更新日:2022/12/06
お金がないバックパッカーはクレジットカードの海外旅行保険を使おう!
バックパッカーの多くが、海外旅行保険というのはお金を払うのが普通と思っている人が多いと思いますが、海外旅行保険付帯のクレジットカードを発行して海外に持っていくだけで海外保険会社と同じレベルの補償がつくので海外に行こうとしているバックパッカーは必須です。
目次を使って気になるところから読みましょう!
バックパッカーに海外旅行保険は必要?
バックパッカーにも”海外旅行保険は必須”
バックパッカーとは、低予算・最低限の荷物で海外旅行を行う方のことを言います。
昔と比べて手軽に旅行に行けるバックパッカーが主流となってきた今、海外旅行保険は必須となります。
理由としては以下の通りです。
- 海外の病院治療費は高い
- 日本と比べて盗難のリスクが高い
- 飛行機に乗り遅れる可能性がある
盲腸手術の場合 | 手首骨折の場合 | |
---|---|---|
日本 | 60万円 | 2万円 |
ロンドン(ヨーロッパ) | 94万~135万円 | 13万~20万円 |
北京(中国) | 8万~155万円 | 4万~31万円 |
ソウル(韓国) | 50万~60万円 | 3万円 |
パリ(フランス) | 71万円 | 6万円 |
ホノルル(アメリカ) | 300万円 | 5万円 |
バックパッカーが特に注目すべき、補償内容は3つ
バックパッカーが注目したい海外旅行保険の補償内容は主に3つあります。
- 盗難やスリなどへの補償
- 治療に対する補償
- 相手にけがを負わせた場合の補償
1:携行品損壊に対する補償
携行品損壊補償とは、カメラやスマートフォン、財布などを盗難・窃盗された際に発生します。
海外では、財布の盗難や窃盗はもちろんのことカメラやスマートフォンが盗まれるケースも少なくありません。
海外旅行保険に加入しておくと、現地の警察から盗難証明書をもらっておくことで補償されます。
補償金額ですが、加入した保険によって違うので問い合わせなければわかりません。
ですが、免許証の再発行料金やクレジットカード発行手数料、新しく購入した財布などはほとんどの場合お金が降りるようです。
2:治療や救援に対する補償
先ほども解説したように、海外での治療費は日本と比べるとかなり高額です。
日本の健康保険には、海外療養費制度というものがあります。
これは海外で治療を受けた際の治療費を申請すれば支給してくれる制度です。
ただし、支給額は日本で同じ治療を受けた際にかかる金額の7割と決められています。
ホノルルで盲腸手術を行い、300万円支払ったとしても、日本の盲腸手術の金額60万円の7割である43万円しか支給されないのです。
健康保険の制度だけでは賄うことができないため、やはり海外旅行保険は加入しておくべきだと考えます。
補償金額については、グレードをあげれば上げるほど高くなりますが、もちろん支払う保険料も高額になります。
バックパッカーを行う上で、どれくらい滞在するのか、どの国に旅行に行くのかを判断したうえで治療費の表を参考に決めると良いでしょう。
海外旅行保険はできるだけ、数百万円単位の金額が保証されている保険がいいでしょう。
3:損害賠償に対する補償
海外旅行中に事故を起こしてしまい、相手のものや相手を怪我をさせてしまった、または壊してしまった場合などに利用する保険です。
バックパッカーに限らず、事故についてはいつどんな時に起こるかわかりません。
ホテルの備品を壊してしまったというケースも多くあります。
ホテルの備品などは高額なものも多く、バスタブを壊してしまい1000万円請求された方もいます。
もちろん、故意的に壊したのであれば許されない行為ですが、古いホテルに泊まっていて壊してしまった場合などはどうしようもありません。
万が一のことを考えると、はやり外せない項目となるでしょう。
バックパッカーにはクレジットカード付帯の海外旅行保険がおすすめ
クレジットカードには、海外旅行保険が付いたものがあり、カードを所持しているだけで保険が有効となる「自動付帯」と、そのカードで旅行代金を支払ったり、年間一定額使用した際に保険が有効となる「利用付帯」があります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険では対応できないトラブルもありますが、バックパッカーのように節約しつつ低予算で海外旅行をするという方にはぴったりです。
自動付帯と利用付帯の併用で補償期間を半年まで延ばせる
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償期間が90日です。
長期滞在を予定している場合は、少なく感じるかもしれません。
この補償期間は、自動付帯と利用付帯をうまく使うことで最大半年まで延長できます。
保険が有効になるタイミングは以下の通りです。
- 海外に行く
- 保険が有効となる条件を満たす
急な怪我や病気にもキャッシュレス診療で対応
クレジットカード付帯の海外旅行保険であれば、手持ちがなくてもキャッシュレスで対応できます。
バックパッカーを行うから大金は持って行かない、という方はぜひキャッシュレス診療の行えるクレジットカードを持っておいて下さい。
通常、保険を利用したい際は一度本人が立て替えてから後日の支払いとなることが多いです。
ですが、キャッシュレス診療対応のクレジットカードであれば、事前にクレジットカードの海外サポートデスクに電話をかけておくだけで利用できます。
自分でお金を建て替えることがないので、申請などの手続きは必要ありません。
ただし、夜間や休日の場合は電話確認が行えない可能性があります。
そういった場合は建て替えておく必要があります。
また、キャッシュレス診療に対応していないクレジットカードもありますので、注意しておきましょう。
海外旅行に行く前は事前に、自分のクレジットカードがどのタイプなのか調べておくと良いでしょう。
まとめ
バックパッカーの方が海外旅行保険に加入する際は、クレジットカード付帯の海外旅行保険がおすすめと紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
バックパッカーのように低予算で海外旅行ができる現代、大切なのは補償内容が充実した保険ということがわかります。
この記事でのポイントは、
- 病気や怪我のことを考えると海外旅行保険は必須!
- 治療だけでなく、盗難や損害賠償なども大切
- クレジットカードには海外旅行保険がついているものがある
- クレジットカードの海外旅行保険には、自動付帯と利用付帯があり、うまく併用すると補償期間が伸ばせる
- キャッシュレス診療対応のクレジットカードなら、治療費などの建て替えは不要
海外旅行に行った際、発熱や急な腹痛などのトラブルはつきものです。
その他にも、スマホをなくしたり飛行機に乗り遅れたりなど起こりうるトラブルを考え出すときりがありませんよね。
バックパッカー旅をしていれば、このようなトラブルはつきものだと考えておいた方がいいでしょう。
しかし、日本とか勝手が違うため急な腹痛や発熱時、盗みなどがあった際はどのように対処すればいいのかわかりません。
そこで今回は、バックパッカー旅を行う上で大切な海外旅行保険の必要性について