コープ共済あいぷらすの特徴は?解約返戻金やがん特約についても解説

コープ共済あいぷらすは掛金が安く解約返戻金もあるお得な保険です。入院特約や新がん特約との組み合わせにより保障内容も充実しています。プランの組み合わせ方もシンプルで誰でも入りやすい保険と言えるでしょう。本記事ではあいぷらすについて詳しく解説していきます。

コープ共済あいぷらすの特徴は?解約返戻金やがん特約についても


生命保険は多種多様でどの保険を選べばいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。できれば掛金もおさえたいですよね。


共済保険は掛金が安いと聞くけど実際の内容はどうなのかも気になるところでしょう。


コープ共済あいぷらすは掛金が安くサポートも幅広くカバーしています。


そこで今回はコープ共済あいぷらすについて

  • 生命保険の保障内容とお得な掛金
  • あいぷらすの特約の内容と組み合わせとは
  • あいぷらすのメリット・デメリット
  • 民間保険と共済保険の違いとは
  • 割戻金と解約返戻金

以上のことを解説していきます。


ぜひ最後までご覧ください。


コープ共済については他の記事でも解説していますのでそちらもぜひご覧ください。

コープ共済あいぷらす:満18歳~満60歳の方が加入できるプラン

コープ共済あいぷらすは、満18歳~満60歳が加入できる保険です。保障される期間は10年間で、内容や保険金はその間変わりません。

  

生命保障は死亡または重度障害を保障してくれます。保障金額は300万~3000万で、7段階のうち一つ選びます。


入院特約新がん特約により、更に幅広い部分までカバーできるのがポイントです。掛金も安く10年間は変わらないので、とても入りやすい保険と言えるでしょう。


特約との組み合わせ方は全部で4つでシンプルで非常にわかりやすいです。


保険の内容については以下より詳しく解説していきます。

あいぷらすの生命保障

あいぷらすの生命保障は死亡または重度障害を保障してくれます。保障金額は300万~3000万で、7段階のうち一つ選びます。

保障金額
 300万円
500万円
1,000万円
1,500万円
 2,000万円
 2,500万円
3,000万円

生命保障と一緒に付けられる特約は入院特約と新がん特約で、4つの組み合わせパターンがあります。

  1. 生命保障
  2. 生命保障+入院特約
  3. 生命保障+新がん特約
  4. 生命保障+入院特約+新がん特約

保障されるのは10年間で継続する場合は更新というかたちです。加入できる年齢は18歳~60歳ですが、満85歳まで保障されるプラチナ85というコースもあります。


また、掛け金も10年間は変わりません。(ただし、満期を迎えて契約を更新したり途中で更改した場合は年齢に応じて変わります)


プラチナ85の共済期間は70歳から15年間となります。もちろんその間の保障内容や掛金は変わりません。


高齢になるにつれて、掛け金や保障内容が変わってしまう保険もあるので、あいぷらすの一つの特徴と言えるでしょう。


特約については以下で詳しく解説していきます。

あいぷらすの入院特約

入院特約について解説していきます。保障は入院一日目からサポートされます。詳細は以下の通りです。

保障内容共済金①共済金②
病気入院・事故(ケガ)入院

(1日目から180日分)
日額 5,000円日額 10,000円
長期入院

(270日以上連続した入院)
30万円 60万円
手術
 (手術の内容により金額が変わります)
5・10・20万円 10・20・40万円

上記の2つのプランより1つを選びます。


医療費以外にも割と費用がかかることもあります。その備えが十分にできる特約となるのでありがたいポイントです。


共済のスタートは発行した日からです。日数には限りがありますが通算で1000日まで保障されます。


事故やケガをしたときはいつから保障されるのかも気になりますよね。結論、申し込んだ次の日から保障の対象となるので覚えておくといいでしょう。

あいぷらすの新がん特約

新がん特約について追っていきましょう。本特約の共済金は 2年に1回受け取ることができます。限度はないのも大きなポイントです。


金額は100万円か200万円のどちらか1つを選びます。満60歳の場合は、共済金50万円・100万円・200万円の中から選ぶことができます。


その他の内容は以下の通りです。

保障内容共済金
がん入院共済金

(1日目からの支払い、日数無制限)
日額 10,000円
がん手術共済金
(手術の内容により金額が変わります)
10・20・40万円
がん退院共済金10万円
がん通院共済金日額 5,000円

医療機関にて「がん」の診断を受けると、上記の表のとおり適用されます。


責任開始日は申込日から91日目か発行日のいずれか遅い日となります。


がんと医師により診断されると初回の共済金が支払われます。その次は、診断された日から2年が経過し、入院した場合に受け取り可能となります。


特約についてわからないことがあれば、無料で保険相談を受けることができるので、ぜひ利用してみてくださいね。

コープ共済あいぷらす:満60歳~満70歳の方が加入できるプラン

満60歳以上でも加入できるプランもあります。加入できる年齢は60歳~69歳で、85歳まで継続できるコースもあります。(プラチナ85)


