コープ共済の終身保険ずっとあい・医療と生命の違いや口コミは?

コープ共済の終身保険とは?医療と生命の違いや口コミをご紹介!


万が一の保険としてコープ共済の終身への加入をあなたは考えているのではないでしょうか。


コープ共済の終身医療と生命の2種類があり、どちらも安い掛け金で一生涯の保障が得られます。


ですが、コープ共済の終身についてよく知らないという方もいらっしゃると思います


そこで今回は

  • コープ共済の終身保険「ずっとあい」にはどんな特徴がある?
  • 終身医療の保障内容と掛け金は?
  • 終身生命の保障内容と掛け金は?
  • 終身医療と終身生命の違いとは?
  • ずっとあいの評判は?
  • 子供に終身保障は必要なのか?
を解説します。

ぜひ最後までご覧ください

ほけんROOMでは、保険に関する記事が数多くありますので興味のある方は合わせてご覧ください。

コープ共済の終身保険「ずっとあい」は一生涯の保険

コープ共済では「たすけあい」や「あいぷらす」などさまざまな保険を提供しています。


なかでも、「ずっとあい」は一生涯保障が続く、コープ共済唯一の終身保険です。


特徴は

  • ひと月の掛け金が加入したときの金額のまま変わらない
  • 0歳から加入できるコースがあり、契約した時期が早ければ早いほど割安
  • 終身医療と終身生命の2種類があり、それぞれ保障に特徴がある
の3つです。

「ずっとあい」は一度契約すれば一生保障を受けられるうえに、更新の手間もなくひと月の掛け金が変わらないため、比較的資金の計画をたてやすいのが魅力

0歳で加入すれば月々約1,500円でもしもの事態に備えられます

ただし、医療と生命、どちらのコースに加入するかで保障が異なるので、注意してください。

とはいえ、どんな違いがあるのかわからない方もいらっしゃると思いますので、より詳細な説明をしていきますね。

コープ共済の「ずっとあい終身医療」

まずは終身医療について紹介します。


コープ共済の終身医療は、以下の特徴があります

  • 0歳〜満70歳まで加入可能
  • 1回の入院につき180日分まで保障される
  • 重度障害状態になると、支払いが免除
入院・手術に対応しており、突然の病気やケガによる収入減や出費に備えられます

加入可能な年齢が幅広く、重度障害になった場合はお金を払わなくてもこれらの保障が受けられるため、万が一働けなくなってしまっても安心です。

掛け金が変化しないので、将来の複数回の入院に備えたい若い人に向いているプランと言えるでしょう。

コープ共済「ずっとあい終身医療」の保障内容

コープ共済のずっとあい終身医療には次の3つのコースがあります

  • 入院日額5,000円コース
  • 入院日額10,000円コース
  • 入院日額3,000円コース
コースによって、保障金額や掛け金も異なります

保障内容に大きな違いはありませんが、以下のように金額に差があります

コース名
入院日額5,000円コース入院日額10,000円コース入院日額3,000円コース
加入可能な年齢0〜満70歳0〜満60歳満60〜満70歳
病気・事故入院
(1日目〜180日分)
日額5,000円日額10,000円日額3,000円
手術5・10・20万円10・20・40万円3・6・12万円
病気やケガの入院・手術に特化した保障内容となっていますね。

生命保険文化センターの「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、1日あたりの入院費の自己負担額10,000〜15,000円が最多でした。

もちろん、病気によって差が出ますが、入院日額10,000円コースならある程度の病気に備えられそうです

ただし、通院は保障内容に含まれていないので、注意してくださいね。

コープ共済「ずっとあい終身医療」の掛け金

保障の手厚さと掛け金は比例するものです。


先ほど、入院日額10,000円コースが最も万が一に備えられると紹介しましたが、一体掛け金はいくらかかるのでしょうか


入院日額10,000円コース月額(60歳払込満了〜終身払い)

加入年齢女性男性
0歳2,860〜2,350円2,940〜2,430円
10歳3,660〜2,810円3,690〜2,850円
20歳5,160〜3,640円5,150〜3,660円
30歳7,310〜4,500円7,700〜4,850円
40歳11,400〜5,510円12,870〜6,630円
50歳24,660〜7,430円28,400〜9,380円
60歳(70歳払込満了〜終身払い)27,330〜10,690円31,890〜13,970円
金額を見ると、一生涯保障を受けるなら0歳で加入するのが最も負担が少なく済みそうです

60歳で支払いを終わりにさせるか、一生涯支払うか、どちらが良いかは一概には言えません。

男性の平均寿命80歳を基準として0歳で加入した場合終身払いなら一生で支払う金額は約233万円で、60歳で払込を終わらせるなら約211万円です。

掛け金を毎月支払えるかが選ぶポイントになるでしょう。

それでは、保障を少なくした場合はどうなるのでしょうか。

◯入院日額5,000円コース月額(60歳払込満了〜終身払い)
加入年齢女性男性
0歳1,430〜1,175円1,470〜1,215円
10歳1,830〜1,405円1,845〜1,425円
20歳2,580〜1,820円2,575〜1,830円
30歳3,655〜2,250円3,850〜2,425円
40歳5,700〜2,755円6,435〜3,315円
50歳12,330〜3,715円14,200〜4,690円
60歳(70歳払込満了〜終身)13,665〜5,345円15,945〜6,985円
70歳(終身のみ)8,220円11,240円
◯入院日額3,000円コース月額(70歳払込満了〜終身払い)
加入年齢女性男性
60歳8,199〜3,207円9,567〜4,191円
65歳(終身のみ)3,954円5,286円
70歳(終身のみ)4,932円6,744円
保障を抑えると、必要な掛け金は半分になっていますね。

