自動車保険の重複に注意!重複を避けて保険料を節約する方法を解説!

自動車保険を重複して加入していた場合、保険料は重複して支払いますが補償は増えません。自動車保険を重複していたらすぐに解約しましょう。この記事では自動車保険の重複についてや、重複を避けて乗り換える方法、その具体例について紹介します。

自動車保険の重複に注意!補償の重複は避けるべき

自動車をお持ちの方のほとんどが自動車保険に加入しているかと思います。


中には車を家族で2、3台所有している場合もありますよね。もしくはお一人でも2台以上の車を所有している方もいらっしゃると思います。


そこで気をつけたいのが自動車保険の重複です。


車を何台も所有していると、車ごとに自動車保険に同じ補償内容にしてしまうと内容が重複してしまっている可能性が高いです。


それではどのような補償が重複しやすいのでしょうか?


そこで今回の記事では

  • 自動車保険が重複していた場合
  • 自動車保険の加入に関しての注意点
  • 自動車保険で重複しやすい補償内容
以上の3つの点を中心に解説していきます。

もし車を複数持っている、これから車をもう一台購入しようか考えている方には自動車保険の重複をしないように確認できる内容です。また重複について知って置くことで今後にも役立ちます。

ぜひ最後までご覧ください。

自動車保険の夫婦や家族間での重複は保険料の無駄!


自動車保険を重複して加入すると、その分だけ保険料を多く支払います。保険料を多く支払うため、補償内容も充実すると考える人もいます。


しかし、重複して加入しても、補償は増えません。すぐに解約するようにしましょう。


自動車保険が重複した場合の補償について説明します。

重複して加入しても保険金は”重複して支払われない”

保険の補償内容が重複していたとしても、保険金は重複して受け取ることはできません


つまり保険料を2台分以上、払っていても保険金は受け取れないのです。


車を2台以上持っている場合には、それぞれの車ごとに自動車保険に入っていると思います。


この時に車ごと加入している場合に、補償内容の一部が重複してしまうことが良くあります。


例えば、個人賠償責任補償特約は1つの自動車保険で契約者の本人とその家族も補償されるという内容が多いのです。


それぞれの車でこの特約を付加してしまうと、特約が重複してしまい保険料が無駄になります。

保険会社から保険の重複確認の書類が届くことも

保険会社から補償の内容が重複していないか確認の書類が送付される場合もあります。


またご自身も知らぬ間に重複して補償をつけてしまっていることもあり得ます。


そのため自動車保険の確認書類が届いた場合にはかならず補償を見直しましょう。

二重契約をしていた場合、保険料は返金されるの?

もしも二重の契約をしていた時には既に支払った保険料は返金してもらうことが可能です。


しかし、解約を申請した日にちから満期までの日にちまでを算出したのち返金される額が決まります。


そのため契約を開始した日にちから解約を申し出すまでの間の保険料に関しては返金はされません。契約の二重が発覚したらなるべく早めに解約の手続するのをおすすめします。

自動車保険の乗り換えや解約時の注意事項を紹介!

自動車保険を重複すると、重複した分の保険料が無駄になってしまいます。

保険料を無駄にしないためにも、重複しないよう注意し、していたらすぐに解約するようにしましょう。

ここでは自動車保険の切り替え時や解約時の注意点について紹介します。

自動車保険の契約解除は自動ではない

車を乗り換えたり契約が終了したら解約になると間違って認識していることが二重契約の要因だと考えられます。


自動車保険を変える場合は、契約している保険を解約してから新しく保険に加入する必要があるのです。


また、自動車保険には契約満了で解約されるものと、契約満了になっても自動的に契約を延長するものがございます


別の保険に変える場合に自動的に契約が延長するとわからずに加入してしまい、保険の期間が重複してしまうケースが良く見られます。


自動車保険を変える時には、前の保険の解約を忘れないように気をつけましょう。

自動車保険の乗り換えは解約日と始期日を合わせよう

自動車保険を変更する場合は、解約してから次の自動車保険が有効になるまでに期間が開かないように気をつけてください。


 解約した日から開始する日までの空白の期間中に事故を起こすと、補償が受けられずに多額の治療費や賠償金を支払うこととなります。


 加入中の自動車保険の解約した日と、切り替える保険の開始する日を合わせるようにすることをおすすめします。

補足:自動車保険を”譲渡される場合は”きちんと確認

自動車保険は他人に基本的に譲渡は認められていません。しかし、家族の間で自動車を引き渡す場合は、自動車保険の等級を引き継ぐという形で引き継ぐことが可能です。


 家族の間で保険を引き渡す場合には、譲渡するための条件があります。そのため条件を満たしているか確認が必要となります

重複に特に注意が必要な補償内容を紹介!

どのような補償内容が重複しやすいのか解説していきます。

  • 弁護士費用特約
  • 人身傷害保険
  • ファミリーバイク特約
  • 個人賠償責任保険
基本的に契約者本人またはその親族で2台以上の車両を持っている時に重複している可能性が高いです。

弁護士費用特約は契約者とその家族がこの特約を付加していなくても補償を受けることが可能です。

人身傷害保険には「契約している車に乗車中しているときに補償するもの」「他の人の車に乗車中や歩行中の自動車事故も補償するもの」の補償範囲の違う2つの種類があります。

補償範囲が広いのが「他の人の車に乗車中や歩行中の自動車事故も補償するもの」ですが、その分保険の料金も高く設定されていることがほとんどです。

なお補償内容が広い方に加入している場合、もう1つの車は「契約している車に搭乗しているときに補償するもの」に加入しますと重複を防げますし保険料も多く支払うこともありません。

ファミリーバイク特約は1台の車に付加することで、家族は補償を受けられますので余計に特約をつけないように注意しましょう。

個人賠償責任保険は契約している本人あるいはその家族で他の車を所有している場合と火災保険などの違う保険と重複してしまう時があります。

こちらの保険も契約者と、その家族は補償を受けられます。

また個人賠償責任保険は他の保険でも付帯できる特約ですので他の保険に入っている場合は補償の内容も確認しておくべきでしょう。

補足:自動車保険の重複の具体例を紹介!

実際に重複してしまう例を具体的に解説していきます。


 家族がいる場合子供が自立して夫婦だけになった時に「運転者家族限定特約」から「運転者夫婦限定特約」に変更すると保険料も節約できます。


 また年令によっても変わる特約もありますので26歳になったら26歳以上の特約に変更することで保険料を抑えることができます。


 子供がいる場合、16歳までは「育英費用特約」の対象となりますが16歳以上になると補償の対象とはなりませんので解約しましょう。

コラム:解約後の自動車保険、どうする?

自動車保険を解約した場合、車の運転を続ける方は万が一に備えてまた新たな自動車保険に備えると思います。 


加入するとしたらロードサービスや万一の時の対応力等を見た上で保険料が安い自動車保険に入ろうと思っているのではないでしょうか?


しかし、全ての保険会社で見積もりをしようと思うと大変面倒です。
 


そんな時に役に立つのが自動車保険の一括見積もりサービスです。


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まとめ:自動車保険の重複に注意!

いかがでしたでしょうか。


今回は自動車保険について

  • 補償内容が重複している場合の対処法
  • 自動車保険の切り替え時の注意点
  • 重複しやすい補償内容
以上の点について解説していきました。

自動車保険の補償内容は重複してしまいそうなものばかりでしたね。保険会社からの重複の通達も頼りになりますが、通達までの時間がかかってしまって経過した日数の保険料は返金されません。

そのためご自身で事前にチェックするのがベストです。

すでに複数の自動車保険に加入している方は保険の見直しをすることをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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