共済期間は10年間で、85歳まで続ける場合は70歳の時点で更新・更改が必要です。掛金や保障内容はその期間変わることはありません。


保障内容は以下の通りです。

死亡・重度障害 (病気・事故)
100万300万500万

これよりいずれか一つの保障金額を選びます。満60歳の場合、加えて1,000万円・1,500万円・2,000万円・2,500万円・3,000万円からも選択可能です。


また同じく入院特約と新がん特約をつけることができ、4つの組み合わせパターンから決めることができます。

  1. 生命保障 
  2. 生命保障+入院特約 
  3. 生命保障+新がん特約 
  4. 生命保障+入院特約+新がん特約



入院・手術の保障がつく入院特約

入院特約は入院の一日目から保障されます。下記の表より、いずれか1つの保障を選びます。

保障内容共済金①共済金②共済金③
病気入院・事故(ケガ)入院

(1日目から180日分)※
 日額 3,000円 日額 5,000円 日額 10,000円
長期入院

(270日以上連続した入院)
18万円 30万円60万円
手術
 手術の内容により金額が変わります
3・6・12万円 5・10・20万円 10・20・40万円

保障される入院の期間は通算で1,000日となります。更改や更新も含まれます。保障は発行日から開始されます。


事故(ケガ)の場合は申込日の翌日以降に発生したものは対象となります。


これだけサポートされていると安心しますよね。


手術の内容によっては保障の対象外とまります。 例えばレーシック手術等、傷病の治療ではない内容は対象外とまりますので留意しましょう。

がん治療に備えた新がん特約

新がん特約は、治療・入院・手術までサポートされる特約です。詳細は以下の表のとおりです。

新がん特約金額
がん治療共済金

(2年に1回を限度として何度でも)(注1)
50万円
がん入院共済金

(1日目からの支払い、日数無制限)
日額 5,000円
がん手術共済金

(手術の内容により金額が変わります)
5・10・20万円
がん退院共済金(注2)5万円
がん通院共済金(注3)日額 2,500円

医師による「がん」の診断により初回が支払われます。


支払回数に制限はないのもポイントです。また、満60歳の方は50万円・100万円・200万円の3つの共済金から選ぶことができます。


近年はがんによる入院が短期化しています。とはいえ長期になることも考えられ、再発する病気でもあるので、入院の日数に関わらず無制限で保障されるのは大きいですよね。


また、がんは通院による治療も増加傾向にあるので、退院後もサポートされているのはありがたいポイントと言えるでしょう。

あいぷらす掛金・保障内容は?

ここまで保険の内容を解説してきました。ここでは気になる掛金はどのくらいなのか見ていきましょう。


実際に例をあげて具体的に解説したいと思います。例えば…

  • 生命保障100万+入院特約日額3000円

の場合は以下のようになります。

年齢女性男性
60歳2,392円4,076円
70歳6,233円10,955円

この例では入院特約により入院(1日目から)・治療・手術と幅広くカバーされていて安心です。お手軽でサポートも充実しているのは理想的ですよね。


 掛金は途中の更新や更改がない限り10年間同じ額です。70歳以上の場合は15年間かわりません。 


 他のパターンも「掛金シミュレーション」で簡単に調べることができます。自分にあったプランを試してみると良いかもしれませんね。


 保険の種類や掛金についてわからないことがあれば、無料で相談も受け付けていますので、ぜひ利用してみてくださいね。 

コープ共済あいぷらすに解約返戻金はある?


定期保険には解約返戻金がないイメージがあるかもしれません。あいぷらすはどうなのでしょうか。


結論、あいぷらすは10年の定期保険ですが解約返戻金があります。ただし契約年齢と解約時期がポイントです。


22歳~25歳と若いうちの加入だ返戻金はありません。しかし、28歳くらいからは契約から1年~9年であれば解約返戻金が発生します。


終身保険との比較ではやはり返戻金の額は微量のため、途中解約は極力しない方向でいた方が無難でしょう。


どうしても解約しなければならない時、少し足しになる程度とイメージしておくといいかもしれませんね。


例えば30歳で保険金額1000万円のものに加入した場合、5年で解約すると返戻金は10,200円です。


まとめると、あいぷらすは返戻金はあるけどお小遣い程度と覚えておきましょう。

コープ共済あいぷらすの口コミ・評判

代男性

子宮頸癌(腺癌)で子宮全摘、卵巣卵管切除、リンパ節郭清

口コミを見て支払われないのかな?とめちゃめちゃ不安でしたが、届いてから5営業日以内で他の保険会社より早く一番に振り込まれていて、
たすけあいとあいぷらすで200万以上振り込まれていて働けてない状況なので本当に助かりました
提出前に診断書に誤りがあったりし、病院で書き直して貰ったりしたので、おりなかった人とかは診断書に誤りがあったりしたのかな?と思いました
提出前に診断書の確認とかすることも必要なのかな?と思いました。