最低限の保障を得られれば良い、という方に向いていそうです。

財布と相談しながら、加入するコースを選んでみてくださいね。

コープ共済の「ずっとあい終身生命」


コープ共済のずっとあい終身生命は、死亡・重度障害の保障金額別に、以下の6つのコースが用意されています

  • 300万円コース
  • 500万円コース
  • 1,000万円コース
  • 200万円コース
  • 100万円コース
幅広いコースが用意されており、0歳〜満70歳まで加入が可能です。

そのため、自分の財布と状況にあったものを選びやすいというメリットがあります

それでは、具体的な保障内容について見ていきましょう。

コープ共済「ずっとあい終身生命」の保障内容

終身生命が保障しているのは

  • 病気・事故による死亡・重度障害
  • リビングニーズ
です。


リビングニーズとは、保障期間中に余命6ヶ月と判断された場合に、死亡した場合の保障金と同等の金額がもらえる制度を指します。


そのため、その共済金で延命のための治療を受けたり、残りの時間を充実させるために使ったりでき、最後の時を充実したものにすることが可能です。


保障金額はそれぞれのコースで以下の通りとなっています。

コース名加入可能年齢死亡・重度障害の保障金額
300万円コース0〜満70歳300万円
500万円コース0〜満70歳500万円
1,000万円コース満15歳〜満60歳1,000万円
200万円コース満45歳〜満70歳200万円
100万円コース満60歳〜満70歳100万円

ただし、終身医療と違って入院・手術は保障していないので、注意してくださいね。

コープ共済「ずっとあい終身生命」の掛け金

コープ共済のずっとあい終身生命5つのコースに分けられており、終身医療と同様に、掛け金が高いほど保障が充実しています。


それぞれのコースごとの掛け金は以下の通りです。


◯300万円コース月額(60歳払込満了〜終身払い)

加入年齢女性男性
0歳2,490〜2,040円2,730〜2,340円
10歳3,120〜2,460円3,450〜2,820円
20歳4,080〜2,970円4,530〜3,510円
30歳5,730〜3,720円6,360〜4,440円
40歳9,060〜4,800円10,050〜5,850円
50歳19,020〜6,480円20,940〜8,130円
60歳(70歳払込満了〜終身)21,840〜9,390円24,120〜12,000円
70歳(終身のみ)15,000円19,770円

◯500万円コース月額(60歳払込満了〜終身払い)

加入年齢女性男性
0歳4,150〜3,400円4,550〜3,900円
10歳5,200〜4,100円5,750〜4,700円
20歳6,800〜4,950円7,550〜5,850円
30歳9,550〜6,200円10,600〜7,400円
40歳15,100〜8,000円16,750〜9,750円
50歳31,700〜10,800円34,900〜13,550円
60歳(70歳払込満了〜終身)36,400〜15,650円40,200〜20,000円
70歳(終身のみ)25,000円32,950円

◯1,000万円コース月額(60歳払込満了〜終身)

加入年齢女性男性
15歳11,800〜9,000円13,100〜10,500円
20歳13,600〜9,900円15,100〜11,700円
30歳19,100〜12,400円21,200〜14,800円
40歳30,200〜16,000円33,500〜19.500円
50歳63,400〜21,600円69,800〜27,100円
60歳(70歳満了〜終身)72,800〜31,300円80,400〜40,000円

◯200万円コース月額(60歳払込満了〜終身払い)

加入年齢女性男性
45歳8,260〜3,700円9,140〜4,580円
50歳12,680〜4,320円13,960〜5,420円
60歳(70歳払込満了〜終身)14,560〜6,260円16,080〜8,000円
70歳(終身のみ)10,000円13,180円

◯100万円コース月額(70歳払込満了〜終身払い)

加入年齢女性男性
60歳7,280〜3,130円8,040〜4,000円
65歳(以下終身のみ)3,900円5,080円
70歳5,000円6,590円

払込満了型と終身払いの2種類があり、月々の負担を軽くしたいなら終身払い


支払いを早く終わらせたいなら払込満了型がおすすめです。


自分が死んだ後または重度障害に陥った場合、残される家族にどのくらいのお金が必要なのかが一番の基準になるでしょう。

終身医療と終身生命の違いとは

コープ共済の終身は、0歳から加入でき、掛け金が変化しないという共通点がありますが、一方で保障内容が、医療と生命でまったく違います


思っていたのと違う、といった悲しいことが起こらないよう

  • どんな違いがあるのか
  • 終身生命にある解約返戻金とはなにか
について説明します。

加入の際の参考にしてください

終身医療と終身生命では保障内容が違う

終身医療と終身生命では、保障内容がまったく異なります


まず、改めて両者の保障内容を確認していきましょう。


終身医療は、その名の通り医療に特化したプランです。


主に病気や事故

  • 入院
  • 手術
に対応しており、突然の病気・ケガに備えられます

対して、終身生命万が一のときの保障に特化しています。

具体的には、
  • 死亡・重度障害
  • リビングニーズ
これらの保障がついており、残された家族の生活資金余命宣告後、自由に人生を楽しむための資金が得られます

