セブンイレブンで入る自転車保険を知ってますか?気になる中身を紹介

近年、日本全国で自転車保険の加入を義務、あるいは努力義務とする自治体が増えています。そんな中、簡単に契約・更新ができる、セブンイレブンの自転車保険があることをご存じでしたか?今回の記事では、気になるセブンイレブンの自転車保険について、その詳細を紹介します。

セブンイレブンで入る自転車保険とは?

この記事をご覧になっている方はセブンイレブンで自転車保険に加入することを検討されていることと思います。


自転車保険の加入はインターネット上からもできますが、普段買い物に行くコンビニで済ませることができれば便利ですよね。


しかし、肝心の補償内容はどうなのでしょうか。


自転車事故の損害賠償金額は高額になっているところから、もしもの時に安心できる保険に加入しておきたいと思う方は多いことでしょう。


また、自分がケガをした時の補償についても無視できません。


そこで、この記事ではセブンイレブンで入る自転車保険について、


  • 補償内容
  • 保険料
  • 手続き方法
  • メリット、デメリット
をお伝えします。

この記事を読んでいただければ、セブンイレブンで加入できる自転車保険について必要な知識を得ることができます。

そのことによって、自転車保険はセブンイレブンで加入するのがよいのか、それとも別の会社のほうがよいのかを判断することができます。

是非、最後までご覧ください。



セブンイレブンの自転車保険の詳細について

セブンイレブンの自転車保険は、他人や他人のものを傷つけたりした時の損害賠償と運転者自身が死亡したりケガをした時の補償をする保険です。


死亡やケガをした時の補償は、自転車を運転していた時などの交通事故によるものに限られます。


日常生活上で偶然に起きた事故による死亡やケガは対象となりません。


また、セブンイレブンの自転車保険に加入すると、生活サポートサービスと呼ばれるサービスを利用することができます。


生活サポートサービスとは、医療や介護、さらには法律や税金など、暮らしに関わる相談に電話で答えてくれるものです。


たとえば、健康に関わる相談は看護師が答えてくれますし、介護保険の仕組みに関する相談も受け付けています。


また、確定申告のやり方や冠婚葬祭に関する質問にも答えてくれます。


このようにセブンイレブンの自転車保険は、保険による補償以外にも生活上の様々な情報を提供してくれる商品なのです。


次からは、セブンイレブンの自転車保険の補償内容についてくわしく解説していきます。




三井住友海上による自転車保険

セブンイレブンで取り扱っている自転車保険は、三井住友海上引受会社とする保険です。


正確には、セブンイレブンを展開しているセブン&アイ・ホールディングスグループの事業会社セブンドリーム・ドットコムが三井住友海上の代理店として販売している保険商品となります。


そのため、事故の際に連絡する先はもとより、事故処理すべてを三井住友海上が行ないます。


三井住友海上は損害保険業界では文字通りトップクラス。


事故の対応もしっかりしているので安心して加入することができます。

基本概要

セブンイレブンの自転車保険の補償内容は料金プランに関わらず同じとなっています。


加入方法は個人型、家族型などと分かれていますが、補償額は変わらないのです。

保険料の支払い方法は一時払いのみで、月払いはありません。


補償内容と料金プランで注目すべき点は、手厚い損害賠償責任保険と加入にあたって選択肢の広い料金プランです。


損害賠償責任保険から説明します。


冒頭で触れたように自転車事故による損害賠償額は高額化しています。


主な例は次の通りです。


  • 自転車を運転中に女性と接触し、意識不明の重体を負わせた子どもの母親に対して9,500万円の賠償命令が出されました。(平成25年7月 神戸地方裁判所)
  • 車道を斜めに横断した男子高校生の運転する自転車が、直進してきた男性の運転する自転車と接触。男性に言語機能の障害が残るなどのケガをさせた事例では、9,200万円の賠償額が認定されました。(平成20年6月 東京地方裁判所)
  • ペットボトルを片手に持ちながら、自転車を運転していた男性が歩行中の女性に接触し、女性が死亡した事例では、6,700万円の損害賠償が命じられました。(平成15年9月 東京地方裁判所)

このように高額化する損害賠償に対応するためには、損害賠償責任保険による補償額が高いことが必要です。

セブンイレブンの自転車保険は、保険金額が手厚いものとなっています。

他の保険会社と比較しても、au損保と三井住友海上の自転車保険以外には、ここまでの補償がついている保険はありません。

次に料金プランについて説明します。

ここで注目したいのは、本人以外のお1人様プランです。

通常、個人を対象とする自転車保険では、補償の対象者は本人のみであり、それ以外の選択肢はありません。

しかし、セブンイレブンの自転車保険では、本人以外の個人を対象として保険に加入することができます。

たとえば、親が子どもを被保険者として自転車保険に加入することができるのです。

本人以外のお1人様プランを利用すれば、自転車保険への加入を効率的に行うことができて便利です。

契約・更新方法:お近くのセブンイレブンで簡単手続き

セブンイレブンの自転車保険の契約や更新の手続きは、店頭で行ないます。


手続きは簡単で、その際の手順は次の通りとなります。


新規

  1. セブンイレブンにあるマルチコピー機で、保険のメニューを選び、氏名、住所、電話番号、補償を開始する日などの必要事項を入力する
  2. マルチコピー機から払込票が印刷されて出てくるので、それをもってレジで保険料の支払いをする
  3. マルチコピー機で「申込控」「重要事項のご説明」を印刷して終了


