コープ共済「たすけあい」の4つのコースと評判・保障内容を調べてみた

民間の保険ではなく「コープ共済」を選択するメリットとは何でしょうか。今回はコープ共済「たすけあい」で用意されている4つのコースそれぞれの特徴と、コープ共済「たすけあい」を一般的な保険と比較したうえで選ぶメリットなどについて紹介していきます。

内容をまとめると

  • コープ共済「たすけあい」は入院・通院保障、死亡・高度障害保障など一般的な最低限の保障内容を網羅している
  • コープ共済「たすけあいジュニアコース」は子ども用のコースであり、子どものケガや病気で保険が適用されない部分をカバーできる
  • コープ共済「たすけあい大人向けコース」は女性向けのコースであり、女性特有疾病にかかって入院する際に追加で共済金を受け取れる
  • 「先進医療特約」「個人賠償責任保険」に加入すると、非常に高額になる先進医療の医療費や、他人に対して支払う賠償金をカバーできる
  • 民間の保険と比較すると、掛金の安さや選びやすさ、入院限度日数の長さなどが差別化できるメリットとなる
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コープ共済「たすけあい」の4つのコースと評判・保障内容を調べてみた


コープ共済の「たすけあい」への加入を検討していますか?


共済の良いところは、非営利の事業であるゆえに民間の保険と同じくらい保障が充実していながら、保険料が比較的安いという点にあります。


それでは、「コープ共済を選ぶメリット」はどこにあるのか、理解しているでしょうか。


そこで今回は、

  • コープ共済「たすけあい」は何を保障してくれる保険?
  • コープ共済「たすけあいジュニアコース」の特徴とは?
  • コープ共済「たすけあい大人向けコース」の特徴とは?
  • 先進医療特約や個人賠償責任保険に入るといったい何に備えられる?
  • 民間の「保険」ではなく「共済」を選択するメリットは?
以上の点を取り上げていきます。

この記事をご覧いただければ、コープ共済を選択する意味、具体的なメリットについて理解できます。

ぜひ最後までご覧ください。

コープ共済「たすけあい」は入院・手術・ケガ通院の備えに最適!


一般的に民間の保険に比べて「共済」は種類が少ない、というイメージを持っておられる方も多いかもしれません。


しかしコープ共済の「たすけあい」シリーズは非常に多様な種類が用意されています。


コープ共済の「たすけあい」は、以下の4種類です。


では、それぞれの種類でどのような特徴があるのかを見ていきましょう。

コープ共済のたすけあいジュニア20コース


最初に紹介するのは「たすけあいジュニアコース」です。

コープ共済のたすけあいジュニアコースのポイントは?

まず大前提として、子ども向けの共済が一般化していない理由には、各自治体をから子どもの医療費に関して助成が行われているから、という点が挙げられます。


しかし助成を受けらても、保険適用外の治療費がかさんだり、通院に必要な交通費や食事代、差額ベッド代など「助成を受けられない部分の費用」が予想以上に抱えうリスクがあります。


まさに「たすけあいジュニアコース」はそのような公的な助成では賄えない部分をカバーしてくれる共済であり、

  • 入院した当日から保障してくれる
  • 日帰りの手術費用も保障対象である
  • 先進医療特約や個人賠償責任保険を付帯できる
このような特徴が、通常の死亡・後遺障害保障にプラスされています。

コープ共済のたすけあいジュニアコースの掛金と保障内容

これから紹介していく「たすけあい」は、コースの中で掛金ごとにさらにコースが細分化されています。


「たすけあいジュニアコース」も同様に、保障の違いによって3つのコースに分類されており、最低月々1,000円という低額から加入できます。


3つのコースのうち2つは、それぞれ病気やケガによる入院時の保険金額が以下のように異なっています。

保障内容J1000円コースJ2000円コース
病気・ケガ入院6,000円(日額)10,000円(日額)
事故通院2,000円(日額)3,000円(日額)
手術1・5・10・20万円2・10・20・40万円
事故後遺障害14~350万円28~700万円
病気死亡・後遺障害
(事故による重度障害の場合)
100万円
(+50万円)
500万円
(+300万円)
月々の掛金が高いコースの方が充実した保障を受けられますが、年間の出費も1万円以上増えることを念頭に置いて選ぶ必要があります。

ちなみにもう一つの「J1900円コース」は「J1000円コース」と保障内容が似ていますが、告知事項が少なく加入条件が緩くなっているコースなので、健康上問題のある子どもがいる場合はこちらに申し込みできるでしょう。

コープ共済のたすけあい女性コース


現代では女性の社会進出機会の高まりに伴って、女性向け保険のニーズも高まっており、特に女性がかかりやすい病気に備えたい方の多くが「女性向け保険」を選択しています。


ここでは「たすけあい大人向け(女性)コース」について紹介していきます。


通常の女性保険について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

コープ共済のたすけあい大人向け(女性)コースのポイントは?

