台風接近!旅行を中止にしたら、新幹線、バスのチケットはどうなる?

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台風シーズン到来!台風による影響で旅行を中止しようか迷っている時、新幹線ってどうしたら運休になるの?もし中止したら、新幹線の深夜バスのキャンセル料っていくら?そんな疑問にお答えします。いざ台風などの悪天候でうろたえないための旅行キャンセル保険ってなに?

新幹線、電車(JR)、夜行バス、台風の影響で運行キャンセルとなったら?

お休みの予定を組んで、楽しみにしていた旅行ですが、台風などの悪天で、新幹線や電車(JR)、夜行バスなど交通機関が止まってしまった場合、切符やチケットの扱いはどうなってしまうのでしょうか?

乗車前の運休であれば、新幹線、特急列車の場合は払い戻しができます。後続の列車に空きがあれば振替も可能です。夜行バスについても、払い戻しになります。


乗車中、目的地まで行けずに途中で運航がキャンセルになった場合も、同様に払い戻しになります。


ただし、交通機関の影響によりホテルや旅館などのサービスがキャンセルになってしまったと言う損害に対する補償は新幹線、バスの運航会社にでは補償されませんので、気をつけてください。

新幹線などはどの基準で運行の停止をするのか?

台風などが接近している場合、新幹線などが停止してしまう可能性があります。旅行を計画している場合には、出発するかどうかの判断材料に運休の基準を見てみましょう。

新幹線などの運休の基準は強風と大雨の影響で運休を判断しています。


新幹線の場合


強風による影響:

  • 20メートルを超えてくると速度制限行います。
  • 30メートルを超えてくると運休になります。

大雨による影響:

  • 大雨による運休は、路線の地形などを考慮していてJR各社によって異なります。
  • 東海道新幹線は、1時間あたり、60mm以上で運休
  • 山陽新幹線は、1時間あたり、55mm以上で運休
  • 九州新幹線は、1時間あたり、100mm以上で運休


東北、上越、長野新幹線は100mm以上でも速度制限の対応のようです。


JR東日本では、「実効雨量」に基づき対応をとっているようです。


「実効雨量」とは、雨が時間の経過共に浸水、流出することで変化する土中に含まれる水分の量にあたります。

前日に大雨が降った時などは、少ない雨でも災害の危険性があり、注意が必要になります。


夜行バスの場合

  • 運休は各社で運休を判断しており、高速道路の閉鎖などによって運休こともあるようです

台風や悪天候の際、旅行を取りやめをる判断材料にしてみてください。

新幹線は運行休止でなくても、旅行取りやめで全額補償してくれる

台風などで指定した新幹線が運行休止になって場合、払い戻しができますが、台風が近ずいていて、大事をとって旅行を取りやめる場合でも、新幹線の切符や指定券は乗車前であれば、払い戻しが可能です。

ただし払い戻し時には、払い戻し手数料がかかります。


払い戻し手数料:

  • 特急券などは、220円の手数料がかかります
  • 指定券は出発の2日前では、220円、前日から出発時刻までは30%の手数料がかかります

また、乗車してしまった場合の特急券は払い戻しできません。

VIPLINERなど夜行バスでは、旅行取りやめでキャンセル料金が発生する

台風などの悪天候でVIPLINERや夜行バスなどは旅行を取りやめた場合、キャンセル料は発生します。

バス会社などによってキャンセル料が発生する期間やキャンセル料は異なるので、一概には言えませんが、参考程度にお伝えします。


VIPLINER、夜行バスキャンセル料

  • 8日前であれば、キャンセル料は発生しません。
  • 7日前から2日前であれば、30%のキャンセル料が発生
  • 1日前で40%、当日で50%のキャンセル料が発生

あくまで、目安になりますので、実際にはチケットをとったバス会社に問い合わせる様にしてください。

チケットガードの「旅行キャンセル保険」

せっかくの旅行ですが、台風などの悪天候で交通機関などの見通しの立たない場合、無理せずに大事をとって旅行を中止したいですよね。

でも、出発直前でチケット代などがもったいない。そんな損害に備えるのが「旅行キャンセル保険」。


旅行キャンセル保険は旅行をキャンセルした際に発生したキャンセル料を補償できます。


特に台風シーズンなどに旅行するときなどは、ぜひ検討したいところです。

台風以外の理由の場合でも補償される

旅行キャンセル保険ですが、台風以外の理由で旅行をキャンセルした場合でも補償されるます。

旅行キャンセル保険では、病気になってしまったと言う場合や、ケガ、自然災害による家屋の損害などが補償されます。


例えば、家族で旅行を計画していましたが、お子さんが出発の数日前からインフルエンザにかかってしまった場合などと言ったものにも対応できます。


補償内容:

  • 旅行する方の入院・通院
  • ご家族の入院・通院
  • 旅行する方またはご親族の死亡
  • 火災や自然災害による家屋損害など
  • 旅行当日の交通機関の遅延
  • 旅行する方が裁判員に任命された

補償条件には注意

旅行キャンセル保険ですが、補償条件にはいくつか注意が必要です。

旅行キャンセル保険は旅行業者、航空会社等が提供する募集型企画旅行および受注型企画旅行などが対象になります。


旅行会社で申し込んだパッケージのツアーなどは大丈夫なのですが、個人でチケットやホテルを予約したものは保険の対象になりません。


そのほか、申し込みができる期間があります。旅行代金を支払った日から5日以内、かつ旅行初日の搭乗日までの日数が7日以上ある必要があります。

台風時における旅行交通手段のまとめ

旅行時の交通手段として便利な新幹線や深夜バスですが、台風時には比較的に影響を受けやすい交通手段になります。

台風シーズンに旅行される場合、旅行会社の企画したパッケージツアーであれば、旅行キャンセル保険が有効になります。台風などで旅行をキャンセルした時に生じる新幹線やホテルなどのキャンセル料を補償できます。


特に、小さいお子さんがいる家族旅行では、お子様の急な発熱などで病院に行かなければならないと言った状況にご利用できます。


台風時の旅行は無理せず、日を改めて楽しく出発したいですね。

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