終身医療と終身生命の保障は重複しないため、どういった備えをしたいのか目的が明確であれば選択しやすいプランです。

反面、どちらの保障もほしい場合は両方に入るか別の共済・保険で補う形になるでしょう。

終身生命には解約返戻金がある

もう1つ、大きな違いとして終身生命には解約返戻金があります


解約返戻金とは、過去に支払ったお金がいくぶんか戻ってくる制度です。


返ってくる金額は加入期間で異なり、一般的には長ければ長いほどたくさんのお金が戻ってきます。


そのため、終身生命の場合は家庭の事情などによって途中解約しても、ある程度の掛け金が返ってくるため、すべてが無駄になりません。


対して、終身医療この制度がないため、途中解約すると今まで払ったお金が一切返って来ないので、その点も踏まえて決めてくださいね。


解約返戻金について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しているので合わせてご覧ください。

コープ共済「ずっとあい」の口コミ

保障内容と掛け金を見て、コープ共済を利用したいと考えている方もいらっしゃると思います。


ですが、

  • 本当にお金がもらえるのか
  • きちんと対応してもらえるのか
不安になってしまいますよね

そこで、実際に利用している人の意見を集めてきました

コープ共済「ずっとあい終身医療」の口コミ

代男性

良い口コミ

・電話でやりとりでき、対応が早い。
・振り込みが早い。
・手続きが簡単ですぐに共済金がもらえた。
・保障のわりに支払いが安い。
・入院のとき、領収書のコピーだけで申請できた。
・請求のし忘れがないか、年に1回連絡がくる。

※引用:みん評

代男性

悪い口コミ

・安いが、保障が少ない。
・審査が通りにくく、肝心なときに使えない

※引用:みん評

コープ共済「ずっとあい終身生命」の口コミ

代男性

良い口コミ

・掛け金が安くて手続きが容易。掛け金の解約返戻率が良い。
・割戻金のことを考えると掛け金が安い
・シンプルでわかりやすい

※引用:みん評

代男性

悪い口コミ

・電話がなかなか繋がらない
・専門家でないため、担当者がいまいち信用できない

※引用:みん評

口コミをまとめると、

  • 共済金の振り込みがスムーズ
  • 対応が丁寧
  • 掛け金が安い
ことを魅力に感じる方が多いようです。

反面、保障の少なさや担当者の知識不足への不満が多く見受けられました

コープ共済の口コミについては他の記事でも詳しく取り上げているので、気になる方はこちらもご覧ください。

子どもに終身保障は必要?


コープ共済の終身は0歳児から加入できると紹介しましたが、子供に終身保障は早いだろうと思った方も多いと思います。


結論から言うと、子供に終身保障が必要かどうかは目的によります


特に終身保険の場合は

  • 親に万が一のことがあれば、高額な死亡保険金がおりる
  • 好きなタイミングでお金(解約返戻金)を受け取れる
  • 終身保険の払込を短期にすると、子供に一生涯の保障を無料でプレゼントできる
以上のようなメリットがあるため、親が死亡した場合に備えつつ、子供の教育資金を準備できます。

教育資金の準備なら学資保険もありますが、終身保険は死亡保障がついているため万が一にも備えられる安心感が魅力です。

そのため、自分になにかあったときに備えつつ、子供の教育資金の準備をしておきたい方にとって必要な保障であると言えます。

コープ共済の終身保険「ずっとあい」のまとめ

コープ共済の終身保険について解説してきましたが、いかがでしたか?


内容をまとめると

  • コープ共済「ずっとあい」は終身医療と終身生命2つのプランがあり、0歳から加入できて掛け金が一生変わらない
  • 終身医療は病気・ケガの入院や手術に対応していて、重度障害になった場合は支払いが免除
  • 終身生命は死亡・重度障害に対応していてリビングニーズ共済金があり、途中解約した場合は解約返戻金がもらえる
  • 終身医療と終身生命は保障内容がまったく異なり、お互いに重複しない
  • コープ共済は掛け金が安く、対応が早いことで評判
  • 子供の終身保障は、教育資金を確保できる他、自分に万が一があった場合にも備えられるのが魅力
でした。

コープ共済の終身保障がシンプルで掛け金が安いため、月々の負担が軽いほか、その他の保険と組み合わせやすいのが魅力です。

コープ共済の終身だけではちょっと物足りない、という方はマネーキャリアに相談してみてはいかがでしょうか。

保険のプロが、あなたにあった最適な保険を提案してくれますよ。

ほけんROOMではコープ共済に関する記事が多数掲載されています。ぜひそちらもご覧ください。

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