女性向けの保険は通常の入院・通院保障や死亡保障なども当然のように充実していることが大切です。


コープ共済の「たすけあい大人向け(女性)コース」は女性がかかりやすい病気(女性特定疾病)で入院する場合、通常の入院保障よりも保障額が手厚くなります。


具体的にどのような病気が対象になるのか、その一部を紹介すると、

  • 子宮筋腫、子宮内膜症
  • 卵巣嚢腫、卵巣機能障害
  • 緑内障、白内障
  • 膀胱炎、尿路感染症
  • 甲状腺機能低下症
  • 乳がん、子宮がん、卵巣がん
このような110種類以上の病気が女性特定疾病とみなされ、入院時の保障額が増額されます。

コープ共済が認定する女性特定疾病に関して、詳しくはこちらをご覧ください。

コープ共済のたすけあい女性コースの掛金と保障内容

「たすけあい女性コース」はコースが3つに分類されており、掛金が高いコースほど保障の充実度合いも高くなるという点は他の共済と共通しています。


それぞれのコースにおける違いは次のとおりです。

保障内容2000円コース
(女性)
3000円コース
(女性)
4000円コース
(女性)
病気・ケガ入院日額 6,000円日額 8,000円10,000円(日額)
女性特定疾病による入院上記に+2,000円上記に+2,500円上記に+3,000円
事故通院日額 1,500円日額 1,750円日額 2,000円
手術1・2・4・8万円1.5・3・6・12万円3・6・12・24万円
事故後遺障害4~100万円8~200万円12~300万円
病気死亡・後遺障害

(事故による重度障害の場合) 
100万円
(+100万円)
300万円
(+200万円)
400万円
(+300万円)

入院保障は1日目から受けられますし、184日までの長期入院にも対応、日帰り手術の場合も保障してくれるという点は安心できます。


またこれらの保障にくわえて、先進医療特約や個人賠償責任保険も付帯できるので、女性特有疾病の治療において先進医療が必要になった場合にも対応できます。


このように保障は一定以上の水準を保ちながらも、一般的な女性向け保険よりも安い掛金で万が一に備えられます。

コープ共済のたすけあい医療コース



*現在はたすけあい大人向けコースとして案内されています。

コープ共済のたすけあいベーシックコース


*現在はたすけあい大人向けコースとして案内されています。

先進医療特約や個人賠償責任保険で何に備えられる?


どのような保険・共済にもそれぞれ異なった特約が用意されていますが、たいていどの保険・共済にも付帯できるのが、「先進医療特約」と「個人賠償責任保険」です。



▼先進医療特約

厚生労働大臣が定めた国民健康保険の対象外で、全額自己負担の発展的な医療行為を受ける場合に、その医療費を保障してくれるものです。


がん治療に用いられる「重粒子線治療」や「陽子線治療」などがその対象となっており、これらの治療法は自己負担だと平均で250~300万円ほどかかってし舞います。


いざ先進医療が必要だとなった場合に費用面でのリスクが大きすぎるので、月々100円程度で加入できる先進医療特約には加入しておくことをおすすめします。



▼個人賠償責任保険

「個人で賠償が必要になるもの」を保障してくれる特約であり、

  • 友人とキャッチボールをしていて、他人の家の窓ガラスを割ってしまった
  • 散歩していたペットの犬が突然歩行者に噛みつき、ケガを負わせてしまった
  • お店で商品を見ている途中、誤って高価な商品を落下させ壊してしまった
  • 自転車で走行中、歩行者にぶつかってケガを負わせてしまった
このような事例が該当します。

いわば、故意の過失ではないものの他人に対して賠償責任を負う必要が発生した際に、その賠償額を保障してくれるのが「個人賠償責任保険」です。

こちらも月100円程度で加入できるのでおすすめですが、
  • 故意の過失である場合
  • 他人から一時的に預かっている物品を壊した場合
  • 自動車・バイクに関係する賠償の場合
このような場合には保障されないことを覚えておきましょう。

コープ共済のたすけあいに入っている人の口コミ


これからコープ共済への加入を考えている方は、すでに加入している方の意見を聞いてみたいと思われることでしょう。


では次から、実際にコープ共済加入者がどのような意見を持っているか、口コミを紹介します。

30代女性

コープ共済は掛け金が抑えられ保証内容も充実しているため加入しました。

コープ共済は掛け金が抑えられ保証内容も充実しているため見直しをしました。日帰りの手術でも保証をつけているところが一番魅力を感じました。近年は、大病でない限り入院はほとんどせず、通院をするのが主流です。今後は更に医療技術が発展し入院もせずに日帰り手術が増えていくのではないかと考えたためです。
(引用:みん評

50代女性

支払いもスピーディーでストレスを感じずに済みました

電話対応も丁寧で分かりやすく、同封されていた折り鶴にも癒されました。
保険は結果論になりますが、手頃な掛け金で大きな安心をいただけるのはありがたいです。
皆さん書かれていますが、支払いもスピーディーでストレスを感じずに済みました。
病気も怪我もしないことが一番ですが、もしもの時に助け合える仕組みは素晴らしいと思います。
(引用:みん評)

