自動車保険は毎年乗り換えるとお得?保険料の節約をしたい方必見!

自動車保険の保険料負担は結構痛手ですよね。保険料の節約のために自動車保険を毎年乗り換えることを検討されているかと思いますが、メリット以外に乗り換えるデメリットについても知りたいですよね。自動車保険の毎年乗り換えについてメリットデメリット、注意点も紹介します。

自動車保険は毎年乗り換えるとお得!保険料が割安となる理由とは

自動車保険の更新は、いつも忘れたころにお知らせが来ますよね?


そのため、毎年更新の時期が来ても、特に見直しや他社との比較もせずに決めてる方も多いのではないでしょうか。


また、「保険会社を毎年乗り換えることで支払う保険料が安くなる」という話を知っていますか?


そこで今回は、

  • 自動車保険を毎年乗り換えることのメリット、デメリット
  • 自動車保険を乗り換えずに継続するメリット、デメリット
  • 乗り換えと割引を利用して保険料を安くする方法
  • 自動車保険を毎年乗り換える際の注意点

以上のことを解説していきます。


この記事を読めばどうすれば保険料を節約できるか、イメージができるようになります。


最後まで是非お読みください。


自動車保険の毎年乗り換えで得られる2つのメリット

自動車保険の切り替えは継続更新に比べて、新たな自動車保険の検討や手続きなど人によっては、手間だと感じることも多いと思います。


しかし、そんな手間をかけてまで毎年自動車保険を乗り換えるメリットはあります。


そこでここでは、2つのメリットを紹介します。

保険会社は新規契約者向けのサービスを用意している

各保険会社は、新規顧客獲得のために乗り換えや新規契約者向けのサービスキャンペーンを用意していることが多いです。


そのキャンペーン内容は、Amazonのギフト券や商品券をプレゼントする保険会社もあれば、中には保険料を直接割り引くキャンペーンを提供している保険会社もあります。


継続で契約をした際に利用できる継続特典などが用意されている保険会社もありますが、保険料の割引率や特典内容などを見ても現状新規契約者向けのサービスよりもお得なものはないようです。

自動車保険のインターネット契でさらに保険料が割引に

最近、テレビCMなどでも頻繁に宣伝されていますが、インターネットから見積もり、契約まで行うダイレクト型自動車保険が人気です。


また、これは、保険会社の営業時間外でも好きな時間に保険料の計算や見積もり、申し込みまでできてしまうため忙しい現代人にマッチしたサービスです。


インターネットで申し込みをすることで、保険料を割り引くインターネット割引を導入している保険会社も数多くあります。


割引額は保険会社によって異なりますが、概ね500円~1,000円程度の割引があるようです。


さらに、自動車保険を毎年乗り換えることで得れる割引に加えて、インターネットによる割引サービスを得ることができます。

インターネットであれば空き時間に簡単に調べることができるため、自ら調べてみてください。

自動車保険を毎年乗り換えることでデメリットも

ここまでは、自動車保険を毎年乗り換えることで得られるメリットを紹介しました。

しかし、自動車保険を毎年乗り換えることはメリットだけでなく、もちろんでデメリットもあります。

そこでここでは、デメリットについて紹介します。

場合によっては等級の引き継ぎができない

自動車保険を毎年乗り換えた場合、状況によって等級が引き継がれないことがあります。

自動車保険の保険料を決める等級は、事故を起こせば下がり保険料が高くなります。

しかし、保険料が高くなるのは次年度からになるため、事故を起こしても保険期間中であれば高い等級が維持されます。

しかし、事故を起こし等級が下がることが決定した状態で自動車保険を乗り換えた場合、上がったままの等級が引き継がれるのではなく、下がった等級で契約されます。

例:20等級の人が等級3ダウンの事故を起こしてしまったケースの場合
自動車保険の契約等級が下がるタイミング
自動車保険を継続で契約する場合次年度の契約更新時
自動車保険を乗り換えた場合次の自動車保険に乗り換えたとき
表のようになります。

自動車保険の継続サービスがある場合

保険会社側としても自社で一度契約したお客さんを他社に譲るわけにはいきません。


そのため、自社の自動車保険を継続して契約した人に向けたサービスを採用しています。


サービスの内容は、保険会社によって異なりますが、多くの会社で採用されているサービスは保険料の割引です。


しかし、継続サービスによる保険料割引と新規契約による割引とでは現状毎年乗り換えることで受けることができる新規契約特典の方がお得なサービスが多いようです。

逆に自動車保険を複数年継続するメリットとは?

