コープ共済はどんな共済保険?口コミから特徴やメリットを解説!

広告などで最近よく見かける、コープ共済とはどんな共済保険なのでしょうか。この記事ではコープ共済について、共済保険の種類や口コミから見るメリット、デメリットなどを解説します。具体的にどんな商品を取り扱っているかまで説明しますので、是非最後までご覧ください。

コープ共済の共済保険を徹底解説!

最近ではテレビCMでも見かけるようになったコープ共済について、みなさんも一度は名前を聞いたことがあると思います。


ただ、生命保険や他の共済との違いを説明できる方はあまり多くないのではないでしょうか?


実は、共済は生命保険とは別もので、同じ共済という名前でも県民共済などとも保障内容はそれぞれ異なります。


この記事では知っているようで意外と知られていないコープ共済について、

  • コープ共済にはどんな商品の取り扱いがある?
  • コープ共済に加入している人の口コミや印象は?
  • コープ共済のメリットとデメリットは?

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければコープ共済について、口コミやメリット・デメリットが分かるので、共済や保険を加入する際に役に立つと思います。


是非最後までご覧ください。


コープ共済が販売している共済保険の種類は?

コープ共済が販売している共済保険のラインナップは大きく分けると
  • たすけあい
  • あいぷらす
  • プラチナ85
  • ずっとあい
  • 新あいあい
  • CO・OP火災共済+自然災害共済
の6種類です。

思っていたよりもラインナップが充実していないでしょうか?

さらに、商品の中でも様々なコースが選択できるので自分に合った保障を選ぶことができます。

コープ共済の共済保険の口コミや印象は?

複数の商品ラインナップと様々なコースがあることをご理解いただいたと思いますので、次は下記の点を中心に実際にコープ共済に加入している方からの口コミや印象をみてみましょう。


  • オーソドックスな保障で、掛け金(保険料)が安い
  • コープ共済への入り方は、加入を申込み組合員になることが必要
  • 子供の保険や妊娠中に加入できる女性の保険に強い

オーソドックスな保障で、掛け金(保険料)が安い

コープ共済に加入している方の口コミとしてよく聞かれるのが、なんと言っても掛金(保険料)の安さです。


コープ共済はオーソドックスな保障で、掛金は2,000円程度とお手頃な値段になっています。


掛け金に関して加入者の声は下記の通りです。


  • 話をよく効いていると、割と安い料金で加入ができるので、たすけあい女性コースに加入致しました。掛け金が年齢に関係なく一定なところも安心です。(引用:みん評《たすけあい》 女性コース)

  • コープ共済の方が掛け金が抑えられ保証内容も充実しているため見直しをしました。日帰りの手術でも保証をつけているところが一番魅力を感じました。(引用:みん評《たすけあい》 女性コース)

コープ共済への入り方は、加入を申込み組合員になることが必要

そもそも共済は組合員の相互扶助を制度化したものになります。


そのため保険とは異なり、共済に加入できるのは組合員のみなのです。


そうはいってもコープ共済の場合は誰でも組合員になれる資格があり、本人または家族が出資金を支払いさえすれば、居住地域の生協の組合員として認められます。


出資金の金額は加入する生協によってが異なりますが、500~1,000円と比較的安く、生協から脱退する際に同額が返金されます。


口コミなどを見ているとコープ共済に加入するために組合員になるよりは、コープの宅配を利用していて、宅配員から説明をされて加入したという方の方が多い様です。

子供の保険や妊娠中に加入できる女性の保険に強い

テレビCMでも女性の加入者からの声を公表しており、妊娠中に加入できるという点をセールスポイントにしています。


しかも、コープ共済の告知項目に該当さえしなければ、現在の妊娠に対して、万が一異常妊娠や異常分娩になった場合でも保障の対象となります。


妊娠に関する告知項目は以下の2点のみなので、妊婦の方で保険に加入していない方は妊婦・出産の期間だけでも加入を検討してみると良いかもしれません。


  • 現在妊娠中で、健康保険適用の検査、診療、治療、投薬、通院の指示が医師から出ているか?
  • 過去5年以内に帝王切開を受けているか?


また、コープ共済には20歳以下の人が加入できるジュニアコースも用意されており、健康に不安があるお子様も安心して加入することができます。


さらに月々の掛金を140円プラスするだけで、賠償責任が発生した場合に最高3億円まで保障してくれる、個人賠償責任保険も付加することができますので親としては安心だと思います。


子どもの保障や女性の保障についての口コミは下記の通りです。


  • 何と言っても一番の魅力は怪我による通院にも1日目から保険が適用されることです。しかも日額2000円。これは小さな子供や男の子のいる家庭にはかなり助かります。(引用:みん評《たすけあい》 ジュニア20コース)

  • 子宮にポリープができて、手術をしたときにも、本当にスピーディーに保険金を振り込んでもらえて、助かりました。(引用:みん評《たすけあい》 女性コース)

  • 子宮筋腫や乳がんといった病気だけでなく、妊娠や出産に関する病気でも「女性特定病気」に該当しているので、20代から30代の人が入る保険として適しているのかな、と思います。月100円で先進医療特約がつけられるのも、メリットの一つです。(引用:みん評《たすけあい》 女性コース)

コープ共済のメリット

口コミや印象を見てきましたが、実際にコープ共済のメリットは大きく分けて下記の3点になります。


  • 手術・入院に強いコープ共済「たすけあい」
  • 最高3000万円の死亡保障、コープ共済「あいぷらす」のメリット
  • コープ共済「プラチナ85」は満65歳から加入できるプラン
それぞれを詳しくみていきましょう。