30代女性

女性にはおすすめの保険です

女性特有の病気が発症した際のことを考えて加入しました。女性特有の病気での入院日額にプラス3000円という形で保険が下りてくれます。(引用:みん評)

ポジティブな口コミでは、やはり掛金の安さにメリットを感じている声が多数ありました。


妊娠にともなう費用も、加入直後でも支払いを受けられたという意見があるのも、少なからず女性が加入しやすいというメリットがあることが分かります。


こういった口コミを見ることで、たとえ掛金が少額でも実際に保障が機能していることを知ることができ、安心できます。


次はネガティブな口コミも見てみましょう。

コープ共済たすけあいの気になる疑問

ここではコープ共済に関してよくある疑問をみていきましょう。

コープ共済たすけあいには解約返戻金はある?

一般的な終身保険は、「終身」という言葉どおり基本的には一生涯の保障を売りにしているものであり、一生涯加入し続けるのが基本です。


しかし保険料が支払えなくなったなどの理由で途中解約が余儀なくされた場合、「解約返戻金」という仕組みによって今まで支払ってきた保険料のうちいくらかが返ってくる場合があります。


コープ共済の「重要事項説明書」には、解約はいつでも可能なものの解約返戻金はない、という旨がはっきりと記載されています。


よって、途中解約の際に解約返戻金は受け取れません!

コープ共済たすけあいは帝王切開も保障対象?

女性向けの共済「たすけあい大人向け(女性)コース」では、通常の保障にくわえて女性特有の病気にも備えられるという点はすでに取り上げたとおりです。


では、「帝王切開」で出産した場合などは保障されるのでしょうか。


この点に関しては「女性特定疾病分類表」に「帝王切開による単胎分娩」の記載があるため、保障対象になると認識して良いです。


吸引カップや鉗子といった特殊器具を用いた場合も、異常分娩とみなされ保障の対象となる場合があります。


妊娠中の女性がコープ共済に加入することに関しては別途詳しく書かれた記事がありますので、ぜひ以下の記事もご覧ください。

コープ共済たすけあいの共済金請求方法は?

共済金を請求し受け取りは以下の手順です。

  1. コープ共済のコールセンターまで請求の旨を電話連絡する
  2. 共済金請求に必要な書類が郵送されるので記入する
  3. 診断書などの必要書類を用意し、2の請求書類と合わせて返送する
  4. 請求内容が確認され、指定の口座へ振り込まれる

まず行うべきことはコープ共済に電話で連絡することです!


加入しているコースによって必要な書類は異なりますが、

  • 共済金請求書類
  • 領収書
  • 診断書(原本が必要な場合もあり)
  • 戸籍謄本
主にこれらの書類が請求時に必要となります。

書類への記入漏れや不備があると書類を送付しなおさなければならなかったり、共済金支払いまでの時間が余計にかかってしまうので、送付する前に不備がないか確認しましょう。

共済と民間の保険どちらを選ぶ?



メリットを総括すると、「たすけあい」共済を民間の保険と比較したとき、
  • 掛金がとにかく安い
  • 入院の保障可能日数が長い
  • プラン構成がシンプルなので選びやすい
このような点が民間の保険とは差別化されている部分、いわば共済ならではの訴求ポイントとして挙げることができます。


掛金が安いのはすでに何度も取り上げたとおりですが、「たすけあい」では入院時に保障される限度日数が「184日」という長い期間が設定されていることもメリットです。


一般的に病床における平均の入院日数は30~40日程度とされており、医療の発達によって入院日数自体は減少傾向にあります。


多くの保険では入院限度日数が「60日」に設定されていますが、「たすけあい」に加入していれば、予想に反して入院が長期化してしまった場合にも対応できます。

まとめ


今回はコープ共済「たすけあい」を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • コープ共済「たすけあい」は入院・通院保障、死亡・高度障害保障など一般的な最低限の保障内容を網羅している
  • コープ共済「たすけあいジュニアコース」は子ども用のコースであり、子どものケガや病気で保険が適用されない部分をカバーできる
  • コープ共済「たすけあい大人向け(女性)コース」は女性向けのコースであり、女性特有疾病にかかって入院する際に追加で共済金を受け取れる
  • 「先進医療特約」や「個人賠償責任保険」に加入すると、非常に高額になる先進医療の医療費や、他人に対して支払う賠償金をカバーできる
  • 民間の保険と比較すると、掛金の安さや選びやすさ、入院限度日数の長さなどが差別化できるメリットとなる
以上の点です。


この記事を読んで自分には共済の方が合っていると感じた方は、ぜひマネーキャリアで相談をしてみてください!


ほけんROOMではこの記事以外にも役に立つ共済に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください。

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