ここまでは毎年更新することのメリットとデメリットについて紹介しましたが、現在の自動車保険を毎年乗り換えず、そのまま更新、継続して契約した場合のメリットはあるのでしょうか。

ここでは、自動車保険を複数年継続するメリットを紹介します。

保険料の値上がりを回避できる

上記ですでに紹介しましたが、保険期間中に事故を起こし、等級が下がるのは次年度からです。


しかし、自動車保険を毎年乗り換えてしまうと、乗り換えた段階で等級が下がり、保険料が上がってしまいます。


そのため、継続して契約していれば、保険料の値上がりを次年度まで先延ばしにすることができます。

自動車保険の見直しや手続きの手間が省ける

インターネットから簡単に申し込みができるようになったとはいえ、自動車保険を毎年乗り換えていては、その都度手続きをしなければなりません。


そのため、人によってはその手間がストレスになることもあり、またお年寄りの方などはそもそもインターネットからの申し込みそのものに抵抗があるかもしれません。


よって、乗り換えの手間も十分デメリットとなります。

ただし、自動車保険を変えるときには注意点も

ここまで、自動車保険を毎年乗り換えることには様々なメリットがあることを紹介しました。

保険料が安くなるなら毎年乗り換えるための手続きも気にならないという方も自動車保険の切り替えのタイミングには注意が必要な部分があります。

そこでここでは、自動車保険を変えるときの注意点を紹介します。

満期前と満期日で乗り換えるケースが異なる

自動車保険には保険が適応される期間がありますが、満期前と満期日どちらのタイミングで切り替えるかによって、保険料をお得にする場合と損してしまう場合があります。


少しでも保険料が安くなるなら早めに手続きしたいと考えるかもしれませんが、満期前に保険を切り替えることはお勧めできません。


ここで、まず注意すべきことは、等級が変わるタイミングです。


前の自動車保険で無事故であれば、切り替えた自動車保険でも同じ等級でスタートできます。


しかし、以下の例のように等級が上がるタイミングが遅れることがあります。


例えば

  1. 2019年4月1日に自動車保険に加入(期間1年間)
  2. 更新した場合等級が上がり保険料が割引になるのは2020年4月1日から

となります。


しかし、次のケースはどうでしょう。

  1. 2019年4月1日に自動車保険に加入(期間1年間)
  2. 2020年1月1日に新しい保険に乗り換えた

継続で契約していれば2020年4月1日に等級が上がり、保険料が割引になるはずです。


しかし、2020年1月1日に切り替えてしまったため、次回等級が上がるのは2021年1月1日となります。

払う保険料ばかり重視するとサービス内容が不十分に

自動車において保険料が安いかどうかは重要な要素です。


しかし、保険料が安い自動車保険は、サービス内容もそれなりの内容になります。


そのため、保険会社のカタログを見て保険料だけを重視し、自動車保険を毎年乗り換えてしまうと後々不満が出てくるかもしれません。


特に補償範囲や内容などは簡単に判断できますが、特約に関してはよく確認しておく必要があります。


例えば事故の際に怪我をさせてしまった人に対しての損害賠償を補償する「個人賠償責任特約」などは見落としがちになります。


さらに、保険料が安い自動車保険の場合、補償の限度額が少ないばかりかそもそも特約を付けることができないこともあります。


また、ロードサービスなどのもしもの時に利用したいサービスが手薄な状態になることもあります。


自動車保険にロードサービス補償がつくのが当たり前という認識では、保険料によってロードサービスを利用できる時間帯が異なったりなどと内容を見落としてしまいます。


よって、自動車保険を毎年乗り換える場合でも、しっかりとサービスの内容を確認してから切り替えの検討をしましょう。

まとめ:保険料節約重視の方は自動車保険の毎年乗り換えを

ここまで自動車保険を毎年乗り換えることのメリット・デメリットについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 自動車保険を毎年乗り換えることで保険会社の新規契約者特典を受けれる
  • 継続契約特典は受けることができない
  • 切り替え時期によっては等級が変わるタイミングが変動し、損することもある
  • 保険の内容(特約など)も確認する
でした。

自動車保険の保険料は、出費の中でも高額な部類に入り、少しでも安くしたいと考えるのは当然のことです。

そこで、保険料を節約したいという人は自動車保険を毎年乗り換えることをお勧めします。

しかし、保険料の安さとサービス内容のバランスをしっかりとりたい人は慎重にリサーチしましょう。

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