9,266万円、男性社会人6,799万円と多額の賠償令が下されています。

仮に第1種TSマークで事故を起こしてしまった場合に、一千万円程の賠償額では到底支払い額を賄うことはできません。

現在販売されている自転車保険の商品の中には、無制限タイプの商品が販売されているので、そちらに加入しておくと高額な賠償金を命じられた時への備えになります。

共済や県民共済の商品は、保険料金が安いのに補償内容が充実しており、割り戻しまであるのでおすすめですので、検討してみてはいかがでしょうか?

自転車保険に入る方法は?安いおすすめな自転車保険はあるの?

テレビや新聞でも自転車による事故のニュースが、相次いでいます。


そんな時代背景の中で滋賀県をはじめ、他の都道府県でも自転車保険への加入が義務化されています。


自転車に乗る人達にとって、自転車保険への加入必須と言える時代ですが、その一方でできるだけ安い保険料金で、より良い補償内容の商品を選びたいですよね。


そこで、

  • 最安値で加入OKな自転車保険
  • コンビニで自転車保険に加入できるって本当か
  • 火災保険、自動車保険に加入している場合
について詳しくご説明します。

最安値で加入できる料金の安い自転車保険とその内容

各保険会社で自転車保険を発売していますが、コースによって保険料金に開きがあります。


例えば、2020年7月時点で最安値の商品を発売している「eサイクル」を例に見ていきましょう。

プラン名保険料個人賠償責任死亡後遺障害入院日額通院日額
Cプラン
(本人型)
2,440円無制限100万円なしなし
Bプラン
(本人型)
4,080円無制限300万円3,000円なし
Aプラン
(本人型)
6,420円無制限500万円5,000円1,000円

対人補償は全プランで国内無制限となっており、保険料金の大小に関係なく、同一であることが分かります。


一方で、ご自身が怪我をされた時の死亡後遺障害、入院・通院の日額は最安値のものは安く抑えられらており、保険料によって補償内容が異なります


自転車保険に契約する際は、保険料金の安さではなく、補償が十分であるかをじっくり検討して加入することが大切です

コンビニで自転車保険に入れる

自転車保険に今後加入したいと思っていても、仕事が忙しいとなかなか保険会社や代理店に行く時間がありませんよね。


そんな多忙な方でも

  • ローソン
  • ファミリーマート
  • セブンイレブン
で自転車保険へ加入できます。

各社の自転車保険の料金と補償内容を比較してみましょう。

コンビニ保険料個人賠償責任死亡後遺障害入院保険
ローソン(お手軽プラン)2,820円無制限100万円1,500円
ローソン(充実プラン)4,770円無制限400万円4,000円
ファミリーマート2,980円3億円107万円4,500円
セブンイレブン3,990円3億円290万円4,000円
ローソンはご自身のニーズに合わせて柔軟に補償内容を選べるので魅力的ですね。

個人賠償責任が無制限ですから、第3者を巻き込んだ事故の加害者となってしまった時も安心です。

火災保険や自動車保険に加入している場合は特約を

新生活がスタートし、新しく自動車やマイホームを購入した方におすすめの自転車保険の加入方法もあります。


自動車保険、火災保険をメイン契約した時に、特約として個人賠償責任を付けておくと、わざわざ自転車保険に加入する必要がありません


例えば、以下のようなサービスでも個人賠償責任が付随されていることがあるので、この機会に確認してみてはいかがでしょうか。

  • 傷害保険の特約
  • クレジットカード
  • 会社で加入をしている団体保険
  • 学校で加入している団体保険
  • 交通安全協会の自転車会員として利用中の保険
ただし、状況によって自転車保険がカバーされる範囲が局所的であったり、補償額が十分用意されていないことがあるので、入念な確認が必要です。

コープ共済や県民共済などの共済に入る

保険料が安く、補償内容が良い商品をお探しでしたらコープ共済県民共済もおすすめです。


コープ共済、県民共済の個人保険に加入していれば、万が一の自転車事故にしっかりと備えられて、安心して自転車を利用することができます。

共済月額保険料補償額補償範囲
コープ共済140円最高3億円家族全員
県民共済140円3億円程度家族全員

保険料は月140円とお手頃な上、一つで家族全員を補償してくれる非常に優れた保険商品です。


1億円近くの賠償責任を言い渡されることが多い自転車事故ですが、補償額も3億円まで補償されるので、いざという時でも十分な額を用意できるので魅力的です


ぜひ自転車保険の加入を検討する際の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

自転車保険のおすすめランキングを見てみよう!

自転車保険を実際に選ぶとなった時、数ある選択肢の中から選ぶのは大変ですよね。


そこで、ほけんROOMでは、実際に商品を一定条件下のもと安い順に並べた、公平なランキングを作成いたしました!※


ぜひあなたの自転車保険選びの参考にしてください!


以下のリンクから飛ぶことができます。


※一定の条件下とは、個人賠償責任保険の補償額1億円と傷害保険が付帯していることです。詳しくは記事をご覧ください。

まとめ:滋賀県の自転車保険の義務化に!自転車保険の義務化に対応しよう。

今回の記事では自転車保険の必要性についてご説明しましたが、いかがでしょうか。


具体的な内容は

  • 2016年に条例化された滋賀県の自転車保険加入の義務について
  • 自転車保険になぜ加入する必要性があるのか
  • 自転車保険に加入する際に注意すべきポイント
  • 自転車保険の加入方法
についてです。

お手軽でコンパクトな自転車は老若男女を問わず、日常生活で多くの人が使っています。

しかし、自転車を利用する人が多くなればなるほど、事故の発生件数も増えてしまいます。

最近ではコロナウィルスの影響で自転車で通勤、通学する方が大幅に増えており、自転車の利用が多いウーバーイーツのニーズも高まっています。

TSマーク付きだから自転車保険は大丈夫と思っていても、いざ事故を起こしてから賠償限度額に制限があることに気付かされる方もたくさんいます。

月300円代から加入できる自転車保険が販売されていますし、チラシ、ネットなどでもいい商品が多数紹介されておりますので、補償内容を比較してあなたに最適な自転車保険を見つけてみてはいかがでしょうか。

保険ROOMでは、この他にも為になる記事を多数掲載していますので、ぜひご覧になってくださいね。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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