手術・入院に強いコープ共済「たすけあい」

コープ共済のたすけあいという商品がありますが、こちらは入院・手術・通院などの医療の保障に特化したものになります。


「たすけあい」は4つのコースがに別れており、中でも大人向けコースは死亡保障がかなり少なくなっており、手術や入院の保障に重点を置いています。


大人向けコースの保障内容は下記の通りですが、少ない掛金でも入院・手術の保障は十分な内容となっています。

▼大人向けコース(男性)2000円コース(男性)

月掛金2,000円
入院
長期入院
通院
日額6,000円(1日~184日まで保障)
36万円(270日以上連続した入院)
日額1,500円(1日~90日まで保障)
手術1・2・4・8万円(手術の内容による)
病気死亡・重度障害
事故死亡・事故重度障害
100万円
上記に+100万円
事故後遺障害
住宅災害
4~100万円
3・15・30万円


0歳~64歳までの方が加入でき、保険期間は65歳までとなっています。


また、「プラチナ85」に移行することによって85歳まで健康状態にかかわらず、保障を続けることもできます。

最高3000万円の死亡保障、コープ共済「あいぷらす」のメリット

医療の保障ではなくて、死亡の保障を必要としている方には「あいぷらす」という商品があります。


死亡保障は300万円~3,000万円の中から決められた金額を選ぶようになっており、家族構成などによって必要な保障を用意することができます。


また、死亡保障だけでは不安という方のためのプランもあり、死亡保障+入院特約、死亡保障+がん特約、死亡保障+入院特約+がん特約の4パターンが用意されています。


期間が決まっている死亡保障がメインになっているので掛け金は比較的安く設定されています。


特約を付加しない場合と付加した場合を比較してみましょう(30歳・男性の場合)

死亡保障入院特約がん特約掛け金
500万円なしなし750円
500万円1万円なし2,140円
500万円1万円200万円2,630円

コープ共済「プラチナ85」は満65歳から加入できるプラン

「たすけあい」の契約年齢は0歳~64歳、「あいぷらす」の契約年齢は18歳~70歳と加入できる年齢に制限がありますが、高齢者の方向けには「プラチナ85」という商品が用意されています。


「プラチナ85」は65歳~70歳の方が加入でき、満85歳の満期日まで保障を続けることができます。


掛け金は2,000円~5,000円の間で選択できますが、保障内容は入院と死亡のみで、保障の額もあまり大きいものではありません。


ただし、保障が必要な方には「手術サポート特約」、「死亡保障上乗せ特約」、「先進医療特約」、「個人賠償責任保険」をオプションとして付加することができるので、自分が重視したい部分にあった保障にある程度カスタマイズできます。

コープ共済のデメリット

コープ共済のメリットを紹介しましたが、当然デメリットも存在します。


主なデメリットは下記の通りです。


  • 県外へ住所変更をする場合、転居先の生協へ加入する必要がある
  • 高齢者になると共済保険の保障の種類や保障が薄くなってしまう

どういうことなのかそれぞれみていきましょう。

県外へ住所変更をする場合、転居先の生協へ加入する必要がある

コープ共済は出資金を支払って居住地域の生協の組合員でなければ加入できません。


そのため、県外へ引っ越して住所が変更になる場合は、転居先でコープ共済を取り扱っている生協へ加入して、手続きすれば契約を継続することができます。


転居先と転居日が決まった時点でコープ共済センター(コールセンター)へ連絡して、どのような手続きをすればよいか確認しましょう。

高齢者になると共済保険の保障の種類や保障が薄くなってしまう

コープ共済の特徴として、年齢にかかわらず掛け金が同じという点があります。


しかし高齢者になると医療機関で治療を受ける機会が増えるため、若い人と高齢者で掛け金や保障内容が同じでは公平性が保てません。


そのため、コープ共済では高齢者に対して保障の種類や保障の額を少なくして、不公平感が生じないようにバランスをとっています。


「たすけあい」の大人向けコース(男性)と「プラチナ85」を同じ掛け金で比較してみるとよくわかると思います。


若い頃は十分だと思っていても、年齢とともに保障が減ることも理解をしておかないといざというときに困ってしまうかもしれません。


掛け金入院日額死亡保険金その他の保障
たすけあい
大人向けコース
(男性)
2,000円6,000円病気死亡:100万円
事故死亡:上記+100万円
通院:日額1,500円
手術:1・2・4・8万円
長期入院:36万円
事故後後遺障害:4~100万円
住宅災害:3・15・30万円
プラチナ85
(男性)
2,000円2,000円病気・事故死亡:4万円なし

コープ共済の保険に関するまとめ

コープ共済の共済保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回のこの記事のポイントは、
  • コープ共済は様々な商品ラインナップを用意しているが、どれも保険料がお手頃。
  • 妊娠中でも共済に加入できたりと、健康に不安がある方向けの共済も用意されている。
  • コープ共済には県外へ引っ越す際に転居先の生協に加入しなければ共済が継続できなかったり、年齢が上がるにつれて保障額が少なくなるというデメリットがある。
です。

コープ共済は、少ない掛金で基本的な保障を手に入れることができますが、年齢によって保障の額や種類が大幅に減ってしまいます。

そのため加入して終わりではなく、定期的に見直しをして、保障が不足しているのであれば生命保険会社が販売している保険も一緒に検討しましょう。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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