更新

  1. 送られてきた満期案内ハガキに記載されているIDとパスワードをセブンイレブンのマルチコピー機に入力する
  2. マルチコピー機から払込票が印刷されて出てくるので、それをもってレジで保険料の支払いをする
  3. マルチコピー機で「申込控」「重要事項のご説明」を印刷して終了


保険契約を継続する時のほうが新規で加入するときよりも店頭での手続きが簡略化されています。


しかし、事前にインターネットサイトで加入プラン、補償開始日、住所、氏名、年齢といった情報を入力する方法があります。


手順は次の通りです。


  1. 氏名、住所、電話番号、補償を開始する日などの必要事項をセブンイレブンの自転車保険のサイト上から入力する
  2. 専用IDとパスワードが画面に表示されるので、それをメモする
  3. セブンイレブンのマルチコピー機で専用IDとパスワードを入力する
  4. マルチコピー機から払込票が印刷されて出てくるので、それをもってレジで保険料の支払いをする
  5. マルチコピー機で「申込控」「重要事項のご説明」を印刷して終了


この方法であれば、新規に加入する場合であっても、店頭での住所や氏名といった事項を入力する手間が省けるので楽ですね。


なお、支払は現金もしくは電子マネーnanacoでできます。


ただし、nanacoポイントは加算されないので注意してください。

住所変更や解約の方法

セブンイレブンの自転車保険の住所変更や解約手続きの方法は次の通りです。


住所の変更


  • 自転車保険向けの専用ダイヤルに連絡
  • 単純な住所の変更のみであれば、電話の連絡のみで書類の記載などは必要なし
  • ただし、状況によって対応が異なる可能性があり、連絡をした際に確認が必要


解約手続き

  • 自転車保険向けの専用ダイヤルに連絡
  • 解約手続きのための書類が郵送されてくるので、それに必要事項を記入して返送することで手続きが完了

注意するべきは、住所変更でも解約でも、手続きは本人が行なうことが基本となっていることです。


そのため、電話をした際には必ず本人確認をされます。


もしも、様々な事情によって本人が連絡出来ない場合には、その旨をしっかりと説明して手続きを行いましょう。

評判は?メリットを紹介

セブンイレブンの自転車向け保険はリーズナブルで補償も手厚いとされ、高い評判を得ています。


また、先述した通り、保険の加入プランについても他の保険会社とは違ったユニークな方式が採られており、その点もメリットとされています。 


その反面、いくつかのデメリットも指摘されていて、保険に加入する際にはそれらの点をよく検討する必要があります。 


そこでここからは、セブンイレブンの自転車保険のメリットとデメリットについて具体的に解説していきます。 




メリット:嬉しい示談代行サービス付き

セブンイレブンの自転車保険で特筆するべきメリットは、示談代行サービスが付帯されている点です。


事故の相手方との示談を直接行うのは大変です。


場合によっては弁護士にお願いしなければならないことさえあります。


この点、セブンイレブンの自転車向け保険では任意の自動車保険と同じように使うことができるのです。

示談代行サービスは相手方の被害が補償額を超えてしまうと利用できないのですが、この補償額であれば問題ないでしょう。


示談を任意の自動車保険と同じように保険会社に任せることができるのは、とても便利ですね。


もうひとつのメリットとしては、保険加入手続きを好きなときに行うことができる点です。


セブンイレブンは24時間365日、休みなく営業しているので思い立ったらすぐに手続きをすることができます。


保険加入手続きが気軽に行えるのも大きなメリットですよね。

まとめ:コンビニの自転車保険を考慮し、自転車事故の備えを

セブンイレブンの自転車保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは


  • セブンイレブンの自転車保険は、リーズナブルで補償額が手厚い
  • セブンイレブンの自転車保険は、24時間対応のコンビニで気軽に加入手続きができる
  • 示談代行サービスが付帯されているので、損害賠償責任を負っても保険会社に対応を任せることができる
です。

高額化する損害賠償を背景に、様々なタイプの自転車保険が販売されています。

安い保険料で手厚い補償が得られ、加入手続きも気軽にできるセブンイレブンの自転車保険を選択肢に一つにしてはいかがでしょうか。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。



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