更新日:2019/08/30
車両保険の保険料を節約するために見直しておきたいポイント
車両保険の保険料を節約したいのであれば、料率の低い車種を選んだり、エコノミー型の車両保険の補償範囲を限定したり、免責金額を高めに設定したりすることで節約することが可能です。万が一事故が起きたときに後悔しないように、リスクを考慮したうえで賢く節約しましょう。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 車両保険を節約するための4つの節約ポイントを紹介
- 節約1:保険料の安い車を選べば車両保険の保険料を節約できる
- 車両料率クラスが変わると保険料も変わる
- 節約したいなら車両料率クラスの低い車種
- 節約2:車両保険の補償範囲を限定することで保険料を節約できる
- 一般型ならすべての損害をカバーできるが、保険料が高め
- エコノミー型なら保険料を節約できる
- 節約3:小さな修理の場合には車両保険を使わない方が保険料を節約できる
- 保険を使うと保険料が上がってしまう
- 自己負担とどちらがお得か慎重に検討しよう
- 節約4:免責金額を高めに設定すると保険料を節約できる
- 設定した金額までは自己負担
- 免責金額が大きくなるほど保険料は安くなる
- まとめ
目次
車両保険を節約するための4つの節約ポイントを紹介
そこで、誰しも、どうにかして車両保険の保険料を下げて節約できないものかと悩んだりすると思います。
この記事では、車両保険を節約できる以下の4つのポイントを順番に紹介していきます。
- 節約1:車両の料率クラスは低い車両ほど節約できる
- 節約2:一般型よりエコノミー型のほうが節約できる
- 節約3:小さな傷なら車両保険を使わないほうが節約できる
- 節約4:免責金額は高めに設定したほうが節約できる
ぜひ最後までご覧ください。
節約1:保険料の安い車を選べば車両保険の保険料を節約できる
車両保険の保険料は、たとえ同じ条件で契約したとしても、車種によって金額が大きく変わります。
ですから、車を購入するときには、保険料が安く設定された車種を選べば、車両保険の保険料を節約することができるのです。
では、保険料が安い車種というのはどういった車種なのでしょうか。
車両料率クラスが変わると保険料も変わる
車両保険の保険料を決めるための基準の一つとなっているのが、車両料率クラスです。
車両料率クラスは、過去に起きた事故の発生率や程度、保険金の支払い実績などをもとに割り出されます。
1~9までの9段階の数字でリスクの大きさを表していて、数字が小さくなるほど保険料は安くなります。
節約したいなら車両料率クラスの低い車種
スピードが出やすかったり、盗難被害にあいやすかったりする車種の方が、車両料率クラスが高くなります。
コンパクトカーよりスポーツカーや高級車の方が保険料が高くなってしまうのは、こういった理由もあるからなのです。
車を買い替えるときには、車両料率クラスの低い車種を選ぶようにすると、車両保険の保険料の節約にもつながります。
節約2:車両保険の補償範囲を限定することで保険料を節約できる
保険料を節約したいなら、契約している保険のタイプも見直してみましょう。
車両保険は、一般型車両保険とエコノミー型車両保険という2つのタイプに分かれています。
ですので、加入する車両保険のタイプによっても、保険料を節約することができます。一般型車両保険とエコノミー型車両保険の内容を比較して、自分に合った車両保険を選ぶようにしましょう。
一般型ならすべての損害をカバーできるが、保険料が高め
一般型車両保険とエコノミー型車両保険の大きく異なる点というと、補償範囲の広さがあります。
一般型車両保険の方が補償範囲が広く、単独事故や当て逃げ、盗難などによる損害も補償対象となっています。
もしエコノミー型車両保険を選ぶと、補償範囲が限定されてしまうため注意が必要です。
しかし、一般型はエコノミー型よりも保険料が割高となっています。
エコノミー型なら保険料を節約できる
エコノミー型車両保険を契約すると、補償範囲が限定されてしまうというデメリットはあるものの、保険料は安くすることができます。
事故が起きたときのリスクを考慮すると一般型車両保険を契約しておいた方が安心ですが、安く手に入れた中古車などであれば、エコノミー型車両保険を選んだり車両保険を外したりして保険料を節約するという手もあります。
節約3:小さな修理の場合には車両保険を使わない方が保険料を節約できる
車両保険に入っておけば、軽い接触事故によって小さな傷ができたときにも、車両保険で修理代を補償してもらうことが可能です。
しかしながら、自費で修理できるような小さな傷にまで車両保険を使用してしまうと、修理代は節約できたとしても、トータルでは損をすることになるかもしれません。
保険を使うと保険料が上がってしまう
大きな事故を起こしてしまって高額な修理代が必要になる場合には、修理代を車両保険で補償してもらえるのは安心です。
けれども、保険を使用すると、車両保険の等級が下がってしまうため注意が必要です。
等級が下がるほど払う保険料は高くなりますので、車の修理に保険を使用すれば、次回の保険料が値上がりしてしまいます。
自己負担とどちらがお得か慎重に検討しよう
車両保険を使用する場合は、事故1件ごとに3等級下がってしまい、元の等級に戻るまでには数年かかります。
つまり、数年間は高い保険料を支払うことになるため、値上がりした分の保険料が車の修理代以上に高くなるようであれば、車両保険を使用せずに自費で修理する方が結果的に保険料の節約になるのです。
節約4:免責金額を高めに設定すると保険料を節約できる
安い修理代なら自費で支払えるのであれば、車両保険を使用するのは損害の大きい事故に限定してしまって、免責金額を設定することをおすすめします。
保険料を節約したいからといって、車両保険を外したり、エコノミー型に変えたりするのはやはり不安がありますが、免責金額を設定する方法ならリスクを抑えつつ保険料を節約することができます。
設定した金額までは自己負担
免責金額を設定すると、もし事故を起こして修理が必要になった場合でも、設定した金額までは自分で負担することになります。
つまり、免責金額を10万円に設定したとしたら、保険金が支払われるのは修理代が10万円を超えてからになります。修理代が安いときに保険金が出ない代わりに、保険料を節約できます。
免責金額が大きくなるほど保険料は安くなる
免責金額が大きくなるほど、車両保険の保険料は安くなる仕組みです。少しでも保険料を節約したいのであれば、免責金額をできる限り大きく設定することで、より節約することができます。
突然の事故が起きてしまったときに、貯金などから無理なく支払える金額を設定するようにしてください。
1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?
皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?
もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。
- 加入してから一度も自動車保険を見直していない
- 車を購入する代理店で加入した
- 会社の団体割引で自動車保険に加入している
が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。
心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!
まとめ
もし車両保険の保険料を少しでも節約したいと考えているのであれば、様々な方法で節約することが可能です。
しかしながら、事故の補償範囲を限定したり、免責金額を高く設定しすぎたりすると、万が一事故にあったときに後悔することになる可能性もあります。
事故にあったときに後悔することのないように、リスクを考慮したうえで賢く節約しましょう。