※引用;みん評

あいぷらすの口コミは以上のような内容が主でした。掛金が安く保障もしっかりしている、という声が多いです。


また、相談や手続きも気軽にできるというのもうれしい点ですよね。あいぷらすのプランはシンプルなのでわかりやすいという声もあります。


割戻し金解約返戻金があるということも、コープ共済の一つのメリットとしてたくさんの声があげられています。

コープ共済あいぷらすの特徴・メリット・デメリット

ここまでコープ共済あいぷらすの中身を追ってきました。更にわかりやすくするため、メリットとデメリットをまとめます。


コープ共済あいぷらすに主なメリットは

  • 割戻金がある。その分保険料が実質お得に
  • 掛金がお得で女性や若い人は特に安い
  • 定期保険ではあるが解約返戻金がある
  • プランは4つのみでシンプルでわかりやすい
  • シンプルながら保障内容も充実している
となります。


安い、ジンプル、保障充実という特徴のあるあいぷらすは、だれでも気軽に加入しやすい保険と言えますよね。


一方でデメリットは

  • 保険期間は10年一択
  • 保険金額の設定の幅は狭い
  • 家族の誰かが生協の組合員でなければならない

という点があげられます。


自分か家族が生協の組合員である点は、単独で契約したい方にとっては面倒かもしれませんね。

割戻金があることや、掛け金の安さが魅力!

コープ共済あいぷらすは掛け捨ての保険とは違い、保険料の一部が戻ってきます。また、これまでも解説した通り、掛け金の安さもポイントです。


少しでも保険料を節約したい方にとってはおすすめの保険と言えます。


割戻金を受け取れる時期は加入者によって様々です。8月~9月下旬に送られてくる控除証明書(共済掛金払込証明書)兼 割戻通知書で内容を確認することができます。


割戻率は2020年のデータで21.9%となっています。あいぷらすの場合は電話やネットで請求することができます。

保障期間が10年満了しか選べないことがデメリット

コープ共済あいぷらすは共済の期間が10年のみです。一度の申請で長期間保障してほしい場合には不向きと言えるでしょう。


例えば20年・30年長期的に加入したい!と計画していても10年ごとに更新しなければなりません。10年間は掛金が変わらないのはメリットですが、一度で済ませたい方にとっては面倒かもしれません。


ちなみに満70歳の時では、85歳まで15年間の契約ができます。85歳まで保障されるのはありがたいですよね。

コープ共済あいプラスは喫煙者におすすめ!

コープ共済あいぷらすはたばこを吸っている方にとてもおすすめです。


非喫煙者だと掛金が安くなるという割引があります。たばこを吸っていないことが健康上優遇されて、保険料がお得になるのです。


しかし、あいぷらすにはその割引の設定はありません。つまりたばこを吸っていても吸っていなくても、コープ共済あいぷらすなら安い掛金で契約できます。


タバコを吸う方にとっては積極的に利用したい保険の一つと言えるでしょう。


この割引については他の記事で解説しています。気になる方はぜひ参考に見てみてくださいね。

参考:共済と民間保険どちらがお得?

コープ共済あいぷらすと民間の保険との違いは何でしょうか?


まず共済保険は非営利主義で儲けを考えていません。なので民間の保険と比べて圧倒的に掛金が安いです。若い方にとっては民間より入りやすい保険と言えるでしょう。


しかし、組合になることが条件ですので、そこは民間保険とは大きく異なる点となります。


あいぷらすは保障期間が10年間というくくりしかありません。民間保険の場合は長期間で組めるなど、自分の都合に合わせて調整できるのは確かです。


また、保障額の設定も民間と比べて選択の幅が狭い上、少額と言えるでしょう。


実際、最高で3000万円までなので、それ以上を求める場合は他の保険に乗り換える、もしくはコープ共済あいぷらすと併せて他の保険にも加入するといいかもしれません。


コープ共済あいぷらすは手軽かつ保障内容も充実していて入りやすい保険です。しかし、物足りなさを感じてしまう場合は他の保険でカバーすることをおすすめします。


結局どの保険に入ればいいかわからない…という方はマネーキャリアにて無料保険相談を利用することができます。ぜひお気軽にご利用ください。

まとめ

ここまで、コープ共済あいぷらすについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。


コープ共済あいぷらすは共済ならではの掛金の安さを感じていただけたかと思います。


本記事のポイントは

  • 掛金が安く保障内容も充実している
  • 保障期間は10年間でその間の掛金は変わらない
  • プランは4つのみでシンプルでわかりやすい
  • 解約返戻金や割戻金もある
  • 最高の保障額は3000万円までなので、他の保険でカバーする方法もあり

でした。


共済ならではの手軽さ・シンプルさは最大のメリットです。若いうちに入る保険としてはハードルの低い優しい保険と言えるでしょう。


もちろん高齢になっても特約によって保障が充実するのでおすすめの保険と言えます。


また、ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので
ぜひご覧ください。

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